Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

逆説進化論~私、明らかに「進化」の波から外れています。

2014-06-29 00:51:26 | ライフスタイル


やたら疲れてるし、やたら眠いし
それなのにもう少しやらねばならないことがあるのですが
ちょっと休憩
先回の続きにまいります。

たまたま整理していたら
去年の4月6日 土曜日の朝日新聞に
スペインワインの輸入が急増していると言う
日本・スペイン交流400周年に寄せての
記事がありました。
半面を使った大きなものです。

ふつうは
興味がある記事の部分だけを
チョキチョキとハサミで切っておくのですが
この時は、やたら疲れていたのか
やたら眠たかったのか
それとも単に無精をしたのか
一面全部をそのまま引き出しに突っ込んでおいたらしいのです(笑)。

けれども
そのおかげで今頃になって
下半分の記事を読み返すことができたわけですが(笑)。

そこにあったのが
慶応の夏野剛先生の「逆説進化論」なるコラムでした。
冒頭からして勢いがあります。

「新聞を読まない。本を読まない。スマホばっかり。。。。。
 今の若者をみて、人類は退化したなどと思う人こそ実は退化している。」

というのですから。

なんでも
ANAで国内のどこかに飛ぼうと言う人たちの75%は
インターネットを使って直接予約をしているのだそうです。

第二には
一晩徹夜すれば、おおかたの最先端の知識、分析、予測をネット上で知ることができるそうです。

そして第三は情報発信能力の拡大。
今や、ツイッターで千人のフォロワーを持っている人はざらなのだそうです。
どういうことかと言えば
もしも1万人のフォロワーがいるとすれば
武道館いっぱいの観客に向かって話しているようなものだそう。

さすがの私も航空券は
航空会社のHPで直接購入していますけれど
徹夜をしてまで何かを検索することはありませんし
ツイッターもやってはいません。

新聞もデジタルで読むのは海外にいる時だけ。
日本では紙の新聞を1ページずつめくります。
本もキンドルではなく紙で読みます。

つまり「ITによる猛烈な効率革命」の波からは
かなり取り残されています。

ま、背伸びをしないでゆっくり歩いて行きましょう
とは思うものの
今日はちょっと慌てましたよ。

若い人たちと会っていて
行先までの地図を広げようとしたら

「あ、要りません。GPSがありますから。」

「忘れないように書いておいてね。」
と、次回の日程を手帳に書きこみながら言ったら

みんないっせいにスマホをいじり始めました。
手帳なんて持ってないんですって。

私、明らかに「進化」の波から外れています(笑)。


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クラシの暮らし

2014-06-27 00:36:12 | ライフスタイル


ワインソムリエの友人が選んでくれたワインの箱が届きました。
私、ワインは大好きですが、全くの素人です。
たまには薀蓄のひとつやふたつ口にしてみたいものですが
とてもできるものではありません。

それに
こんな風にワインが日々の生活の一部になったのは
この数年のこと。
それまではお酒の類は飲めないと思い込んでいたのです。

父は毎日晩酌の人でしたが
母は奈良漬けを食べても酔っぱらう人でした。
妹は父の血を受け継いでお酒を楽しめる子に育ちましたが
私はてっきり母の血を継いでいるとばかり思い込んでいたのです。

なぜでしょうねえ。
でも、たしかに調子に乗って飲んでしまった後に
気分が悪くなってひたすら後悔したことも何度かあったのです。

それが一緒に飲みたい人が現れて
毎日少しずつ少しずつひとりで飲む練習をしていたら
ある日突然気づいてしまったのです。

「あ、私も父の血だ!」と(笑)。
それからは随分人生が楽しくなりましたよ。

それでもいまだに薀蓄を語るほどではありません。
語れるのは「良いワイン」かどうかではなく
「あ、これ、私好き!」かどうかなのですもの(笑)。
まだまだ道ながきワイン街道の入口付近をウロウロでございます。

それだからこそ
プロの友におまかせして
12種類のワインを1本ずつ1箱に詰めて
送ってもらうのです。

優しい友はそんな私のために
ひとつひとつの説明を書き添えてくれます。
「さあて、今度はどれを開けようかしら」
という楽しみを与えてくれるのです。

あらあら、今日はワインのことを書くつもりではなかったのですよ。
書きたかったのは、たまたま見つけた古い新聞の
スペインワインについての記事の下に
なぜか切らずに残っていた夏野剛さんの「逆説進化論」についてだったのです。


仕方がない、これはまた次回にするとして
もう一杯飲んじゃいましょうか。

ワイン、特に赤ワインのポリフェノールはアンチエージングに効果があると言いますし、
ごぞんじでしょうか、まさかこんなマイナーかつ駄洒落的なこと
ごぞんじの方はまずいらっしゃらないと思いますが(笑)、
ギリシャ語ではワインを「Κρασι(クラシ)」と言うんですって。
クラシですよ、暮し!

クラシをいただいて
良いことだけを考えて
楽しく暮していきたいものでございます。


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繋がる時代の神様のいたずら

2014-06-26 00:11:37 | 日記


長らく留守をして帰ってくると
必ずと言ってよいほど
予期せぬ出来事が待っています。
トラブルと言った方がよいかもしれません。

天然ボケに加えて時差ボケの頭で
それらを解決していくのは
実はなかなか大変です。

おまけに
日本には日本の生活があり
アメリカにはアメリカの生活があり
そのそれぞれが1年365日ずつではないわけですから
できないとあきらめることも年々多くなりました。

それでも
ここでしかできないこと、やらねばならぬこと
あちらでしかできないこと、やらねばならぬこと
がありますから
ずいぶんバタバタとせわしなくなります。

こうしたバタバタは好きでもないし
問題解決に長けたわけでもないのですが
いたずら好きの神様が
いつも予定外のことを仕掛けては
メイを翻弄させます。

先回の帰国時には
電動シャッターが上がらなくなっていました。

ということは
昼間でも電気をつけなければ
部屋によっては暗闇です(笑)。

修理に来てくれた人が言いました。

「お留守の間に雷があったからですよ。落雷したのかもしれない。」

とまあ、原因はどうであれ
すぐに直してくれて
再び日の光の中で生きることができるようになりましたけれど(笑)。

今回はちょっと違います。
シャッターは上がったものの
何をどうやってもインターネットに繋がらないのです。
だいたいこういう時は
Wi-fiをあきらめてLANケーブルで繋いでみるのですが
それも全くだめなのです。

この手のことはからっきし苦手です。
どこがどうしたのか
さっぱりわからないのですが
とにかくネットが繋がらないというのは
今の世界では大ピンチです。

朝が開けるのを待って
PCやらモデムやらを全部パソコンショップに持っていきました。
すると時間をかけて調べてくれたお兄さんが言いました。

「う~ん、うちのルーターも悪くないし
 そちらのパソコンも悪くないから
 問題はNTTのモデムでしょう。
 至急NTT東日本に電話して、取り替えてもらうことですね。
 時間はかかると思いますけれど。」

ここでちょっと途方に暮れて
そうだ、それならあれしかない!と
その場で買ったのはMobile Wi-fi。

まあ、これで再び「繋がる世界」に戻ることはできましたが
問題が解決したわけではありません。
ふだんはLANケーブルを繋げて仕事をしている
夫の書斎が地下にあるのです。
Wi-fiもLANケーブルも繋がらないとなったら
まさに陸の孤島、いえ地下の孤島ではないですか。

なんだかんだとオロオロしながら
それでも今日、NTTの修理の方が来て
モデムを取り替えてくれましたら
はい、大丈夫、問題はすべて解決。

NTTの修理のお兄さんが言いました。

「雷のせいですね。お留守の間に大きいのがあったんですよ。
 同じような被害の出たお宅がけっこうありましたよ。」

まったくもう、、、、
雷様と来たら、悪戯好きなんだから、、、

それでもまあ
シャッターが上がらなくなったとか
ネットが繋がらなくなったとか
そんな程度で良かったと思いましょう。
どちらにしろ今は解決できたわけですもの。

ところで最近は
どこに行っても電源があるんですね。
そしてみんな何かを繋いでいるもんですね。

これはワシントン空港。


こちらは全日空の機内。


繋がる時代ですものねえ(笑)。


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マレフィセントがやって来る!

2014-06-25 01:07:07 | 映画
いよいよですね、マレフィセント。
7月5日の公開まであと10日。
すでにメトロの駅には大きな広告。


新聞にも大きな宣伝。


「誰も知らない『眠れる森の美女』がいま目覚める――――。」

「邪悪な妖精マレフィセント―――なぜ彼女は呪いをかけたのか?
 ディズニー禁断の秘密が、ついに暴かれる。」

そんなキャッチ―なコピーの間には
どんな言葉も負けてしまうほどの圧倒的存在感で
アンジェリーナ・ジョリー扮するマレフィセントが
張り出した頬骨と鋭い眼光で
こちらを見据えています。

アメリカでは5月30日に公開されました。
ええ、もちろん見ましたとも。
なにしろ、ディズニー創立90周年記念作品だとか
アンジェリーナ・ジョリーがこれを最後に
女優を引退してプロデューサーに転じるだとか
話題が盛り上がっていましたから。

ここで粗筋を話すのは
7月5日を楽しみになさっている方々のために
控えますけれど

そしてアメリカではどんな評判だったかについても
先入観を持ってしまいますので
本当は控えるべきなのですけれど
ちょっとだけ。

実はこの鳴物入りの映画
辛口の評価が多く見られました。

「Angelina Jolie is unable to summon the powers necessary to rescue “Maleficent”
Even her immense magnetism can’t save this kingdom.」 (Express紙、5月30日)
(アンジェリーナ・ジョリーは『マレフィセント』を救うために必要な力を呼び出すことができない。彼女の強烈な力でさえこの王国を救うことはできない。)


これ、つまり、「アンジェリーナ・ジョリーでさえ、ディズニー王国に興行的救済をもたらすことはできない。」というような意味が暗に含まれているのでしょう。

かたや「ワシントンポスト紙」(5月30日)に目を転じれば、


「難民問題などの人道主義者としての側面や、養子縁組、乳癌予防に対してのアクションなどの女優以外のアイデンティティが、邪悪な魔女とどうしても重ならない。」だとか

「アンジェリーナ・ジョリーの存在感がありすぎて、3人の良い魔女たちがぼやけてしまう。」

「それにしても彼女の頬骨のすごさよ!」

あ、あ、もう止めときましょうね(笑)。

でも、私はやはり見て良かったと思っています。
ストーリーにはちょっと無理があるし
アンジェリーナ・ジョリーのマレフィセントの前では
オーロラ姫があまりに普通のお嬢さんに見えてしまう
と言う難点はありますけれど
ま、
アンジ―ことアンジェリーナ・ジョリーは
何をやってもやっぱり凄いと思いますよ。


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サンルームが布団干し場に変わる日

2014-06-23 23:48:13 | 文化の違い


ちょこっと里帰り
などという言葉が出て来るうちは
嬉しいことに
自分の中では
まだ日本が「里」だということ。

けれども
「里」へと発つ前も
「里」から発つ前も
いつもかなりの慌ただしさです。

たとえば
帰る前日は
一日中洗濯機と乾燥機をまわしながら
家中の掃除をし
冷蔵庫の中を整理して
ゴミが家の中に残っていないようにします。

夫を残して帰る時には
せめて1週間ぐらいは食いつないでもらえるようにと
せっせと料理を作っては
冷凍庫に保存します。

日本に持って行く物のリストと照らし合わせながら
忘れ物のないようにスーツケースに詰めて行くのですが
「今回ばかりはぬかりなく!」などと思っても
必ず何かを忘れます。

そう、一言で言えば「どたばた」です。
半日以上も飛行機に乗るのも疲れますが
この前日の「どたばた」も疲れます。

加えていえば
帰ってからの「どたばたにも
かなり消耗します。
これについてはまた機会を譲りますけれど
若い頃ならともかく
時差ボケをかかえての「どたばた」は
正直疲れます。

しかも年とともに
だんだん疲れが大きくなるように感じます。

それでも
渡り鳥生活の身では
しかたがない、と諦めるほかありません。

ところで
アメリカの家で不便なのは
お布団も洗濯物も外に干せないことです。

その分大きな乾燥機がありますが
ほうら、やっぱり私たちって
お日様でぬくぬくと暖められて
ふわふわになったお布団にもぐりこむのが
極上の喜びではないですか。

しかも留守をするのなら
ますますお布団を干してから
出かけたいではないですか。

というわけで
出発の前日はいつも
サンルームが布団干し場になります。
が、外に干せない以上、どうしようもありません(笑)。


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Manga, Daikon, そしてEdamame@アメリカ

2014-06-22 23:45:48 | 言葉
昨日の「ORIGAMI」に続いて
日本語源の英語についてですが
ドラッグストア「CVS」の化粧品コーナーで
一際目をひいていたのがこれでした。


昨年は見たことがありませんでしたから
今年の新製品なのでしょう。

一目瞭然、説明は不要ですけれど
興味津々、買おうか買うまいか迷っていたら
友に先を越されました。

「私、これ、買ってみる!」

次に会った時に結果を聞いてみたら

「う~ん」

と微妙でした。
なんでもまつ毛がばさっつ、ばさっと言う感じになって
ちょっと人工的で気恥ずかしいんですって。

そりゃしょうがないですよね。
少女漫画の主人公「ミス漫画」なんですから(笑)。


余談ですが、昨年、化粧品ショップの「SEPHORA」では
こんなピンクのマスカラに出会いました。


その名にびっくり。
「Better than Sex」ですって。

これにも興味津々でしたけれど
気恥ずかしくて買えませんでした(笑)。

もうひとつ余談ですが、
ドラッグストアのヘアピンコーナーで売られているのは日本のように黒ばかりではありません。
茶色も金色も並んでいます。



そりゃそうですよね。
ブロンドの人が黒いヘアピンをさしていたら
目立っちゃいますものねえ(笑)。

大きなスーパーに行けば
今や「DAIKON」も「SHIITAKE」も
ごく普通に見つかります。

そんなこととはつゆ知らず
どうしても大根を手に入れたかった過去のある日
大手スーパーの「Whole Foods」で
まるで謎かけ問答のようにお野菜担当の方に言いました。

「あの~、キャロットのような形で、もう少し太くて、色が白くて、、、、
そんな野菜ありますか?」

すると即座にこんな答が返ってきました。

「DAIKONならあるんですがねえ。」

ところで、「ORIGAMI」も「MANGA」も「DAIKON」も納得ですが
これ、どうでしょう?

「EDAMAME」ってこんなだったかしら(笑)。



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ORIGAMI文化流行中

2014-06-22 01:35:34 | 文化の違い
折り紙を1枚渡されて
ハサミを使わずに
何でも好きな物を折って下さい、と言われたら
何を作ります?

簡単すぎても面白くないし
どうせなら見栄えもよいものがいいし、、、、、

私はまず鶴です。
たいしてレパートリーもない中で
やっぱり鶴は日本的で美しいんですもの。

無器用なメイでも
これだけは昔からひたすら折り続けてきましたから
ささっと折れます。

家の引き出しには
大小さまざまな和紙の千代紙が入っています。
日本から行くたびに補充するのです。

和食のテーブルでは
箸置きにも鶴を折りますし

それぞれのお皿の上に
さりげなく鶴を置くこともありますし
ちょっとしたプレゼントも飾ります。



鶴は羽をたたむことができますので
こんな風にお礼をお伝えするカードの封筒などにも
糊で貼りつけます。


ある時、女友達が言いました。

「ORIGAMIを教えてよ、メイ。」

そして3人の親しい友人たちが集まりました。
でも、、、、、、

やっぱりきちんと折ることはできませんでした。
子供の頃から折慣れている私たちと違って
大きな指になってから折るのは
なかなか難しいようです。

お料理上手でも
庭仕事が上手でも
どうも小手先をきかしての折り紙は違うようなのです。

とはいえ
折り紙、いえ、ORIGAMIは大人気です。
飛行機を折るための本だって
こんなにあります。


もっともこれは
航空宇宙博物館の売店ですが(笑)。


それにしても
そんなにたくさんの飛行機の折り方って
あったかしら。

こうして年々
日本語源の英語がどんどん増えているように感じます。

明日もまた
え~ッと驚く物をお見せしますね。


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ワシントンDC近郊への旅2~ボルティモアへと

2014-06-20 21:49:34 | アメリカ
さて、アナポリスの次はボルティモアへとまいりましょうか。
ここもまた海に面した港町ですが
メリーランド州最大の町と言われるだけあって
アナポリスよりはずっと都会です。

同じウォーターフロントでも
アヒルの親子が泳ぐアナポリスの港と違って
「インナーハーバー」と呼ばれるボルティモアの水際は
高いビルも建ち並び
大きな水族館もあり
賑やかに人が行き交います。


ダウンタウンには
伝説の強打者ベーブ・ルースの生家・博物館もありますし
作家エドガー・アラン・ポーの住んでいた家やお墓もあります。

美術館もたくさんありますし
歴史的にも名高い公設市場、「レキシントンマーケット」もあります。

ほら、あのミュージカル、あの映画
おでぶさんの少女、トレーシーが歌う
「Good morning Baltimore」で始まる「Hair Spray」の
舞台はもちろん
その歌の通り、ボルティモアです。

ここへはアナポリスと同じく
ワシントンDCから車で約1時間。
便利なことにはアムトラック(電車)でも行けますし
グレイハウンドのバスもあります。

小さなアナポリスと違って
見所もたくさんありますので
同じ日帰りでも時間をたっぷりとることをお勧めします。

ランチタイムはもちろんシーフードでしょうか。

インナーハーバーに面したアウトドアテーブルで
みんながトントントントン木槌で何かを叩いている音と姿に
ひかれて
ふーっと吸い寄せられるように近づいてしまうのが
「Phillips Seafood」です。


どうせなら
こちらもトントン叩きましょうか。
何を?


はい、メリーランド州チェサピーク湾の名物
ブルークラブです。
足はきれいなブルーの蟹ですが


蒸してしまえばこんなに真っ赤になってしまいます。


こちら、
「Steamed Blue Crab」のプレートです。
見た目ほどには食べる部分はありませんが
気心知れた友人たちと
マレットと呼ばれる木槌でトントン叩きながら
海風に吹かれて食べる外ランチの楽しさは
また格別です。


お値段は「時価」ですから
その日によって違いますが
私たちが4人でシェアしたこのプレートは
50ドルほどだったと思います。

Phillips
Baltimore
http://www.phillipsseafood.com/



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ワシントンDC近郊への旅~アナポリスへと

2014-06-18 12:22:55 | ワシントンDC


せっかくワシントンDCにいらしたなら
ちょっとだけ
近郊の町へと軽く足を延ばしてみませんか。

ぶらぶら歩くだけでも
ミュージアムや水族館をのぞいても
もちろん地元の名物料理を食べるもよし。

いくつかお勧めはありますけれど
一番手っ取り早く、「Annapolis」はどうでしょう。
車で1時間もかかりません。
それなのにがらりと雰囲気が変わります。

もしできるなら
GPS付きのレンタカーを借りるのが便利ですが
バスで行けないわけではありません。

小さな通りに色とりどりの木の家が並ぶ様子は
まるでイギリスの田舎町のようです。

それもそのはずこの町は
アメリカがイギリスから独立してすぐの
1783年から10か月の間
アメリカ合衆国の首都でもあったのです。

「アナポリス」という町の名も
イギリスのアン王女から来ています。
ポリスというのは、ほら、世界史で習ったように町のこと。
つまり「アン王女の町」。

私がここを好きなのは
思い立ったらすぐに行ける近さなことと

大西洋に面した小さなウォーターフロントと


骨董品店やギフトショップが並ぶ通りと

そしてやっぱりクラブケーキ!!

ものすごくカジュアルなのに
州のお偉方がよく訪れると言われる名物レストラン
「Chick & Ruth's Delly」に
足を向けてみましょうか。
小さな町ですから、こんなオレンジ色の屋根はすぐに見つかります。


店内の壁は
この店のファンたちの写真で埋め尽くされています。
メイにはわかりませんが、著名人もだいぶいるようです。


メニューはまったくアメリカンな上に
ボリュームも半端じゃありません。

たとえば
これ、ミルクシェイクですが
これでも中サイズです!


大きなクラブケーキを食べて
大きすぎるぐらい大きなミルクシェイクを飲みたい豪傑さんには
お勧めのレストランです!

私は残念ながら豪傑ではありませんので
ほどほどのサンドイッチと
クラブスープ
小さなクラブケーキをひとつ
そして食べ放題の胡瓜のピクルスで
十分満足しちゃいました。


この日の天気は
行きは大雨


帰りはかんかん照りの気まぐれさん(笑)。


Chick & Ruth’s Delly
Anapolis
http://www.chickandruths.com/#





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Always and Forever~いつも、いつまでも

2014-06-17 12:04:53 | アメリカ
日本よりも横幅が狭く縦に長い新聞には
左右2ページにもわたって
いくつもの写真が載った「訃報」が掲載されます。


何も特別に名の知れた人たちではなく
私たちと同じふつうの人たちの訃報です。

写真の顔は
どれもみな明るい笑顔で
その目は優しく
私たちを見つめます。

大部分は家族による死亡の知らせ「DEATH NOTICE」ですが
時々、「IN MEMORIAM」という欄があります。

これは訃報ではなく
何年前かのその日に亡くなった人を思い
悼むためのものです。

「DEATH NOTICE」のように
故人が死亡した日時やお葬式についての告知などは
もちろんありません。

けれども
いえ、だからでしょうか。
時として、それは読む者の心の奥深くまで届きます。

たとえば6月10日の「Washington Post」紙上では
11年前のその日に
16才で亡くなった娘に寄せた
母からのメッセージがありました。

その上にあるのは
まるで大人のレディーのように髪を結いあげ
フォーマルドレスからのぞく裸の背中越しに
恥じらいと共に
左後ろを振り向いて
大人への階段をまさに登り始めようとしているような
美しい少女の写真です。


「訃報」のようにたくさんの情報があるわけではなく
そこにあるのは、詩のように言葉少なく
けれども今も変わらず娘を愛し続けている母からの
メッセージです。

ASHLEY RENEE THOMSON
2/18/1987 – 6/10/2003
My daughter Ashey, your memory, the sense of
your presence, has not diminished. The door
to your life remains open in my heart.
Always and Forever,
Mom

(私の娘アシュレーヘ。
 あなたの思い出、あなたの存在は今でも生きています。
 あなたの人生の扉は私の心の中で開いていますよ。
 いつも、そしていつまでも。
 ママ)

母であるならば
父であるならば
誰しもみな、束の間でも
わが娘を思い、わが息子を思い
このたった7行に
心深く揺さぶられることでしょう。

私のように。


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