Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

あの人にも会えます@ワシントンナショナルハーバー

2017-07-19 22:05:09 | 旅行
7が3つもそろったトリプルセブンの2017年7月17日

仲良し女友だちとプチプチ旅をしました。
と言ったって乗車賃2ドルの路線バスですが
たったの2ドルでちょっとした別世界へ連れて行ってくれます。
私たちはメトロのキングストリート駅前からバスに乗りました。


実はここはカジノで有名な所。
メイおばさんには未知の世界ですが(笑)。


ガイドブックによればこんな所。

「コンベンションセンターを有する巨大リゾートホテルを中心に、オフィスビル、コンドミニアム、ホテル、レストラン、ショップがポトマック川を見渡すように建っている。これといった観光ポイントはないものの、新しいもの好きなワシントンのヤングエグゼクティブが週末になごみに、また食事にやってきてけっこう賑わう。」

National Harbor(ナショナルハーバー)です。
確かに、これといった観光ポイントはありません(笑)。
けれども海、いえちがった、川の上にかかった長くて大きな橋を渡るだけでも
別世界へ行くような気がしてちょっとばかり心が踊ります。


いつでも大きな観覧車がまわっていますが
この暑い盛り、乗っている人はひとりもいません。

それでも観覧車は回り続けます。

白鳥さん、緑鳥さんもお昼寝モードです。


お洒落な店が並ぶこの小さな町で面白いのはこんな歩道。
このご婦人なんて、初めは本当の人かと思っていましたよ。
この暑いのによくコートなんか着ていられるなあ、などと思っていたぐらい(笑)。

でも近づいてみたら、、、、、


古き良きアメリカ的なファッションのおねえさんもいましたし。


このコーナーにはこんなお二人。

アメリカ32代大統領のルーズベルトと
イギリスの首相だったチャーチルです。

レトロな車もまるですぐに走り出しそうなタクシーのように置かれて
近づいてみれば「FORD MODEL T」


ちょっと離れてそれを見守っているのは
生みの親のヘンリー・フォード。


踊っている?のはアメリカ最初の大統領、ジョージ・ワシントンですし


こちらの山高帽の御仁は言わずと知れたリンカーン。


まあ、半日お時間があって
あまりツーリストのいない所をアメリカンに歩いてみたいなあ、、、、
という向きにはお薦めかもしれない「National Harbor」です(笑)。


どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ

―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
7月18日:真夏のトロピカルは60%オフ
7月17日:歴史はパワフルな材料?
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan

ラスコーまでの道~先史時代の遺跡を訪ねて

2016-11-05 00:13:21 | 旅行
今年も、などと総括するにはまだちょっと早すぎるのですが
今年もまたよく移動した○○○○○年でした。

○の中に入るのは何かしらと考えるとき
まず浮かんでくるのは「せわしない」
次に来るのが「いそがしい」
そして「おもしろい」「ありがたい」。

3月の私たちは、南西フランスの「サルラ」という
中世の建物が残る古い町に逗留していました。
フォアグラの産地で知られるペリゴール州です。

目的は、ここを拠点に先史時代の洞窟遺跡を巡ることでした。
このあたりには、現代人の祖先とも言われるクロマニヨン人が
およそ2万年前に洞窟の岩壁や天井に描いた動物や人の姿が
今でも世界遺産として保存されているのです。


サルラをとりまくペリゴール地方には
こうした先史時代の洞窟や遺跡が200近くも確認されています。


もちろん夫の趣味です(笑)。
メイおばさんは夫唱婦随で付いていきながらも
もっぱらの関心はこのあたりの食と食文化という次第(笑)。

Grotte De Pair-non-pair
Grotte de Font-de-Gaume

Cotte de Rouffignac
Sites Prehistoriques de la Valee de la Vezere
La Roque Saint-Christophe
Village Troglodytique de la Madeleine

Site Gallo-Romain d Montcaret
Les Eyzies-de-Tayac (Dordogne)
Grottes du Rog de Gazeile
Abri de Cap-Blanc

こんなほとんど聞いたこともなかったような洞窟&遺跡は
観光シーズンに入る前の3月という時節柄
どこも閑散としていて人の気配もなく
入り口に鎖がかけられているような所もありました。



けれども、ひとつだけ観光客で大賑わいの場所がありました。
10.5ユーロ(約1200円)の入場料まで取っています。

それがかの有名な「ラスコーの洞窟」でした。
メイおばさんだって、「ラスコー」と聞けば
すぐに中学の社会科の授業を思い出すぐらいです(笑)。

さて、今日はなぜ突然「ラスコー」かと言えば
なんと11月1日から上野の国立科学博物館で
「世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」展が
開催されているというではないですか!!


「約2万年前とされるラスコー洞窟の壁画は約600頭の動物たちが色彩豊かな彩色画や線刻画で描かれている。1940年に発見されたが保全のため閉鎖され、現在は研究者すら入れない。」

なのにどうやって?

長くなりましたので今日は前篇。
続きはまた明日ね。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
11月 2日:夏の日の思い出~オールドタウンのクレオール料理
10月31日:まるで生け花のようなサラダ~ピンチモニオ
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan


ブリュッセル空港後日談~またしてもとんでもない事件が!

2016-10-11 22:22:17 | 旅行

ベルギーのブリュッセル空港での乗り継ぎに失敗してからの
ことですが

またまた予期せぬ出来事、いえいえ
心のどこかで恐れていたことが起きました。

ロンドンの空港に着いたはいいものの
待てど暮らせどスーツケースが出てこないのです。

同じ災難に巻き込まれてしまった乗客が
他にも何人かいて

深夜に近づいたロンドンのヒースロー空港で
書類を作るために並ぶことになりました。

こういう時、さすがなのは(と逆に感心してしまうのは)
一言たりとも「すみません。」だとか
「ご不便をおかけします。」などの言葉が出てこないこと。

私たち日本人のメンタリティーとは大違い(笑)。
まあ、たしかに乗客のスーツケースが出てこないからといって
彼らではなくて
ブリュッセルの地上作業の方々の責任なんでしょうが、、、、

とはいえ一難去ってまた一難
いったい今回の移動はどこまでついてないんでしょう。

結局その後どうなったかといえば、、、、、

「明朝この番号に電話してください。」

と紙を渡され、朝になるのを待ち構えて電話をしてみれば

「たぶん今日中にはご指定の場所にお届けできると思います。」

そしてまたその後どうなったかと言えば
待てど暮らせどスーツケースなんて届きゃしません。

もう一度電話すれば

「夕方には届きますから。」

それでもまだ届きません。

ここらへんからかなりオタオタです。
中には家族から頼まれたものがたくさん
自分にとっても大切なものがたくさん。
かなり途方に暮れ始めてもう一度電話してみれば

「今日中には届くと思いますから。」

と言ったって、もう夕方なんですけれど。
メイおばさん、着替えもなくて
かなり困っているのですけれど。

いちおう深夜まで一縷の望みを託して待っていましたけれど
だめでした。
もうふて寝です。

そうして夜が明けた早朝
出勤する家族がドアを開けたとたん

「ありましたよ~っ!」

と叫んで
ガラガラと紫色のリノワを引きずってくるではありませんか!

24時間応対しているコンシェルジュに聞いてみれば

「はい、そのお荷物は本日の午前2時に届きましたので
 お宅のドアの前までお運びしました。」

ですって。

まあ、なんて言ったらいいのか
言葉に困りますが
一日半遅れでも無事に到着したのですから
「ラッキー!!」と思うことにしましょうか(笑)。

教訓ですか?
ええ、肝に銘じましたとも。
目的地にはできるだけ直行便で行くこと。

少しばかり安いからと言って
乗り換え便などにしようものなら
いつなんどき、こんな事態に巻き込まれるやもしれません。

さてさてとんだ災難で始まった
メイおばさんのロンドンライフですが
その後はまあまあ順調に進んでいるといいたいところなのですが、、、、、
これまたとんでもない事件が!

続きはまた次回。

写真は今暮らしている家とその周辺です。
セーターやコートが手放せないほどの寒さですが
風景はまだ晩夏、そして秋です。


なんだかんだ言っても
ここもまた美しい町です。


どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
9月23日:イギリスの小学校のお給食
9月21日:ゲストメニューにもなる簡単綺麗なサーモン料理
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan


ボルドーのレトロなウインドー

2016-03-19 03:09:42 | 旅行
ご無沙汰しています、メイおばさんです。
退屈だ、退屈だと思いながらも
一週間も居座ってしまったフランス南西部、ペリゴールの小さな町
サルラを後にして、西へ西へと約200キロ
昨日からここボルドーにいます。

ボルドーと言えばねえ、言わずと知れた
ボルドーワインの産地です。

「18世紀にはワイン貿易のおかげで黄金時代を築いた。
 町を歩けばいたるところに古典様式の重厚な建物が並び
 往時の繁栄ぶりをしのぶことができる。」

などというガイドブックの謳い文句はあまりに紋切型です。
メイおばさんからしてみたらただ一言

「うわあ、町だ!」


バスもストリートカーも走っていて
名の知れたブランドショップもたくさんあって
人がたくさん歩いていて
町の真ん中の大劇場の石階段にも人が座っていて

カフェやレストランの外席も華やかな賑わいを見せ

なんだかみんな楽しそうで

そう、町なんです。
「サルラ」が先史時代の遺跡を擁する誇りある村だとしたら
「ボルドー」は18世紀の輝きを受け継いできた華やかな町。

町の目抜き通りを
そしてその間を縫うような通りを歩けば
いろいろな面白い発見があります。
まずはそのうちのひとつをご紹介しますね。

お洒落なお店が並んでいる界隈に
突然こんなウインドーがありました。


なんとも言えない味があります。
時代遅れと言うのか、その反対なのか
よくわからないながらも、なんとも懐かしい感じがして。

この手のウィンドーには世界のいろいろなところで出会ってきましたが
まさか初日のボルドーで!とは思いませんでしたよ。

ワインからではなく
こんなことからボルドー入門してしまうなんて
まあ、なんと言ったらよいのやら(笑)。

でも、けっこう好きなんです、こうしたレトロ感。

今日は走って走って、大西洋を見に行ってきました。
ヨーロッパで一番高い砂丘を這いながら登るという
すごい体験もしましたよ。

それらについてはいずれまた。
とにもかくにも、次々と何かを忘れていく分
ちゃんと次々と新しい何かを詰め込んでおります(笑)。
いえ、詰め込むから押し出されしまうのか(笑)。


どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月15日:サルラの市場のフォトツアー
3月14日:フォアグラというジレンマ
http://blog.goo.ne.jp/mayobasa

ドルドーニュ渓谷に似合う旅

2016-03-16 00:57:28 | 旅行
気温が上がって
気の早い若者たちがまるで夏のような出で立ちになり


ゆっくりと蛇行しながら流れるヴェーゼル(Vezere)河畔も
中世の山上の城塞の町、ドーム(Domme)へと続くくねった道も
ソメイヨシノによく似た、けれどもひときわ色濃い花が咲き始めました。


ひっそりとした村々の春を抜けて走り続けていると
突然丘の上に古城が現れます。

車とてめったにすれちがうこともありません。
ただひたすら静かです。


車を止め
眠るような、霞むようなその風景の中を歩いていると
不思議な感覚にとらわれます。


もしかしたら
誰かのいたずらでタイムスリップしてしまって
もう元いた時代に戻れなくなってしまうのではないか、、、、、と。

そうした気持ちにさせるのが
ここ、時が止まってしまったような村々と
穏やかな川の流れ。


そして、今なお流域に1200もの城が残されているという
ドルドーニュ渓谷の魔法でしょうか。


しかもそれらの城の多くは
百年戦争(14~15世紀)の間に建てられたというもの。

今日のような春の日には
とりわけ魔法の力も強いようです。

「華やかな」という形容詞はそぐわなくとも
「穏やかな」美しさが見る者の心の形を変えていきます。

「有名な観光地」という呼称はそぐわなくとも
だらかこその静けさが心を捉えて
流れる時を受け止める旅人になったように感じます。


公共の交通機関がないのでレンタカーでまわるしかありませんが
高速道路を走ることもありませんから
どうぞゆっくりと旅をしてください。

せっかちな車が後ろからクラクションをならしたら
どうぞ道を譲ってください。

気に入った場所があったら
時計を見ずに過ごしてください。

そんな旅が
ここドルドーニュ渓谷の村々には似合います。

どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月15日:サルラの市場のフォトツアー
3月14日:フォアグラというジレンマ
http://blog.goo.ne.jp/mayobas

1万7千年後の早春のサルラの日々

2016-03-15 01:12:03 | 旅行
ここ、フランスのペリゴールと呼ばれる地方の渓谷では
これまでに先史時代の洞窟や遺跡が200近くも発見されてきました。

じゃ、いったい「先史時代」(Prehistoric)って何?
と、にわかに自信がなくなって
となりにいる「メイおばさんの百科事典」いえ「便利帳」さんに聞いてみれば
即座にこんな答えが返ってきました。

「メイ、それはね、文字のなかった時代のことだよ。
文字による史料が全くない。だから遺跡がきわめて大切な手がかりになる。」

そんな「先史時代」の遺跡を毎日訪ねまわっています。
観光シーズン開幕前のこの時期はどこも静まり返っていて
いわば「穴場」です。

さすがに昨日の「ラスコー」だけは
案内開始時間になるとどこからか20数名の人たちが集まって
ガイドの後に続いて洞窟に入りましたが
観光バスにもグループツアーにも出会ったことがありません。

あちこちに点在するこれらの洞窟や遺跡は
「ヴェゼール渓谷の先史時代史跡群と洞窟壁画群」として
1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。

ラスコーのような超有名とも言える史跡のほかは
入り口で入場券さえ買いさえすればあとは完全なマイペース。
どこでどれだけ足を止めようが全くの自由です。
ほとんど他に人がいないのですから(笑)。

それでもいくつかのパターンがあります。
全くの「野放し状態」のものと
いちおうはルートがあってそれに従って歩いていくもの。
ポイントごとにフランス語で書かれた説明書きがあります。

「La Madeleine Village」という遺跡では
困っているメイおばさんに目を止めた親切な受付のおじさんが
英語で書かれた本を手に持たせてくれました。

「この地図の通りに歩いて行ってくださいね。

 その場所に着いたら、同じ番号のページを見るんですよ。
 説明が英語で書いてありますからね。
 戻ってきたらこの本を返すことを忘れないでくださいね。」

そんな親切に心打たれたわけでもないでしょうが
結局これまで見てきた中で一番心に残るのは不思議なもので
超が付くほど有名な「ラスコーの洞窟」ではなくて
ヴェゼール川に沿った高台を
お借りした英語の本を立ち読みしながら
気ままに歩いた遺跡でした。


風と光と川のせせらぎ
そして木々の間から聞こえてくる鳥の鳴き声の中
私たちのほかにはただ一人の人影もない「マドレーヌ村遺跡群」


「Magdalenian」(マグダレニアン)と呼ばれる人たちの
1万7千年も前の暮らしの跡でした。
ある意味、一番地味なものでした。



それは中世の時期にもまた人々の住処となり
質素な教会堂が作られました。
今では薄暗がりの中のマリア像と
壁の隙間から差し込む光があるだけです。


私たちの命は1万7千年もの時間の中で
継がれ、継がれて今ここにある!
そんなことをしみじみと思っている
早春のサルラの日々です。

どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月14日:フォアグラというジレンマ
3月13日:イギリスの伝統的朝ごはんとノッティングヒル
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan

霧のロンドンから輝くボルドーへ

2016-03-12 03:55:09 | 旅行
早朝のロンドンは霧に包まれていました。
ガトウィック空港に着いて、ブリティッシュエア機に運ばれるまでの道も
霧が視界にフィルターをかけます。


8時45分、BA2786便は霧の中をフランスのボルドーに向けて飛び立ちました。
飛行時間は1時間ちょっとですから国内線のようなものですが
それでもパスポートコントロールもあるれっきとした国際線です。


高度を上げれば霧は眩しい青空に変わります。


高度を下げ始めれば、窓の外にはフランスの田舎の風景が広がります。
自分が乗っている飛行機の影が後を追ってきます。



ボルドー(Burdeaux)と言えば誰でもが知るような世界的なワインの生産地です。
空港の荷物が運ばれてくるターンテーブルの真ん中にも
大きなワインボトルが立っています。


レンタカーもプジョーです。


車窓から見るフランスの田舎の風景の美しさは
たとえこの時期であろうとも息を飲むほどです。

道に迷ったりしながらも
しかもそれがまた楽しくて
途中で見つけた農家のようなレストランにふらりと立ち寄ったりもして
夕方に目的地のサルラ(Sarlat)に着きました。
中世からルネッサンス、そして17世紀の建物が混在している美しい町です。

ここで1週間、のんびりと暮らします。
今日見たこと、味わったこと、聞いたこと、、、、、、
それらの感動はたった一日でいっぱいたまってしまいました。

ロンドンでのこともまだまだおしゃべりしたいことが
たくさん残っています。
どうぞ気長にお付き合いくださいませ。

ロンドン時計の針を1時間進めて、私たちのフランスライフが始まりました。


どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月8日:移動前夜のジグソーパズル
3月7日:所変わればMISO変わる!
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan

ロンドンの電車って、、、、

2016-03-10 18:59:24 | 旅行
ロンドンは今朝もどんよりした空から霧雨が降っています。
傘をさしている人もいれば
帽子をかぶっただけで普通に歩いている人たちもいます。

アメリカの「大きさ」と「大雑把さ」に慣れてしまった後のロンドンは
すべての物が小さく、こじんまりとしているように思えます。

ひとたびそんな「こじんまりさ」に慣れてしまえば
たぶんそれがとても心地よくなって
戻った時にはアメリカが
きっとずいぶんと大きく大雑把に感じることになるのでしょう。

ヒースロー空港から一日パスで乗った電車はピカデリー線。
大きなスーツケースを持った乗客が多いのに
そのスーツケースを座席の前に置く間もなく


仕方なくドアの開け閉めが邪魔にならない所に置いておけば
電車が揺れるたびにどこかでドタンと倒れる音がします。

そんな喧噪もじきに終わります。
出勤時間帯の電車は、駅に着くたびに乗客を乗せて
スーツケースが倒れる隙間もなくなります。


運よく座れた座席で鞄の中から小さな容器を取り出して
ナッツをポリポリかじり出す人もいます。
きっとこれが朝ごはんなのでしょう。

座っていようが立っていようが
イヤホンを付けて、スマホやi-Padを触っている人たちの光景は
東京の車内とまったく同じです。

座席の間には赤い手すりがありますから座れる人数は定数です。
つまり「すみません、もう少し詰めていただけますか?」と
7人を8人にすることはできません。


大人でも、まだ小さな子供でも
おデブさんでもお痩せさんでも
同じ「区画」に座らなければなりません。

要するに、整然としていて
どの座席の列にも同じ頭数だけが座れるのです。
あるいはこうも言えるでしょう。
要するに、融通が利かないのです。

その分
もっと詰めてください!
ちょっとそんなに押さないでくださいよ!
などの小競り合いもないでしょうが。

アメリカなら考えられないこと。
この隙間に座れないぐらいに太っている人たちがたくさんいますから。

加えて言えば、吊り皮というものがなく
高い所、天井すれすれの所ににこんなバーがあるのですが
メイおばさんは届きません(涙)。


けれども、その分やたら縦に延びたバーがありますから
必死にそこにつかまっています。


朝食後
夫が早々と駅まで行き、今日の一日乗車券を買ってきました。

乗り放題で12ポンド10セント、日本円にして2千円近くです。
いくらなんでもそんなに乗れるわけがありませんけれど
いちいち乗り換えるたびに並んで切符を買うのもまた大変なのです。

移動をすることも、食べることも、飲むことも、買うことも
ここは全部が高い町です。
以前よりもそう感じるようになりました。

どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月9日:ロンドン最初の夜のパブディナー
3月8日:移動前後のジグソーパズル
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan

My favorite things~私のお気に入り

2016-02-11 10:58:26 | 旅行
最近出会った「My favorite things」、私のお気に入りたち。
ドレスでもアクセサリーでもなく全部動物(笑)。

アリゾナのツーソンの町の通りに面した家の網戸ドア。


アリゾナのグリーンバレーの山の中腹
鳥たちが集まる場所で出会ったサインボード。



アリゾナのクウェイルクリークの美しい家々が立ち並ぶ一角の
地面に残されたまだほやほやの足跡です。

どのくらいの大きさかと言えば、、、、、

Bobcat (大山猫)です。


そしてこちらは、昨日のシアトル、チャイナタウン。


夕方6時。
PCの向こうが夜に移ろうとしています。



どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
2月11日:奥深い?幅広い?フムスの世界
2月10日:エキゾチック&ロマンチックなフムス
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan



「Desert Museum」で砂漠体験@ツーソン

2016-02-01 04:37:51 | 旅行
砂漠、、、、、と言う言葉を見たり聞いたりするたびに
「月の砂漠をはるばると 旅の駱駝が行きました~」
の寂しげなメロディーと、どことなくロマンチックな世界がふわりと目の前に

あるいは

「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ。」
という星の王子様とパイロットの会話、その孤独の中の優しさが
心にふわりと届きます。

実際はけっこう大変なのに、、、、という経験を昨日してきましたよ。

アリゾナ州ツーソンから西の山々の方角へ車を走らせます。
いつの間にやら窓の外はこんな風景。


どこまで行っても見渡す限りサボテンの山肌が続く中
やっと「Desert Museum(砂漠博物館)はここを左に」の表示が出てきました。

日曜日のこともあるのでしょう。
いくつもある大きな駐車場はほぼ満車です。

入り口にはこんな言葉が標示されています。


「We’re a world-class zoo, botanical garden and natural history museum – all in one!」
(ここは世界的な動物園と植物園と自然歴史博物館がひとつになったものです!)

まあまあ何て大げさな!と思いましたけれど、あながちホラではありませんでしたよ(笑)。
博物館と言ってもすべてが外、トレイルに沿って歩けばまさに「砂漠体験」ができます。

もちろん全てが自然というわけではなく
ハチドリは外に飛んで行かないようになってはいますが
大きなおりの外でもまた、保護されたハチドリではない自然のハチドリが
目の前を飛んで行ったりもするのです。


動物たちは外に出られないようになってはいますが
自然にのびのびと暮らしている姿を目の当たりにすることができます。


歩きながら地球の歴史や砂漠のなりたちを学ぶこともできます。
けれども、やはり一番面白かったのは

砂漠とはこんなに太陽がきつくて
それなのに身を休める木陰など全くなく
一歩間違えば限りなく道に迷ってしまうものなのか
しかもサソリやら毒蛇やら危険な動物に出会うことだってある、、、

そんなミニ砂漠体験でした。

それにしても、もう少し砂漠について、このミュージアムについて
調べてから行くべきでした。
そしてもう少し、できることならまる一日でも時間を取るべきでした。
中にはカフェもレストランもありますし。

そんな後悔はいつものことなのですが(笑)
そのたびに思います。

「これはお試し。次が本番」

ということで、メイおばさん、すっかりいつかまた行く気になってます(笑)。

それにしてもひどく後悔しました。
甘すぎました。
だいぶ高所にあるというのに、しかもまだ1月なのに、かなりの暑さなのです。
長袖のセーターなんか人目も構わず脱いでしまいたいぐらいです。

皆さんがこんな恰好をしている意味や

入り口でやたら日焼け止めを顔や手足に塗りたくっている意味が
ようやくわかった時には、It’s too late!

たぶんそのうち顔や手にシミが出てくるかもしれませんが
もういいことにしました。
それもまた我が人生の足跡、思い出、記念碑ですからね(笑)。

もしもツーソンにおいでになる機会がありましたら
ぜひこの「砂漠博物館」で、できるだけ時間をとって
めったにできない砂漠体験をなさってみてください。

暑い、眩しい、喉が渇く、単調、、、、
そんな所で生きている植物や動物がいる、、、、、
等々を全部含めての砂漠を体験できます。
そしてふと気づくと、歩きながら世界を思い、地球を思っています。

Arizona Sonora Desert Museum
10月~2月 8:30am - 5:00pm
3月~9月  7:30am - 5:00pm  年中無休

どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
       ↓
       ↓
ライフスタイル ブログランキングへ

海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
2月 1日:どこまでも続くピーカンナッツ林
1月30日:テーブルセッティングの秘訣
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan