Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

夏の終わり 秋の始まり

2018-09-28 23:55:55 | ライフスタイル
新しい月、10月が
まだか、まだかとソワソワしながら出番を待っているような
よく晴れた9月最後の金曜日です。


書きたいことはたくさんあって
腹ふくるるばかりなのだけれど
あまりに「時代遅れ」にならないうちに
(もうすでに「時代遅れ」かもしれないけれど)
これをご紹介しておかなければ、、、、

まずはこちら。
7月24日の「The Seattle Times」紙です。


「For Tokyo Games, Heat is a Worry」

と言う見出しで、東京の熱暑の様子を伝えています。
日傘をさして銀座を歩く女性たちの姿の下には
こんなキャプションが!

「Tokyo pedestrians try to keep cool.
 A record temperature was recorded northwest of the capital.」

東京の町なかを歩く人たちが、猛暑を少しでも凌ぐために日傘をさしていること。
とうとう記録的な気温にまでなったこと。


そしてそんな異常とも言える気温の上昇が
2020年夏のオリンピックの開催にも一抹の懸念を抱かせていること。

かたや別面のニュースでは

「Unrelenting heat wave hits U.S. Southwest, Japan, Britain」


と言う見出しで、勢いが衰えることもない熱波がアメリカ南西部と
日本、そしてイギリスを襲っていることを伝えています。

そしてそれら三つの国を代表して掲載されている大きな写真がこれです。


写真の下にはこんなこんな言葉が書かれ、その下の日本と韓国を襲う
熱波についての記事に繋がって行きます。

「A woman holds a portable fan in Tokyo on Monday.
Searing hot temperatures are forecast for wide swaths of Japan
and south Korea in a long-running heat wave.」

「Dozens die in Japan」

(月曜日の東京でポータブル扇風機を持って歩く女性。
 日本と韓国では熱波が続いている。)

(日本では何十人もの人たちが亡くなった。)

以来、この記事を見た友人たちに会うとまずこう言われるようになりました。

「メイ、日本は大変なんだね。
 それにしても、携帯扇風機なんてさすが日本だね!」

褒められて単純に喜んでいいのやら、、、
複雑な気持ちのメイおばさんです。

メイおじさんの仕事がひと段落ついて
「Old Town」のブラブラ散歩に行ってきました。

眩しいぐらいに晴れてはいても汗をかくでもない
快適なワシントンの「夏の終わり&秋の始まり」です。


ウダウダが似合わない朝に

2018-09-26 20:27:26 | ライフスタイル
ここ、アメリカの東海岸、ワシントンでも
日1日と「暗い時間」が長くなっています。

ついこの間までは目覚めれば明るくなり始めていた窓の外が
まだ眠りから覚めやらないように夜を引きずりながら
ようやく7時になる頃に明るさを届けてくれます。


そんな季節の移ろいの中でも
メイおじさんはちっとも変わりません。

私が目覚まし時計でまだ眠い目を開く6時には
もう書斎で仕事をしています。

キッチンへ行けば
コーヒーマシーンから
すでにコーヒーの香りが立ち上っています。

フーッと大きく息を吸い込んで
フーッとからだを伸ばして
今日もまたメイおばさんの新しい1日が始まりました。

メイおじさんとの暮らしも随分長くなりましたが
いまだに尊敬し続けていることがいくつもあります。

たとえば、人の悪口を一切言わないこと。
「なんて人がいいのかしら。」と
初めのうちはひたすら感心していましたけれど
ある時、真相がわかりました(笑)。

「メイ、そんなことで大事な自分の心を使うのはやめなさい。
 真実ではないことを言われようが、書かれようが毅然としていなさい。
 考えるに値しない人たちのことで悩むのはやめなさい。
 心は良き想い、良き人たちのために使いなさい。
 人にはそうする権利があるのだよ。
 加えて言えば、君を知る人たちはそんなこと誰も信じやしないのだから
 君らしくニコニコしていなさい。」

そんなメイおじさんの哲学が
いつもメイおばさんを助けてくれます。
そして朝起きるたびに祈ります。

今日も良き人、良き想い、良き時間と共に
今日も良き人、良き想い、良き時間のために
ニコニコと歩いて行けますように、と。

朝のキッチンで
コーヒーカップを持ったメイおじさんが
コーヒーカップを持ったメイおばさんに言いました。
どうやら取り組んでいた仕事がひと段落ついたようです。

「メイ、スミソニアンに行って何か面白そうなものでも見てこようか。
 その後、メイの好きなレストランでランチをしよう。
 10時出発はどう?」

「スミソニアン」とは、スミソニアン協会が運営する19の美術館&博物館群です。
そのほとんどが、ワシントンDCの中心部、
「モール」と呼ばれる地域に並んでいます。
しかも太っ腹なことに、そのほとんどが入場無料です。

シアトルにはシアトルの喜びと楽しみが
ワシントンにはワシントンの喜びと楽しみがあります。
そして、このアメリカの太っ腹「スミソニアン」は
まさにワシントン暮らしの喜びと楽しみの一つです。

窓の外がだいぶ明るくなってきました。
日焼け止めが必要なくらいのお日様です。
くだらないことをウダウダ考えるのには
まったく似合わない朝です。
 

Oh my Apple! 〜ワシントンでも大行列!

2018-09-22 20:25:34 | びっくり!
それはつい昨日のこと。
メイおじさんのスーツが出来上がったので
一緒にメトロに揺られて
「Tysons Corner」(タイソンズ・コーナー)という
大きなショッピングモールに行きました。


ついでにもう一つの目的が。
どうせ行くならと、妹夫婦に声をかけて現地集合。
ウロウロついでに、どうせなら一緒に美味しいランチでも、と。


あっちの店、こっちの店と
寄り道を繰り返す女性陣。
そんなことにはとっくに慣れている男性陣は
彼らには彼らの男同士のお喋りがあるようで
付かず離れず、文句を言うでもなしに
女性陣を「放牧」し、後からついて来てくれます(笑)。

そんなウロウロ歩きの途中
いつもは閑散とした場所で
いえ、そこ以外は相変わらず閑散とした場所で
女性陣も男性陣も思わず足を止めてしばし見入ってしまう大行列に出会いました。

これです、これ!
「Apple」ストアーの前です。


どうやら入場制限までかかっているようです。


ちなみに、どう閑散としているかと言えば
「Apple」以外のお店の前はこんな感じ。
通路だってこんなにひっそり。



いったい何だったのかしらと気になって
家に帰ってから調べたら
どうやら「iPhone」の新しいモデルの発売日だったよう。
などと今頃つぶやく時代遅れのメイおばさん(笑)。

「世界各地に新iPhoneとApple Watchを待つ行列
 表参道でも、豪雨に関わらず、朝5時の時点で80人以上の方が
 並んでいるようです。」

まあ、ここアメリカのワシントンでは
それほどの行列もなく、熱気も感じられませんでしたけれど
それでもいつもと違う雰囲気が周辺に漂っていましたよ。

メイおばさんも歩けばなんとやら、、、
モールのぶらぶら歩きは、アメリカ生活の楽しみの一つです。


あなた、何を学びたい?

2018-09-16 02:08:13 | ライフスタイル
メイおばさん
時々、突然思い立つと
たまっていた新聞をせっせと整理し始めるのですが、、、、

これがなかなか難関で
「たまっていた」と言うことは
つまり「まだ読んでいない」あるいは
「そのうち読もうと思って取っておいた」わけですから
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ
ハサミ片手にあっちをチョキチョキ、こっちをチョキチョキ
なかなか先へ進みません(涙)。

日本では「朝日新聞」を配達してもらっています。
時折、駅のキオスクで「JAPAN TIMES」を買います。

シアトルでは「The Seattle Times」
ここワシントンでは、「The Washington Post」と「The New York Times」です。

それでもこのチョキチョキ作業はなかなか楽しくて
調子付いてチョキチョキしているうちに
切り抜きばかりがどんどんたまっていって
肝心な時に、肝心な切り抜きが見つからなかったりもして、、、、、

今朝もたまっていた新聞をざざっと読みながら
チョキチョキしてました。


まあ、人間の興味や関心は日毎、あるいは時間の流れと共に
変わっていくと言ってもいいぐらいですから
その時には「うわー、面白い!」と思っていても
後から読むと「なに、これ。」と思うものも多々ありますし、、、

「いったいこれからどうなるの?」と心ドキドキさせていた記事も
「なあんだ、結局こう言うことなんだ。」と
興ざめしたりもして、、、、

それでもこのチョキチョキ作業は
その時々の自分の興味や関心がわかって面白いもの。

今日整理していてチョキチョキした記事の一つはこれでした。

「The New York Times」の旅行のページなのですけれど
題して「What Do You Want to Learn?」
(あなた、なにを学びたい?)

観光地巡りではなくて、結構「オタク」(こんな言葉まだ健在?)っぽい
4つのツアーが紹介されてます。
どれにしようかな〜と思うだけで
ちょっとワクワク、心が踊ります。

1)Drone Photography in Norway

  
わざわざノルウェーまで行って、ドローンを飛ばして写真を撮るんですって。
  ノルウェーの有名な「ドローン写真家」が付き添ってくれて
  「ドローン哲学」の基本も教えてくれるそう。
  2019年6月18日から8日間
  定員は16人 お値段は7,595ドル(約85万円)から

2)Behind The Curtains of London Theater

  
ロンドンまで行って、いろいろな歴史的シアターの表舞台じゃなくて
  その舞台裏を見るんですって。

  2018年10月29日から7日間 
  定員は20人 お値段は8,395ドル(約94万円)から

3)Looted Art: The History of World War II Plunder in France

  
第二次世界大戦の間にドイツ軍たちが集めた膨大な
  ユダヤ芸術品を鑑賞するんですって。

  2019年5月7日と9月24日の出発で6日間
  定員は24名、お値段は7,995ドル(約90万円)から

4)Mystery Lover's Edinburgh

  
イギリスはスコットランドのミステリーツアー。
  イギリスのミステリー作家が付き添ってくれるそう。

  2019年5月1日から8日間
  定員は25名、お値段は5,695ドル(約64万円)から

どれもかなりマニアック!
どれもかなり強気なお値段!

けっこうです、メイおばさん、
メイおじさんをパーソナルガイドにして
お安く行きますから(笑)。

それにしてもいいですよね、贅沢ですよね。
的を絞ったこういう旅って。

待ってて、ワンちゃん、もうすぐだから

2018-09-14 06:43:38 | ライフスタイル
こちら14日、金曜日のまだ薄暗い朝です。
ついこの間までは、目覚めたベッドの上から見る窓の外は
すでに明るくなっていたのに、、、、

夏の間、せっせと泳いでいた居住者用プールも
もうじき水が抜かれて、掃除をされて
来年5月のプール開きまで覆いがかけられてしまいます。


「やめて〜!」「行かないで〜!」と
しがみ付くメイおばさんのことなんて気にも止めず
夏から秋へ、秋から冬へと、季節が変わって行きます。

私たちのコンドミニアムのロビーの掲示板にも
こんなお知らせが貼られました。


「PUPPIES IN THE POOL」

毎年、プールの水が抜かれる前の日に
プールがワンちゃんたちの遊び場になるのです。


リードを解かれるやすぐに飛び込む子もいれば
水際まで連れて行っても足を踏ん張って
断固、拒否する子もいます。

「Prizes for best foggie paddle and most soggy dock.」

今年もまた
一番うまく泳げたワンコに商品が出る模様(笑)。

今年は9月17日の月曜日
時間は夕方の5時半から7時半。

メイおばさん、ワンコもニャンコも大好きですが
移動暮らしの身では一緒に暮らすのも難しくて
今年もまた応援部隊です。

ところで、今しがたワシントンの日本大使館から
こんな連絡が入りました。

VAというのは「バージニア州」
MDは「メリーランド州」
DCは「ワシントン」です。

*******

(VA州,MD州,DCの在留邦人および旅行者の皆様へ)

○ハリケーン「フローレンス」(現在,カテゴリー2)は,14日(金)午後までにNC州・SC州へ上陸(ハリケーン中心部が海岸に到達)する見込みですが,既にNC州の沿岸地域は暴風域に入っています。上陸後はゆっくりとした速度でNC州・SC州を内陸へ西進した後,16日(日)までには熱帯低気圧となり北東へ進むことが予報されており,VA州・MD州・DCにおいても地域により大雨等の影響が及ぶ可能性があります。

※今後のハリケーンの進路・勢力については,こまめに最新情報を確認する必要があります。
・ナショナル・ハリケーン・センター(NHC)
https://www.nhc.noaa.gov/graphics_at1.shtml?cone

○VA州・MD州・DCにおける「フローレンス」の影響は18日(火)頃まで続くものとみられ,各地の当局は,沿岸部のみならず内陸の住人に対しても警戒を続けるよう呼びかけています。
・特に沿岸部および河川付近にお住まいの方は,高潮害および洪水・鉄砲水の発生に備え,最新情報の収集に努めてください。
・最近の降雨で地盤が緩んでいることから,更なる降雨による土砂災害や倒木にも注意を要します。
・停電が発生する可能性があります。備えを再確認してください。

○避難対象区域(Zone A)周辺のNorfolk市など一部自治体ではホームページ等を通じ,避難場所のほか,安全な車両保管場所,避難所への無料バス等の案内を行っています。詳しくは各自治体ホームページをご確認ください(電話での案内は「311」)。

○万一災害に巻き込まれた場合,関係当局が発する警報等に従い行動し,安全確保に努めてください。救援が必要な場合は,躊躇なく「911」に電話してください。また,安全が確保されたところで,当館にもご連絡をお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーー

ワンちゃんスイミング
大丈夫かしら。

メイおばさん、今日は遠出はせずに
家でまったりしているか
歩いてすぐのシネコンに
またあれを見に行っちゃおうかしら。
もう3回目だけれど(笑)。

Christopher Robin!
日本ではたしか「プーと大人になった僕」

伝染する笑顔

2018-09-11 22:17:07 | ライフスタイル
不思議なことに
しばらく会っていない人を思い浮かべようとすると
どうしても笑顔が出てこないことがあります。

実際には随分たくさんの笑顔を見たはずなのに
時間という魔法がまるで
その人の本当の顔を見せてくれたように。

ある時、日本でのトウのたった女子会で
ふとしたことからそんな話題になりました。

「どうしても笑っている顔を思い出せない人がいるよね。
 たくさん一緒に笑ったはずなのに、思い出そうとすると
 みんな意地悪な顔になっちゃう。」

「なんでだろうね〜」

と、みんなでしばし考えていたら
誰かがこんなことを言いました。

「たぶん本心で笑ってないからだよ。」

それを受けて、また別のだれかが冗談のように続けました。

「下半身の口元は笑っていても
 上半身の目が笑ってない。
 まさに『目は口ほどにものを言い』だよね」

「毎朝、鏡に向かって
『鏡よ鏡、鏡さん、この人たちの中で誰が一番、、、、?』って
 やってる感じだよね。」

確かに「どうしても笑顔が出てこない」その美しい女性は
いつも自分と誰かを比べるように
口元こそ華やかに笑ってはいても
目はいつも相手を値踏みしているようでした。

ところで、たまった新聞を整理していたら
こんな素敵な「少女たち」に出会いました(笑)。


4月26日ー5月27日号の「Alexandria Gazette Packet」
ここアメリカの首都、ワシントンの足元、アレキサンドリアで
発行されているフリーペーパーです。

雨でぬかった泥道を歩きながら
傘もささずにぬかるみに立って
子供のようなお茶目な笑顔でこちらを見ている彼女たちの
なんて素敵なことでしょう。


笑顔は伝染し
紙面を見ているメイおばさんも
気づいたら笑顔になっていました。

自然な笑顔はいつだって「伝染」します。

ところでこちらはいつもながらの新聞の訃報欄。


ここでもまた故人たちがとびっきりの笑顔で
紹介されています。


残るのは笑顔であって欲しいもの。

あら大変、今し方こんな注意報が届きました。
在留届を提出している在米日本大使館からです。

【広域情報】イスラム教シーア派の宗教行事「アーシュラー」に伴う注意喚起

●9月20日(木)頃は、イスラム教シーア派の宗教行事「アーシュラー」に当たります。

●大規模行事はテロ等の標的となり易いことに留意し、最新情報の入手に努めてください。
 情報収集には「たびレジ」を活用してください。

こんな注意があるたびに思います。

「そうだった、ここはアメリカだった!」


プーと大人になった僕

2018-09-10 16:05:02 | 映画
その映画の撮影がイギリスで始まったのは
2017年8月だと言います。

それから1年近くも経って
ここアメリカの3602館の映画館で公開されたのが
ついこの間の8月3日のことでした。
封切りして1週間で2458万ドルの興行収入をあげたと言います。


と言ってもピンと来ませんけれど
円に換算してみて驚きましたよ。
メイおばさんの計算が間違っていなければ
それってもしかして、もしかして
に、に、に、27億円以上!!?

そんな映画「Christopher Robin」(クリストファー・ロビン)を
遅ればせながら、昨日の雨の日曜日
トコトコと歩いて5分もかからないシネコンで見て来ましたよ。


シネコンですから、いろいろな映画が同時上映されていて
受付で切符を買う時には
見たい映画の名前を言ってお金を支払います。


こんなに話題になっているのに
番号の書いてある扉を開けて入ってみたら
ガラガラもいいところ。
もうほとんどメイおばさんの独占状態。

どうして、どうして、どうしてかしら。
これだけ話題になっている映画ですもの。
東京だったら満席になっていたっておかしくないのに、、、

などと最初のうちはちょっとばかり居心地が悪かったのですが
そんなの、始まって5分もしたらすっかり忘れて
プーさんの世界にどっぷり入り込んでいましたよ。
これこそまさにいつもながらの映画の力、ムービーマジック!

とはいえ、字幕があるわけでもありませんから
全てを理解できるわけではありません。
それでも十分に「プーさんの世界」に入り込んできたメイおばさん!

その心地よさ、その安らぎ
終わってから気づいてみたら
嫌なこと、心配なこと、不安なこと
そんなの全〜部、忘れちゃって
すっかりプーさんの世界の住人になっていましたよ。

これこそまさに「映画マジック」!
たった9ドル19セント(約千円)の「映画マジック」!

字幕なんてありませんから
全ての会話を理解できはしませんけれど
それでも感動はできます。
涙も流せます。
心も洗えます。

明日また
もう一度見に行くつもりです。
2回目だから見えてくるもの、わかることもあるでしょう。

早速、日本の友にLINEで感動を伝えました。

*これは傑作です。もちろん元々のWinnie the Poohを知らないと
 面白さの全部は伝わらないかもしれませんが、それでもいい映画でした。
 ディズニーやりましたね!私、もう一度見にいくつもりです。
 英語の勉強にもなりますし(笑)。
 10ドルでお釣りがくる上に、なぜか広い劇場を独占するぐらいに
 人がいないの。まあ、アメリカの映画館で人がいっぱいだったことなんて
 これまでに一度もないけれど(笑)。いい映画でした。

するとすぐに
こんな返事が届きました。

▽こちらも最近テレビで予告をしてますよ。
 邦題は「プーと大人になった僕」です。
 また日本で一緒に映画を見ましょうね。

プー、イーヨー、ピグレット、カンガ、ティガー、、、、
そしてクリストファー・ロビン
みんなメイおばさんの長年のお友達。
昨日は会えてとても嬉しかったよ!

もしもピアノが弾けたなら〜

2018-09-08 23:40:58 | びっくり!
朝からうすらボンヤリ曇った小雨模様。
いつもは窓の向こうに見える
空に向かって高く伸びたワシントン記念塔も
モールと呼ばれる細長い緑地帯を挟んで
記念塔と対象的な位置にある国会議事堂の白い丸屋根も
今朝は見えないほどでしたのに

雨も止み、少しばかり空が明るくなってきて
記念塔も議事堂もおぼろげながらに見えるようになりました。



サンルームに佇んで目を下に向ければ
雨が止むのを待ってました!とばかりに
テニスをし始めた人たちがいます。

ワンちゃんのお散歩組みの姿もちらほら見え始めました。

ところで
アメリカではさして珍しいことではないのですが
シアトルのコンドミニアムと同じように
ここにも住人用のテニスコートとプールとジムがありますが


メイおばさん、珍しくちょっと体調が悪くて
泳ぐ気にも、テニスをする気にも、ジムで汗をかく気にもなれません。

その分、自分の部屋に閉じこもって
たまりにたまった新聞の整理をしています。
シアトル暮らしの間は「The Seattle Times」でしたが
ここ、ワシントンでは「The Washington Post」または
「The New York Times」です。


時々なぜか古い日本の新聞の記事が紛れ込んだりもしていますが
それはそれでまた面白くて、、、(笑)

けれどもこの作業の悪いところは
だんだん面倒臭くなって来て
クリッピングをする記事と、捨てる記事との判断が
どんどん大雑把になっていくことです。
つまり網の目がどんどん大きくなって行くわけ(笑)。

そのうち読むのも面倒臭くなって
見出しだけで判断し始めて
もしかしたらとても大切だったかもしれない情報を
ポトポト落として行くわけ(涙)。

それでも世の中
興味深い記事にたくさん出会うものです。

チョキチョキ切り抜いた面白い記事について
一つ一つお伝えしたいところなのですけれど
今日はひとまず我慢して
もう少し、チョキチョキを続けます。

ところでウチのメイおじさん
どうやら仕事が佳境に入ったと見え
今日も朝早くから書斎にこもっています。

まあ、楽でいいのですが(笑)
これは、ちょっと困るの(涙)。


外に出たいような天気ではないので
久しぶりにピアノでも弾きたい気分になって
よっしゃ、ガーシュインでも弾くぞ!とばかりに
腕まくりあげて行ってみたら


どかすにどかせない原稿の山が!!
勝手にさわるわけにも行きませんから
あ、あきらめましたよ、夫唱婦随のメイおばさん(涙)。

という次第で、またもや絨毯の上にペタンと座って
ひたすらチョキチョキを続けている
珍しくネクラなメイおばさんです。

でもね、見過ごしていた面白い記事にたくさん出会いました。
そんなものも追い追いご紹介させてくださいね。

(読んでくださってありがとう!!)

オールドタウンの心意気@ワシントン

2018-09-05 05:01:08 | ワシントンDC
ばたばたと片付けて
あたふたと荷造りをして
いそいそと早朝の飛行機に飛び乗って
アメリカ大陸の西の町から東の町へと移動をしました。

年がら年中繰り返しているそんなことが
つい昨日の様にすら思えるのに
まあまあ何てことでしょう、この町に来てから
もう1週間も経つなんて。

アメリカの首都らしく
国会議事堂やらワシントン記念塔やら
スミソニアンの美術館群に行くのもいいけれど
実はメイおばさん、ここが好き、いえ、ここも好き。
まずはここに来て、「帰って来たよ〜!」とご挨拶をします(笑)。


「オールドタウン」と呼ばれる古い町並みを下った先の
ウォーターフロント、ポトマックの水辺です。


キングストリートをずんずん下って行きさえすればいいのです。
メイおばさんの家から歩いて行けない距離でもありません。
もしも途中でくたびれたなら、町が走らせている
赤い色をした無料のバスに乗ればいいのです。

ここは「オールドタウン」と言われるだけあって
古くからの美しい街並みが残されている歴史保存地区です。
とはいえ、ちょこっと寄ってみたいお洒落な店や
心惹かれるレストランがたくさんあります。


そんな町並みを、とにかくそのままずんずんと
歩いていけば水辺に出ます。


カモメが飛び、船が行き来し
空港から飛び立った飛行機が機首を上げて誇らしく空をよぎり
空港へと向かう飛行機が機首を下げて着陸体制に入ります。

つまり、ただぼーっとしているだけで
小さな船も大きな船も、小さな飛行機も大きな飛行機も見えるのです。
向こう岸には国会議事堂や記念碑が見えます。
水上にかけられた長い橋の上を車が行き交います。
橋の向こうは「ナショナルハーバー」と呼ばれる新しい町です。

そんな風景を見ながら過ごす水辺は
メイおばさんの好きな場所の一つです。
ああ、ワシントンに帰ってきたなあ、、、
と、首都のど真ん中ではなく、水辺で思うのです。

水辺の道路に、以前は見かけなかったこんな立て看板がありました。


「マリーナでは自転車、スケートボード、ローラースケート、ホバーボードは禁止です。」

少しずつ時代が変わりながらも、それでも守るべきものは
きちんと守ろうとする「オールドタウン」の心意気です。


住む場所 訪ねる場所 帰る場所

2018-09-02 17:49:58 | ライフスタイル
西のシアトルから東のワシントンDCへと
国内線の飛行機でアメリカ大陸を横切るなんて
もう数え切れないほど繰り返して来た「日常生活」のはずなのに
どうしたことでしょう、5日も経った今頃になって
どっと疲れが出て来ました。

そう言えば、「ああ、疲れた、、、」と呟いた若い頃
年長友から即座にこんなことを言われたことがありました。

「メイ、疲れがすぐに出るのは若い証拠よ。
歳をとるとね、しばらく経ってからドドっと出てくるんだから。」

そんな言葉を思い出しては
確かに、なるほど、、、と妙に納得している
本日のメイおばさんです(涙)。

疲れを吹き飛ばすために
オールドタウンの水辺まで歩いて
お気に入りのレストランで海を見ながら
ランチをしてくるつもりだったのに
いよいよとなったらそれすら面倒くさくなってしまって
家の中でウダウダしています。

そんなところに同じ階の友がやって来て
ウダウダモードで白ワインなど飲みながら
楽しくおしゃべりしていたら
ますます外へ出るのが面倒になりました。

とは言え、せめてお夕飯のお買い物ぐらいはしなければ、と
思いながらもなかなか腰が上がりません。
なかなかメニューも決まりません。

先ほどからお気に入りの椅子に体を沈めて
うっとりとこの写真を眺めてばかりいます。


もう随分前、6月24日の
「ニューヨークタイムズ」紙の記事ですが
いまだに大事にとってあります。
そして、眺めるたびに思います。


「いいなあ、いいなあ、いいなあ、、、
いつかまた、葡萄棚の下の外テーブルで
屈託なく笑いながら、良き友、良き家族たちと
のんびり楽しい時間を過ごしたいなあ、、、」

記事のタイトルは「Out of Chaos、Athens Rises」

「この町が今やヨーロッパの中で重要な位置を占めつつある。」
などという言葉に始まって
土曜日夜のアテネの「外ご飯文化」について
筆者の思い出を絡めながら紹介している短い記事なのですが
メイおばさん、こんな言葉に心掴まれてしまいましたよ。

「There are places we live and places we visit,
and then there are the other places.
Places we return to, where put down roots,
but not strong enough roots to hold us.
———places that change us, that we haunt and
are haunted by.」

ざっと言えば

「世の中には私たちが『住む場所』と『訪ねる場所』、
そしてもうひとつ『帰る場所』がある。
はびこるほどの強い根でなくとも『根を下ろす場所』、
『自分を変える場所』、『たびたび足を向けたくなる場所』だ。」

ま、まずい、メイおばさん
ちょっと涙腺が緩み始めました。

そう言えばこの写真の町に
もうどれだけ帰っていないのだろう。
いつか、いつかと思っていたって
「いつか」なんてあっけなく消えてしまう陽炎のようもの。

「いいなあ、いつか私も行きたいなあ、、、」
「いいなあ、いつか私もやってみたいなあ、、、」

ある時、そんな言葉を繰り返す友に、別の友が半分ふざけて言いました。

「いつか、いつかっていつの『5日』?
『いつか』にはちゃんと日付をつけないと
どんどん逃げて行っちゃうよ。」

さあ、流石にこれ以上ウダウダしてもいられません。
メイおばさん、えいやっと重い腰を上げて
ガラガラとカートを引きずって
お夕飯の買い出しに行って来ます!!