Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

ブッダ様と季節の移ろい

2017-11-29 23:58:28 | ライフスタイル
メイ家のお風呂場から見える「景色」です

網戸の向こうですから、少々ボケていますけれど
最近はいつだって温泉気分(笑)。


そしてこちらは
メイ家の玄関を入って最初に見える「景色」です。
こんな仏様がいらっしゃいます。


メイおばさんは「ブッダ様」とお呼びしています。
だってほら、私たちが慣れ親しんでいる仏様とは
ちょっとお顔が違うじゃありませんか。
だいぶ面長でしょう?


実はこのブッダ様
いくつもの海を渡ってここまで来たのです。

最初の出会いはイギリスのオックスフォードでした。
メイおじさんがオックスフォードの骨董屋で一目惚れしたがために
大西洋を渡ってワシントンの家に運ばれることになり
アメリカ暮らしにもお慣れになった頃(笑)
またまた毛布にくるまれて
今度は太平洋を渡って来たのです。

実はこの家を建てる時
まず考えたのはブッダ様の居場所でした。
ブッダ様を照らす天井からのスポットライトも作りました。

おかげで今ではすっかりこの場所に馴染んでくださり(笑)
メイ家にいらっしゃる全てのお客様を
この何ともお優しいアルカイックスマイルでお迎えしてくださいます。

メイおばさん、毎朝お水を取り替えて
きちんと手を合わせて日々の感謝と
たいせつな人たちの無事を祈ります。

もしうっかり忘れようものなら、なんだか一日おちつきません。
別にメイおばさんがとりわけ信心深いわけではないのですが
もう長年の習慣になっているのです。
まあ、新しい朝を迎えての一種のけじめのようなもんです(笑)。

今朝もまた
紅く色づいた紅葉をちょちょんと切って
こうしてお水に差しました。


そして手を合わせましたよ。

「おはようございます。
 今日もどうぞ良き日でありますように。
 良き思いと共に歩けますように。
 良き人々をお守りくださいますように。」

すると気持ちがすっきりおだやかになるのです。
ね、メイおばさんって案外古いでしょ?
案外単純でしょ?

そうそう、この間までは
こんな風にハロウィンのカボチャさんがお足下に、、、、


ねえ、なかなかの季節感でしょ?(笑)

         
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気づいてみればキラキラばかり

2017-11-29 00:04:16 | びっくり!
学園祭の季節も終わって
イチョウ並木はすっかり黄色く染まり
足元では落ち葉がかさこそ。


ところでこちら
ご縁があって覗いてみた、とある私大の学園祭。

毎年恒例のミスコンは初日ののお昼時。
最後に残った6人の美女たち、いえ美学生たち。


驚きましたよ、メイおばさん。
だってその名前ときたら

エントリーナンバー1   ○○里奈
           2   ○○友梨
           3   ○○里奈
           4   ○○ 冴
           5   ○○千夏
           6   ○○珠莉

りな、ゆり、りな、さえ、ちなつ、じゅり?

○○子さんなんて一人もいやしない(笑)。
きらきらですねえ。
ご時世ですねえ。

ちなみに遡ること72年
昭和20年(1945年)の最も多い名前はこんなです。

1位: 和子
2位: 幸子
3位: 洋子
4位: 節子
5位: 弘子
6位: 美智子
7位: 勝子
8位: 信子
9位: 美代子
10位:京子

たしかに、なるほど。

メイおばさんのお友達には、和子さんも幸子さんも
洋子さんも、節子さんも、弘子さんも、美智子さんも
勝子さんも、信子さんも、美代子さんも、京子さんも
いますけれど

里奈さんや友梨さんや、里奈さんや冴さんや
千夏さんや珠莉さんはいないわ~。

         
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お地蔵さまと兎さん

2017-11-26 23:54:40 | 日記
メイおばさん
変なところでけっこう律儀で
というか信心深くて(笑)

お地蔵様だの
こんな祠の前を通ったりすると


思わず目礼をしたり
手を合わせたりしてしまいます。


もちろん日本暮らし限定ですけれど(笑)。

別に何かを願うわけではありません。
ただただご挨拶。
何か呟くとすれば、一番多いのはたぶん
「ありがとうございます。」

何に「ありがとう」なのかは自分でもよくわかりませんが(笑)。

つい先日のこと
その前日までにはなかったものが
祠の中に置かれていました。


何のためかしら。
なぜかしら。
もしかしたら、もしかして、、、、、
この兎さんの持ち主が、、、、、
などと悲しいことを考えたりもして。


そんなことをつい考えてしまったのは
たぶん幸せな思い出があったからでしょう。

短い間でしたが
娘と孫たちが海の向こうから飛行機に乗って帰ってきて
メイおばさんの家で一緒に暮らしました。

「グランマ~!!」
と後ろから呼ばれて振り返れば
兎さんを抱いた小さな女の子がにこにことして
立っていたものでした。

飛行機の中でも一緒だったというこの兎さんたちの名は
スカイちゃんにバニーちゃん。

スカイちゃんとバニーちゃんはよくこんな風に
ソファーに並んでいたものでした。
右側のライトブルーの子がスカイちゃんで
左側のの白い子がバニーちゃんです


祠の前を通るたびに
そんな思い出がよみがえります。

だからでしょうか。
この子はいったい誰とどこにいたのだろう。
この子はどうしてここに一人でいるのだろうと
考えてしまって
ちょっとせつなくなるのです。



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期間限定足長おばさん

2017-11-26 18:20:33 | 日記
「生徒が訴えている内容が事実なら、いちじるしい人権侵害というほかない。
 安心して高校生活を送れるよう、関係者にすみやかな対応を強く求める。」

これは11月6日の朝日新聞の社説の冒頭。
生徒が訴えている内容」って、いったい何だと思います?

アメリカでは、いえアメリカ以外のたくさんの国でだって
決して起こりえないこと。

もしも、メイおばさんがこの記事を英語に訳して
友人たちに見せたり
あるいはもっと簡単に記事の最初の部分を英語で伝えたとしたら
たぶん、日本人以外のたくさんの友人たちが
???という顔をすることでしょう。

何かと言えばこんなこと。

「大阪の府立高校で、生まれつき茶色い頭髪を黒く染めるよう何度も指導され、精神的な苦痛を受けたとして、女子生徒が賠償を求める裁判を起こした。」

というのです。

アメリカの大学のキャンパスを歩けば
いえ、キャンパスに限らず町を歩けば
すれ違う人たちはいろいろな髪色です。

黒だからなに?
金色だから、銀色だから、茶色だから、赤色だからなに?

くだんの大阪の女子高生は、黒髪でないがために授業への出席や修学旅行の参加を禁じられたあげく、度重なる黒染めで頭皮がかぶれて髪がぼろぼろになり、不登校状態になったとか、、、、、、

これ、アメリカで話したらかなり不思議がられます。
かなり質問の矢面(やおもて)に立たされることでしょう。
まさに「文化の違い」!!!

並木のイチョウが最後の美しさを迎えています。


メイおばさんも「期間限定足長おばさん」になりました(笑)。



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最強の運勢だったから、、、、

2017-11-24 13:06:18 | メイの教訓


よく晴れた朝です。
窓の向こう側で、木々の影が静かに優しく揺れています。

メイおばさんはコーヒーカップを手に
シアトルの家の窓の向こうを心の中で描きながら
静かに我が身の来し方をなぞり
我が身の行く末に思いを馳せています。

ちょっと困った問題があって
身動きがとれません。

「○座の貴方にとって今年はとても良い年になるでしょう。」

「▽月生まれの貴方の今年の運勢は最強です。」

たしかそんなことを年の初めに言われたはずなのに
うそ~っ!と呟きたくなるように
いろいろな困難が立ちはだかります。

そんな時には大きく息を吸って
口元をゆるめて静かに呟きます。

「良い年だからこの程度ですんだのね。
ありがとう。」

「最強の運勢だったからこの程度におさまっているのね。
 ありがとう。」

そんな風にして、メイおばさん、長い長い年月を歩いてきました。
そしてこれからも歩き続けます。

生きている限り
朝は確実に昼になり
昼は確実に夜になり
そしてまた新しい朝がやってきます。

Have a good day!


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CleverよりはWiseがいいなあ、、、

2017-11-22 15:38:49 | 言葉
お金も名誉もありませんけれど(笑)
家族と友人には恵まれているメイおばさんです。

こと友人について言えば
真面目な人も、突拍子もない人も
おとなしい人も、賑やかな人も
ドメスティックな人も、グローバルな人も
老若男女、国籍もさまざまです。

けれどもみんないい人です。
あたりまえですよね、そうでなければ友達になんてなれっこないですもの(笑)。

たとえば人の悪口ばっかり言ってる人とか
自分の自慢ばかりしている人とか
貪欲な人とか
誰かを利用しようと手ぐすね引いている人なんか
誰が友に持ちたいですかねえ、、、

昨日一緒にいた友人は突拍子もない部類ですが
とてもいい人(笑)。

もう長年の付き合いになります。
発端は夫同士の付き合いでした。
それが今では女同士、あるいは夫婦づきあいになりました。

似た者同士で、メイ家と同じようにウロウロしながら
いくつかの場所で暮らしています。

ですからお互いウロウロ先でばったり一緒になったりします。
寄る辺なき移動暮らしで抱える悩みも同じです。

彼らがつい先日、ブータンの旅から帰って来ました。
ブータンと言えば「国民総幸福量」なる幸福度の尺度が提唱された国。

そんなブータンから帰ってきたばかりの友が見せてくれた写真は
彼らが泊まっていたというホテルです。
まあまあ、まるで別荘のよう。
各部屋にこんなプライベートプールがついているなんて、、、、、


ねえねえ、いったいいくらするの?
と思わず聞いてしまったメイおばさんに友が答えたのは

「二食付きで二人で一泊6万円。」

安い、高いの感じ方は個人差があるでしょうけれど
ブータンだからこの値段でいられるのでしょう。

さてさていつかは行きたいそんなブータンですけれど
広いお部屋にかかっていたというこんなメッセージを見て
やけに心にぐっと来てしまったメイおばさんです。


「Yesterdday I was clever,
So I wanted to change the world.
Today I am wise,
So I am changing myself.」

昨日の自分はcleverだったから、世界を変えたいと思っていた。
今日の自分はwiseだから、自分を変えようとしている。」

同じ「賢い」でも、この「clever」と「wise」の使い分け。
なかなかです。

メイおばさんも
Cleverな人よりはWiseな人でいたい!!
なんて思うのは年取ったからかなあ、、、、


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亡き母への思い

2017-11-19 12:49:25 | 家族
ますますぎゅうぎゅうになってきた
小さな書棚を整理しようと思い立って
本を並べ替えていたら
目の前にポトンと落ちたものがありました。
本の間に挟まっていたのです。


裏を返せば菖蒲です。


50円切手が一枚、20円切手が二枚貼られ
1977年6月18日の消印と
「PAR AVION 航空郵便」と書かれた赤いスタンプが押されています。

左上には送り主の名前と住所
真ん中には、私が当時住んでいたヨーロッパの町の住所
そしてその下には「VIA AIR MAIL」と手書きで几帳面に書かれた
赤い文字が四角で囲まれています。

ハガキの下半分には小さな、けれども丁寧な手書文字が15行も並び
欄外にはもっと小さな文字が縦書きで3行。

今から40年も前の葉書です。
今は亡き母からの葉書です。

「○○(孫の名前)が
猫(母が送ってくれた縫いぐるみの白い猫のこと)を
気にいってくれたようでよかった!!
あのネコは洗濯機でもあらえます。

今日病院の帰りに明治神宮の花ショウブをみてきました。
丁度良い時期でとてもすてきでした。

本日郵便で送っておきました。
簡易便の為、2こになります。玩具の時計はお祭りの屋台で買ったので
少し古くさいけど。

□□(友の名前)さん、テレビで大活躍、
いくつもテーマ音楽をもっています。

▽▽(友の名前)さんにあえて良かったね。きっと何かの助けに
なってもらえるよ。小包をたのしみにしてね。」

母から定期的に送られてきた手紙のほとんどは水色のアエログラムを使ったものでした。
それらはすべて箱に入れて大切に保存しています。

それらの封印を取って再び過去に戻ることはかなか辛いことですから、
もう長年母の字に接したこともありませんでした。

ところがこんな風に予期もせずに目の前にふわりと現れて、、、、
しばし泣きました。

そして母の顔と声をなぞりながら思いました。
母の子でよかった、、、、、

そしてまた、もうとっくの昔に大人になってしまった
子供たちの顔と声をなぞりながら思いました。
母でいてよかった、、、、、

おかあさん、ありがとう。


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ハロウィン、クリスマス、そして忘年会?

2017-11-17 14:56:56 | 文化の違い


そろそろ年賀状を考えなければならない時期となりました。

まだ2017年が終わったわけでもないし
2018年が始まったわけでもないのに、、、、

「昨年もお世話になりました。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。」

なんていう、この時期だけに許される時制の混乱(笑)。
思えばおかしなものですけれど
これがまた私たちの文化です。

とはいえこんなことも起こります。
3年前のことです。
暮れに急逝した友から年の初めに届いたのは

「おかげさまで昨年も家族一同無事に過ごすことができました。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 また近いうちにお目にかかれますよう。」

あの時の底知れない悲しみは
今でも心深くに残っています。

さて、帰国を目前に控えてメイおばさん、大急ぎで年賀状の準備です。
などと書きながら、「帰国」という言葉にはまだ抵抗があります。

だってどっちが帰国だかわからないんですもの。
アメリカへ帰るのも帰国だし
日本へ戻るのも帰国だし、、、、、、

まあ、仕方がない、しばらくは宙ぶらりんでまいりましょう。
そんな「宙ぶらりん感覚」が
実はけっこう好きなんですが(笑)。

帰国までのしばらくは忘年会が続きます。

「メイ、いつまでいるの?
 OK,じゃそれまでに忘年会やろう!」

それにしても日本ってとっても面白い。
日本人のお祭り感覚ってなかなかナイス!

来る新年を「今年」と称し
せっせと年賀状を書き続ける中で
忘年会と新年会の段取りをし
クリスマスプレゼントを考え
時にはクリスマスパーティーも企画し
お声がかかるパーティーにはなるべく足を運び
旧交を温めて
また家に帰ってはせっせと年賀状の続きを書く、、、、

『昨年もお世話になりました。』って言ったって、「今年」のことでしょう?

日本にはそんなにたくさんクリスチャンがいるの?

プレゼントは教会に行く前に渡すの?それとも後で?

云々(笑)。
等々(笑)。

そんな質問をしていた夫も
今ではさすがにそんな文化にも慣れてきましたけれど
まだ時折、アメリカの友人たちからは聞かれます。
そのたびに日本文化を一生懸命説明するメイおばさんです。
だって、今や、クリスマスだって、ハロウィンだって
れっきとした日本文化ですもん(笑)。

ところで冒頭の写真は
近くの駅ビルの今年のハロウィン風景です。
ハロウィン飾りの前で
写真を撮りあっている人たちがたくさんいましたけれど
日本のハロウィンっていったい何なんでしょうねえ、、、、

同じ場所が今ではみごとにクリスマスです。
日本のクリスマスっていったい何なんでしょうねえ、、、、


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アメリカ流風刺 アメリカ流ユーモア!

2017-11-16 01:32:44 | アメリカ
最近泣いた映画と言ったらなにかしら、、、、、
実はけっこう泣き虫メイおばさんです。

そんなことを考えていたら
もう随分前に大泣きした映画の場面が浮かんできました。

日本でも公開になったでしょうか。
日本でも話題になったでしょうか。

アメリカでは2014年のクリスマスに特別限定公開されて
翌年の1月9日に一般公開された「SELMA」です。


マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の
「非暴力の戦い」についての映画でした。

キング牧師自身も黒人です。
とうの昔に奴隷制度が廃止されたにもかかわらず
実際にはまだまだ差別を受けていた黒人たちのために立ち上がった
キング牧師についての映画でした。

様々な暴力で黒人たちを押さえつけようとする権力に対して
キング牧師が戦いのために選んだ武器は
「武器を持たずに歩くだけの兵士」となることでした。

それが、1965年3月
アラバマ州セルマから州都モンゴメリーへと向かう行進(マーチ)でした。

非暴力の歩く黒人たちを橋の向こう側で待っていたのは
武器を持った白人の警察官たちでした。
中には馬に乗って武装した者たちもいます。
彼らが棍棒や催眠ガスを使って
自由を求めて歩き続けてきた無防備の黒人たちに襲いかかる場面は
忘れることができません。
それが「Bloody Sundy(血の日曜日)」と呼ばれる事件です。

キング牧師が遊説中に撃たれて亡くなってから
早50年近くがたちます。

私は白人でも黒人でもありませんが
キング牧師の残した数々の言葉は
いつも胸の一番大事な所にあります。

今日、そんな言葉の一つにとある所で出会って
再び心がひたひたと哀しく潤っています。
「哀しい」と「潤う」なんて
全くあり得ない組み合わせだとはわかっていますが
それでもひたひたと哀しく潤っています。

なんて美しい言葉
なんて素敵なメッセージなのでしょう!!


“In the End, we will remember not the words of our enemies,
But the silence of our friends.”

(最後に私たちの心に残るのは、私たちの敵が放った言葉ではなく
 私たちの仲間の沈黙なのだ。)

最後に、この映画がアメリカで公開された時に
新聞に書かれていた言葉をご紹介します。
とある映画評論家の方のものでした。

メイおばさんは白人でも、黒人でもありませんが
それでも涙を抑えることができませんでした。

「私はこの美しくも残忍な映画を『White eyes』(白人の目)で見ていた。観客の大半である黒人たちは『Black eyes』(黒人の目)で見ていた。けれども、映画が終わる時には、私たちはみな『American eyes』(アメリカ人の目)あるいは『colorless eyes』(色のない目)で見ていた。そして白かろうが黒かろうが、色がなかろうが、涙を浮かべていた。」

ところでこれ、今朝、FBで見つけました。
まさにアメリカの倫理、まさにアメリカのユーモア(笑)!


キング牧師は左の上から2番目です。
ほかにもごぞんじの人がたくさんいらっしゃるでしょう?

アメリカの歴史の中で尊敬をされている人たちです。
けれどもちょっと見てくださいな。
真ん中の御仁だけは、「NOT YOU」
「あんたは違うよ!」ですって(笑)。

これもまたアメリカ流風刺
アメリカ流ユーモア!


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もうすっかりクリスマス!!

2017-11-14 23:51:48 | びっくり!
まだまだあると思っていた東京での日々も
ふと気づけば寂しいくらいに残り少なくなっていて
なんだか家にじっとしているのがもったいなくなりました。

冷静に考えれば
家にいることの方がずっと貴重なんですけれどね(笑)。
家にいたってやらなければならないことも
やりたいこともたくさんあるんですけれどね(笑)。

でも、なぜか思い立ってしまったのです。
そうだ、映画見よう!

実はメイおばさん、映画が大好き。
しかもひとりで行くのが好きです。

泣くのも笑うのも自由だし
終わったあとで「どうだった?」なんて聞かれずにすみますから(笑)。

もしもそれが感動するほどにいい映画だとしたら
どうしてすぐに感想なんか語れますかねえ。
本当にぐさりと来る映画を見た後には
いつだって無口になりますよ。
そんなもんでしょ?

ワシントン暮らしでは
家から歩いて3分のところにシネコンがありますから
ちょっと暇だなあ、、、、と思えばすぐに行っちゃいます。

シアトル暮らしだって
坂をとことこ下って15分も歩けば
パシフィックセンターのお洒落なシネコンがあります。

日本ではそんなわけには行きませんから
突然映画を見たくなったら電車に乗ります。

ところが今日は、、

予定の電車に乗りそこなってしまって
着いた時にはお目当ての映画が始まってしまっていて
しょうがない、それならまた別の日にしようと
あきらめたのです。

そして、久しぶりにうろうろしてみたのですが
驚きましたよ、いつの間にやら町はもうこんな。


トナカイさんもサンタさんも、、、、
スヌーピーもペコちゃんも、、、、


東京がこうなら
アメリカはさぞかしと
いつもの店の飾りや
モールで出会う大きなサンタさん
クリスマスミュージックを奏でる路上の音楽家たち

そして
いつも以上の市場の賑わい
浮足立ったシアトルのパイク通りとパイン通り
私たちが住むコンドミニアムのロビーに
飾られた大きな大きなクリスマスツリー、、、、、、、

などを次から次へと思いだしていたら
メイおばさん、急にホームシックになりました。

ああ早く帰りたい!
ああ早く帰らなきゃ!


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