アメリカの新聞には
と言ったって、そうそうたくさんの新聞を読んでいるわけではありませんが
少なくともメイおばさんがよく開く
「The Seattle Times」ですとか、「The Washington Post」とかには
毎日のように大きな訃報ページがあります。
「訃報欄」などというにはあまりにも大きすぎる
まさに「訃報ページ」です。
時には両面2枚にわたっていることだってあるぐらいです。
メイおばさん、時々余裕のある時には
ここをけっこう丁寧に読みます。
するといろいろな人生が見えてきます。
もちろん、残された方々がわざわざ悪いことなど書くわけはないでしょうが
ああ、いい人生をお送りになったんだなあ、とか
ああ、良き伴侶と共にお幸せな人生だったんだなあ、とか
ああ、こんなにたくさんのお孫さんにも恵まれて、とか
ああ、もう少し長く生きていたかっただろうなあ、とか。
写真の方々は皆さん、嬉しそうに、楽しそうに
幸せそうに笑っています。
メイおばさんは小さい時から笑う子でした。
というか、どんなに悲しんだり、泣いたりしても
なぜか「いつもニコニコしているメイちゃん」と
言われ続けてきました。
小学校の卒業文集には
「メイちゃんはいつもニコニコしていたね。」
と書かれました。
それがちょっといやで
中学生になったのを期におもいっきり渋い路線で行こうと
あるいは憂い少女の路線で行こうと
なるべく難しい小説など片手に
物思い顔でいようと努力したのですけれど
やっぱり駄目でした(笑)。
そしてもうあきらめることにしました。
気にしないことにしました。
「ニコニコ」がきっと私の役割なんだと思うようにしました。
大人になってからは
「ああ、私って得な性分だわ。」と思えるようになりました。
何十年も生きてきて
今、私のまわりにいるたくさんの友人たちを思う時
彼らはいつもニコニコしています。
一緒に泣いた時だってあったとしても
いつもニコニコしています。
けれども不思議なこともあって
中にはどうしても笑顔が浮かばない人もいます。
華やかな笑顔が自慢の人だったのに
その人のことを思い出す時には
どうしても笑顔が浮かんでこないのです。
私たち人間のアンテナというのはなかなか大したもので
もしかしたら「本当のニコニコ」と「嘘のニコニコ」を
無意識のうちに感じ当てているのかもしれません。
メイおばさん、たくさん泣いてきましたけれど
「いつもニコニコ」が友の思い出の中に残っているのなら
これほど嬉しいことはありません。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。 ↓
↓
ライフスタイル ブログランキングへ
海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
8月18日:スカートをはいたトウモロコシ
8月17日:不思議第二弾はカリフラワーライス
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan
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少なくともメイおばさんがよく開く
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まさに「訃報ページ」です。
時には両面2枚にわたっていることだってあるぐらいです。
メイおばさん、時々余裕のある時には
ここをけっこう丁寧に読みます。
するといろいろな人生が見えてきます。
もちろん、残された方々がわざわざ悪いことなど書くわけはないでしょうが
ああ、いい人生をお送りになったんだなあ、とか
ああ、良き伴侶と共にお幸せな人生だったんだなあ、とか
ああ、こんなにたくさんのお孫さんにも恵まれて、とか
ああ、もう少し長く生きていたかっただろうなあ、とか。
写真の方々は皆さん、嬉しそうに、楽しそうに
幸せそうに笑っています。
メイおばさんは小さい時から笑う子でした。
というか、どんなに悲しんだり、泣いたりしても
なぜか「いつもニコニコしているメイちゃん」と
言われ続けてきました。
小学校の卒業文集には
「メイちゃんはいつもニコニコしていたね。」
と書かれました。
それがちょっといやで
中学生になったのを期におもいっきり渋い路線で行こうと
あるいは憂い少女の路線で行こうと
なるべく難しい小説など片手に
物思い顔でいようと努力したのですけれど
やっぱり駄目でした(笑)。
そしてもうあきらめることにしました。
気にしないことにしました。
「ニコニコ」がきっと私の役割なんだと思うようにしました。
大人になってからは
「ああ、私って得な性分だわ。」と思えるようになりました。
何十年も生きてきて
今、私のまわりにいるたくさんの友人たちを思う時
彼らはいつもニコニコしています。
一緒に泣いた時だってあったとしても
いつもニコニコしています。
けれども不思議なこともあって
中にはどうしても笑顔が浮かばない人もいます。
華やかな笑顔が自慢の人だったのに
その人のことを思い出す時には
どうしても笑顔が浮かんでこないのです。
私たち人間のアンテナというのはなかなか大したもので
もしかしたら「本当のニコニコ」と「嘘のニコニコ」を
無意識のうちに感じ当てているのかもしれません。
メイおばさん、たくさん泣いてきましたけれど
「いつもニコニコ」が友の思い出の中に残っているのなら
これほど嬉しいことはありません。
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