Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

アメリカはやっぱり広い!

2016-08-31 09:30:46 | ワシントンDC
ふ~っ、アメリカはやっぱり広い!

今朝4時に起きて、家のあちこちをもう一度チェックして
荷造りの最後を終えて
6時、お迎えのタクシーに乗って空港に向かいました。
成田まで行くのとはちがって、ものの20分です。

8時発のアラスカ航空ワシントンDC行きは
東に向かって飛び続けます。

同じ国なのに5時間も飛んで
着いてみたら時間が3時間もプラスされていました。
つまり西海岸と東海岸では3時間の時差があるのです。

さて、明日からは
シアトルへの思いを引きずりながらのDC暮らしです。

メイおばさんの頭の中には
相変わらずこんな3つの時間が流れています。


ところで帰ってみたらまたまた
インターネットが繋がらなくなっていました。
COMCASTの人が明日直しに来てくれるそうですが
諸々の連絡などそれまでは待てませんから
買い出しついでに「Whole Foods」というスーパーマーケットのテーブルで
書いています。

買い物額にかかわらず
連続2時間まで無料WiFiを使えるのです。

シアトル時間ではまだ夕方の5時半のはずなのに
なんだかずいぶん疲れました。

窓の向こうの国会議事堂です。

これを見ると、ああアメリカだなあ、ワシントンだなあ、、、
と思う単純なメイおばさんです。

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ホレースの言葉~今日をしっかりつかむこと

2016-08-30 00:10:35 | 言葉
長い間、集中して取り組んでいた大仕事が終わって
さて何をするかと思えば
まあまあ、またまた、ソファーの上にこんなもの。


さては早起きしてここにいたのね
と、そっと近づいてみれば

え、えっ、何ですって?
「WORKS OF HORACE」?


ホレース、ホラース?
建築家かしら、画家かしら
それとも音楽家、それも小説家?

思い当たる方がいらっしゃいませんので
メイおばさん、ウィキに頼ってみたところ
なんとこの方、古代ローマの詩人でした。

読んでいるご本人に聞いてみたら
左側がラテン語で、右側がその英訳なんですって。


まあ、毎度のことですから
メイおばさん、さして驚きもしませんが

ちなみにこれ、本人の専門とは全く違う分野です。


そしてとうとう夕飯が終わる頃
まだお皿も片付いていないというのに
ラテン語の朗読会が始まりました。


もちろんメイおばさん、チンプンカンプンもいいとこですけれど
サウンドとして音を聞いているだけでも
何だか遠い時代にワープしたような、ちょっとした心地よさ。


なんだかんだ言っても
夫のこんな風にちょっと変わったところが好きだなあ、、、、(笑)。
メイおばさんの知らない世界をたくさん持っているところがいいなあ、、、、(笑)
人の悪口を言ったり、愚痴をこぼしたりする代わりに
古代ローマの世界に飛んじゃうところがいいなあ、、、、(笑)

ちなみに夫がラテン語で読んでくれた
このホレースさんの書いた詩の一部ですが
英語の翻訳をたどってみれば、どうやらこんな意味なよう。

楽観的というか、悲観的というか
判断につまりますけれど
なかなか心に染み入ります。

メイおばさん流にちょっと日本語にしてみます。

「あと何年生きられるかなんてことを神にたずねないように。
バビロニアの占星術などにたよらぬように。

ジュピター(天の神)があといくつの冬をくれようが
あるいは今見ている風景を明日には見られなくとも
ワインを飲んで、手の届かない希望から今いる場所に戻ろう。
そして、過ぎゆく時間を惜しんで語ろう。

明日が誰にもあることを当たり前とは思わずに
今日をしっかりつかむこと。」

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やっぱりきちんと生きよう!~地球がまわる

2016-08-28 08:43:50 | メイの教訓
朝日も夕日も美しいのです。
晴れていても曇っていてもまた美しいのです。

とりわけ昨日は
いえ、昨日もまた

お日様が沈むなんて、これっぽちも珍しいことでもないのに
毎日、息をのみながら見入ってしまうのです。

どう頑張ったって
どう背伸びをして、どんなに見栄をはったって
まったくかないません。

お手上げです。

こうして毎晩メイおばさんは
わが身の無力に真正面から向かい合って

バカバカしいことにとらわれていた心が洗われ
軽くなっていくのを感じます。

百聞は一見に如かず
無駄口はやめて映像に譲りましょう。
よろしかったらどうぞご一緒に時の流れを感じてください。
ただし、安物のバカチョンデジカメです。


この2~3週間で日がずいぶん短くなりました。
ついこの間までは9時を過ぎたって明るかったのに、、、、、
こうしている今も地球はまわり、時が過ぎていきます。
月並みですが、今この時はもう二度と来ない一瞬。
一瞬は次々と過去に変わります。

やっぱりきちんと生きよう!
と思うメイおばさんです。

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夫のいぬ間に

2016-08-26 23:33:17 | ライフスタイル
アメリカの標準で言えば
このシアトルの住処は決して広いとは言えませんが
それでもメイおばさんと夫さんの部屋はこっちの端っことあっちの端っこ。

真ん中のリビングで出会うか
どちらかがどちらかの部屋を訪ねるかをしなければ
しかもいくらドアが開いていてもまずはノックをしなければ
「出会う」こともありません(笑)。

トイレもシャワーブースもお風呂もそれぞれの部屋に付いています。

ワシントンのコンドミニアムも同じです。
夫の部屋は玄関を入って廊下の一番左奥
私の部屋は逆に廊下の一番右の奥
中を取り持つのがリビングやダイニングルームやキッチンです。

つまりそれが一般的なアメリカの間取り
アメリカのライフスタイルなのでしょう。
一言で言えば「プライバシーの尊重」
たとえ夫婦であっても。

アメリカ生活を始めた頃は
この距離感の取り方にずいぶんとまどったものでした。

そのうちだんだんわかってきて
それがとても便利なものだとわかるようになりました。
ドアがひとつのサインになるのですから。

全部開いていれば、いつでも入ってかまわない、話しかけてかまわない
ただし無言で入るのはルール違反です。

半開きになっていれば、ちょっと集中しています、でも用のある時はどうぞ。

しっかり閉じられていれば、集中していますのでご遠慮ください
あるいは、お昼寝中ですのでご遠慮ください(笑)。

そんな風に家族といえども、家の中といえども
プライバシーが尊重される文化です。

とはいえ、いくらドアが閉まっていても
いくらドアを閉めていても
夫が留守の間にしかできないことがあります。

ひとつは洗濯。
なんとこの家の洗濯室は夫の書斎のすぐ隣。

出たり入ったりするのも、洗濯機や乾燥機がまわる音をたてるのも気になります。

ですから夫が出かけるやいなや
洗濯物を持って洗濯室に飛び込みます。


そして本ばかりの部屋の床に掃除機をかけます。


もうひとつはこれ。
カーラーを巻いたり、パックをしたりする姿は
いくら長い結婚生活を共にしてきたとはいえ
どこか恥ずかしいものですから

「じゃ、行ってくるからね。帰りは●時ごろになるよ。」

との声を聞いて、「行ってらっしゃ~い!」と送り出してからは
どれにしようかな、とワクワクしながらのパック三昧(笑)。

あげくこんな姿に変わります(笑)。


かつて日本の気が置けない女友だちの間で
頭にたくさんカーラーをつけたまま、どこまで人前に出られるか
という論争が起きたことがありました。

メイおばさんを含めほとんどが

「いくら家族でも恥ずかしい」
「宅急便が来たら慌てて取り外してからドアを開ける」

という中にひとり豪傑がいて

「あら、何が恥ずかしいの?
私なんかカーラーしたままで家の中を歩くし
郵便屋さんが来ても、ご近所の人が来てもそのまま出ていくわよ。」

みんなその太っ腹に呆れながらも
個人の中にある「文化の違い」をたいへん面白く認識したのでした(笑)。

こちらは良く晴れた金曜日の朝7時半。
今日はこの夏最高の暑さになるとか、、、、、
ジャケットなしでは歩けないような涼しい日が続いたものですから
暑さもまた楽しみです。

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やっぱりさびしいSMAPと「The Seattle Times」

2016-08-25 03:00:11 | びっくり!


さてさて
尻切れトンボになったままちょっと間が空いてしまいましたが
20日の土曜日の「The Seattle Times」で
大きく報道されていた「SMAP」の解散についての記事についてお知らせしますね。

表題は

「Japan heartsick as boy band ends decades-old run」

(何十年も活躍してきた少年バンドの解散に日本が心を痛めている)

6列にもわたる記事をざざっと読み進めてみましょうか。


「30年近くもの間、新しいアルバムを出すたびに何百万人もの日本のファンたちを熱狂させ、コンサートを待ち焦がれさせ、月曜日の夜ともなればテレビの前に貼りつかせてきたグループがいる。それがSMAPという日本で最も長く活動をしてきたバンドだ。彼らの解散に日本は今哀しみに沈んでいる。

解散の報せはテレビや新聞を賑あわせ、東京都知事や安倍内閣のメンバーをも落胆させ、日本の経済に与える影響を心配させている。

『解散を留める懇願書がいくら出されようともう止めることはできないだろう!』とファンは言う。けれども、「『このまま解散を認めればそれは日本が終わったことを意味する。』と、ビートルズの解散を持ち出して、日本のひとつの時代の終焉を語る評論家すらいる。

SMAPの代表曲の一つ、『世界でたったひとつの花』は日本の学校でも歌われているほどに、彼らは単に3500万枚のアルバムを売り上げた人気バンドではなく、日本の歴史上で最も成功した音楽現象なのだ。

**************************
その後、日本のトップ人気番組「SMAP X SMAP」について、それぞれのメンバーの個々の活躍が語られて
**************************

「しかし、十代の頃から活動を始めた彼らもいまや39歳から44歳にまでなり、それぞれの領域も拡大し、ファン層もまた変化、拡大してきた。彼らのファンであった少女たちも今や彼らと一緒に『大人』になってしまった。そんな彼らの人気は日本だけには留まらない。中国にも韓国にも台湾にも多くのファンを持つ。」


と続きます。

後半はもっぱら、類まれなるビジネスモデルを作り上げたジャニーズ事務所について、そしてSMAPとの関係の変化についてが展開されていきます。

女性自身に掲載されたという評論家の中森明夫さんのコメントを紹介した後での記事の結びは、世耕弘成経済産業大臣の言葉の紹介です。

「Given SMAP’s popularity in Asia, Japan’s minister of economy, trade and industry, Hiroshige Seko, said he was concerned the breakup might undermine the country’s “Cool Japan” campaign, aimed at exporting Japanese culture to foreign counties.」

大臣ですらSMAPの解散が日本の「クールジャパン」キャンペーンを失速させることを危惧しているという、、、、、

アメリカの新聞でさえ
ここまで社会現象・経済現象ひいては国際関係までを引き合いに出して
大きく報道するとは

さすが我らのSMAPです。

それにしても
メイおばさんですら、やっぱり寂しい、、、、、、


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SMAPとガーデンパーティー

2016-08-22 00:43:55 | びっくり!
昨日の土曜日のこと
7時にお迎えするお客様のディナーのために
せっせとキッチンで働いている妻に
ソファーでのうのうと新聞など読んでいる夫がこんなことを言いました。

「SMAPって知ってる?」

日本でなら絶対にありえない意表をつくこんな質問に

「もちろん、知ってるに決まっているでしょう!!」

と驚くメイおばさん(笑)。

実は夫が読んでいた「The Seattle Times」紙の紙面に大きくこんな記事が載っていたのです。もちろん彼らが解散をすることについての記事です。
アメリカの新聞にまでこうして大きく紹介されるとは、さすが我らの「SMAP」です。


どんなことが書かれているかについては、きちんと読んでからまたご報告しますね。
今週末のメイおばさん、実は大忙しで、、、、

というわけで、出かける前に、まるで別の話題でちょっとおしゃべり。
お料理ブログの方でも書いたことですけれど
いろいろ考えたこと、学んだことを
こちらにも書かせてください。

「爽やかな」「涼しい」などという枕詞を付けたくなるほどの
シアトルの夏の夕方のガーデンパーティーについてです。
コピペします。

毎年夏も半ばにさしかかると、こんな手作りカードが封筒に入れられて
各戸のドアに挟まれます。


今年はこんなカードでした。


「Please join us for the XXXXXX Plaza court yard party.」
(XXXXXXプラザの中庭パーティーへどうぞ。)

そして
このコンドミニアムを愛する住人たちが
噴水も藤棚もある美しいイギリス風の中庭に集います。

隣接したテニスコートはスタッフの働きで
パーティー会場に変わります。

5時半からのカクテルに30分ほど遅れて下りていけば
いつものコートヤード(中庭)はすでにして大賑わい。


みなそれぞれにワイングラスを片手に
立ったままでおしゃべりに花咲かせます。

そこここに小さな丸いハイテーブルが置かれて
お皿なしでも食べられるようなカナッペが並びます。


6時半、ディナーが始まりました。
ネットやポールが外されたテニスコートが
素敵なディナーコートに変身しています。


緑のテーブルクロスに白いパラソル、白いナプキンが
まだ眩しさの残る夏の宵によく似あいます。

ガーデンパーティーだからと言って
紙皿や紙ナプキン、プラスティックのナイフやフォークではありません。
ワイングラスだってきちんとした硝子です。
これがここのコンドミニアムの「心意気」なのです。
この美しく快適な住まいの
マネジメントチームの人たちの「誇り」なのです。


お食事はブッフェスタイルです。
庭の一角に白い布で覆われた長テーブルが置かれ
私たちは好きな物を好きなだけお皿に盛って
好きなテーブルに座ります。

その間もあちこちで真夏のパーティーによく似合う
陽気で楽し気な笑い声が聞こえてきます。

紫ポテトのグリル
ベビーリーフとトマトのサラダ
ポルトベッロのフィリング
サーモンのグリル
ローストビーフ
三種類のカップケーキ

これが今年のメニューです。
とてもアメリカ的なメニューです。


ポルトベッロというのは、大きな大きなキノコです。
メイおばさんの手のひらぐらい大きなものもあります。

ローストビーフは大きな塊をシェフが薄切りにして
お皿に載せてくれます。
グレービーやホースラディッシュは自分で好きなだけ。

毎年と言ったって実は去年に続いてまだ二度目の経験ですが
立ったままのカクテルでは「立ち話」を学び
周りの人たちの装いからは「パーティー」を学び
料理のメニューからは「アメリカ」を学び

初めて会った人と一緒に取り囲むテーブルでは
話題の選び方や話し方
間の取り方や聴き方、相槌のうち方
そして
飲み方、食べ方を学びます。

いい年をしてもなお
まだまだ発展途上のメイおばさんです。

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8月19日:満月のタルティフレッテ
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満月力

2016-08-20 06:56:35 | メイの教訓
一昨日、17日の水曜日のこと。
8時半に夕食のテーブルについてみれば
西の空がいつものように美しく染まっていました。


その色を、橙色や茜色
ましてやオレンジ色などと簡単に表すことはできないほどの
艶やかな美しさ。

かたや東の空の向こうでは
レイニア山がうっすらと染まり始めて

いつもより大きく見える丸い月が浮かびます

夜の色が増していくにつれて

月は神々しいばかりに下界を照らし始めて

たとえガラス越しにでもその光を浴びていると
新しく生まれ変わるような気すらします。

そんな夜に眠りについて
いつもなら朝までしっかり眠れるのに
突然目が覚めたのはどうしてでしょう。
まるで誰かに起こされたように。

枕元のi-Padを開いてみればまだ真夜中の2時28分。


横たわったままで窓の向こうを見れば案の定
月が深夜の闇の中で圧倒的な存在感で光り輝いていました。


夕食のテーブルの向こうの西の空にいた月です。

不思議です。
満月の夜には必ずこうして
深夜、こちら側までまわって来た月に起こされます。


暗い中で横たわったまま、外の月を見ていれば
まるで光に包まれて、光に洗われていくような。
そんな不思議な気持ちになるのもまたいつものこと。


眠りに就く前までくよくよと思い悩んでいたいくつかのことが
なんだかみんな取るに足らない小さなことのように思えてくるのも
またいつものこと。

悠久の月の営みの前では
私たち人間の時間なんてほんの小さなもの。
しかも期限付き。

そんな思いで再び眠りに就いたあと
翌朝、友から美しい写真が届きました。


どうやら友も同じようなことを考えていたようです。

Full Moon Power
満月力です。
この満月力をなんとか次の満月まで持たせられればいいのだけれど、、、、、

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笑顔残して

2016-08-18 12:11:43 | ラロトンガ
アメリカの新聞には
と言ったって、そうそうたくさんの新聞を読んでいるわけではありませんが
少なくともメイおばさんがよく開く
「The Seattle Times」ですとか、「The Washington Post」とかには
毎日のように大きな訃報ページがあります。


「訃報欄」などというにはあまりにも大きすぎる
まさに「訃報ページ」です。
時には両面2枚にわたっていることだってあるぐらいです。

メイおばさん、時々余裕のある時には
ここをけっこう丁寧に読みます。


するといろいろな人生が見えてきます。
もちろん、残された方々がわざわざ悪いことなど書くわけはないでしょうが

ああ、いい人生をお送りになったんだなあ、とか
ああ、良き伴侶と共にお幸せな人生だったんだなあ、とか
ああ、こんなにたくさんのお孫さんにも恵まれて、とか
ああ、もう少し長く生きていたかっただろうなあ、とか。

写真の方々は皆さん、嬉しそうに、楽しそうに
幸せそうに笑っています。


メイおばさんは小さい時から笑う子でした。
というか、どんなに悲しんだり、泣いたりしても
なぜか「いつもニコニコしているメイちゃん」と
言われ続けてきました。

小学校の卒業文集には
「メイちゃんはいつもニコニコしていたね。」
と書かれました。

それがちょっといやで
中学生になったのを期におもいっきり渋い路線で行こうと
あるいは憂い少女の路線で行こうと

なるべく難しい小説など片手に
物思い顔でいようと努力したのですけれど
やっぱり駄目でした(笑)。

そしてもうあきらめることにしました。
気にしないことにしました。
「ニコニコ」がきっと私の役割なんだと思うようにしました。

大人になってからは
「ああ、私って得な性分だわ。」と思えるようになりました。

何十年も生きてきて
今、私のまわりにいるたくさんの友人たちを思う時
彼らはいつもニコニコしています。
一緒に泣いた時だってあったとしても
いつもニコニコしています。

けれども不思議なこともあって
中にはどうしても笑顔が浮かばない人もいます。

華やかな笑顔が自慢の人だったのに
その人のことを思い出す時には
どうしても笑顔が浮かんでこないのです。

私たち人間のアンテナというのはなかなか大したもので
もしかしたら「本当のニコニコ」と「嘘のニコニコ」を
無意識のうちに感じ当てているのかもしれません。

メイおばさん、たくさん泣いてきましたけれど
「いつもニコニコ」が友の思い出の中に残っているのなら
これほど嬉しいことはありません。

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初経験の連邦裁判所

2016-08-17 14:17:42 | びっくり!
友人夫妻から、先日のディナーの礼状と共に
こんな報せが届きました。

「8月15日、連邦裁判所で息子がジョーンズ裁判官の法廷で『Opening Remarks』をします。例の、アメリカ政府vs クレディットカードハッカー、Seleznezとの裁判の初回です。たぶん1時ごろからの開廷になると思います。よろしかったらお二人でおいでになりませんか。息子もご紹介できたらと思います。」

メイおばさんにはちょっとチンプンカンプンの内容ですが、要するに今回のケースで政府の弁護士の息子さんがアメリカ政府の弁護を担当するようなのです。

まあ、七面倒くさいことはさておいて、メイおばさんが法廷で裁判の様子をまじかに見るなんて、めったにないことですので、これもまた勉強とばかりに夫について行くことにしたのです。

裁判所に入るには、かなり厳しい検問を通らなければならないことだとか
入ってみればやたら明るくて、素敵な雰囲気であること
などがわかりましたし


12人のJury(陪審員)+予備の3人の計15人を決めるためには
被告側の弁護士が法廷で54人の陪審員候補者たちに
アトランダムにさまざまな質問を投げかけるとか、、、、

陪審員候補の彼らが、驚くほどカジュアルな服装で来ているとか、、、、

選ばれた15人が再登場して着く席には
マックのPCが一台ずつ置かれていて審議の状況がわかるようになっているらしいとか、、、、、

原告側を代表する友の息子の弁護士がとうとうと1時間以上も
パワーポイントを大きなスクリーンに映し出して
まるで講義のような弁論を繰り広げるとか、、、、、、

その内容は難しくてわからなくても
とにかくリズムや間の取り方、イントネーションを駆使しての
一流のプレゼンテーション術だとか、、、、、

被告のロシア人が両側二人ずつの弁護人に守られているとか、、、、、
いかに法律英語がむずかしいかとか、、、、、

たくさんの「とか、、、、、」があって
メイおばさん、珍しく居眠りもできなかった緊張の3時間でした。

帰りがけに買った遅ればせの朝刊に目を通せば
一面と四面の下にこの裁判の記事が載っていました。


それほど話題になっている事件であることも知らずにいたメイおばさん
今更ながらに身が引き締まりましたよ。

良い経験をさせてもらいました。


ちなみにこの事件の概要をかいつまんでお伝えすると
ロシアの政治家の息子のハッカーがクレジットカードの情報を盗み出し
170ミリオンドル、つまり170億円近い詐欺をして
一昨年の7月にモルディブで逮捕されたのです。

そんな人がすぐ目の前にいたなんて
そしてこれからおそらく延々と続く裁判の初回を傍聴したなんて、、

等々、あれやこれやで実にUNUSUALな経験でした。

それにしても、一昔前までは
こんな種類の犯罪が存在するなんて、思ってもみないことでした。

そしていつも思うのは

「どうしてそんな優れた頭を持って生れて来たのなら
 良いことに使わなかったのだろう。
 その方がずっと幸せだっただろうに。」

ということ。
まさに凡人、メイおばさん。

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8月15日:不思議なサラダ~ブロッコリースロー
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2017年の手帳

2016-08-15 15:12:12 | びっくり!
ワシントンDCの郊外のオールドタウンの目貫通り、Kings Street には
メイおばさんの大好きなお店がたくさんあります。

そのひとつが「Paper Source」というお洒落な紙製品のお店です。


包装紙、カード、封筒、便箋、カレンダー、手帳、、、、、
およそ紙で作るものすべてがあります。

このお店のメンバーのメイおばさんのところには
ことあるごとにご案内メールが届きます。


一番最近のお知らせはなんと、、、、、、、

2017年の手帳のラインアップです。


えっ?2017年?
それってまだまだ先じゃない?


と思いながらも冷静に考えてみたら
今年もすでに7ヵ月半が過ぎて
残るはなんと4ヵ月半!!!

どうしましょう、焦ります。
まだまだ手つかずの今年の目標だってあるのに、、、、、

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