Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

大林監督の笑顔@「ワシントンポスト紙」

2020-05-02 00:20:04 | ワシントンDC
人っ子一人いない窓の外の風景の
なんと静かで
なんと美しく
なんと寂しいことでしょう。

アメリカの首都に隣接したこの町には
今日もまた外出禁止令が出されています。
薬を買いに行くだの、足りなくなった食料の買い出しだの
命に繋がるようなことはかろうじて認められていますけれど
ただフラフラと春の日を愛でてお散歩をする
などということは控えなければなりません。

やはり気持ちが沈みます。
とりわけメイおばさん、こうした「NO EXIT」(出口なし)状況が
子供の頃から大の苦手なのです。
閉塞感が不安へとつながってしまうのです。
英語で言う「claustrophobia」
日本語で言う「閉所恐怖症」!
もちろん深刻なほどではありませんが。

ですから、
アメリカの海辺で、「ああ、このずっとずっと先は日本なんだ!」
日本の海辺で、「ああ、このすっとずっと先はアメリカなんだ!」
とばかりに水平線を見ている時が
一番心おだやかになれるのです(笑)。

さあて、何を書こうとしていたのかしら。
そうそう、これ、これでした。

アメリカの首都、ワシントンで発行されている朝刊紙
「THE WASHINGTON POST」の4月28日、火曜日の
「OBITUARIES」と題した訃報のページで
かなりの紙面を取って
優しそうな写真と共に
この方が82才でお亡くなりになったことを伝えているのです。

「NOBUHIKO OBAYASHI, 82
Prolific Japanese filmmaker guided by pacifism」

この英語の感覚をどう日本語で表したらいいものか、、、
大雑把に日本語でお伝えするとすれば、こんなことになるでしょうか。

(大林宣彦、82歳
 多くの作品を残して日本の映画監督が他界)

つい話しかけたくなるほどに素敵な大林さんの笑顔の写真の下には
こんな三行が太文字で添えられています。

「Nobuhiko Obayashi's over 40
movies often focused on young
love and the injustices of war.」

メイおばさんの勝手な和訳ですが、定めしこんなことでしょうか。

「大林宣彦の40を超す映画は、しばしば若い人たちの愛と共に
戦争の不正、不法を取り上げていた。」

訃報はいつも悲報です。
とりわけこの大林監督の訃報は
優しそうにどこかを見つめる写真が
より一層の悲しみを運んできます。

とは言え、気を取り直して
しっかりと1行ずつに目を通してみなければ、、、、、
大林監督がお亡くなりになったことを、
一体全体、このアメリカの新聞がどのように伝えているのかを
しっかり読んで見なければ、、、、、

中身についてはまた後日、ご報告させていただきますね。
それにしても、なんと言う心に染み入る素敵な笑顔でしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。

(ごめんなさい、写真がまだうまくいかないの。もう少し待ってね。
明日こそ!!)

読んでくださってありがとうございました。
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