シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

頑張らないでね、大河ドラマ

2012-02-16 09:24:25 | Weblog

どう見てもセット丸出しの室内

シーンが変わるときの大砲の音みたいな「だだ~~ん」って効果音

ギャラは安いんだろうな、でも、よくこれだけ顔を揃えるよね的なキャスト

重々しいナレーション、たとえばさ、奈良岡朋子さんとか白石加代子さんとかの

「明けて慶弔○年、○○さまはヤヤ子をお生みになられたのでございます」

みたいな・・

これが、大河ドラマじゃないか!

毎回同じ味付けで何が悪い!

見たい人が見ればよし・・で何か?

が、そんなわけにいかないのか

今年は張り切りに張り切って、

まずは照明を斬新に、カメラワークを凝ってみようとしたようだ。

それはそれでいいんじゃないの?と思える。

しかしな~肝心の話があんまり面白くないのね~

「平清盛」

ほぼ毎回、ほぼ6割がどなり合い、がなり合いのシーンで、

終わるとぐったし・・

自分自身の出自に悩み、「俺ってなんだ?俺って誰なんだ?」と、

まるで精神世界の人間たちのように自分探し、

「王家の犬にはなりたくないわ!」と啖呵を切って自由に生きているつもりの清盛は、

毎回、騒ぎを起こしては、結局パパやおじちゃん、親戚筋にレスキューされて、そんでもって「俺は小さな男よ」と泣きわめく。

誤解のないように言っておくが

松山ケンイチは大好きだし、いい役者だと思う。

しかし、どんないい素材も調理法を間違えば・・

セリフ全般も怒鳴るので、聞き取りづらく、ナレーションも、若い男の子ちゃんの声で、あまり聞き取りがよくないのね。

これからどうなるのかな~

頑張って面白くしてね!