Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

グルグルに心ひかれて

2013-06-30 22:22:27 | 日記
こんにちは、メイです。
いよいよ明日から7月ですね。
雨上がりの庭で無防備に雑草をむしっていると
手足を蚊にさされることが多くなりました。

これは今日の八ヶ岳。
山荘のデッキの上にも
はや蚊取り線香です。


年がら年中、一年中が夏のラロトンガの
ビーチの上のレストランでも
これが欠かせません。


便利で安全な電気蚊取りよりも
細い煙が揺れる
グルグル巻きの蚊取り線香が好きです。
とてもノスタルジックで
無垢な子供時代に戻ります。

ラロトンガ島のこちら側から
上って上って
下って下って
島を縦断するトレッキングをしました。
これはその途中で
たくさん出会った羊歯の芽です。


そしてこれが
私のお気に入りのスマホケース。


みんなグルグル。

ギザギザよりも
マッスグよりも
今はグルグルに惹かれます。
なぜかしら。


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許しましょうか こんなに星がきれいなのだから

2013-06-29 22:52:09 | ラロトンガ


月明かりと
礁湖に映る満天の星のきらめきを頼りに
砂に足をとられながら二人で歩いた先は
いやにさびれたレストラン

「三種のトロピカルフィッシュ」というのを頼んでみたら

Parrot Fish
Marlin Fish
Tuna

ツナはパクチーのペースト
マーリンはトマトソース
パロットはマヨネーズ

嘘でしょー、と言いたいぐらいの手抜きです(笑)。
おまけにお魚は大味で身が固い。

でも許しましょうかねえ
こんなに星がきれいで
こんなに風が心地よく
こんなに全てが愛おしいのだから


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ラロトンガのバスの運転手さん~天国を見つけたかい?

2013-06-28 21:59:14 | ラロトンガ


クロックワイズ(時計回り)に揺られていくと
いつも左にラグーンが見える

そして
椰子の木、色鮮やかなハイビスカスの花々
燃えるようなオレンジ色の南洋桜
パンの実、マンゴー、グアバにアボカド 
椰子殻を燃やす煙
右には高い山 いつまでたっても

運転手さんは今日もご機嫌
背中のお客にむかって
ひっきりなしにおしゃべりをしたかと思えば
対向車線の車に向かって手を振って

ビーチで寝ている人も
バスの音に気がつけば
首を後ろに向けて二カッと笑い、手をあげる

みんな知り合い
乗る人も 降りる人も 
タクシードライバーも トラック野郎も

あらまあ、運転手さんたら今度は歌を歌いだした
アロハ~オエ~ アロハ~オエ~

それがいつの間にか口笛に変わったと思ったら
いきなりこんな声がバスじゅうに響き渡る

Have you found your life?
Have you found a paradise?
I hope we will

人生を見つけたかい?
天国を見つけたかい?
そうだといいねえ。


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ラロトンガのバスの運転手さん~See you tomorrow!

2013-06-27 21:57:19 | ラロトンガ


陽気な運転手さんは
いつも赤い野球帽をかぶり
左耳に白いプルメリアの花をさしている
今日のアロハシャツは
青地にトルコブルーの花模様

お客たちはみな
下りる時に運転手さんに挨拶をする
「さようなら」ではなく
「ごきげんよう」でもなく
「See you tomorrow!」(また明日!)

なんて素敵な言葉でしょう
みんなに明日があるなんて


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トルコでまさかのナポリタン

2013-06-26 23:47:35 | グルメ
「ナポリタンスパゲッティー」って
どうしてこんなに懐かしいのでしょうかねえ。
時々むしょうに食べたくなって
ちゃちゃっと作りたくなるもののひとつです。
とっても簡単ですし。

面白いのは
この懐かしのスパゲッティ―
実は日本が発祥の地。
横浜のホテルニューグランドで始まったのですって。

なるほど、郷愁のナポリタンは
決してアルデンテではなく
う~ん、どちらかと言えば
ケチャップがからんだクタクタのおウドン。
そこがまたおいしいのですけれど(笑)。

ニューグランドでは80年代に一度メニューから消えて
また91年に復活したそうです。
今でも週末には1日100食が出る人気メニューだとか。

どうりで、ナポリできょろきょろと探しましたけれど
見つからなかったはずです(笑)。

そんな「ナポリタン」をトルコのアンカラで見つけたんです!

私たち、郷に入っては郷に従えで
トルコなら毎日トルコ料理なのですけれど
この日は好奇心を押さえきれずに
「若者に人気のあるレストラン」というのに行ってしまったのです。

場所はアンカラで一番賑やかな一角。
たしかに若い人たちでいっぱいでした。


テーブルはこんなですし


ウェイターのお兄さんはやたら流暢なアメリカンイングリッシュを話します。

テーブルの上には
まあ珍しいことに、ケチャップとマヨネーズ。


興味津々でメニューを広げたらあったんです。
まさかの「スパゲティーナポリタン」が!

でも、運ばれてきたのは、、、、、、

懐かしのナポリタンとは似ても似つかぬものでした。
ケチャップも絡まっていませんし
トップが溶けたチーズで覆われているんです。


だめ、だめ、だめ。
ナポリタンはやっぱり
玉ねぎとハムとケチャップと粉チーズでなきゃ。
ね、そうですよねえ。

でも
いったいどうして
トルコで「ナポリタン」なんて名前がついたのかしら。

ちなみに
日本で「ナポリタン」と呼ばれるようになったのは
トマトの産地ナポリからの発想だそうです。


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Beyond the Reef

2013-06-25 23:44:55 | ラロトンガ


Beyond the reef
リーフの向こうに行ってはいけないよ
こわいオオカミが来るからね

おばあちゃん
海にオオカミなんているわけがないじゃないか

いえいえ、おまえにはまだわからない
オオカミはどこにだっているんだよ

Beyond the reef
リーフの向こうに行ってはいけないよ


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枇杷の季節

2013-06-24 23:55:03 | 言葉
長い受験勉強の後に
大学に入って
いきなり背伸びをしたくなりました。

初めてのボーイフレンドは
「詩人さん」というニックネームの
詩やエッセイを書く人で
立原道造にたいそう傾倒していました。

その人は、決して「びわ」を「びわ」とは書かない人で
「びわ」はいつでも「枇杷」であり
「いちじく」はいつでも「無花果」であり
「たんぽぽ」はいつでも「蒲公英」であり
「あじさい」はいつでも「紫陽花」で
「ジャスミン」はいつだって「茉莉花」でした。

以来、私にとっても、「びわ」は「枇杷」となりました。

薄い皮を剥けば
ツルンとした果肉が表れて
中には不釣り合いなほどに大きな種があります。

さして食べる部分があるわけでもなく
さして美味しいわけでもないのに
枇杷は何となく艶っぽくて
食卓の上に運ばれた水滴の残る枇杷の実は
子ども心に
リンゴやミカンとはまるで違う
大人の果物に見えました。

6月が来るたびに
近所の家の庭の枇杷の木に
たくさんの実がなって
小さな少女は、自分が少しずつ大人に近づいて行くような気がして
どきどきしました。

とっくの昔に大人になった今だって
枇杷の実を見るたびに
なぜかさわさわと心が揺れます。

今日、通りを歩いていたら
こんなにたわわに実をつけている枇杷の木に出会いました。


5月のトルコでも
地中海沿いの町の
明るすぎる光の中で
枇杷の木に出会いました。


夕食後のフルーツプレートには
枇杷がふたつ載っていました。
たいして甘くもなく
たいして美味しくもないのですが
トルコでもやはり
「びわ」は「枇杷」でした。



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オークランドドメインの午後

2013-06-23 22:31:15 | ニュージーランド


ドメインまでは丘の上から下って
大きな道路を横切ったら
右へ右へと歩いたところに入り口がある

ここを左に曲がって、車の通る上り坂に沿って歩くよりは
途中で低い崖をのぼって
林の中を歩く方がいい

夏が終わるこの季節
気の早い落葉樹の葉が地面を覆い
ひと足ごとにカサコソと音を立てる

木漏れ日は美しく
太い幹によりかかって
腰を下ろせば
急に足を止めたものだから
じわっと汗がにじみだす

車の音の間から聞こえてくるのは
ジージーと鳴く蝉と
ギーッギーッと鳴く虫と
チュチュ ツンツン クピピーと鳴く小鳥たち

あまりの心地よさに
うっかり昼寝でもしてしまったら
たいへん たいへん

きっと私のからだに根が生えて
細い幹が天に向かって伸び始め
小さな葉っぱが茂りだすに違いない
アポロンに追われたダフネのように

それならそれでいいではないかと思いながらも
まだ現世への未練を断ち切れなくて
眠ってはいけない 眠ってはいけないと
目を開き 腰を上げて 歩き出す
再び林の中へと

(ニュージーランド オークランド 3月)

≪オークランドドメイン(Auckland Domain)は、オークランド中心部を見下ろす小高い丘に広がる、広さ約81万平方メートルの広大な公園≫


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愛乱 愛蘭 いえ アイラン

2013-06-22 22:00:24 | トルコ
 

初めて「アイラン」という音を聞いた時、
メイの頭の中にふわふわ浮かび上がってきたのは
こんな漢字たち

愛乱
愛蘭
愛に乱れたり、蘭を愛でたり
はたまた「パンダの名前?」

何度も聞いているうちに
だんだん音と形が結びついて
「アイラン」と聞けば、すぐにこれが浮かぶようになって
条件反射のワンちゃんみたいに
「アイラン」と聞けば、飲みたくなるまでになりました。

「アイラン(Ayran)」とは、トルコの塩ヨーグルトドリンクです。
手作りのアイランは、見ている前でぐるぐると撹拌されて
それはそれは美しい白い泡が盛り上がります。

馴染むまでにはちょっとかかりましたが、
いったん慣れてしまうと
「塩ヨーグルトドリンク」は
この暑い時期には恰好の清涼飲料にすら思えます。

ふと気づいてみれば
なあんだ、ヨーグルトを使ったお料理って
けっこう作ってきたではありませんか。

ヨーグルトスープとか
キュウリとニンニクとヨーグルトのディップとか
アイランもその延長?

アイランは、ドライブインや、レストランで
泡たっぷりの自家製を出してくれる所も多いのですが
朝早くから夜遅くまで開いてる小さなコンビニのような店の棚にも
こんな形で見られます。


イスタンブール空港のトルコ航空のラウンジにも
保冷庫の中にたくさん並んでいました。

と、ここまで来たら
えっ、本当ですか?
今年の3月19日に、雪印メグミルクが「アイラン」の全国販売を始めたって、、、
知りませんでした。気づきませんでしたよ。

「食事によく合うトルコの定番
 世界三大料理にあげられるトルコ料理
 そのトルコでよく飲まれているのが『アイラン』。
 ヨーグルトと塩の味わいは飲み口も軽く
 毎日の乳酸菌も手軽に。
 甘くないのでお肉料理などの食事におすすめです。」

限られた日本暮しに加えて
ほとんどテレビも見ませんから
時々、スコーンと浦島太郎になってしまうメイです(笑)。



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ヒッタイトへの旅 締めくくり~アラファとハシムのまさかの500リラ

2013-06-21 22:56:39 | トルコ

けっこう長く続いてしまった「ヒッタイトへの旅 実用編」ですが、そろそろ締め括ることと致しましょうか。

私たちの旅のガイドはアラファ、ドライバーはハシムです。
上の写真でもわかるように、二人とも本当に好青年。
右がアラファ、左がハシムです。

この二人と旅をすることになった経緯は
「ヒッタイトへの旅 実用編 その1~車をチャーターする」
を読んでくださいね。
http://blog.goo.ne.jp/aniwania/e/3dea7f3a6d30405a21cee5925e021901

大きなからだのハシムは
ネクタイをきちんと締めて
靴をピカピカに磨いて緊張した面持ちでやってきました。
でもよく見ると、背広とズボンの模様が微妙に違います。

英語ができない分、いつもはにかんだ笑みを浮かべて
ただそこに居るだけで、なんだかとても頼もしいのです。
滑る遺跡の石段では、どこからか飛んできて
「マダム!」と、右腕を差し出してくれたりもします。

ガイド役を買って出てくれたアラファは
ひとたびホテルの制服を脱げば
ハシムとは正反対にラフな服装です。

インターネットで調べてプリントアウトしてきた資料を頭に詰め込んで
時にチラチラと見ながら
車の中でも、下りてからも
一生けんめい説明してくれます。
私たちの質問にも、一生けんめい答えます。

二人の良いところは、決して急かさないこと。
恐ろしく長い時間、立ち止まって遺跡の説明板を読んでいたって
嫌な顔もせず、黙ってじっと待っていてくれます。

歩き始めれば,付かず離れずそそばにいて
助けが必要な時には
ぴたりと寄り添ってくれます。

決してプロフェッショナルではありませんけれど
真面目で、朴訥で、誠実で、とにかく一生けんめいで
最高の二人組だったと思います。

朝から晩まで終日お付き合いしてくれて
ティータイムも、ランチタイムも
車もガソリンも、すべてひっくるめて
500リラ(日本円で約2万5千円)という安さ。
申し訳ないくらいです。

最後にもう一度。
ヒッタイトの遺跡群を回るには、路線バスでは効率が悪過ぎます。
絶対に車をチャーターなさることをお勧めします。

お昼は、博物館のあるチョルムのこんなレストランで

みんな一緒に、こんなサンドイッチをいただきました。
3種類のケバブ(焼肉)が隠れるほどに、たっぷりのお野菜が入っています。


さてさて、このグラスの中の白い液体って何?


相棒はいつも3杯くらいお代わりします。
いえいえ、牛乳ではありません。
これがトルコ名物のアレです、アレ。
その「アレ」についてはまた明日!


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