Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

素敵な年の取り方その1~95歳と87歳のコンサート

2016-05-31 21:55:07 | 

蝶ネクタイで舞台に出てきた二人の紳士が手に持っているのはバイオリン。
今年のコンサートが開幕です。
そのタイトルたるや「Koji○○ & Tokuhi○○ 183」

まるで暗号みたいですけれど
昨年は「Koji○○& Tokuhi○○ 181」でしたし
来年は「Koji○○& Tokuhi○○ 185」でしょう。

さあ、何でしょう。

実はこれ、毎年この時期になると
Koji○○さんと Tokuhi○○さんが二人で行うコンサートです。
今年も都内の教会で行われました。

メイおばさん、日本にいる時はいつでも飛んでいきます。
そしていつだって元気をたくさんもらって帰ってきます。

Koji○○さんは大正9年のお生まれ。
Tokuhi○○さんは昭和4年。
つまり二人合わせて183歳!
それが「Koji○○ & Tokuhi○○ 183」たる所以(ゆえん)です。

お二人とも音楽とはまるで関係のない業界でご活躍なさってきた方々です。
Tokuhi○○さんなどはなんと65歳からバイオリンを学び始めました。

今年「183」の演目は
バッハ、モーツアルト、ヘンデル、ビゼー、ドヴォルザーク、リスト、マスネー、、、、

加えて讃美歌もあればイタリア民謡も、スコットランド民謡も
オペレッタやミュージカルの曲目だってありました。

とりわけ心動かされて思わず涙腺が緩んでしまったのは
孫娘さんとのヴォーカルデュエットでした。


コンサートの後に素敵なパーティーが続いて
メイおばさん、お聞きしました。

「来年はいつ頃のご予定ですか。
 それに合わせて日本に帰ってきたいです。」

すると若い方、87歳のTokuhi○○さんが
迷うこともなくおっしゃいました。

「6月初めの予定です。」

なんて素敵な未来の語り方!
なんて素敵な年のとり方!

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トルーマンのエプロン

2016-05-29 22:54:43 | メイの教訓

様々な意味で歴史に刻まれる決断をした
アメリカの第33代大統領、トルーマンが幼少の頃より暮らしていた
ミズーリ州インデペンデンスの町には
昨日お話ししたようなトルーマンの家ばかりでなく
「トルーマン博物館」もあります。

ここはとりわけ私たち日本人には辛い場所です。
たくさんの写真や文書の多くは
戦争と戦場に関するものです。

広島の写真も長崎の写真も多数展示されています。
英雄としてのトルーマンがいます。

出口には来館者が自由に書き込めるノートがおいてあり
様々な思いが書き留められています。

戦争への後悔、懺悔、平和への思い、、、、、
中には単純にアメリカの勝利を喜び
よくやった!とばかりに賞賛するものだってないわけではありません。

日本人はおろかアジア系の人たちすらほかに見られない所で
少々センシティブになっていた私は
周囲の視線が気になって
いたたまれない気持ちで博物館を後にしました。

同じ通りの「案内所」に飛び込めば
そこにはあの戦争を通り抜けてきたであろう年配の男女が
カウンターの内側に立っています。

中で展示され、売られているのもまた
トルーマンと、あの戦争についての品々です。

私はそそくさと1945年5月の新聞と、8月15日の新聞を買って
何やら暗い気持ちのまま表に出ました。

ところが、早足で車へと戻る途中に信じられないことが起こったのです。

誰かが後ろから「マダム! マダム!」と呼んでいるのですが
まさか自分のこととは思わずにますます歩を早めました。

すると「マダム!」の声が私の背中で止まりました。
後ろを振り返ると、さっき売店にいた老いた男女が
はあはあと大きな息で立っているではありませんか。
一瞬、何か忘れ物でもしたのかと思いました。

すると、この二人が
「これ、これをどうぞ」と言って、包んでもいないむき出しのエプロンを私の手に持たせようとするのです。

それは大きなポケットが付いた厚地のエプロンで

「If You Can’t Stand the Heat,,,,,
 GET OUT OF THE KITCHEN!」
(熱さに耐えられないなら台所の外に出なさい。)

という考えようによっては比喩的な言葉と共に
トルーマンのサインが印刷してあるのです。


実は、このエプロンを見た時に買いたかったのですが
一刻も早く店を出たくてあきらめたのでした。
ですからそれが25ドルであることも私は知っていました。

状況が呑み込めないままに、とにかく25ドルを数えてお二人に渡そうとすると

「いいえ、どうかお受け取りください。」

と言いながら、お金も受け取らずにまた踵を返して
元来た道を戻り始めました。

でも、気づいてしまったのです。
二人の目に涙がたまっていたことを。

これをセンチメンタルな美談としてとらえるのは簡単でしょう。
けれども、店を無人にしてまで
ただエプロンを渡すためだけに私の後を追ってきた人たちの思いを
いったい私はどう解釈したらいいのでしょう。

このエプロンもまた
私の行く先々について回っています。
今はここシアトルの家で使われています。

そして
この、私には大きすぎるエプロンを身に付けて
太い紐をきりりと前で結ぶ時
なんだか切なくて、涙が出そうになるのです。

読んでくださってありがとうございました。
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トルーマンの家を訪ねて~その1

2016-05-28 23:56:16 | アメリカ
これは、去年の8月19日に書いたものです。
オバマ大統領の広島訪問が実現した今
記憶に留めたい私自身の経験を、再びここに記したいと思います。
読んでいただければとても嬉しいです。
***********

アメリカ大陸を横断する途中に立ち寄った
ミズーリ州の「Independence」という小さな町から
西海岸のシアトルへ
シアトルから日本へ
日本からまたシアトルへ
今度はワシントンDCへ
そしてまたシアトルへと

およそ私の移動に合わせてカバンの中に入れられてきたファイルです。。


けれどもどうしても向き合うことができませんでした。
いまだに逃げています。

いつかはきちんと
紙面を読んで、ものすごい量の写真を
目をそらさずに見なければと思っています。

インデペンデンスにはアメリカ33代大統領トルーマンが住んでいた家が残っています。


1945年4月、ルーズベルト大統領が在職中に急死したために、急遽副大統領から大統領になるという運命を背負わされた人です。

副大統領時代も大統領時代もホワイトハウスにいるのを好まず
時間さえあれば家族のいるこの家に戻ってきては
この家で仕事をしていたと言われています。

たいして大きくもないごく普通のアメリカの木の家は
中庭とベランダといくつかの小さな部屋に区切られて
今でもよく保たれています。


第二次世界大戦中
運命のいたずらによって大統領になったトルーマンに
運命の女神はさらに重い荷物を与えました。
日本への原子爆弾投下についての承認を求められたのです。

8月6日午前8時15分、広島に原爆が投下されました。
8月9日午前11時2分、長崎に原爆が投下されました。

そして8月15日、戦争は終結しました。

これはインデペンデンスの観光案内所で手に入れた新聞です。
原爆投下に先立つ5月8日の「Sun-Telegraph」と


終戦を迎えた8月15日の「The Philadelphia Inquirer」です。

「Sun-Telegraph」紙の一面にはトルーマンの写真


「The Philadelphia Inquire」はマッカーサーの写真です。


後者に至っては、26ページ全部がこの戦争の写真で埋め尽くされています。

どこかで覚悟をつけて、ひとつずつつぶさに見なければいけません。

こうしたことはいわば公けのことですが
インデペンデンスの町で
ひとつ大変私的なできごとがありました。

これもまた重いのです。
いい意味で重いのです。

(第二部に続きます。)


読んでくださってありがとうございました。
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無言で静かに

2016-05-26 23:54:15 | メイの教訓

伊勢志摩サミットが開幕しました。
いよいよ明日の午後にはオバマ大統領が広島を訪問します。

私は政治的な話は苦手ですから
それについて論じることもできませんが
昨日、水曜日の朝日新聞の大きな紙面で掲載された
塩野七生さんへのインタビューは
その是非を論じる前に
静かに、ひたひたと、悲しいまでに心の奥に届きました。

「謝罪を求めず、無言で静かに迎える方が、謝罪を声高に求めるよりも、断じて品位の高さを強く印象づけることになるのです。」

それはおそらく
古代ローマを書き続け、今は古代ギリシャの歴史について執筆中の
塩野さんだからこその視点なのでしょう。

5段にわたって書かれた彼女の言葉は
凛として、涼やかに、私の心を揺らがせます。

「ただ静かに、無言のうちに迎えることです。
 大統領には、頭を下げることさえも求めず。
 そしてその後も、静かに無言で送り出すことです。」

「われわれ日本人は、深い哀しみで胸はいっぱいでも、それは抑えて客人に対するのを知っているはずではないですか。泣き叫ぶよりも無言で静かにふるまう方が、その人の品格を示すことになるのです。」

賛否両論はあるでしょうが
これこそが塩野さんの「品格」なのでしょう。

取材を終えた記者の感想がまたふるっています。

「てっきり『謝罪を求めないなんて、日本はだらしない』と語ると思っていた。
 そんな予想は大はずれ。『ぜひ会って取材を』とお願いしたが、即座に『だめ』。
 次作の準備中で今はだれとも会わないという。電話とファックスを何度も重ね、記事化した。
『無言こそ雄弁』。これも塩野流のリアリズムであり、逆転の発想なのだろう。」

大統領になる前の若きオバマさんに、あるパーティーでお会いしたことがあります。
大統領になってからのオバマさんには、「キャピトルヒル」と呼ばれる国会議事堂がある場所で
偶然すれちがったことがあります。

爽やかな風を身にまとったような人でした。

どうぞ明日が新たなる良き出発の日になりますよう、、、、

(写真はシアトルの家の東の窓から見た早朝の光景です。
 富士山によく似た形をしていますが、レイニア山です。)

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肌色いろいろ 化粧品もいろいろ

2016-05-25 23:54:01 | 文化の違い
シアトルのダウンタウンにも、ワシントンDCのモールにも
いかにもいい感じであるものですから
てっきりアメリカの化粧品店かと思っていたら
なんとフランス発でした。

しかもLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下ですって。
創業は1970年のパリ。
ブランドの垣根を超えたさまざまなメーカーの化粧品を
自由に手にして試すことができます。

それが「SEPHORA」です。
いつだって店内は「老若男女」ならぬ「老若女々」でいっぱいです。

何を買うわけではなくても
店内をプラプラ歩くのが楽しくて
メイおばさんも時々出没しています(笑)。

メンバー登録をしておけば
しょっちゅう新製品やお勧め商品のメールが届きます。

ほとんどは大して見もしませんが
時々、化粧品とは別のところ、文化の違いの部分で
面白いものに出会います。


たとえばこれは肌の色を整えるための化粧品。

黒ずみや赤みや黄色みや、、、

まさに多人種の国アメリカ!
典型的な肌色だってここにあるように少なくとも4種類。


メイおばさん、昔むかし、初めてアメリカのドラッグストアに入った時に
まずびっくりしたのは、「お白い」の棚にいろいろな色のものを見つけた時でした。
「お黒い」までありましたもの。

とりわけ「SEPHORA」は
化粧品フリークさん達にとってはまさにディズニーランド。
えっ、これ何?っていうものがたくさんあります。

驚いたことにはこのお店、27か国に1300店もあるんですって。
アジアでは中国、香港、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの名前が見られますけれど、日本がないのはなぜでしょう。
一時は7店舗まで拡大していたようですが。

ついでに言えば、かつて銀座の目抜き通りにあった
あの青字のロゴのイギリスのドラッグストア「Boots」も
いつの間にやら消えてしまいました。
たしか4店ぐらいまで展開したはずでしたけれど。

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シアトルのファンシーなストリートカー

2016-05-22 22:18:02 | シアトル
一見モノレールのような「ライトレール」と呼ばれる電車や
日本のような路線バス
渋滞を避けるためにトンネルを走るトンネルバスも
ダウンタウンの高架を走るモノレールも
陸続きの向こう側まで海の上を走るウォータータクシーも

シアトルの町にはいろいろな種類の乗り物がありますけれど
メイおばさんが一番好きなのは
そして一番利用しているのは
可愛らしい色と模様で「チン チン」と音を鳴らしながら
道路の上に敷かれた線路の上を走るストリートカーです。


このラブリー&ファンシーな電車は今年デビューしたばかりのニューフェース。
たったの10駅、2マイル半(4キロ)
キャピトルヒルからインターナショナルディストリクトの間を
「チン チン」と走ります。


最初のうちは無料でした。
メイおばさん、コインを握りしめてワクワクと飛び乗って
どこにどうやって料金を入れるのかしらとキョロキョロしていたら
椅子に腰かけていた人たちが口をそろえて言いました。


「You don’t have to pay!」(払わなくていいんだよ。)

2月15日までの大盤振る舞いなお試し期間が過ぎたらやっと
停留所に切符の自販機が置かれるようになりました。
それだってやたら安くてシニア料金は1ドルです。


それなのに働き者のチンチン電車君は
朝の5時から夜中の1時まで(日曜日は午前10時から午後8時まで)
愛嬌いっぱいで走ります。



次は何色が来るかしらと待つのも楽しく
待つ人も乗る人も降りる人も
なんとなく優しい顔になるような(笑)。

この新聞、路線が開通してまだ間もない2月2日のものですけれど
こんな大見出しです。


「First Hill Streetcar is a hit」
(ファーストヒル・ストリートカーは快挙だ)

シアトルに帰ったら一番先にしたいことは
もしかしたらストリート・カーに乗ることかもしれません。
「何色が来るかしら」とワクワクと待ちながら。

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今はもう来ないんです。

2016-05-21 23:50:06 | メイの教訓

年とってから専門学校に入って国家資格を目指しているお婆ちゃんに
孫が言ったそうです。

「ばあちゃん、卒業する時84歳だよ。今さらどーすんの?」

するとお婆ちゃんが答えました。

「いや、でも何もしなくても84歳にはなっちゃうんだよ。」
************************

かたや若いお母さんがこんなことを言ってます。

「お迎えに行くとジャンプして満面の笑みで喜んでくれることも
 転んだり傷づいたりしたら『ままぁぁぁ!』って泣いてくれることも
 抱きついて眠りにつくことも
 無邪気にじゃれ合うことも
 ずっと続くことじゃないんだなあって気づいてしまったんです。

 その時は必ず来るけれど
 今はもう来ないんです。」

************************************
長い間、働く母だったメイおばさんだから
いつの間にかこんなに年を重ねてしまったメイおばさんだから
ばあちゃんの言葉も、若いおかあさんの言葉も
深く身に沁みます。
いい言葉です。

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彼女と彼氏

2016-05-20 23:50:01 | 言葉

ふたつの文化圏、二つの言語圏で暮らし始めてから
それまでは素通りしていたいろいろなことが引っ掛かるようになりました。
それまでは気づかなかった面白いことにもたくさん気づくようになりました。

前回の「アイラブユー」もそうですけれど
今日の「彼女」もそうでした。

駅のホームで電車を待っていると
後ろに並んでいた若い女の子の電話の声が耳に入ります。

「すみませ~ん、あの~、予約したいんですけど~。
 あっ、木村の彼女の岩田といいます。」

そうそう、こんなこともありました。
小さい時からよく知っている青年が可愛らしい女の子を連れてきて
「メイさん、これ、僕の彼女です。」

一時代前には知らない女の子へのこんな呼びかけもありました。
最近はあまりに「ダサイ」(古い言葉!)ので使われていないかもしれませんが

「ねえ、彼女!」

たいていはセールスかナンパ(これまた古い言葉!)の類でしたけれど(笑)。

真面目そうな青年に大人がよく聞いたものです。

「君、彼女ぐらいるのかね。」

英語に翻訳しなければならないとしたら
と考えると、う~ん、なかなか難しい!

日本語というのはどこか照れ隠し。
そんなところが可愛くて面白い素敵な言葉。

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アイラブユー

2016-05-18 23:55:14 | 文化の違い

Thank you for finding me among 70 billion people.
And thank you for being my husband.
I love you!

私を70億人の中から見つけてくれてありがとう。
そして私の夫になってくれてありがとう。
アイラブユー

For yesterday’s memories,
Today’s happiness,
And tomorrow’s dreams.
I love you.!

昨日の思い出と
今日の幸せ
そして明日の夢
アイラブユー

これは今年のバレンタインデイに贈りあったカードに
私から夫に、夫から私に書いたメッセージ。

ちなみにアメリカのバレンタインデイは日本のように
女性から男性ばかりでなく
双方向(男女、夫婦、友達)、上下方向(親、子供)、、、、どんな方向もありです。
とても素敵なことだと思います。

けれどもどうして
英語の方がずっと素直に愛を伝えられるのかしら。
日本語になおしてみたらムズムズしてしまうぐらい恥ずかしいのに(笑)。

ところで今日はストレスの日。
ウィンドウズ10にしてみたら
ああ、もう、、、、、、、
書類はどこだかわからない。
写真は編集できない。
メイおばさん、目下のところストレスと後悔ばかりです。
明日になれば少しは慣れるものかしら。

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5月16日:簡単すぎる玉ねぎだけのパイ
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心がしなやかに解き放たれた日には

2016-05-16 22:16:06 | 日記
駅まで急ぐ道すがらふと足を止めれば
まるで艶やかな赤いたわしのような
懐かしい懐かしいあの花が。


南半球の3月、夏の終わりのニュージーランドの友の家
庭いっぱいに咲いていた。
「クリスマスの時期に咲くからクリスマスツリーとも呼ばれるの。」

電車を下りて歯医者さんまでの道すがら
小さな美容院の前、鉢植えの緑のそこかしこに
懐かしい懐かしいあの花が。


地中海暮らしの初夏にいつも出会った
可憐な白いオリーブの花。
「これがね、緑色の実をつけてだんだん黒く変わっていくんだよ。」

図書館へ今日が期限の本を返しにいく道すがら
お洒落なカフェの前に咲いていたのは
懐かしい懐かしいあの花。


ひとつの茎から白と薄紫両方の花を咲かせるそれを
母は垣根いっぱいに育てていた。
「バンマツリよ。」と教えてもらったのに「バンバ祭り」だと思っていた。

心がしなやかに解き放たれた日は
いろいろなものが目にはいる。
そしていろいろな思い出がよみがえる。

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5月12日:スモウとサツマ
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