Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

気づけばイギリス貴族の世界に@ダウントン・アビー

2019-10-07 22:04:44 | 映画
これはなんと昨年9月21日に届いたメール!

「ニュース 2018.09.21 12:00 |海外ドラマNAVI編集部
『ダウントン・アビー』映画公開日が決定&続投キャストも続々明らかに!

 6シーズンに渡り、上流社会と使用人との間で巻き起こる愛憎劇を描き、
 世界中で大ヒットを記録した英ITVのドラマ『ダウントン・アビー』。
 当サイトでもその映画化が進められていることはすでにお伝えしている通りだが、
 ついに映画公開日が決定した。米TV Lineなど複数のメディアが伝えている。」

テレビで大ヒットしただけあって
これほど待たれていた映画は、最近では珍しいかもしれません。

メイおばさんは日本でもアメリカでも
昔からほとんどテレビを見ない人なので
よりいっそう、「は〜やく来い来い、ダウントン・アビー!!」
とばかりに楽しみにしていたのですが、、、

ついに来ました!


もちろん公開されてすぐに飛んで行きましたよ。
何しろ、ここワシントンの家からは
歩いても3分、走って行けば多分1分(笑)ぐらいの所に
いかにもアメリカらしいシネコンがあるのです。

どのくらい「アメリカらしい」かと言えば
今だって、こんなにたくさんの映画が上映されています。
ワクワク、ソワソワしてしまうぐらいたくさんの映画です。

とは言え
いかになんでも多すぎやしません?
目移りしちゃいますよねえ。

*Joker
*Abominable
*Hustlers
*Ad Astra
*Judy
*IT Chapter Two
*The Lion King
*Good Boys
*Rambo: Last Blood
*Angel Has Fallen
*First & Furious Presents: Hobbs & Shaw
*Overcomer
*The Peanut Butter Falcon
*Scary Stories Too Tell In The Dark
*War
*Dora And The Lost City Of Gold
*Brittany Runs A Marathon
*Sye Raa Narasimha Reddy
*The Climbers
*My People, My Country

しかも新作映画がこのお値段で見られます。
ほら、これ、まだお財布の中に残っていた
10月4日に「ダウントン・アビー」を見に行った時の切符。


これだけ話題になっている作品が
雰囲気も良く、座り心地も良い
しかもなぜかガラガラの映画館で
税金も入れて、9ドル99セントで見られるなんて!!

映画好きのメイおばさんにとっては
これぞアメリカ暮らしの醍醐味です。

ところでこのお値段
メイおばさんは「99マジック」と読んでいるのですけれど
10ドルと9ドル99セントでは
たった1セント(約1円)の違いしかないのに
税込で9ドル99セントと言われると、なんだか得したみたいで
行かなきゃ損々(笑)。

9ドル99セントは今のレートで日本円にすれば
およそ1070円です。

話題の新作がこの値段で
しかも歩いてすぐの感じのいい映画館で見られるなんて
放っておく手はありませんよねえ。

この映画、「ダウントン・アビー」は
メイおばさんのように全ての英語のセリフを理解できなくとも
圧倒的に引き込まれる映画です。
素晴らしく優雅な別世界に入り込めます。

もう少しきちんと理解するためにも
なんて言うと格好いいのですが
もう少し、ちゃんと英語を聞き取るためにも(これが本音)
もう一度見に行かねば、、、、
いえ、もう二度ぐらい見に行かねば、、、、

そんな思いに急かされて
実は、二度目を見てきました。

又もや余韻に浸りながら
ああ、またもう一度、見に行っちゃおうかなあ、、、
などと思っていた所に
こんなメールが飛び込んで来ました!

「シネマトゥデイ
 映画版『ダウントン・アビー』来年1月日本公開!
 ーーーーーーーーーーーーーー
 映画『ダウントン・アビー』の日本公開日が2020年1月10日に決定した。
 大邸宅「『ダウントン・アビー』で暮らす貴族とその使用人たちの生活を描き、
 シーズン6まで製作された人気英国ドラマの英語版で、全米で初登場1位の
 ヒットとなっている。」

1月まではまだまだですけれど、これ、お勧めです。
しばし別世界で過ごせます。
しかもただの別世界ではなくて
格調高き貴族の世界、「Magnificent world」です。

でも、今ネットで調べてみたら
え、え、え、日本の映画は1800円もするの?
しかも、もうすぐ1900円に値上がりするの?(驚き)

そんなことを書いていたら
今しがた、メイおじさんが来て言いました。

「メイ、仕事の見通しがついたから
 今日、映画に行こうと思うのだけれど一緒にどう?
 ほら、君がやたら気に入っていた『ダウントン・アビー』に!」

はい、もちろん二つ返事で「With preasure!」(喜んで)。
と言うことで、本日夕方の回に
メイおばさん、またもや三度目の足を向けることとなりました(笑)。

アメリカ人ですけれど、イギリスでPhD(学位)を取ったぐらい
とにかくイギリス好きのメイおじさん。
さぞかし喜ぶことでしょう(I hope!)。

3回目!のメイおばさん
またしてもワクワクしています。


読んでくださってありがとうございました。
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一人映画の贅沢@Aladdin

2019-06-12 08:20:07 | 映画
早朝の飛行機で、メイおじさんがシカゴに発ちました。
お仕事が終わった頃を見計らって
メイおばさんも合流します。

つかの間の一人暮らしも悪くはないどころか
なかなか快適です(笑)。

一人になって早速したことは
歩いてすぐのシネコンで映画を見ること。

何かと言えばフフフ、「Aladdin」です。


ここ、アメリカでは日本に先駆けて5月24日に公開されたのですが
ほら、メイおじさんには興味はないだろうし
ほら、メイおばさん、実は一人で見る映画が好きなものですし、、、、(笑)

なぜ一人映画が好きかと言えば
気を使わずに映画の世界に入り込めるから。
そして、終わったすぐ後に感想を語らずに済むから。
だってほら、いい映画こそ
しばし余韻に浸っていたいじゃないですか。

映画館で見る映画が大好きです。
と言うか、メイおばさんにとっては
映画とは映画館の暗闇の中で集中して見るもので
家のテレビ画面で見るのは映画ではないのです。

それにしても、今日は午前中の回だったので
税金をふくめてもたったの6ドル59セント。
日本円にしたら700円ちょっとで
こんなに楽しんじゃっていいのかしら。

この映画、「Aladdin」(邦題は「アラジン」)ですが
気楽に見るには最適です。
単純に楽しむことができます。


日一日と昼間が長くなってきました。
もう8時を回ったと言うのに、外はまだ明るくて
眼下のプールにはまだ人影も見られます。
嬉しい季節がやってきました。


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映画あれこれ、、、やっぱりいいなあ。

2019-02-21 22:56:28 | 映画
降り積もった雪も
お日様のおかげでだんだんと消えて行き
今では人通りのない日陰に残るばかりとなりました。

昨日は終日、閉じこもっていましたけれど
そろそろ動き始めてもいいかしら。

と、考えて、とりあえずはやっぱりシネマ通いから?と
呟くメイおばさんです。

歩いてすぐのシネマコンプレックスでは
相変わらずたくさんの映画が上映されています。

気楽に足を向けられる上に
いつ行こうが、およそガラガラですし
最新の映画だって10ドル程度で見られます。
英語以外で話される映画にはもちろん英語の字幕が付きます。

映画はメイおばさんの趣味であり、喜びであり、教養であり?
そして、暇つぶしです(笑)。

最近すっかりはまってしまった映画があります。
「えっ、また〜? いったい何回め?」
と、メイおじさんに「呆れられながらも

「だって、メイの英語力じゃ一度で全部はわからないんだもん。」

とばかりに足繁く通ってしまったのが「ボヘミアンラプソディー」でした。
なにしろ、元々が年期の入った「Queen」
そして「Freddie Mercury」(故フレディ・マーキュリー)の大ファンなんですもの(笑)。

そんなメイおばさんのところに
またしても「I cannot miss it!」(見逃せない)映画情報が届きました。

しかも、これもまた歩いて5分のシネコンです。
多少雪が残っていたところで
たとえ2時間55分の長丁場だって
どうして抗えましょうか。

いったいこれまで何回見たことか、、、
とは言えまた見たい、そんな映画は
15時開演の「My Fair Lady」です。

いえ、決してニューバージョンなんかではなく
正真正銘のオードリー・ヘプバーンとレックス・ハリソンの映画です。

古かろうが新しかろうが
良い映画、楽しい映画は何回見たっていいものですし
見るたびに新しい発見があったりもするものですし

それにね、ほら、英語耳を作るのにもいいでしょう?(笑)
などと言い訳がましいメイおばさんです。

先日、電車に乗って、小さな映画館「WEST END CINEMA」に行きました。


ワシントンでも二箇所でしか上映されていないというレアな日本映画
「万引き家族」を見るためです。
英語のタイトルは「Shoplifters」です。


日本での公開は昨年の6月だったようですが
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した、などと聞いては
どうしてスルーできましょう。

しかも、昨年9月にお亡くなりになってしまった樹木希林さんが
要(かなめ)とも言える役どころをこなしていらっしゃるのですもの。

メトロに乗って行ってみれば
なんと、観客はメイおじさんとメイおばさんの二人きり!


小さな映画館だけに
まるで家で電気を消して大きな画面のテレビを見ているような
贅沢時間でした。

話はどんどん飛躍しますけれど
この恐ろしく古くて小さな映画館で
毎週水曜日に上映される映画のパンフレットが手元にあります。


まあ、それがまた、、、、

ほとんどの人には???でしょうが
クラシック映画が好きな方にとっては、心踊るプログラムでしょう。
はい、メイおばさんもその一人です(笑)。

さて、皆様、どれだけご存知でしょうか?
チラシに書いてある通りに記します。
(  )の中に日本名も書いておきますね。

2月13日 CASABRANCA (カサブランカ)
2月20日 When Harry Met Sally (恋人たちの予感)
2月27日 LOLITA (ロリータ)
3月 6日 Silk Stockings (絹の靴下)
3月13日 Camille Claudel (カミーユ・クローデル)
3月20日 SHE WORE A YELLOW RIBBON (黄色いリボン)
3月27日 Fame (フェーム)
4月 3日 SUPERMAN (スーパーマン)

この際、毎週でも足を向けたいぐらい。
100円玉ならぬ1ドル札貯金、始めようかなあ、、、

ちなみにメイおばさんにとっては
やっぱり「映画=暗い映画館で集中して見るもの」であって
自宅のテレビで簡単に見られるものは
映画ではなくて「ビデオ」あるいは「テレビ」なのです(笑)。
古いねえ。

**********
あっ、今頃になって読み返して気づきました。
大変、写真が入ってない、、、、、
でもね、今、ここワシントンは夕飯の片付けも終えて
さあ、寝るぞ〜!の夜11時なんです。

明日の朝、起きたら一番に写真入れて起きますからね。
ごめんなさい。
かくかくしかじかの「うっかり者」のメイおばさんですが
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!

こちら金曜日深夜のメイおばさんより
お休みなさい。
**********


読んでくださってありがとうございました。
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ボヘミアンラプソディを一緒に歌う「Sing-Along」!!

2019-01-22 07:50:16 | 映画
どうしましょう、完全にやられてしまいました。
こう言うのなんて言うんでしたっけ。
ほら、あれ あれ。

思い出しました、「シャマード」!
心が震える瞬間のこと。
心が降伏した時のこと。

ついでにウンチクを傾ければ
これ、「ナポレオンの時代、軍隊が降伏を告げる時に打ち鳴らされた太鼓」のことだそう。

9月に東京で
11月にシアトルで
12月にもまたシアトルで

そして新しい年になったと思ったら
今度はここワシントンでまたしても、、、
全く飽きもせずに、よくもねえ、、、

いいかげんにこの話題、終わりにしなければ
他にたまっていることがちっとも日の目を見ないじゃない
とは思いつつも

とにかく先回書いたお約束を守らなければ
メイおばさん、女がすたるというもの。
いえいえ、映画好きがすたるというものです(笑)。

ということで、本日は「Sing-Along Screenings」について簡単に。
いえ、メイおばさん、別に狙って行ったわけでもないのです。
いちおう家を出る前に、上映時間を確認しておこうと思っただけ。

そうしたら何と、こんな言葉が告知されていたのです。


「本日はSing-Along Screeningです。」

シングアロング スクリーニング?
映画歴も長くなりますが
実は初めての経験でした。

何かと言えばまさに読んで字の如し。
乗客がみんなで「Sing-Along」(シングアロング)するのです。

「シングアロング」が何かと言えば
要するにみんなで一緒に歌うこと。

何をどう歌うのかと言えば
映画の中の歌の場面になると
歌詞の字幕がスクリーンの下に表示されます。
それを見ながら映画と一緒に声を大にして歌うのです。

いえ、そう言うものらしいのです。
メイおばさん、気合を入れて日本から持って来た大切なのど飴まで
ポケットの中に忍ばせて行ったのですが、、、、、

ひどいじゃない?
誰も歌わないの。
全然、期待していた「シングアロング」なんかじゃなくて
まるっきし、いつものやつ(涙)。

けれども、そこはメイおばさんの心意気。
一人だっていいもんね、と、小さな小さな誰にも聞こえないような声で
画面の歌詞に合わせて歌ったのでした。

これがね、もう至福の経験。
暗い中でひたすら画面を見ながら、まるで画面の中に入ったような気持ちで
何度も足を運んだだけあってすっかり馴染んだ歌を歌うんです。

歌うのは一回経験すればいいですけれど
この映画はやっぱりもう何回か経験したいと思っていたところに
同じ階に住む友人からお声がかかりました。

「メイ、ボヘミアンラプソディ、一緒に見に行かない?」

メイおばさん、「もう何回も見たよ〜。」なんておくびにも出さずに
すぐにお返事をしました。

「Of course, with pleasure!!」

かくしてメイおばさんの「ボヘミアンラプソディ」おたく
またの名を「フレディ・マーキュリー」おたく
そして「ラミ・マレック(映画でフレディを演じた俳優)」おたくは
飽きもせず今だに続いております。
メイおじさんがほとほと呆れておりますよ。

ところでこちら
今週初め、月曜日のこちらの気温


ま、ま、まさかのマイナス10度で始まって
珍しいことに一日中氷点下でしたけれど
その後はまた通常に戻りました。

でもね、風がなければ耐えられないほどではないし
なにせ映画館はすぐそこですから(笑)。
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やっぱり感涙@ボヘミアンラプソディー

2019-01-15 21:33:50 | 映画
雪はとうに降り止んだものの
相変わらず窓の向こうは雪景色。
気温はいったい何度あるのかしらとネットで調べてみれば
えっ、えっ、27度?

ねえ、ちょっとびっくりするでしょう?
27度なんて言ったら、ここはどこ? ハワイそれともタヒチ?

いえいえ、これには裏がありまして(笑)
日本と違ってアメリカの気温の単位は華氏(℉)なんです。

華氏27度なんて言ったら
あらまあ、摂氏にしたらおよそ零下3度じゃないですか!!!
たいへん、たいへん、きっと残り雪が凍っているでしょうから
メイおばさんお得意の「すってんころりん」にならないように
抜き足差し足とまでは行かなくとも
とにかくしっかり大地を踏みしめて歩かねば、、、


取りあえずヒールのある靴はやめましょう。
そしてスニーカーにいたしましょう。
(本当は長靴があればいいのだろうけれど、、、、)
そして、そろりそろりと近場に出かけてみましょうか。


とならばやっぱりアレ、アレしかありません。
13時25分、歩いて5分のシネコンで始まるアレです。

シネコンというからには、もちろん映画です。
そして本日、このシネコンで上映されているのは
な、なんと次の10映画。
ね、さすがアメリカのシネコンでしょ(笑)?

*SpiderーMan:Into The Spider-Verse
*The Upside
*Aquaman
*A Dog's Way Home
*Escape Room
*A Star Is Born in Dolby
*Replicas
*The Mule
*Vice

そして、そして、そして
*Bohemian Rhapsody


メイおばさんが「今日もまた!」と企んでいるのは
一番最後の「Bohemian Rhapsody」です。
どのくらい「また!」かと言えばこのくらい(笑)。

最初に見たのは、たまたま東京にいた9月の封切り日で
次に見たのは、同じく昨年11月のシアトルで
またまたその次に見たのがまたまた年末のシアトルで、、、

幸か不幸か
今メイおばさんがPCに向かって
これを書いているワシントンのマイルームから
歩いて5分もかからない所に
大きなシネコンがあるのです。
そりゃ「幸」に決まってるよね。

やっぱり長靴履いてでも(あっ、持ってないんだった!)
行かなきゃなあ、、、、

と、ここまで書いて、PCをパタンと閉じて
厚手のコートを羽織って、長靴の代わりにブーツを履いて
雪を踏みしめ、はい、行ってきたのでありました。

行ってよかった、本当に良かった!!
9月の封切り時に東京で見た時
11月のシアトルで見た時
そして今日、ここワシントンのシネコンで見た時
どれもみんな心揺さぶられたけれど
揺さぶられ方が違うところがまた面白い。

そりゃそうですよね。
一度目には理解出来なかったところがわかるようにもなるし
逆にあんなに感動したところが結構「な〜んだ、勘違いだったよ。」だったり(笑)。
そんな風に見方は少しずつ変わっても
最後に「涙目の感動」でしばらく座席を立てないのは
3回目の今日が一番グッと来てたかな。

この映画「Bohemian Rhapsody」(ボヘミアンラプソディー)については
また次回も書かせていただきますね。

加えて今日は「Sing-Along Screenings」でした。
この「Sing-Along何とやら」についても
明日、お話ししさせていただきますね。

最後に一言。
この映画、予想通りに
第76回ゴールデングローブ賞のドラマ部門で作品賞を
そして、イギリスの伝説的シンガー、「フレディ・マーキュリー」を演じた
ルネ・マリックが主演男優賞を受賞したことが
年明け6日に発表されました。

よく出来た映画です。
フレディーを知る人ならたぶん涙で画面が曇ることでしょう。

やっぱり映画はいいなあ、、、、
テレビとは大違いだなあ、、、、

さあて、あんまり余韻に浸っていないで
暗くならないうちに現実に戻って
滑らないよう地面を踏みしめながら
夕飯の買い出しに行って来なくては、、、、

読んでくださってありがとうございました。
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プーと大人になった僕

2018-09-10 16:05:02 | 映画
その映画の撮影がイギリスで始まったのは
2017年8月だと言います。

それから1年近くも経って
ここアメリカの3602館の映画館で公開されたのが
ついこの間の8月3日のことでした。
封切りして1週間で2458万ドルの興行収入をあげたと言います。


と言ってもピンと来ませんけれど
円に換算してみて驚きましたよ。
メイおばさんの計算が間違っていなければ
それってもしかして、もしかして
に、に、に、27億円以上!!?

そんな映画「Christopher Robin」(クリストファー・ロビン)を
遅ればせながら、昨日の雨の日曜日
トコトコと歩いて5分もかからないシネコンで見て来ましたよ。


シネコンですから、いろいろな映画が同時上映されていて
受付で切符を買う時には
見たい映画の名前を言ってお金を支払います。


こんなに話題になっているのに
番号の書いてある扉を開けて入ってみたら
ガラガラもいいところ。
もうほとんどメイおばさんの独占状態。

どうして、どうして、どうしてかしら。
これだけ話題になっている映画ですもの。
東京だったら満席になっていたっておかしくないのに、、、

などと最初のうちはちょっとばかり居心地が悪かったのですが
そんなの、始まって5分もしたらすっかり忘れて
プーさんの世界にどっぷり入り込んでいましたよ。
これこそまさにいつもながらの映画の力、ムービーマジック!

とはいえ、字幕があるわけでもありませんから
全てを理解できるわけではありません。
それでも十分に「プーさんの世界」に入り込んできたメイおばさん!

その心地よさ、その安らぎ
終わってから気づいてみたら
嫌なこと、心配なこと、不安なこと
そんなの全〜部、忘れちゃって
すっかりプーさんの世界の住人になっていましたよ。

これこそまさに「映画マジック」!
たった9ドル19セント(約千円)の「映画マジック」!

字幕なんてありませんから
全ての会話を理解できはしませんけれど
それでも感動はできます。
涙も流せます。
心も洗えます。

明日また
もう一度見に行くつもりです。
2回目だから見えてくるもの、わかることもあるでしょう。

早速、日本の友にLINEで感動を伝えました。

*これは傑作です。もちろん元々のWinnie the Poohを知らないと
 面白さの全部は伝わらないかもしれませんが、それでもいい映画でした。
 ディズニーやりましたね!私、もう一度見にいくつもりです。
 英語の勉強にもなりますし(笑)。
 10ドルでお釣りがくる上に、なぜか広い劇場を独占するぐらいに
 人がいないの。まあ、アメリカの映画館で人がいっぱいだったことなんて
 これまでに一度もないけれど(笑)。いい映画でした。

するとすぐに
こんな返事が届きました。

▽こちらも最近テレビで予告をしてますよ。
 邦題は「プーと大人になった僕」です。
 また日本で一緒に映画を見ましょうね。

プー、イーヨー、ピグレット、カンガ、ティガー、、、、
そしてクリストファー・ロビン
みんなメイおばさんの長年のお友達。
昨日は会えてとても嬉しかったよ!

THIS IS ME~THE GREATEST SHOWMAN

2018-03-22 23:34:44 | 映画
メイおばさん、映画が大好き。
加えて言えば、家のテレビ画面で見る映画ではなくて
大きなスクリーンで見る本来の映画が好き。

喉が渇こうが、お腹が空こうが
立ち上がってキッチンに行くこともできず
オフにした電話が鳴ることもなく
誰かがドアの外でピンポーンと呼ぶわけでもなく
暗闇の中で心配事や雑念からも解放されて
つかの間でも別世界に入り込める映画が大好き。

アメリカで夢中になって見た映画が
半年もたってやっと日本にお目見えする
なんてこともあった日には
タイミングさえ合えば必ず両方で見ます。

音声で理解できなかった部分が
字幕のおかげで、「ああ、そうだったのか。」とようやく
わかったりしますから(笑)。

一昨日、六本木ヒルズの映画館で見た映画も最高でした。

評判通りの素晴らしい映画でした。


パンフレットにはこんなことまで書かれています。
「映画史に残るスペクタクルなオリジナル・ミュージカル」


「THE GREATEST SHOWMAN」です。


解説によれば、19世紀に活躍した実在の興行師バーナムをモデルにしたオリジナルのミュージカル映画だそう。

「バラエティ豊かな全9曲のミュージカル・ナンバー。
その中でも主題歌の『THIS IS ME』には誰もが心揺さぶられずにはいられないだろう。」

たしかにこの歌には泣けます。
時間が立てばまた余韻が深まり、心に染み入ります。

メイおばさん、ここしばらく
八方ふさがりでつらい日々が続いていて
「こんなはずじゃなかった!」とばかりに
情けない思いに翻弄されていましたけれど
この歌を聞いた時、暗い中でちょっと泣きました。

「強くなくても、傷つけられても、愛されなくても、
醜くても、自分の居場所が見つからなくても
これが私。心の誇りは失わない。
これが私

Oh, oh
Oh, oh
Oh, oh
Oh, oh
This is me.」

今はちょっと先が見えずに凹んでいるけれど
これが私。そう、これがメイおばさん。

心の誇りを持ち続けます。


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「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
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3月21日:「LE BOURGUIGNON」(ルブルギニオン)との出会い
3月16日:レストランの罪
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猫が教えてくれたこと 後篇

2018-03-13 23:40:12 | 映画
昨日ふらりと立ち寄ったのは吉祥寺の
うっかり通り過ぎてしまいそうな
小さな小さな映画館。


入口にはこんな手書きの看板。


その名はなんと「ココロヲ・動かす・映画館」
その名前からして惹かれます。


支配人からのメッセージも素敵です。

「支配人の樋口です。子供のころから夢だった小さい映画館を実現しました。映画は私にとって人生そのものです。それをみんなで共有して、好きなもの同士感想を言い合える場所がほしかったんです。この映画館のコンセプトは『いい作品との出会い、感動との出会い、人との出会い』です。

カルチャーの街だった『吉祥寺』が今ちょっと寂しくなっているので『映画館をこの街に』というこだわりがありました。この映画館が吉祥寺の街の良さを伝えて行く発信地のひとつとなればと願っています。面白いことを色々やっていきますので、ぜひお気軽に遊びにいらしてください!!

『猫が教えてくれたこと』の主役は、美女でも美男でもなく、7匹の個性あふれる猫たちです。ディズニー映画ではありませんから、主演の猫たちがしゃべったりはいたしません。それでも全く退屈をすることもなく画面の中の猫たちと、場所と時間を共有できるのです。終わってみれば、言葉をしゃべらない猫たちから色々なものを受け取っていることに気づきます。」


シネコンのたくさん並ぶ椅子の一つに腰を下ろして
大きな画面に見入るのは、もちろん映画の醍醐味です。

けれども、思わず通り過ぎてしまいそうになるような
こんな小さな街角の映画館で
息をひそめて画面を見つめるのも、また別の醍醐味です。

「ああ、今映画を見てる!」という贅沢な気持ちになって
暗闇の中で緊張しながら心躍らせていた中学生の頃を思い出します。
まるで「ニューシネマパラダイス」(これもまた名画です!)の少年「トト」のように。

この映画の舞台、イスタンブールは大好きな町のひとつです。
何度足を運んだことでしょうか。

移動暮らしの身になってからは一緒に暮らすことは無理になりましたが
猫も大好きです。


映画はやっぱりマジックです。
確実に別世界に入れます。

ただ困ったことは
このマジックに火が付くと、また次のマジックを求めてしまうこと(笑)。

今朝、大好きな友とあれやこれやと電話で話しながら
ふと気付いてみれば
ヒルズで「グレイテスト・ショーマン」を一緒に見ることになっていました。

「猫が教えてくれたこと」とは正反対とも言えるぐらいに
映画も映画館も華やかなことでしょうが
小さくても大きくても、地味でも華やかでも
お金をかけていようが、かけていまいが
映画はやっぱりマジックです。

しかもシニアになったおかげで
わずか千円(昨日は千百円でしたけれど)で
未知の世界を楽しみ、未知の人生にひたれます。

ところで、アメリカでもやはりシニア料金があります。
だいたいが10ドルですが
映画をよく知るためにプログラムを買いたくてもまずありません。

けれども
プログラムがあろうがなかろうが
料金が高かろうが安かろうが
映画は映画、メイおばさんの心躍る贅沢です。


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3月11日:メイおばさんの宝物
3月 8日:気楽で楽しいポットラックパーティー
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猫が教えてくれたこと

2018-03-12 23:39:59 | 映画


映画はいいなあ、、、、、



家にテレビはあっても、ほとんど見ないメイおばさんですが

もの心つくころから、映画は大好きです。

加えて強調すれば、テレビ画面ではなくて

暗い映画館で見る映画が好きなのです。



とりわけ大人になってからは「ひとり映画」にはまっています。

ふらりと行けるし、何よりも終わったあとに感想など述べずにすみますから。



「どう思った?」なんて

余韻の中にたゆたっている時に聞かれたって困るじゃないですか(笑)。



幸い、ワシントンDCの家からも、シアトルの家からも

歩いてすぐの所にシネコンがあります。

ぼとんどの映画を、日本公開にかなり先だって見ることができます。



たとえば「ラ・ラ・ランド」も日本公開の半年前には

しっかり二度も見ています(笑)。



ソフィア・コッポラの「欲望の目覚め」(The Beguiled)だって

一昨年の6月に「ひとり見」しています。

Beguiled (だまされた)が、どうして「欲望の目覚め」になるのかは

???ですが(笑)。



今日、用事が早く終わって時間ができたものですから

まっすぐ帰るのももったいなくて、ここに行きました。


映画館を出てからもう何時間もたちますのに

まだイスタンブールの雑踏の中を

メイおばさんは猫と一緒に歩いています。




この映画の中身についてはまた明日!

イスタンブールも猫も大好きです。

やっぱり映画はいいなあ、、、、、



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3月11日:メイおばさんの宝物

3月 8日:気楽で楽しいポットラックパーティー

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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅

2018-02-04 21:46:17 | 映画
「南太平洋」という四つの漢字からなる場所、いえ地域、いえ海域は
物心つく頃から、メイおばさんの憧れでした。


なぜでしょうねえ。
なぜ、あんな小さな頃から南志向だったのかしら。
広い海への憧れがあったのかしら。

その後、大人になりかけた頃から
縁あって随分たくさんの島々を訪ねることになりました。
ミクロネシアもポリネシアもメラネシアも。
中には調査のために1月近く滞在していた島もあります。

あれからン十年
島々もメイおばさんもすっかり様変わりしましたが
メイおばさんの心はちっとも変わってやしません。
相変わらずの島好き、相変わらずの南好きです。

こうしている今だって
ちゃちゃっと荷物を詰めて飛び立ちたいぐらい。

そんなメイおばさんが
どうしてこの映画を見過ごすことができましょう。


「ゴーギャン
 タヒチ、楽園への旅」


映画を観終わって購入したこのパンフレットの中には
タヒチのたくさんの美しい写真と共に
映画の説明、筋書
ポール・ゴーギャンというタヒチに魅せられた画家について
映画を作ったデルック監督へのインタビュー
ゴーギャンを演じた俳優、ヴァンサン・カッセルへのインタビュー等が
たっぷり詰まっています。

映画を見る前に読むのは
想像力を型にはめてしまいますが
映画を見た後に読んでみれば「なるほど」という気づきも心地よく
もう一度見たくもなります。


ですから、メイおばさん、期待外れの駄作以外は
まずパンフレットを買い求めます。
本棚の一角がパンフレットで埋まっているぐらいに(笑)。

アメリカの映画館ではまずパンフレットなんてありませんから
実はこれもまた日本ならではの楽しみなのです。

さて、話を映画の中身に戻せば
大傑作とは言わないまでも、もう一回見てもいいかな
もう一回見たいな、、、、、と思わせるものでした。

あの時代にゴーギャンが憧れたタヒチという島の雰囲気が
とてもよく描かれていると思いますし
もしもゴーギャンの絵がお好きなら
思うこと、感じることはたくさんあるはずです。

メイおばさん、日本にいる間にもう一度見に行くつもりです。
一度目で見落としてしまったことや、わからなかったことは
二度見でだいぶ拾えるようになって
全体の流れの中にふわりと身を置けるようになりますからね。

いいなあ、やっぱり映画はいいなあ、、、、、
しかも、日本語字幕の出る映画はいいなあ、、、、
アメリカではこうは行きませんものねえ(笑)。

読んでくださってありがとうございます。  
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1月31日:初めての「菊乃井」体験
1月30日:テーブルセッティングの秘訣
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