【アントニオ】7月再開へ

昨日、Jリーグの理事会が行われ、その後の村井チェアマンの会見の内容が、各紙で報道されています。
スポニチにリンクをはっておきますが、6月から練習再開、7月に無観客での再開を想定しているのでしょう。

問題は、6月からすべてのクラブで練習が再開出来るかどうかですね。
感染者が多い神奈川県のクラブが問題になりそうです。
全国ニュースではあまり報道されませんが、神奈川県の新規感染者は、病院での医療従事者を含めた集団感染のようです。
これくらいの数になったら、内、集団感染によるものは何人と報道していただきたいです。

様々なイベントが中止になっている中ですから、無観客での開催は仕方ありません。
無観客だとチケットを払い戻さなければならないなど、マイナスの面はあります。
ただ、それ以上先送りしても、通常通りの開催が可能となる時期の予想も出来ませんから、無観客でも開催した方がマイナスは少なくなりそうです。

上の記事にも、少し書かれていますが、親会社やスポンサーさんへの配慮も必要ですよね。
別のスポニチの記事の方が詳しいのですが、クラブの支援のために広告費の減額を辞退した場合、あるいは親会社からの追加の損失補てんも、全額が損金に算入されることを、Jリーグから国税庁に確認したそうです。

プロ野球は以前からそうだったようですが、Jリーグは税理士の判断に委ねられていたというのですから驚きます。
まあ、Jリーグの立ち上げ時には、企業からスポーツを切り離すという理念もありましたから仕方のないところかもしれませんが、企業の配下でなくてもスポンサーは必要ですからね…。

日本の現状では、Jリーグだけではなく、プロスポーツに関わる選手、スタッフ全員のPCR検査は不可能です。
でも、6月から練習を再開して7月までに、関係者から感染者が出なければ、安心して公式戦を再開出来るのではないでしょうか。
個人は元より組織全体で、徹底した自己管理をするしかないと思います。


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