Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

Kondo your life? 〜今度はあなたの生活を????

2019-05-19 04:53:26 | ライフスタイル
とりわけアメリカだからというわけでもなく
東京生活でも全く同じなのですが
メイおばさん、新聞を読むのが好きなくせに
これがまたなかなかストレスでもあるのです。
ちなみに、ここアメリカでは日本のように「夕刊」はありません。

とは言え、母国語のようにスラスラとは行きませんから
「いいや、時間がないからまた後でちゃんと読もう!」
とばかりに、中途半端に読んだ新聞が
捨てるに捨てられずにどんとんと溜まって行くのです(涙)。

しかも、この「時間がないからまた後で」というのが実はなかなかの曲者で
「後で」は、どんどんと逃げて行き
いざ読み始めた時には、すでに起承転結が
「起承」をすっ飛ばして「転結」になっていたりもしてかなりの興ざめ(笑)。

ちなみに、アメリカ暮らしで目を通す新聞は
シアトルでは「The Seattle Times」
ワシントンでは「The Washington Post」です。


今日もまた積もっていた新聞を開いていたら
「SUNDAY, APRIL 28, 2019」の
「The Seattle Times」でこんな記事に出会いました。


読み損なった新聞をシアトルからはるかワシントンDCまで運んできて
しかも4月28日の記事を5月も18日になって読むとはねえ、、、、(笑)。

でも運んできただけあってなかなか面白い記事でしたので
ざざっとご紹介させていただきます。

ご覧のように大きな紙面を割いて
かなり大きな見出しで

「Kodo your life」

何だと思います?
今度はあなたの生活?
テコンドーをあなたの暮らしに?
まさかねえ(笑)。

最初の行にはこんなことが書かれています。

「Between spring cleaning rituals and the Marie Kondo
 craze that's sweeping the globe, it's clear that many of us
really, really want to get organized.」

続く中身は「整理整頓の秘訣」です。
謎が解けた?

そうなんです、今やここアメリカでもその名を知られるようになった
「こんまり」こと「近藤麻理恵」さんです。

「Kondo your life」

今や、あなたの暮らしを「近藤」しちゃいましょ!
てな具合に使われるほどの有名人。
たいしたものです。

「やるなあ、、、、たしか30代前半の若さで、、、、」

感心していたら今度は4月19の日付の「週刊朝日」に遭遇。
これ、なぜかたまたま手元にあるのです。



「あなたもできる
 世界中で大ヒット!」 (週刊朝日)

日米どちらの記事も、とにかく「こんまり」さんを称賛しています。

こんなに若くて
こんなにチャーミングで
たぶん誰でもそれなりにやっている「片付け」で
日本ばかりでなくアメリカでも
こんなに権威ある有名人になってしまうなんて!!!

なんたって2015年には
アメリカのタイム誌で「世界で最も影響力のある100人「に
選ばれているんですからねえ。

しかも、日本から一緒に選ばれたもうお一人は誰だと思う?
て、て、天下の村上春樹さんだというのですから!!!

メイおばさん、アメリカのアマゾンで取り寄せようと決めました。
そして魔法の片づけをしながら
我が人生にとって本当に必要なものについて考えてみようかなあ、、、
ときめくものを探してみようかなあ、、、
などと殊勝にも考え始めたのであります(笑)。

アメリカの新聞記事の詳しい中身については
また折を見てご紹介しますね。

さあ、とりあえずはこの机の上でも整理しようかな、、、
それともキッチンから始めようかな、、、、
いや、やっぱりお客様を迎える居間が最初かな、、、、

などと考えているばかりで
相変わらずちっとも先に進みませんよ(涙)。


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ワシントンの雨から南太平洋へ、、、

2019-05-06 05:33:37 | 
この薄っぺらい文庫本は
どのページの色をも薄い紅茶の色に変えて
それがいかに多くの年月を抜けてきたものであるかを
あらためて思わせます。


岩波書店から出されたこの本の
第一刷が発行されたのは、昭和7年の3月25日。
こんな地味な本なのに以来何度も増刷されて
私の手元にある昭和48年版だってすでに第29刷!
発行日を見れば、昭和48年の7月20日です。

ここら辺が西暦だけで済ませられる国々と違って
日本の年号の小難しいところ。

だって、昭和47年と言われたって
いったい何年前のことなのかすぐには計算できませんもの。

まずは昭和47年=西暦1972年だということを確認してから
2019マイナス1972=47?

ということは
手元にあるこの文庫本が発行されてから早くも47年?
そりゃページが黄ばみもしますよねえ。

そんな黄ばんだ文庫本を前にして
あらためて、自分がいかに若い時から
ポリネシアの島々に、そしてゴーギャンに魅了されていたのかを
小雨の降る日にしみじみと思っています。

それが今はここ、アメリカの首都ワシントンDCの机の上にある
「ノア・ノア」です。


こんな古い本、ご存知の方はもうあまりいらっしゃらないかもしれませんが
1903年に54歳で亡くなったフランスの印象派の画家、
「Paul Gauguin」(ポール・ゴーギャン)が残した短い作品です。

とにかく若い頃にすっかりハマってしまったメイおばさんは
なんと20代前半の頃に、彼が亡くなったポリネシアのマルキーズ諸島に
しばし居座ってしまったぐらいです。

まあまあ、こう振り返ってみると
メイおばさんの人生って良くも悪くも波瀾万丈、ウロウロ暮らし(笑)。

とは言え、過ぎたことは変えられませんから
晩年になってからは

「いいもん、いいもん、これがマイライフにしてメイライフだもん!」

などと開き直って、ますますのウロウロ暮らしとなっています。
それにはメイおばさんに輪をかけた移動暮らしの達人
メイおじさんとの出会いも大きいのですが(笑)。

それにしても小雨模様の静かな午後の窓の向こうに
「United States of America」(アメリカ合衆国)の首都ワシントンDCの
国会議事堂を見ながら


そして時折
フロリダとニューヨークを結んで走るアムトラックの長い車両の
ガタゴトとした音を聞きながら


お気に入りの椅子にカラダを委ねて
何度も何度も読んで出だしのページを暗記しているぐらいの古びた本を
またもや手に取って、遥か南太平洋の島々に思いを馳せては
うっとりしているメイおばさんて、なんて安上がりなのかしらん(笑)。

雨が上がる気配もありません。
たぶん今日はこのまま振り続けるのでしょう。
しょうがない、南太平洋から現実に戻って
傘をさしながらお夕飯の買い出しに行きましょうかねえ。


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