【アントニオ】サウジアラビア×日本

ここまで、ポイチが監督になってから、厳しいゲームをして来なかった付けが回って来たのでしょう。
ワールドカップの最終予選で、中東の強豪国とアウェーで戦う厳しさを、改めて感じました。
いつも通り、無策のまま、サウジアラビアとアウェーで戦っても、勝つのは難しいでしょう。

選手たちの様子を見ると、風呂の中でゲームをしているように見えました。
厳しい気候条件だったと思います。

サウジアラビアは、立ち上がりからペースを上げず、慎重にゲームに入りました。
後半開始からサウジアラビアがギアチェンジをして、日本はそれに対応出来ませんでした。
気候条件を考えて、日本が先に疲労することを見越してのゲームプランだったのだと思います。

対するポイチは、ゲームプランをどう考えていたのでしょうか。
一本調子というか、あっさりしているというか、攻守に渡って淡泊です。
粘り強い攻撃と守備が、出来ていませんでした。

コンディションを考えると、二次攻撃、三次攻撃は難しいのでしょうが、分厚い攻撃が出来ませんでした。
それならそれで、ゆっくりボールを回して行っても良かったかもしれませんね。

柴崎らしくないミスから失点してしまいましたが、予想していた通り、柴崎がゲームを作っていました。
だからこそ、そこを狙われ続けてしまったのですが、日本が得点するまではベンチに下げづらいでしょうね。

アウェーなら引き分けで十分だったのですが、大切なゲームを落としてしまいました。
ミスからの失点ですから次に向けて切り替えるべきですが、成績が悪いとそれが難しくなります。
内容を考えれば勝てていてもおかしくなかったと思いますが、こういう状況だと、内容自体もどんどん悪くなって行ってしまうものなんですよね…。

これだけのコンディションでゲームをした後、日本に移動してオーストラリア戦になります。
オーストラリアも、カタールから移動してのゲームになりますが、ドーハのエアコンのあるスタジアムでのゲームだったんですよね。
コンディションの差がどうなのか、気になります。


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