Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

私たちの役目

2015-11-29 22:39:58 | メイの教訓
昨日も登場した椎名誠さんは、こんなことも言ってます。
たまたま手元に9月の新聞の切り抜きがありました。


「最近妻に『孫ができたんだから、健康でいることは義務』といわれました。妙に説得力があり至言ですよね。自分は自然に生きていて来年の目標とか特にないんですが、誰かが迷ったら的確な判断をしてあげるのが年寄りの役目でもある。健康でいようと思っています。」

椎名さんよりは少しばかり年下ですが
メイおばさんもまた、迷っている若い人たちの背中を少しだけ押してあげることが
今の自分の役目だろうと思っています。

今年の夏のシアトルで
若い人たちが素敵なパーティーを開いてくれました。

何が素敵って、もちろん趣向をこらしたエンターテインメントも
お食事も素敵でしたけれど
これを見た時にはジーンと来てしまいましたよ。

だって我々ゲストの前に大きくこんな言葉の書かれた幕がかかっていたんですもの。

「Thank you for sharing your knowledge with so many!!!」
(知識を分けてくださってありがとう)


ええ、喜んで
大盤振舞でお分けしますとも。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ今日も良い一日でありますように。
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孫の力

2015-11-28 09:58:40 | 家族

単語を二つ繋げて、(ただし助詞抜きで)
ミッキー好き、と言えるようになったおさなごを
それならばパレードでミッキーに会わせてあげようと
ディズニーランド行きを企てて

一回目は雨であきらめ
二回目も雨であきらめ
三回目にやっと実現できたのは
10月も後半のことでした。

それでも作戦は大成功
初めてみる動く大きなミッキーに
おさなごは大興奮

ならばもう一度
今度はクリスマスパレードの時期にと企ててみれば
また一回目は雨模様
二回目もぐずぐず模様で見送って

何とか家族の予定を調整した三回目の平日はまだ未来形
ミュージカル「オクラホマ」で歌われるあの名曲

Oh what a beautiful morning,
Oh what a beautiful day,

何て美しい朝
何て美しい日

のような日ならいいのだけれど、こればかりはわかりません。
また予定を変更して、ディズニーランドではなく
室内で遊ぶことになるのかもしれません。

けれども、仲良しオバーチャンたちはニコニコしながらいつもこう話します。

「予定を立て直すのはなかなか大変だけれど
雨が降った分、孫たちと一緒に遊べる日が増えたわけだから嬉しいよね。」

「ほんと、ラッキーだよね。」

何とも楽観的ですが(笑)、先日聞きに行った椎名誠さんの講演会
「人生の最終章を自分らしく生き抜く」でも
椎名さんがこんなようなことを言っていました。

「ま、今は何が楽しいって『孫たち』と遊ぶことですかね。
 『生きる力』になりますよ。『孫の力』はたいしたもんです。」

広い会場の中には家族のいない人だって、子供のいない人だって
ましてや孫のいない人だってたくさんいるでしょうに
そんなことを変に気遣いせずにさらりと言い放つ椎名さんの言葉は
「いろんな人がいていいんだよ」「いろいろな生き方があっていいんだよ」
と同義語のようで、素敵でした。

はい、孫の力、たしかにあります。
これっぽちも邪気のない笑顔に触れるたびに
「守りたい」という「生きる力」に繋がります。

Oh what a beautiful morning,
Oh what a beautiful day,
I've got a wonderful feeling,
Everything's going my way

何て美しい朝
何て美しい日
なんだかとてもいい感じ
なんだかみんなうまく行きそう

どうぞ皆さまも良き思いと共に
良き一日をお過ごしください。
メイおばさん、今日は大忙しです。

読んでくださってありがとうございました。
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アマゾンが本屋さんに@シアトル

2015-11-26 13:48:56 | 
東京では、まだまだ本屋さんを見つけるのに困ることはありません。
私の住む町でもだいぶ前に
駅のこちら側と向こう側にあった二軒の本屋さんがなくなりましたが
その代わりに大きな本屋さんが駅ビルの中にできました。

アメリカでは、今や本屋さんを見つけるのは一苦労です。
店数も売り場面積も全米一、二を誇っていた「Borders」が撤退し
私たちの前から姿を消してしまい
メイおばさんの楽しみ、メイおばさんの暇つぶしがなくなってしまってから
もう4年以上がたちました。

電子書籍の普及や、ネット販売などが年々領域を広げて行く中で
店舗を持ち、管理をし、顧客とのface-to-faceのビジネスを続けて行くのは
さぞかし大変だったのでしょう。

「Borders」は自由に「立ち読み」どころか「座り読み」ができる本屋さんでした。
店内にはカフェがあり、コーヒーカップを手に「座り読み」する人もいました。
新本が汚されるリスクもあったでしょうに、実に寛容に本好きを受け入れてくれました。

そこは私たち本読み人間にとっては
単に本を買う場ではなく、本に触れる、本を読むという文化を楽しめる
とても居心地の良い癒し空間でした。

シアトルのダウンタウンでは、まだ大きな本屋さんが一軒
良き時代の文化を捨てることなく頑張っています。
それが目抜き通りのショッピングモールの一角にある路面店、「Barnes & Noble」です。


今ではここが、「Borders」なき後の
メイおばさんの楽しみ、暇つぶしの場となりましたが
ここもまたいつかは消えてしまうのかと案じていたら
今月初め、ちょっと元気になる報が届きました。

11月3日、あのアマゾンが、何とその発祥の地シアトルで
本を並べるリアル本屋「Amazon Books」を開店したと言うのです。
価格は通販と同じだそう。


ちなみにアマゾンの本社は今もシアトルにあります。
目下ダウンタウンのど真ん中の広い敷地に新本社ビルを建築中。
メイおばさんもシアトル暮らしの間は、しょっちゅうこの前を通っています。

オンライン専門アマゾンの新路線
もしこの実験が成功すれば
他の場所にも開店する予定もあるそうです。

野次馬根性もあって(笑)
シアトルに帰ったらすぐに飛んで行くつもりのメイおばさんでしたが
今度は日本で新しい動きが出て来たではないですか。

5年前に閉店してしまった渋谷の「HMV」が
読むライフスタイルへの提案を掲げて商品の6割方を本にして
「HMV & BOOKS TOKYO」という名のもと
今月19日に復活しました。

温泉で有名な草津の町は
町立図書館「湯けむり図書館」を作ってしまいました。

温泉マークの暖簾をくぐると、たくさんの書棚が並んでいるとのこと。
温泉街や草津白根山を一望できる窓辺には
全長約40メートル、44席の読書カウンターもあるのだとか。

アメリカも日本も、都心も地方も
なかなかいい動きになって(戻って?)きましたね、とばかりに
「紙の本」読みのオールドファッション・メイおばさんは
ちょっとニコニコしています(笑)。

冷え込んできました。
皆さまどうぞ風邪などひきませんように
暖かくしてお出かけくださいね。
 
読んでくださってありがとうございました。
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「マイ」にはご注意

2015-11-25 10:12:57 | 言葉

お手元にもう「マイナンバー」は届きましたか?
メイおばさんのところにはやっと3日前に届いたのですが

同じ区内の女子友3人が集まって姦しく食事をした昨日

「ねえ、マイナンバー来た?」とたずねたら
二人の友が口をそろえて言いました。

「まだよ!」

それにしても、こうした「マイ」の使い方は
二つの文化圏で暮らしているメイおばさんには
ちょっと不思議な感じです。

もしも英語圏で
「Did you get my number?」
とでも聞いたらどうでしょう。

実際こんなこともありました。
あるパーティーで、ご出張でいらした日本人の男性が
同じくワイングラスを片手に持って立っているアメリカ人男性に
こうたずねたのです。

「Do you have my home?」

こんな言葉も耳にしたことがあります。

「Did you come here by my car?」
「Please take my ball.」

これらの場合の「my」は「私の」から離れて
おそらく「マイホーム」「マイカー」「マイボール」という
自分であれ、他人であれ、その人が所有するものを意味する日本語なのでしょうが

聞かれた彼らは驚きます。

「なんで俺が『おまえの家』を持ってなきゃならないんだ!」

「どうして私が『あなたの車』でここまで来られるの?」

「『君のボール』を僕が持っているわけないじゃないか!」

そんなことを常々思っていたら
整理していた新聞のクリッピングの中に
まさしく「そうか、そうなんだ!」と納得する記事を見つけました。

「和製英語事典」の共著者、亀田尚己教授いわく。

「『マイ』には借り物ではない自分専用の物、という意味を強める便利な働きがあるのではないか。」

こうした私たちの言語感覚って面白い!
とはいえ、日本の外に出た時には
和製英語に騙されないよう、よくよく注意しなければいけません(笑)。

小雨が降り出しそうなどんよりしたお天気。
どうぞ皆さま、傘を持って、暖かくしてお出かけくださいね。
良い一日を!
 
読んでくださってありがとうございました。
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あの~、伝線してますよ。

2015-11-24 13:31:12 | マナー

今日のように眩しくて
でも、真夏のそれとは違う優しい日差しがふりそそぐ
晩秋のある日のこと

化粧も済まし、髪も整え
選んだ服に袖を通し、選んだ靴に足をすべらせ
サスメアカステと呟き点検。

サイフ、スマホ、メガネ、アイパッド、カメラ、スイカ、テチョウ
は忘れてならぬ7品目。

それなのになぜか一品欠けていて
出先であせったりもするのですが(笑)。

玄関の鏡の前で背筋を伸ばし、全身を映してから
よ~しとばかりに外へ出てみたら
期待通りの素敵な天気。

足取り軽く鼻歌のひとつでも歌いたくなったまさにその時
最初の四つ角で後ろから声をかけられました。

「あの~、伝線してますよ。」

一瞬何のことだか、誰に対してかけられた言葉かもわからずに
きょとんと振り返ってみれば
作業服を着た工事現場のおじさんが
私の足を指差しています。

見ればたしかに私の左足の裏側
黒いストッキングのふくらはぎの部分に
一筋の長い線が通っています。

あわててお礼を何度も申し上げて
幸い家を出て間もなくだったものですから
急ぎ戻って履き替えました。

履き替えた後にまた同じ場所を通って

「ありがとうございました。とても助かりました。」

とお礼を言うと

「ごめんなさいねえ、言うか言わないか迷ったんだけど」

と照れくさそうに言うおじさん。

「とんでもない、教えてくださって本当にありがたかったです。」

そう言えば、最後に同じような注意をしていただいたのは
いつ頃だったかしらと考えてみたら
たぶんもう何年も前、駅のホームでのことでした。

後ろから来た女性が追い抜き際にさりげなく言いました。
その言葉、物腰が何とも自然でたおやかで
その言葉がイントネーション付きで今でもはっきり耳に残っています。

「ランしてますえ~。」

最近は見て見ぬふりをする人たちが増えました。
そんなこと、赤の他人に言うのも失礼、あるいは言うのも面倒くさい
とでも思っているのでしょうか。

家に帰って着替えをする時に初めて
「うわっ!」と気づいてひとり赤面することもあります。

かくいう私も一緒にいる友人知人にならともかく
見ず知らずの人に「伝線してますよ。」「ランしてますよ。」
と言うかなあ、言わないかなあ、言えるかなあ、、、、、と逡巡してしまう部類です。

でもきっとこれからは
迷うことなく言うかもしれません。

 
読んでくださってありがとうございました。
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京極夏彦さんの圧倒的存在感

2015-11-23 14:04:18 | 講演、セミナー、シンポジウム

一昨日の土曜日の午後開催されたシンポジウム
「怪異を語る~伝承と創作のあいだで」の
25分が55分に変化した「怪異」については
昨日のブログをご覧になってくださいね(笑)。

この日のパネリストは錚々たる5人の皆様。
さまざまな分野での「怪異」の専門家。
民俗学だったり、文学だったり、美術史だったり、、、、

そのうちのおひとりが京極夏彦さんだったのです。
ふむふむ、登壇者の紹介のページにはこう書いてありますよ。

「北海道生まれ。全日本妖怪推進委員会肝煎。『水木しげる漫画大全集』監修。1944年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞長編部門受賞。」

続く3行は、泉鏡花賞、山本周五郎賞、直木賞、柴田錬三郎賞等、今に至るまでの受賞歴。

ところが、プログラムにはこれだけです。
他の方々は長い方で8ページ、短い方でも1ページは講演のレジュメが載っているのですけれど、京極さんの部分はありません。

ですから私たち聴衆は、目を落としてレジュメをを見ることもなく
いえ、見ることもできず
じっと頭を上げたままステージの京極さんを見つめます。

黒の着物と羽織をお召しになって、指先の出た黒皮の手袋をおはめになって
金色の混じった髪でステッキを持って壇上に一歩出てきた時から
会場の雰囲気が変わりました。

言葉を発する前から会場の空気をひとつかみにして
演台の後ろにお立ちになり

「本日は妖怪の話はくだらないからしません。」

とおっしゃって、メモを見るでもなく、時計を見るでもなく
わかりやすい言葉で、絶妙の間(ま)を挟み
声の強弱をつけながらゆっくりと語ります。
それはもう、ただ「語る」のではなく「語りかける」のです。

なんという語り手でしょうか。
なんという技(わざ)でしょうか。
なんという力強さでしょうか。
圧倒的な存在感です。

「幽霊はいません。でも見る人はいます。」

「人間はさまざまな原因でその場にないものを見ます。
 それを幽霊と解釈するかどうかです。」

ぴたりと時間通りに終わった京極さんは
満場の拍手の中でも毅然として
登場した時と同じように退場なさいました。

脱帽をするほどに良い意味で
実に自己プロデュースに長けた方だと思いました。

さあ、メイおばさんの課題がまたまた増えました。
不得手な分野でしたけれど
読みたい、読んでみなくちゃ、、、、、

 
読んでくださってありがとうございました。
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「怪異を語る」~25分が55分に

2015-11-22 14:25:14 | 言葉

まず一目でこのタイトルに魅かれました。

「怪異を語る~伝承と創作のあいだで~」

そしてその概要に魅かれました。

「創作・批評・民俗学研究・文学研究・美術史研究など、異なる5名の専門分野にたつ人たちが集い、それぞれの立場から問題を出し合うことで、『怪異』についての文芸学部的アプローチを試みたいと思います。」

もうひとつ強烈に魅かれたのは
5人のうちのおひとりが、小説家の京極夏彦さんだったことでした。

すぐに申し込みをして
昨日の土曜日に行ってきましたよ。


受付でいただいたのは
こんなクリアフォルダーに入った

こんな資料。


予定表を見れば開演は14時。
学園長が10分間でご挨拶と講師の紹介をなさって
14時10分に最初の先生が登壇します。

二人目の先生もまた25分間お話をなさったところで
10分間の休憩タイム。

休憩後にはまた、お三方が25分ずつご講話くださいます。

ここで15分の休憩が入って
最後は5名全員が登壇しての50分間の質疑応答&パネルディスカッションです。

さて、皆さまにちょっと算数の問題を。

予定通り14時ぴったりに始まったこの講演会が
終わるはずの時間は何時でしょうか。

10分(挨拶)+ 25分X2名 + 10分(休憩) + 25分X3名
そしてまた +15分(休憩) + 50分(パネルディスカッション)

はい、その通り、210分、つまり3時間と30分後
具体的に言えば17時30分。

のはずだったのですが、、、、、、、

前半に登壇した講師のおひとりが25分の持ち時間を越えてもちっとも終わらず
面白くもないギャグなど交えながら、30分も超過しての独演会!

当然ながらその後の全てのプログラムの開始時間が遅れることになりました。
後半の講師の方々だってお困りになったでしょうし
フロアの聴衆だって困った人がたくさんいらしたことでしょう。

実際、パネルディスカッションをあきらめてお帰りになる方や
途中でそっとお抜けになる方々も相次いで
メイおばさんだってそのひとり。

次の約束の時間があったものですから
後ろ髪を引かれながら
後ろめたい気持ちで
パネルの途中にそっと会場を出ましたよ。

メイおばさん、長い長い人生で
企画の側にも、司会進行の側にも、登壇者の側にも、聴衆の側にも立ってきましたが
こういうことってどの「側」にとったって
実はとっても困ります。

話し手は割り当てられた時間と秩序を守らなくてはいけません。
25分で言いたいことを言えるわけなどなくたって
他の方々はきちんと守っていらしたのです。

それを55分も話し続けるなんて「時間泥棒」であり
これぞまさしく「怪異」ではないですか(笑)。

司会者は、話し手を上手に遮って
暴走を止めなければなりませんでした。

それにしても人間の心理って面白いものですね。
5人の先生方のお話の中で一番印象が薄いのは
この暴走先生だったんです。

たぶん、いつ終わるか終るか、終わってくれるかと
はらはら、ひやひや、どきどきして
肝心の話の内容に集中できなかったからなんでしょうね(笑)。

あらま、京極夏彦さんの圧倒的な存在感と話し口のことを
書こうと勇んでいたのに、前段の長話で終わってしまいました。
ごめんなさい。
明日はぜひ!


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LET IT BE 2015~永遠のビートルズ

2015-11-21 10:26:35 | 絵、音楽

あの伝説のコンサートから早50年近くが過ぎ
その存在そのものがなくなってから35年も過ぎて

四人のうち
一人は1980年12月、糾弾に倒れ
一人は2001年病に倒れました。

思い出します。
ほしくてたまらなかった玩具のようなレコードプレーヤーを
両親からお誕生日に買ってもらいました。

思い出します。
ドキドキしながらレコード屋さんに飛んで行き
もっとドキドキしながら選んだ最初の小さなレコードは
表面が「All My Loving」
裏面はたしか「Love Me Do」

何度も何度も黒いレコード盤の上に針を落としました。
そのたびにどきどきしました。

思い出します。
たちまち夢中になってラジオにかじりつくようになり
いくつもの歌を覚えました。

思い出します。
歌詞をノートにたくさん書いて
セルロイドの下敷きにまでマジックで書いて
彼らの言葉が小さな頭の中にどんどんと詰め込まれていきました。

「She don’t care.」はどうして「She doesn’t care.」じゃないんですか?
「I wanna hold your hand.」の「wanna」って何ですか?
「I think I'm gonna be sad.」の「gonna」って何ですか?

そんな質問を真顔で英語の先生に聞きにいって
先生を困らせました。

「The Beatles」というのは私にとってそうした存在でした。
飛び抜けて魅力的な英語の教科書でもありました。

以来、大人になってからもずっと聞きつづけてきましたから
曲ごとに自分の人生のいろいろな場面が浮かびます。
時に、戻りたくなる場面もありますが
そればかりはどうやったって叶いませんから
自分だけのミュージアムの中にひっそりとしまっています。

最初の音を聞いただけでそれがどの曲かわかり
その後の歌詞を一緒に口ずさめます。

昨日、東京国際フォーラムに

「ロンドンでロングラン公演中のビートルズトリビュートライブの決定版!
ビートルズ来日からまもなく50年!
今回日本公演に武道館シーンの追加決定!!」

という「LET IT BE」の公演に行ってきました。

どうせただのイミテーション、しょせん物真似とばかりに
たいして期待もしていなかったのですが

予想をはるかに上回る上質のエンターテインメントでした。
2時から始まって、途中休憩は入ったものの
終演は5時に近づく頃。

再登場してのアンコールに歌われた
「Back to USSR」、「Let It Be」、「Hey Jude」
の3曲を入れて、ステージの上で歌われた曲は
おそらく40曲以上はあったでしょう。


18日に始まったこのコンサート
いよいよ明日の22日が最終日となりました。
今日、明日は午後1時からと6時からの二公演です。

S席:9800円、A席:7800円、B席:7800円です。
残席はまだあるようです。
 
ビートルズのCDを聞きながら
もう一度行きたい思いと闘っている土曜日朝のメイおばさんです。

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会話をするバービー

2015-11-18 20:25:17 | びっくり!
7月の初め、シアトルの日刊紙「シアトルタイムズ」で目に飛び込んできたのはこんな記事でした。


アメリカのマテル社が、新たな現代版バービーたちを発表したというのです。
バービーと言えば、私たちの世代の憧れ。
メリハリボディ―に細くて長い脚、ふんわりと長い金髪に青い目をした美女たちです。
まさに「憧れのアメリカ」でした。

つい先日、1953年の創刊以来
62年間にわたってある面から「アメリカ文化」を発信して来た月刊誌
「プレイボーイ」に毎号登場してきた「プレイメイトたち」と同じように(笑)。


今年、新たに世に出ることになったバービーたちは
14の顔と、8種類の肌の色と、18色の目の色と
22の髪型と、23の髪色をしたバービーたちです。

そして、あのピンヒールではなくてフラットシューズを履いています
新聞で紹介されていた8人のバービーたちの中には
日本人のような顔立ちをした黒髪のバービーもいました。


マテル社の冒険はまだ続きます。

今度はまるでアップルの「シリ」のように
会話ができるバービーを開発してしまったのです。
しかも、クリスマス商戦に間に合うように今月中には発売予定だとか!


朝日の「GLOBE」で紹介された「The New York Times Magazine」の記事には
児童心理学者の懸念が書かれています。

バービーのセリフの全てがマテル社によってコントロールされている以上
バービーと会話をしながら遊ぶ子どもたちの創造力の妨げにならないかと。

バービーのネックレスに仕込まれたマイクが聞き取った子どもの言葉が
無線LANでサーバーに送られ
音声データのテキスト変換と分析を経て
8千ものセリフから正しい応答が選び出され
バービーの口から言葉として出てくる、、、、、

これが1秒とかからないというのですから
もう駄目です、メイおばさんについて行ける世界ではありません。

メイおばさんはやっぱり
答えてくれなくてもいいから
昔ながらのバービーたちと遊びたい。

そんな昔ながらのバービーたちに最後に会ったのは
メイン州を抜けてカナダとの国境へと車を走らせていた霧の中でした。


露天商が地面に並べていたこの「美しき元祖バービー」たちは
何と1つ2ドルでした。
なぜあの時、車を戻して買いに行かなかったのかしらと
今でも悔やまれます。

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テロ非難声明とアンタルヤの不釣合い

2015-11-17 23:18:38 | トルコ


「主要20カ国・地域(G20)首脳会議が15日、トルコ南西部アンタルヤで開幕した。パリで起きた同時多発テロを受けて、テロ対策が主要議題に浮上。」

「午後の会議の冒頭、参加首脳らはトルコのエルドアン大統領の呼びかけで、パリのテロやトルコの首都アンカラで先月起きた連続自爆テロなどの犠牲者を悼んで黙祷した。」

「アンタルヤは、地中海に面したトルコ最大のリゾート地。G20会場や首脳の宿舎となる高級ホテルが並ぶ一帯は、フェンスやバリケードで封鎖された。1万2千人の警察官が動員され、厳戒態勢が敷かれている。」

これは、昨日の朝日新聞の記事です。

そして、こちらが一昨年、私がこのブログに書いたことです。

「長距離バスで8時間
アンカラのオトガル(バスターミナル)を朝の10時に出発したバスは
定刻通り18時に地中海の町アンタルヤに着きました。

太陽も空も花も空気も、季節だってちがいます。
目の前に地中海という大きな海の一部が広がって
私の心をときはなちます。


この美しい南トルコの町が一番長い滞在になります。
アンタルヤに来た目的は、地中海で泳ぐことでもなく
買い物でもなければ、ましてや海風の吹き抜けるテラスで
昼日中からエフェスビールを飲むためでもありません(笑)。


アンカラを拠点にしてヒッタイトの歴史をたどったように
古代リキアの興亡をたどるには、アンタルヤから始めなければならなかったからです。

早起きをしては毎日
30度を越す猛暑の中、一日中走り回り、歩き回っています。

ペルゲ、アスペントス、スィデ、
トゥロス、レトゥーン、サントス、パタラ、
ミラ、オリンポス、ファカリス、、、、、、、

訪ねた先々の名前を呪文のように唱えれば
静けさの中に眠る遺跡がよみがえります。

私たちに「今」があるように
3千年も前に生きていた人たちにも「今」がありました。
「今」を連綿と引き継いで私たちの「今」があり
「命」を連綿と引き継いで私たちの「命」があります。

眩しく光る地中海を臨むアンタルヤの町でそんなことを思っています。 
2013年5月 アンタルヤにて」

団結してテロに立ち向かうことを宣言する特別声明を採択するには
およそふさわしくない町です。
いえ、世界中のどこの町だって、そんな声明にはふさわしくありません。
私たちの世界はどこへと向かっているのでしょう。

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11月15日:白洲家の食卓~武相荘の海老カレー
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