Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

たとえそうだとしても幸せな朝~ラロトンガ

2013-05-30 23:38:58 | ラロトンガ
(今日はカチャッとラロトンガチャンネルです。)



ひとりのブレックファースト
こちら側にいる私が
向こう側の風景に影を作る

向こう側の人たちは
太陽を身にまとい
裸足で 笑いさんざめいている

タトゥーの男たちも
赤いハイビスカスで髪を飾った女たちも

誰も私を見もしない
池を隔ててすぐそばにいる赤いシャツの少年も
手を延ばせば指先が触れてしまいそうな大きな鳥でさえも

私は もしかしたら もういないのかもしれない
あるいは
透明人間のように
あちら側の人たちからは 見えないのかもしれない。

たとえそうだとしても
なんて幸せな朝


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「生活」が溢れる町~トルコ

2013-05-29 23:20:44 | トルコ
世界には
大道芸人たちや
街頭音楽家たちが
日常風景の一部になっている町も
たくさんありますし

露天商や
行商人たちが
活気をもたらしている町も
たくさんあります。

そうした町に比べれば
東京は大人しくて
お行儀がよすぎるように思えます。

トルコの町にも
道端で働く男たちがたくさんいます。

朝ご飯にうってつけ 歩きながら食べるのにもうってつけの
胡麻をまぶしたまあるいパン スィミット売りのおじさんや


まるでガラクタのような中古品を
たくさんリヤカーに積んでガラガラ売って歩くおじさんや


荷台に山と積んだ果物の前で
日がな一日 お客を待つおじさん


突然の雨にどこからかやってきて
片方の腕で傘を差し もう片方の腕でビニール傘をたくさん持って
ただ立っている傘売りのおじさんも


お声がかかれば足取りも軽く
チャイ(紅茶)の出前を届けるおじさんもいれば


真夏のようなアンタルヤの 海沿いの大通りで
腰を下ろすのは靴磨きのおじさんです。


だいぶ汚れてきた靴をきれいにしてもらおうと
相棒が靴を差し出したら
まあまあ 驚くことに
丁寧に丁寧に 両足に20分
まるで新品のように磨いてくれました。
よそ見もせず、無駄口もたたかず
ひたすら手を動かします。

「いくら?」と聞いたら たったの2リラ(100円ちょっと)。
あまりに完璧な仕事ぶりに敬意を表して
5リラを出した相棒がお釣りを受け取らなかったら
おじさん 立ち上がって
満面の笑みで 何度もお礼を言うのです。
そのかんばせの 何と誇りに輝いていたことでしょう。

どこか混沌としながらも
「生活」が溢れている町がとても好きです。


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リキア文明の柱とマオリ族のお守り

2013-05-28 23:47:30 | 旅行

初めの写真は、紀元前2千年には独立国家を築いていたと言われる
古代リキヤの首都クサントスの遺跡に残る柱たち。
トルコの9つの世界遺産のひとつです。

リキヤ文明と言っても、世界史で習った覚えがまるでありません。
けれども、その首都クサントスは、世界で初めて共和政を取った町だそうですし、
紀元前5世紀、ギリシャのヘロドトスが書いた「歴史」や
ホメロスの「イーリアス」にも書かれていると聞けば
やはり気をひかれて、少しは勉強もしてみたくなります。

と言っても、詳細な文献が残っているわけでもなく
あまりに未知の部分が多すぎて
発掘調査は続くものの、いまだ「謎の遺跡」でもあるようです。

紀元前6世紀、ペルシャ軍に占領された後に、アレキサンダー大王の遠征があったことぐらいは知られているようですが。

ところで、この柱、ドーリア式、コリント式と並んで、古代ギリシャの建築様式のひとつ、イオニア式ですよね。私はこれを見るたびに、羊さんの角を思い出して、なんだか気持ちがなごみます。

二番目の写真は、もう少し時代が進んで、ローマ帝国時代に栄えた植民地、ペルゲの遺跡群です。ここでも「羊さんの角」に出会ってうっとりと眺めていたら、羊さんの角が突然ある物に変わって行きました。

羊歯(しだ)の芽です。
ニュージーランドのマオリ族の人たちのお守り「KORU」です!

新しい生命の始まり、再生、成長などの意味を持つと聞いて以来
いつも、大切な人たちや自分用に買ってきます。
そして、生まれ変わりたくなると、首からかけています(笑)。

ほら、これがその写真。
緑色は翡翠でできていますし、青いのはパウア貝です。

リキア文明の柱と
千年前に太平洋をカヌーで渡ってニュージーランドまでやってきた
マオリの人たちのシンボル。

羊さんの角と
成長すればこんな大きな木にもなる羊歯の新芽。
想像力っていったい、、、、、、、(笑)



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戦場の狂気~一枚の絵のこちら側とあちら側

2013-05-27 21:23:00 | トルコ


3日続けてきたアタテュルク・ミュージアムの話もこれで最後です。
昨日お話しした「1枚の写真と、1枚の絵」の「絵」の方について
まだ印象がくっきりと残っているうちに
ざっとお話しさせてくださいね。

そうですね、こちらは題をつけるとしたら
昨日とは打って変わって「戦場の狂気」とでもなりましょうか。

それは、油絵具で描かれたとても大きな絵なのですが
狂ったような表情で大きな十字架を抱えるギリシャ正教の神父がいて
泣き叫ぶ若い母親がいて
絶望のあまり頭をかかえる男性がいて
大きく開いた胸に剣で切られた傷を見せる女性がいて
死んだ子供を抱いた虚ろな目の女性がいて

ふりあげる短刀
振り下ろされる長刀
向けられる拳銃
火を放たれる民家

そして絵の横にはアタテュルクのこんな言葉。

The occupation of Izumir by the Greek army has caused a profound agony far beyond our imagination. Neither the nation nor the army shall yield and accept this unjustifiable attack on its existence.

(ギリシャ軍によるイズミールの占領は、我々の想像をはるかに超える苦悩を引き起こした。私たちの国民も、私たちの軍隊も、決してこの不条理な攻撃に屈し、それを受け容れることがあってはならない。)

ギリシャとトルコ、二つの国にかつて住んでいたことのある日本の友が、旅先にこんなメールを届けてくれました。

「メイ、アタテュルク・ミュージアムに行くといい。同じひとつのことを、こちら側から見るのと、あちら側から見るのとではいかに違うかがわかる。僕たちはその両方を見なければいけない。」

祖父母がイズミールからクレタ島に引き揚げてきたというギリシャ人の友は、その昔、星の明るいある夜に、こんなことを呟きました。やたらと強い土地のお酒、ラキをなめながら。

「メイ、それがどんなにひどい戦いだったかを、私は子供の頃、おじいちゃんとおばあちゃんから何度も聞かされた。トルコ軍のあの不当な侵略さえなければ、いつまでもイズミールに住んでいられたものを、と。」

さあ、明日はもっと明るい話題にしましょうね。
今日も読んでくださってありがとう。


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戦場の笑顔 戦場の平和

2013-05-26 22:45:08 | トルコ


こんにちは、メイです。
早いもので5月ももうすぐ終わりですね。

今日もまた、もう少しだけアタテュルク・ミュージアムの話を続けさせてください。
たくさんの歴史的な資料の中で
特に印象に残る1枚の写真と、1枚の絵がありました。

写真の方は、もし題をつけるなら
「戦場の笑顔 戦場の平和」とでもなるでしょうか。
オスマン朝末期の混乱のトルコで
火ぶたを切ったアタテュルク率いる革命の
戦場での一場面です。

写真でお伝えできないのが残念ですが
そこにはこんな兵士たちがいました。

一人の男性をおさえこんで、二人がかりで散髪をしている人たち
地面に寝転んで、遠くを見ながら煙草をくゆらす人たち
サズと呼ばれる弦楽器をつまびく人たち
ボールを蹴って遊ぶ人たち
木陰で手紙を読む人たち、、、、家族からの手紙なのでしょうか。

その誰もが
まるで2013年のトルコにいたって
ちっともおかしくない笑顔を浮かべているのです。

人間の強さなのでしょうか、
それとも弱さなのでしょうか。

一枚の絵の方については、また明日。

ところで上の写真ですが、同じ日、同じ場所で撮ったものです。
宗教の教えに従って、からだも髪もすっぽりと覆い
砂の上に腰を下ろして
いつまでも水平線を眺めている女性と

申し訳程度の小さな布でからだを隠しただけで
水平線に向かって
砂の上から水の中へと入って行く女性です。


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アタテュルクの回廊ミュージアム~アンカラ

2013-05-25 21:22:53 | トルコ


トルコ建国の父、アタテュルク氏愛用の
シガレットホルダーが11本
お財布が8つ
剣や銃、海外の貴賓から贈られた品々がずらりと並ぶ。

そんな回廊ミュージアムの最初のコーナーにいるのは
5人の訪問者と
制服に身を固めた警備の人たちが7人。
窓の外には降り続く雨。

歩みを進めれば
1921年と1922年に、ギリシャとの戦いに参加した兵士たちの数と
使われた武器の数を記した一覧表。

たとえば1921年
士官:  トルコ 6855人     ギリシャ 3750人
民兵:  トルコ 122186人   ギリシャ 120000人
ライフル:トルコ 63416丁    ギリシャ 75900丁
大砲:  トルコ 181       ギリシャ 286
機関銃: トルコ 868       ギリシャ 2768
騎兵:  トルコ 1309人     ギリシャ 1380人
戦闘機: トルコ 2機        ギリシャ 18機

死亡した人たちは、トルコ側だけで1万4千376人。

回廊は続く。
膨大な文字や写真や宝物たちが
闘いを語り、建国への道のりを示し
アタテュルクを称える。

たたずもうと歩こうと逆戻りはできない回廊に
愛国歌が流れ
矢印に従って一巡する頃には
みんながパトリオットになるかのよう。

窓の向こうにはまだ降り続く雨。

(館内は厳重に写真撮影が禁止されています。)


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アタテュルク記念日から知ったトルコの歴史

2013-05-24 22:58:03 | トルコ


5月19日、日曜日、私たちは早朝から何か所にもわたるリキヤ文明の遺跡を巡っていました。この日はトルコの祝日でした。

イスラムの宗教行事が多いこの国では、いわゆる「国民の祝日」というのは案内書で見る限りたった5日しかありません。

そのうちのひとつが5月19日だったのです。
それは、「アタテュルク記念日」であり、アタテュルクが推奨した「青少年とスポーツの日」でした。

アタテュルクと言えばトルコ共和国建国の父、
たくさんの画期的改革を行い、トルコの近代化を進めた初代大統領です。
以来90年近くがたちますが、行く先々で銅像が立っていたり
何てことないカフェの壁に大きな写真が貼られたりしています。

アタテュルクが首都と定めたアンカラには
彼の大きなお墓が据えられた霊廟があります。
これがまた、とてつもなく広大な敷地の中にあり
とてつもなく大きな回廊型博物館を伴っているのです。

私たちがここを訪れたのは、珍しく雨の降る肌寒い日のことでした。
タクシーが最初のゲートで止められて
中にいる私たちは、表に出て荷物検査を受けなければいけません。

このあまりに壮大で
あまりに威圧的な場所については
次回に譲りたいと思いますが
たくさんのアタテュルク語録と膨大な歴史的展示物の中に
こんな言葉を見つけました。

“When I landed in Samsun in May 19, 1919, I had no material power.
All I had was the mighty and spiritual strength that arises from the nobility of the great Turkish nation and that fills my conscience.”

(1919年5月19日、私がサムスンに上陸した時、私は何の物質的な力も持っていなかった。私が持っていたものと言えば、ただ、偉大なるこの国の気高さから与えられた、精神的な力と強さだけだった。私の良心はそれだけでいっぱいだった。)

私たちがリキヤ遺跡を巡り巡っていた5月19日の国民の祝日というのは、まさにこの日のことだったのです。

ちなみに、サムスンというのは黒海に面した町。
アタテュルクが外敵からトルコを守るためにこの町に上陸し、抵抗運動を始めたことが建国への道のスタートでした。


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トルココーヒー? ギリシャコーヒー?

2013-05-23 23:47:10 | トルコ


お日様がまぶしく照りつけ始めた朝7時
ホテルを出発し
地中海に沿って西へと走っていると
突然、日本から持ってきた携帯電話のメール着信音が鳴りました。

「Welcome to Greece! Get the best travel tip & exclusive offers with the Vodafone.
Explore Greece!」 (ギリシャへようこそ! ギリシャの旅のベスト情報はボーダフォンでどうぞ!)

続いて、アプリのダウンロードをするためのURLも貼られていました。

どうやら国同士の微妙な対立感情などは気にも留めない純粋無垢な電波ちゃんが、「あ、来た、来た!」とばかりに勘違いしてしまったようなのです。確かにはるか遠くにうっすらと見えるのは、ギリシャ領のメイス(ギリシャ名はメギステ)の島々です。

ギリシャのコルフ島(ケルキラ島)を走っていた時にも、突然、「アルバニアへようこそ!」というメッセージが届いたことがあります。たしかに海の向こうに見えるのはアルバニアの大地でした。

それにしても、ちょっとやそっとでは片の付かない長い長い歴史上の確執があるトルコとギリシャです。トルコ料理はギリシャ料理と限りなく似ていますが、そんなこと、口が裂けても言えやしません(笑)。

写真のコーヒーは、アンカラからアンタルヤへの長距離バスのサービスエリアで頼んだ「トルココーヒー」です。小さな鍋で一杯分ずつ粉を煮出して作ります。注文すると、どのくらいの甘さにするかを聞かれます。運ばれてくる「トルココーヒー」は上澄みだけを飲みます。だって下の方はまるで泥なんですから(笑)。

実は「ギリシャコーヒー」も全く同じ作り方、全く同じ飲み方です。底にたまったドロドロの亀裂で占いをしてもらうことまで同じです。

それなのに、まちがっても「ギリシャコーヒーをひとつ!」などとトルコで頼んではいけません。同様に、ギリシャで「トルココーヒーをひとつ!」などと頼んでもいけません。

私、アテネのシンタグマ広場のカフェで、
覚えたてのギリシャ語でうっかり

「エナ トゥルキコ カフェ パラカロー」(トルココーヒーひとつお願いします。)

などと言ってしまったら、店のおじさんからこう言われたことがあります。

「そんなものはありません!」

あわてて、「リポン エナ エリニコ カフェ パラカロー」(それではギリシャコーヒーをひとつお願いします。)と言い直したら、おじさん、にかっと笑って、「マリスタ!」(ほいきた、合点承知の助!)。

こんな具合なんです。
メイはトルコもギリシャも同じように好きなんですけれど、、、、


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ラロトンガのお星さま~4%の宇宙の中のひとかけら

2013-05-22 21:38:34 | ラロトンガ


こんにちは メイです。
写真は ラロトンガ島のビーチの朝昼夕そして夜です。
夜は真っ暗。
お月様とお星様だけがビーチを照らします。

昨日に続いてお星様の話をさせてくださいね。

発展を続けて 人々の暮らしがどんどん便利になっていく所では
目を凝らしても なかなか星が見えないのに
かたや
工業化などからは取り残された ちょっと不便な世界では
夜空がいまだに息を吞むほど美しいなんて
これもまた
致し方ない帳尻合わせなのでしょうか。

南太平洋に浮かぶ島 ラロトンガ
砂に足をとられながら歩いた真っ暗なビーチで
ふと空を見上げたら
星が降ってきました。
両手でかき集めたら
たくさんつかまりそうなぐらいに。

それはもう
本当に「降ってくる」と言いたくなるぐらいに
水平線のずっと向こうまで 星で埋め尽くされて
一瞬 自分の目がおかしくなってしまったかと思うほどでした。
世界のいろいろな所で夜空を見上げてきましたが
こんなことは初めてでした。

そればかりではありません。
無数の星たちの間に
ひときわ明るく川が流れていたのです。
それが天の川でした。
ミルキーウェイというぐらいに
それは 「ひときわ明るく」というよりは 
「ひときわ白く」流れている星の川でした。

人は 
圧倒的に美しいものを前にすると
ため息以外には
なんの言葉も出ないものなんですね。

神様は
もしかしたら
まだ こんな星降る場所を
高いビルなどひとつもないところどころに
あえて残してくださっているのでしょうか。

友が日本から
新聞の記事をスキャンして送ってくれました。
5月5日の朝日新聞です。

「私たちの地球や太陽系は『天の川銀河』に属している。観測でこの銀河は高速で回転しているとわかった。」

「宇宙には、私たちの銀河のような渦巻型やそうでない銀河も無数にある。」

「最新の観測では、宇宙のなかで、原子や分子といった既知の物質は、全体のわずか4%を占めるにすぎない。23%が暗黒物質で、残り73%は暗黒エネルギーと見積もられている。私たちが今まで見たつもりになっていた宇宙は、4%の宇宙でしかなかったらしいのだ。」

これまたあまりの壮大さに
ため息以外には 何の言葉も出ません。


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霞む山々 霞むあちら側~アンタルヤ

2013-05-21 21:01:03 | トルコ


こんにちは、メイです。
トルコのアンタルヤにいます。

お日様はこれでもかというほどに照りつけて
気温はどんどんと上がって
海はとっても地中海らしく眩しく輝いているのですけれど
向こう側の山々が どうも霞んでいるのです。

車で山上へと走っても
遠くに見える景色が どうもはっきりしないのです。

ここアンタルヤは 春と夏の二つの季節しかないと言われる所。
冬は春のようで、春は夏のよう。
ほとんど一滴の雨も降らない地中海の夏は
もうとっくに始まっていて
乾いた埃が風に運ばれます。

おまけに このパワフルに発展している国では
あちこちが工事中。
高速道路を走れば いたるところで山を切り崩しては車線を拡張しています。

郊外では
建築途中のたくさんのコンドミニアムが 
筍のようにニョキニョキと伸びています。

土埃が空気と混じり合って
空気は空へと繋がります。

だからでしょうか。
ふと気づけば この国に来てから
星を見た記憶がありません。
お月様は美しく見えるのですが。

ラロトンガでは
宇宙には こんなにたくさんの星があったのかというほどの
夜空の下で過ごしました。

あんなにくっきりと横たわる天の川を見たのも初めてでした。
私たちは ため息をつきながら
言葉も交わさずに
真っ暗な闇の中 真っ白い珊瑚の砂の上で
静かに打ち寄せる波の音を聞きながら
横になって ただただ空を見つめていました。

所変われば夜空も変わる、、、
この続きはまた明日お便りさせてくださいね。


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