Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

台風の名前

2019-08-30 02:08:23 | 文化の違い
アメリカ西岸のシアトルから
東岸のここ、アメリカの首都ワシントンへと移ってから
大したこともしていないというのに
15番目の朝を迎えてしまいました。


今朝、目覚めてすぐに目にしたのは
PCに送られてきた、日本の外務省からのこんなメールです。
こうしたお知らせや注意報は、アメリカ在留届を出した人たちに
折々に配信されます。

「大西洋上プエルトリコ付近を北西に進行しているハリケーン『ドリアン』は,
『カテゴリー3(最大風速178〜208km/h)』以上の勢力に発達しつつ,
 米国東部時間9月1日朝以降に米国フロリダ州東部全域に接近する見込みであり,
 これに伴い,フロリダ州で暴風雨,高潮,洪水等の被害が予想されます。

 詳細は以下のリンク先をご確認ください。
 (PC)==> https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2019C100.html
 (携帯)==> http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mblatestspecificspotinfo_2019C100.html」

ご存知の方も多いでしょうが
アメリカの台風(ハリケーン)にはいつだって
人の名前が付けられます。

面白いことには、初めのうちは女性の名前に限られていたのに
今では男性の名前も付けられるようになったこと。

こんなことが書かれているのをネット上で見つけましたよ。

「1979年、女性解放運動が活発だった時代に、女性の名前ばかりが
 付けられるのは不公平だということになり、これ以降は男女の名前が
 均等に付けられることになりました。
 また、現在では、アフリカ系の名前をつけるなど人種差別も考慮した
 名前になっています。

 現在、米国立ハリケーンセンターでは、6年分のハリケーンの名前が
 ストックされています。」

こんなところまで「ジェンダーフリー」!!!
こんなところまで気を使わねばならないなんて!!!

ちなみにメイおばさんの雑学を披露すれば(笑)
台風はギリシャ語では「τυφωνας」(ティフォナス)
そしてこれはたしか男性名詞。

面白いよね。

ワシントンDCの窓の外は明るく晴れわたり

「ドリアン」さんの気配はまったくありません。


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遅ればせながらのオペラ好き

2019-08-13 02:54:41 | 絵、音楽
え〜、のっけからナンですが
暇な時こそ色々できるはずなのに
暇となると急に無精者になっちゃうのはなぜでしょうねえ。

そんな具合に怠けているうちに
いよいよ明後日にはまた
広大なアメリカ大陸を西から東に飛行機で横切って
ワシントンに移ります。

と言っても、たぶんまた一月もすれば
ここ、大好きなシアトルに戻ってくるとは思いますが(I hope so!)。

とは言え、冷蔵庫の中はなるべく空にしなければいけないし
ベッドリネンの洗濯だとか
お部屋のお掃除だとか
留守中の郵便物の件だとか
なにやら、なにやら。

両方の住処には、靴も服もそれぞれに置いてあるとは言え
やっぱり手ぶらというわけにはいかないし、、、、
読みかけた本だって(これがまた何冊もあるの)
そのまま置いて行くわけにもいかないし、、、

メイおじさんのように
本だろうが、服だろうが、CDだろうが、気に入ったものは
二箇所の住処それぞれに同じものを置いておく
なんていう太っ腹にはなれないし、、、、

移動を控えたそんな慌ただしい時に
これまたなんていうことでしょう。
昨日はゆっくりとオペラを楽しんできちゃいましたよ。


まあ、なんとかなるでしょ、といういつもの心意気で(笑)。

実はメイおばさん
メイおじさんと知り合う前はミュージカルは好きでも
オペラにはさほど興味もありませんでした。

それがまあ、最初のうちは面倒くさいなあ、などと
ブツブツ心の中で呟いていたのが
なんと今ではもう嬉しくて嬉しくて!


だって、、、、

大半の作品は英語ではありませんから
舞台の上の方に、英語の字幕が出るのです。
これ、メイおばさんにとってはとても助かります。
なんたって耳で聞くよりは目で読むほうがずっと楽ですからね。

いざ慣れ親しんでしまうと、退屈で眠ることもなくなって
映画でもない、お芝居でもない、コンサートでもない
「オペラ」を最後まで楽しめるようになりました。

しかもここシアトルには「Seattle Opera」があって、なかなかの役者たちが
なかなかの演出家に恵まれて、なかなかのパフォーマンスを見せてくれるのです。

オペラ文化に慣れ親しんだ観客たちは、特に正装をするわけでもなく
いかにもシアトルらしい気楽な感じでオペラを楽しんでいます。
ジーンズ姿だってたくさん見られます。
 
今、上演されているのはベルディの「リゴレット」。
ここでメイおばさんが解説を述べるのもナニですから
ただ一言、個人的な感想だけ。

「居眠りする暇もないほど面白かった!!」

まあ、要するに年月をかけて
ようやく「面白い!」と思えるようになり
また次の機会を楽しみにするようになったわけ。

これもまた、オペラ好きメイおじさんに
次から次へと連れて行かれたおかげです。

それにしても
映画も、オペラも、歩いて見に行けるなんて贅沢だよね。
しかも日本ほどお高くないし。


大きすぎない町はいいね。
そうした文化を
住人たちが気楽に楽しんでいる町はいいね。


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