【アントニオ】福岡×鹿島（速報版）

ディエゴ・ピトゥカへの処分が、発表されました。
もし、蹴ったペットボトルが直接、観客に当たってケガをしていたら、契約解除だったはずです。
私もカッとし易いのですが、当たらなかった幸運に感謝して、「短気は損気」を肝に銘じて欲しいです。

このゲームから、ヴァイラーの選手起用の方針が分かりました。
出来る限り、固定したメンバーで戦う監督ですね。

スコアは0-1でしたが、内容からすれば完勝でしょう。
クォン・スンテのファインセーブもありましたが、鹿島のシュートもバーやポストに当たっています。
バーやポストに当てながら、徐々にゴールに近付く雰囲気を久しぶりに味わえました。

福岡の守備意識が高かったですが、あれだけのプレスをかければ、必ず足が止まります。
焦れずにゲームを進める内に、後半10分過ぎから福岡の足が止まり、上田が得点しました。

それと、この勝ち点3は、関川のおかげですね。
金森のクロスがゴールに向かって飛んだ時に、基本に忠実にゴール前に戻っていました。
クォン・スンテがはじいたボールを関川がかき出さなければ、失点していたと思います。

鈴木と上田の2トップも、良い雰囲気になって来ました。
鈴木が黒子としてヒールに徹して、気配を消していた上田が決めてくれました。

ヴァイラーは、しばらく、ディエゴ・ピトゥカが使えない状況で、キム・ミンテをボランチに入れるオプションを試しました。
今、三竿と関川のCBを代えるタイミングではありませんし、面白い選手起用でした。

これだけ結果が出れば、ヴァイラーの求心力は高まります。
連戦の中での遠征でも、勝てば疲労はたまりません。
横浜戦も、良いゲームを期待しています。

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