どう見てもセット丸出しの室内
シーンが変わるときの大砲の音みたいな「だだ~~ん」って効果音
ギャラは安いんだろうな、でも、よくこれだけ顔を揃えるよね的なキャスト
重々しいナレーション、たとえばさ、奈良岡朋子さんとか白石加代子さんとかの
「明けて慶弔○年、○○さまはヤヤ子をお生みになられたのでございます」
みたいな・・
これが、大河ドラマじゃないか!
毎回同じ味付けで何が悪い!
見たい人が見ればよし・・で何か?
が、そんなわけにいかないのか
今年は張り切りに張り切って、
まずは照明を斬新に、カメラワークを凝ってみようとしたようだ。
それはそれでいいんじゃないの?と思える。
しかしな~肝心の話があんまり面白くないのね~
「平清盛」
ほぼ毎回、ほぼ6割がどなり合い、がなり合いのシーンで、
終わるとぐったし・・
自分自身の出自に悩み、「俺ってなんだ?俺って誰なんだ?」と、
まるで精神世界の人間たちのように自分探し、
「王家の犬にはなりたくないわ!」と啖呵を切って自由に生きているつもりの清盛は、
毎回、騒ぎを起こしては、結局パパやおじちゃん、親戚筋にレスキューされて、そんでもって「俺は小さな男よ」と泣きわめく。
誤解のないように言っておくが
松山ケンイチは大好きだし、いい役者だと思う。
しかし、どんないい素材も調理法を間違えば・・
セリフ全般も怒鳴るので、聞き取りづらく、ナレーションも、若い男の子ちゃんの声で、あまり聞き取りがよくないのね。
これからどうなるのかな~
頑張って面白くしてね!