Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

玉前(たまさき)神社で運開き?

2018-02-26 01:32:10 | 日本の旅
昨年暮れに、銀座のお店で出会った
若くておきれいな占いをなさる女性が
メイおばさんの名前やら生年月日やら手相やらを見ながら
メイおばさんの運勢を見てくれました。

いったい何を言われるかしら。
ちょっとドキドキ
ちょっとワクワク

その方が言いました。

「玉前(たまさき)神社に行ってください。運が開けますよ。」


えっ、それってどこです?
遠くだったらどうしよう、と心配していたら
まあまあ、一安心の日帰り範囲。

一緒にいた優しい友が
方向音痴のメイおばさんをよくよく知っているものですから
間髪を入れずに言ってくれました。

「一緒に行ってあげる!
 どうせ行くなら一泊旅行で楽しもう!」

いつの時代も、持つべきものは良き友ですねえ。

ということで
「玉前神社」に参拝しに行ったのでございます。


私たちの他には人影も見えない静かな境内を歩いていると
ただふらりと立ち寄ったのと違って

「来ましたよ、神さま!」

と心の中で呟きたくなるような親近感。

お清めをして、境内を歩き


本堂の前でお賽銭を入れ
目をつむり、手を合わせている間に
なんだか心が洗われていくような。
厄が逃げていくような。


「ああ、日本だなあ、、、、」
「ああ、いいなあ、、、、」

アメリカでは絶対に出会えないこと。

前厄、本厄、後厄なんて誰も知りやしませんから。
そもそも「厄年」なんて観念、ありませんから(笑)。

それでも人生、たぶん同じに流れて行くのですから
不思議なものです、面白いものです。


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特別な季節

2017-04-13 23:35:13 | 日本の旅
なんという美しい春の日だったでしょう。
並木道の桜は満開を過ぎたというのに
まだまだこんなに華やかで

まなまだこんなに美しく


道行く人たちがそこここで足を止めては
スマホやカメラで写真を撮っています。


慣れ親しんだ道、飽きるほど通った道のはず。
なのにこの季節だけは特別なのでしょう。

メイオバサンと同じように
何回見たって、何十回見たって
やっぱり心動かされるのでしょう。


山吹の後ろに隠れて覗き見たところで
「桜マジック」からは逃れられません。
むしろ山吹色とのコントラストがまた美しい世界を見せてくれます。


夜になればなったで
花越しに見る月も

月光を背にした花も美しく


風もない静かな春の夜についつい椅子など持ち出して
小さな庭の真ん中でひっそりお花見そしてお月見。
ついでに冷えた白ワイン。

満月カレンダーを見たら
満月は一昨日でしたけれど
それでも十分に美しい春の夜
桜浴と月光浴の贅沢な春の夜です。

できればやっぱり
この季節には日本にいたい、、、
そんな風に思わせる特別な季節です。


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御射鹿池(みしゃがいけ)の紅葉に向かい合って

2015-10-19 23:53:40 | 日本の旅

お天気に恵まれた3日間の「紅葉狩り」の旅を終えて
さきほど帰って来ました。

紅葉はなにも日本だけに限ったことではありませんが
やはり日本の紅葉は特別のように思います。
旅仲間は大学時代からの気心知れた10人です。

大志を抱いていた青年期には
共に夢を見ながら歩いていましたが

仕事が忙しくなった壮年期には
世界のあちこちにバラバラになって
集まることもままなりませんでした。

今や老年期に近づいて
今度は何かにつけて集まるようになりました。

卒業し、仕事人となり
結婚し、夫となり妻となり
そのうち父となり母となり
今や、おじいちゃんになり、おばあちゃんにもなった元青年たちが
また集うようになったのです。

いまだ役職についている者も
片足だけの者も
両足ともひっこ抜いて新たな道を歩き始めた者もいます。

有名な人もいれば
無名な人もいます。

けれども、そんなこと
私たちには全く関係ないのです。
顔を合わせれば、何十年か前に戻ってしまうのですから。

最初の日は
お昼前に八ヶ岳の友の家に集合し
昼食の後に御射鹿池(みしゃがいけ)に行きました。

「盛りは3日間だけ」と言われるほどに
毎日色合いが変わっていく紅葉ですが

その池は、10人いれば10人全員の息を止めるかのように
残る緑と、燃え始めた黄と橙と赤が融合し
静かな水面に映る場所でした。

東山魁夷画伯のあの絵のように
どこからか白馬が現れたところで誰も不思議には思わぬほどに
その池は神秘の場所でした。


(後日もっと良い写真が友人たちから届くと思いますが、今日のところはメイおばさんの稚拙な写真を掲載します。)

読んでくださってありがとうございました。
どうぞ今日も良い一日でありますように。
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江ノ電がたがた鎌倉散歩

2015-05-20 23:48:07 | 日本の旅

アメリカへ帰る日が刻々と近づいて
日本にいなければできないこと、しなければならないことが
公も私もまだまだ山のように残っていて
メイおばさんたら息切れ状態、寝不足状態。
ふうーっ。

そんな中でも嬉しいことに
はっと感激したり、ふっと気づいたり
ほっとリラックスしたりする時間があります。

先日、お仕事の打ち合わせで湘南の町に行きました。
11時にオフィスをお訪ねして
12時からはランチミーティング。
14時、さて帰ろうかと思ったら

「メイさん、この後何か予定がおありですか?」

と問われて、つい
「いえ、ありません。」
と答えてしまったメイおばさん。
本当は家に戻って片付けなければならないことが山のようにあったのですが(笑)。

あげくどうなったかと言いますと
「せっかくいらしたのですから」と
江ノ電乗り降り自由の「一日乗車のりおりくん」の切符を手に
鎌倉散歩をすることになりました。


鎌倉は思い出のたくさん詰まった慣れ親しんだ町なのです。
どうしてお誘いを断ることなどできましょう。

かくして始まった私たちの「江ノ電がたがた鎌倉散歩」は
鎌倉高校前で下り
極楽寺で下り
由比ヶ浜で下り
七里ヶ浜で下り
鎌倉で下り、、、、、、

ところでこの超ローカル路線の江ノ電が
走り始めたのは今から100年以上も前の明治35年。

今では藤沢から鎌倉まで15の駅を結んで34分。
民家すれすれの所を通ったり
大海原を見ながら走ったり
トンネルもあれば川もあり、、、、、
100年たった今も単線の
なんともレトロな電車です。

このオモチャのような電車にがたごと揺られると
不思議なことに
それまでのあくせくした気持ちが
ゆるゆるになって行くのです。

嘘だと思ったらどうぞ試してみてください。
600円の一日乗車券を手に。

藤沢で地魚のお寿司をたっぷりいただいたというのに、、、
この先に待っていた
七里ヶ浜のイタリアンレストラン「アマルフィ」と
由比ヶ浜のこれぞ鎌倉!の大人チックな「松原庵」については
またあらためて。

絶対お勧めです、江ノ電がたがた鎌倉散歩。

読んでくださってありがとうございます。
どうぞ今日も良い日でありますように。
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それ写真機なんですか?

2015-04-03 18:27:16 | 日本の旅
私の仕事も終わって
夫の仕事も終わって
いよいよお花見全開モードに入りました。

いきなり滅相もない話ですが
私たちぐらいの年になると

「ああ、こうしてあと何回桜を見られるのかなあ、、、、」

と、年々センチメンタルになります。

しかも私たちの場合には
二人がそれぞれに行ったり来たりしているものですから
今年のように二人そろって日本で桜を見られるなんてことは
実はとてもとても貴重なことなのです。

年を重ねれば、嬉しいことに家族も増えて
お花見はだんだん賑やかになります。
そしてその都度また思います。

「ああ、こうして家族そろって桜を見るなんて
なんとありがたいことでしょう。」

そう思わせるのが桜の魅力、桜の魔法。

今日のお花見は10時から。
メイおばさんは朝6時から台所であれを作ったり、これを作ったり
掃除をしたり、テーブルを飾ったり
駐車場の確保をしたりと、楽しい楽しい大わらわ。

それなのに
一気に花開いた桜はすでに緑の葉を見せ始め
風の一吹きごとにハラハラと薄桃色の雨を降らせます。
まだ明日も明後日もお花見が控えているというのに、、、、、


庭から屋根を飛び越えて
玄関までもこんな絨毯にして


しかも、鳥さんたちがやってきては
枝についている花を落とします。


ところで昨日
買い出しに駆け回って
重い荷物を持ちながら
それでもあまりの華やかさに足を止めて
並木の途中でiPadを取り出して写真を撮っていたら
小柄で優しそうなおじいさんが
杖をつきながら近づいてきて言いました。

「それ『写真機』なんですか?」

「カメラ」ではなく「写真機」という言葉に
心がますますぽかぽか温かくなって

「はい、そうなんですよ。写真も撮れるんです。」

と言って、撮ったばかりの桜の写真をお見せしました。

「今撮った写真をすぐに子供たちや孫たちにも送れるんです。」
「おやまあ、便利な時代になったもんですねえ。」
「本当ですねえ。」
「でも、便利だろうが不便だろうが、どんな時代でも桜はやっぱりいいですねえ。」

束の間でしたけれど、余韻に残る会話でした。

いいですねえ、桜はやっぱり。
特別ですねえ、この花ばかりは。


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八島湿原の初夏と満月茶会

2013-07-01 23:51:45 | 日本の旅

茅野市内から
蓼科高原、白樺湖、霧ヶ峰を経て
美ヶ原まで続くビーナスラインは全長76キロ。
その途中に「八島湿原」と呼ばれる湿地帯があります。

八ヶ岳2日目は
ゴルフ組4名と非ゴルフ組5名に分かれました。

ああ、申し遅れました。
総勢9名は、遡ることン十年。
学生時代からの気心知れた仲です。

大学はさまざまですが
縁あって、ええ、かなりの深い縁あって
人生をつかず離れず一緒に歩いてまいりました。
おおかたは男どもですが
たまにメイのような女の子(?)も混じっております(笑)。

若かりし頃は
ちょっとばかり背伸びをして
互いを比べあったりもしていましたが
今となってはそんな必要もからっきしなくなって
まったくもっての自然体
めっぽう心地よく
ますますたいせつな仲間たちとあいなりました。
人生の、豊かな豊かな恵みです。

ゴルフ組を見送った非ゴルフ組は
途中ふらふらと寄り道をしながらも
たいして車も通らないビーナスラインを
走りました。

ゴルフ組のひとりが発したこんな言葉
「八島湿原に行ったら? 絶対おすすめだよ。」
にいざなわれて。

その聞いたこともない湿原は
霧ヶ峰の北西に眠るように広がる静かな地
「一万二千年の時が息づく遥かなる自然の芸術」
と謳われるように
360種類もの植物が自生する日本最南の高層湿原でした。

日曜日だというのに
さして人がいるわけでもなく
静寂の中で
遊歩道を一列になって歩く私たちの耳に届くのは
鶯の鳴き声と一緒に郭公の鳴き声だけ。

風は優しく吹き渡り
野の花ばかりでなく
私たちの心をも揺らします。

いつの間にかひっそりと自然の一部になって
いつの間にかひっそりと呼吸をして
気づけば
いつの間にか風のように優しくなっています。

友が言うように
たしかに「お勧めの場所」でした。
八ヶ岳方面にいらしたら
ぜひぜひ足を延ばしてみてください。

今でしたら
ノアザミ、シロスミレ、ニッコウキスゲ
イブキトラノオ、レンゲツツジ、コバイケイソウ
キバナノヤマオダマキ
などが見られます。

駐車場も無料ですし
入園料もありません。

しかも月に一度
とっても粋なことをやっているんです。
その名も「Full Moon Meeting」

満月の日の夜7時半に出発して
月明かりに照らされる湿原を歩き
途中でお月見をしながらお茶を楽しむという
満月茶会です。

「Full Moon Meeting」は
雪が溶けてから、雪に覆われるまでの
4月から10月までの満月日。
次は7月23日、火曜日です。

お問い合わせ、お申込みは
八島ビジターセンター 0266-52-7000。
メイはどの満月日に参加できるかしらん。



ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!


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