Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

Happy spring! 良い春を!

2015-02-20 09:40:56 | 日記
玄関を出てすぐ
こんな子に遭遇しました。


つぶらな瞳に魅せられて
鞄からカメラを取り出したら
気配を察したのでしょう。
下りかけていた頭を上に向け
スルスルっと幹を上って電線に飛び乗ってしまいました。


まるでサーカスのリスさんのように
器用に綱渡りをします。


ここは決して郊外でもなければ、田舎でもありません。
シアトルのダウンタウンです。

町なかでこうした風景に出会うのは
アメリカの首都ワシントンDCでも同じです。

ワシントンの家の前の街路樹にもリスがいますし
国会議事堂前の芝生の上にだって
ごく普通にリスが走っています。

スミソニアンの博物館の一日講座に申し込んで
お昼休みに庭のベンチに座ってお弁当を食べていたら
リスがやってきて、珍しそうに私のお弁当を覗きこみました。

ま、都会のリスたちは
そんな具合に人馴れしている分
すでに野生のリスとは言い難いのかもしれませんが。

それでも私たち日本人からすると
リスに町なかで会えるなんて珍しいものですから
ついつい「あっ、リス!」などと騒いでしまうと
「なに?ただのsquirrelでしょう?」とみんなに不思議がられます。

今朝も慌ててカメラを取り出して写真を撮ろうとしていたら
通りすがりの黒人のお兄ちゃんに
「何撮ってるの?」と聞かれ
「リスよ、リス。ほら可愛いじゃない?」
と言ったら、ポカンとした顔をされましたので
ますます慌てて付け加えました。

「日本ではね、こんなところにリスはいないのよ。」

珍しくもないリスの写真を夢中になって撮っている日本人らしい変なオバサンなんて
きっと初めて見たのでしょうね(笑)。
「Have a good spring!」(良い春をね!)と言って、立ち去っていきました。

確かに春が近づいています。
今日のシアトルタイムズには
「Bask in our sunsets’ glow」(夕焼けを浴びて)と題して
一面にこんな美しい写真が載りました。


「今年の二月は例年になく暖かく、空は澄みわたり、日没と日の出は目を見張るように美しい。」

最終ページには
「Early bloomers」(早咲きの花たち)という見出しの下に
今まさに花開かんとするピンクの木蓮の写真です。


日本の春はいかがでしょうか。
どうか良い春が来ますように。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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