Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

4つのルール

2020-07-12 04:09:13 | ライフスタイル
こんなに美しい初夏の日なのに
窓の外をどう見回しても
相変わらず、人の気配がありません。

公園も、テニスコートも、ドッグランも
どこもかしこもがらんとして静か過ぎます。

いつもならとっくに開いているはずの居住者用プールには覆いが被されて
泳いでいる人の姿はもちろんのこと
デッキで遊んでいる子供たちすら見えません。

泳げない夏なんて、ここに住み始めて以来、初めてです。
外テラスのパラソルの下で本を読めない夏なんて、初めてです。

スーパーに行っても、間をあけて並んで
一度に10人しか中に入れてもらえないようになりました。
その10人が全員マスク姿だなんて
長いアメリカ生活でも初めてです。

我ら一般市民に限らず、この方々だって同じです。

かく言うメイおばさんは、こんなマスクを使っています。
ちょこっと気軽に買い物などに出かけるようなときはこのマスク。
メイおじさんの教え子で、今では中国で「いっぱしの学者」になった「元学生」が
はるか中国から箱にいっぱい送ってきてくれたマスクです。

そしてこちらは、何と、何と全て手作り!!!
なんて言うセンスの良さ!
表も裏も両方使えます。

ね、素敵でしょ?
表も素敵、裏も素敵
裏も表もない大好きな友がはるか日本から送ってくれた
手作りのマスクです。
これぞまさに「メイおばさんの宝物」の「よそ行き」マスク。

思い返せば、この長きに渡る我が人生
いつだってこうした優しい気配りに助けられながら
なんとか歩き続けることができました。

ありがとう、サンキュー、メルシー、グラシアス、グラッツェ、ダンケシェーン、エフファリスト!!
と、知っている言葉を総動員して呟きたくなるぐらい。

ちなみにこれは、日本語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、そしてギリシャ語です。
「ありがとう」だけは、どこに行っても使えるように、たくさん覚えていたいものね。

さあて、そろそろマスクをして(どのマスクにしようかなあ、、、)
手袋をして、帽子を深くかぶって、サングラスをかけて
自分でも笑っちゃうような怪しい姿で行ってくるかなあ、、、、、

どこに?かと言えば、いつものWhole Foods(フォールフーズ)マーケットです。
今日もまた入口の前に並んで
お店の人が順番通りに10人ずつ中に入れてくれるのを待つんだろうなあ、、、
日焼け止めをたっぷり塗っていかなくちゃなあ、、、

ところでこれは
私の部屋の目につく所に貼ってある(貼らされた)
メイおじさんからの「緊急指令」です。

RULES
① GOING OUT WEAR GLOVES
② WASH GLOVES WHEN COMING HOME
③ DO NOT TOUCH FACE
④ USE CART

つまりはこんなこと。

外出する時には手袋をして
家に帰ったら手袋を洗って
顔には触らず
買い物にはカートを使うべし。

しかたがないね。
どう頑張ったって自分では変えられないことなのだから。

(ああ、またもや写真のアップができずに凹んでいます。
何がいけないのかしら、、、、などとうろたえながらも、時計を見ればもうすぐ5時。
Whole Foodsまでお夕飯の買い物に行かなくちゃ、、、、、
ごめんなさい、明日こそ、、、)


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コロナが変えてしまった風景、そして暮らし

2020-05-30 02:21:39 | ライフスタイル
今日もまた窓の外をどう見回しても、人の姿が見つかりません。
本当に、文字通り、人っ子一人いないのです。
こんな事態になる前は、朝も昼も夕方も
リードを離してワンちゃんを遊ばせたり
お外テーブルを囲んでお喋りを楽しむ人たちの姿が見られたのに、、、

もういいかげん「いつもの風景」に戻ったっていいのに
コロナの話題ばかりが新聞の紙面で目立つようになって
いっとき「外出禁止令」などが出されて以来
静かすぎる日々になりました。

そんな中、季節は春から初夏へと進み、とうとう6月を迎えてしまいました。
ここワシントンの夏は、湿気もないせいか
ほとんど汗をかくこともなく、爽やかで快適です。
寺山修司さんのお顔など思い浮かべながら、窓のむこうをみては
「書を捨てよ、町へ出よう」とでも呟きたくなるくらいです。
鼻歌交じりで、ルンルンとスキップの一つもしたいぐらいです。

そうしたことができない今
たとえ快適な家の中にいようと気持ちが沈みます。
けれども、昔からメイおじさんがよく言いました。

「メイ、考えてもどうにもならないことは考えるな。
どうにかなることだけを一生懸命考えなさい。」

ところでこちらは、ワシントンDCにある日本大使館からのメールです。
いえ、メールというか「注意報」です。
私たち日本人は、在米日本大使館に在留届を出していれば
こうして折々に連絡をもらえるのです。

「DC」とは「Washington DC」、ここアメリカの首都ワシントン、
「VA」とはDCに隣接した州、Virginia」です。


********

●DC政府はDC全域に対する夜間外出禁止令(本日23時~)を発表しました。
●VA州知事は非常事態を宣言しました。
 リッチモンド市における夜間外出禁止令は6月3日午前6時まで有効です。

1.本日(5月31日),DC政府は,ボウザー市長がワシントンDC全域に対する夜間外出禁止令(curfew)を発令し,
 本日午後11時から明日午前6時までの外出を禁じた旨,発表しました。

2.本日,ノーザムVA州知事は,非常事態を宣言しました。
 これにより州兵の動員等が可能となります。

3.本日午後8時に開始したVA州リッチモンド市における夜間外出禁止令は,延長がない限り,
 6月3日午前6時まで有効です。
 なお,緊急の医療処置,自宅から職場・礼拝施設への移動,報道・医療従事等を目的とした外出等には
 この禁止令は適用されないとしています。

◎上記2.および3.の詳細はこちら
https://www.governor.virginia.gov/newsroom/all-releases/2020/may/headline-857101-en.html

4.在留邦人の皆様におかれては,引き続き,お住いの地域における治安情勢や今後の当局発表にご留意願います。

■在アメリカ合衆国日本国大使館
********

それにしても、町が突然こんなに静かになるなんて、、、、、
人の姿が見られなくなってしまったなんて、、、、、、

私たちがよく足を向けていた水際のお洒落なレストラン「Chart House」からも
とうとう、こんなお知らせが届いてしまいました。

「当分の間、お店は開きませんが、お電話でご連絡を頂ければ
ご注文の品をご指定の住所までお届けいたします。」

つまり、ほらあれ、「出前」!
まさかの「出前」!

出前を頼む側も
出前を受ける側も
みんな、頑張って乗り切ろうね。
もう少し、もう少しでいつもの生活が戻って来るさ!!

ついお喋りが長くなってしまいました。
お付き合いくださってありがとう!!
それにしてもなんとかならないかしら、画像のアップ(涙)。
もう少し待ってね。

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コロナが変えてしまった風景、そして暮らし

2020-05-30 02:21:39 | ライフスタイル
今日もまた窓の外をどう見回しても、人の姿が見つかりません。
本当に、文字通り、人っ子一人いないのです。
こんな事態になる前は、朝も昼も夕方も
リードを離してワンちゃんを遊ばせたり
お外テーブルを囲んでお喋りを楽しむ人たちの姿が見られたのに、、、

もういいかげん「いつもの風景」に戻ったっていいのに
コロナの話題ばかりが新聞の紙面で目立つようになって
いっとき「外出禁止令」などが出されて以来
静かすぎる日々になりました。

そんな中、季節は春から初夏へと進み、とうとう6月を迎えてしまいました。
ここワシントンの夏は、湿気もないせいか
ほとんど汗をかくこともなく、爽やかで快適です。
寺山修司さんのお顔など思い浮かべながら、窓のむこうをみては
「書を捨てよ、町へ出よう」とでも呟きたくなるくらいです。
鼻歌交じりで、ルンルンとスキップの一つもしたいぐらいです。

そうしたことができない今
たとえ快適な家の中にいようと気持ちが沈みます。
けれども、昔からメイおじさんがよく言いました。

「メイ、考えてもどうにもならないことは考えるな。
どうにかなることだけを一生懸命考えなさい。」

ところでこちらは、ワシントンDCにある日本大使館からのメールです。
いえ、メールというか「注意報」です。
私たち日本人は、在米日本大使館に在留届を出していれば
こうして折々に連絡をもらえるのです。

「DC」とは「Washington DC」、ここアメリカの首都ワシントン、
「VA」とはDCに隣接した州、Virginia」です。


********

●DC政府はDC全域に対する夜間外出禁止令(本日23時~)を発表しました。
●VA州知事は非常事態を宣言しました。
 リッチモンド市における夜間外出禁止令は6月3日午前6時まで有効です。

1.本日(5月31日),DC政府は,ボウザー市長がワシントンDC全域に対する
 夜間外出禁止令(curfew)を発令し,本日午後11時から明日午前6時までの
 外出を禁じた旨,発表しました。

2.本日,ノーザムVA州知事は,非常事態を宣言しました。
 これにより州兵の動員等が可能となります。

3.本日午後8時に開始したVA州リッチモンド市における夜間外出禁止令は,延長がない限り,
 6月3日午前6時まで有効です。
 なお,緊急の医療処置,自宅から職場・礼拝施設への移動,報道・医療従事等を目的とした
 外出等にはこの禁止令は適用されないとしています。

◎上記2.および3.の詳細はこちら
https://www.governor.virginia.gov/newsroom/all-releases/2020/may/headline-857101-en.html

4.在留邦人の皆様におかれては,引き続き,お住いの地域における治安情勢や
 今後の当局発表にご留意願います。

■在アメリカ合衆国日本国大使館
********

それにしても、町が突然こんなに静かになるなんて、、、、、
人の姿が見られなくなってしまったなんて、、、、、、

私たちがよく足を向けていた水際のレストラン「Chart House」からも
とうとう、こんなお知らせが届いてしまいました。
「当分の間、お店は開きませんが、お電話でご連絡を頂ければ
ご注文の品をご指定の住所までお届けいたします。」

つまり、ほらあれ、「出前」!
まさかの「出前」!
「出前」なんておよそ似合わないお洒落なレストランなのに、、、、

出前を頼む側も
出前を受ける側も
みんな、頑張って乗り切ろうね。
もう少し、もう少しでいつもの生活が戻って来るさ!!

ついお喋りが長くなってしまいました。
お付き合いくださってありがとう!!
それにしてもなんとかならないかしら、画像のアップ(涙)。
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どうか皆様、ご無事でありますように。

2020-03-31 00:28:56 | ライフスタイル

メイおばさん、
長い人生、悲しいことも、苦しいことも、嫌なことも、がっかりすることも
人並み、あるいはそれ以上にたくさんありましたけれど
ありがたいことには、この歳になるとそんなことは封印して
嬉しかったこと、楽しかったこと、幸せだったことの思い出を取り出しては
思う存分なぞることができるようになりました。
これってまさに「老いの特権」?(笑)

嫌なこと、がっかりしたこと、傷ついたこと等の
マイナスの記憶ばかりを取り出して
ピカピカになるまで磨き続けていている人も
いないわけではありませんけれど
やっぱりそれって、「幸せ」な生き方とは思えません。

メイおばさん、ありがたいことに
良い家族と良い友に恵まれてここまで来ました。

そんなことを思う朝、
メイおじさんが淹れてくれたコーヒーを飲みながら
マイルームでメールやラインのチェックをしていたら
こんなメッセージに出会いました。

「旅」と「食文化」というキーワードで繋がれて
もう何年もにわたって交流を深め合って来た
男性3人、女性3人の6人グループからです。

付かず離れず仲間達のことを気遣う
旅のスペシャリスト達からなるこのグループには
たくさんのことを教えてもらいました。

今朝の連絡はこんなことでした。

*このところバタバタしてLINEを見ておりませんでしたが、
 今日の朝刊で、米国からの入国に2週間の待機要請と出ています。
 メイさんが日本に向かってなくて良かったと思います。
 コロナが治まって再開できる日を待ちましょう!

これに対して、「了解です。」の応答が皆から即座に届きました。

ここアメリカのトランプ大統領からは、こんなメッセージが発せられました。
*できるだけ外出を控えること。
*人がたくさん集まる会には参加しないこと。

ニューヨーク州のクオモ知事も昨日、新型コロナウイルス の感染者が
前日から7,195人も増えて5万9、513人になったことを明らかにしました。

長い人生、時としてこうした事態が起きる度に
今の自分にとって本当に大事なもの、大事な人、大事な思いがわかります。

こちらは人の姿も見えない
なんの音も聞こえない
静かすぎる月曜日のお昼です。


どうか皆様、ご無事でありますように。

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「Stay safe my friends!」

2020-03-23 02:45:03 | ライフスタイル

こちらアメリカ大陸の東、大西洋岸の町、ワシントンは日曜日の午後2時になるところ。
いつもと変わらぬ平和で静かな午後です。

そんな静かな午後に、こんなメールが届きました。
私たちが暮らすもう一つの町
広大なアメリカ大陸を西へ西へと横切った
太平洋岸シアトルの家のフロントデスクからです。

このコンドミニアムを愛する住人たちの間には
全員が全員を知らなくとも、ある種の連体感があるのです。
そしてそれら住人たちのプライバシーを尊重しながら
受け渡しをしてくれるのがフロントデスクであり
管理オフィスであるのです。

その裏にはこんな背景もあると思います。

「各レジデント(住人)の名前、家族構成、仕事等プライバシーに関わることは
住人の許可なしでは一切第三者に伝えない。」

ですから、今回も発信人から依頼されたメッセージを
フロントデスクが判断して、フロントデスクから各ユニット宛に
送られて来たのです。

「Does anyone need anything from the grocery store?
Sunday, 22 March 2020 09:29:00 · Gexx Mixxx in Topics > General
I'm heading to Whole Foods in an hour or so. If anyone needs me to pick something up for them, please let me know! You can use BuildingLink or text me at (2x8) x19-0xx3. Stay safe my friends!」

ざざっと内容をご紹介すればこんなこと。

「買い物の手伝いが必要な方はいらっしゃいますか?
1時間ぐらいしたらWhole Foodsスーパーに行くつもりです。
どなたか必要な物があれば買って来ますので
このコンドミアムの住人連絡網、またはXXXXにご連絡ください。」

これに続く最後の一言がググッと来ます。
どんな日本語にしても、たかだかこの4つの言葉の優しさを
伝えられそうもありませんので、ただそのままお知らせします。
コンシェルジュオフィス(管理人)経由で住人全員に届いたメッセージです。

「Stay safe my friends!」

私の大好きな町、シアトルは今、コロナウイルス の感染で
大変なことになっているようです。
私たちもしばらくは移動を諦め、ここワシントンDCに蟄居します。

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どこもかしこもクリスマスモードです。

2019-12-21 05:08:36 | ライフスタイル
「もうい〜くつ ね〜ると〜」
と口ずさみたくなるぐらいに、すぐそこまで来ましたよ。
今日は20日の金曜日ですから
四夜眠ればもうそこに、、、、

何がって、はい、クリスマスイブです。
そしてその次に来るのはクリスマス!!

メイおじさんとメイおばさんがワシントンで暮らすコンドミニアムの
いつもは静まりかえったロビーも
すっかりクリスマスの華やぎです。

三日前の火曜日には
いつもは人の気配もないロビーが
住人たちでいっぱいになりました。
誰かが何かを言い出すと
たいていこんな風になるのです(笑)。

お洒落な大きなクリスマスツリー(本物の木です)の向こうでは
ピアノでクリスマスソングを奏でる人もいれば

飼い主ばかりかワンちゃんまでクリスマスカラーで加わったところに

サンタさんまで現れて、、、、

こういうノリって大好き。

とにかくどこに行っても、クリスマスモードです。




もうい〜くつ ね〜ると〜

2019-12-21 05:08:36 | ライフスタイル
「もうい〜くつ ね〜ると〜」
と口ずさみたくなるぐらいに、すぐそこまで来ましたよ。
今日は20日の金曜日ですから
四夜眠ればもうそこに、、、、

何がって、はい、クリスマスイブです。
そしてその次に来るのはクリスマス!!

メイおじさんとメイおばさんがワシントンで暮らすコンドミニアムの
いつもは静まりかえったロビーも
すっかりクリスマスの華やぎです。

三日前の火曜日には
いつもは人の気配もないロビーが
住人たちでいっぱいになりました。
誰かが何かを言い出すと
たいていこんな風になるのです(笑)。


レジデント(住人)たちの生演奏は
この日のために練習を重ねて来たのでしょう。
素晴らしいカルテットです。

演奏が終われば
誰かが、大きなクリスマスツリー(本物の木です)の向こうで
ピアノを弾き始め


ワンちゃんまでクリスマスカラーで加わったところに
サンタさんまで現れて、、、、


こういうノリって大好き。
とにかくどこに行っても、クリスマスモードです。
しばらくは町中どこでもこんな華やかさ。
行き交う人たちも、なんとなくニコニコしています。


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笑顔で残る人生

2019-10-12 06:38:17 | ライフスタイル
後でまたちゃんと読もう!と思ってとっておいた新聞が
どんどん溜まっていくものですから
メイおばさん、時々、気合を入れて「新聞片付けの日」を作ります。


自分の部屋の絨毯の上にペタンと座って
隣にハサミを置いて
ただひたすら新聞の紙面に目を走らせては

*面白そう!→ 後できちんと読もう。
*面白い、役に立つ → 捨てずに取って置こう。

そんな記事をチョキチョキと切り抜きます。


おもしろいわけでも、役に立つわけでもないのに
なんとなく手元に残して
しばらく眺めたい紙面もあります。
そんなものもチョキチョキします。

例えばこれ。


「SENIOR LIVING」の広告なのですが
写真のシニアたちの笑顔が本当にいいのです。


「Looking for the right SENIOR LIVING
 solution for your loved one?」

「シニアハウスをお探しならお任せください」的な
要するに宣伝広告なのですけれど
しばしば紙上で目にするたびに

「いいなあ、こんな風に笑って老後を送りたいなあ、、、」
「笑顔で残る人生を送りたいなあ、、、」

と思うメイおばさん。

かと思えば、やはり毎日のように出会う
こんなページにもつい目を通してしまいます。


何かと言えば「DEATH NOTICE」(訃報)なのですが
どの方々も素敵な笑顔を見せてくれています。
写真の下に書かれた故人のご紹介などを
ざざっと読みながらまた思います。


「笑顔を思い出してもらえるように生きたいなあ。」と。

だって、時としていますものねえ。
どう一生懸命思い出そうとしても、笑顔が浮かばない人って。

メイおばさんの長い人生、お一人だけそうした方がおりました。
笑顔もたくさん見たはずなのに
そんなお顔を思い出せないというのは
「本当の笑顔」じゃなかったんでしょうかねえ。


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便利なんだか、不自由なんだか

2019-09-25 00:05:48 | ライフスタイル
新しい朝を迎えました。


今いるアメリカの首都ワシントンと
日本との時差は14時間

何しろ大きな国ですから
同じアメリカでも、地域ごとに4つの時差があります。

ロサンゼルスなどのPACIFIC STANDARD TIME(太平洋標準時)なら
日本時間マイナス17時間

デンバーなどのMOUNTAIN STANDARD TIME(山岳部標準時)なら
マイナス16時間

シカゴなどのCENTRAL STANDARD TIME (中部標準時)なら
マイナス15時間

そして、ここワシントンが属するEASTERN STANDARD TIME(東部標準時)は
マイナス14時間

これだけだってややっこしいのに
加えてほとんどの州が、それぞれに夏時間を設定しています。
ここでしたら、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までが夏時間です。
夏時間の開始と共に、時計を1時間進めます。

こんなこと、私たち日本人は慣れてやしませんから
きちんと手帳にでも書き込んでおかないと大変。

実際、日本から来ていた方で
時間が変わったのを知らずに飛行機に乗り損ねた!!
なんていう人もいましたよ。

ところで、メイおじさんはよくこんなことを言います。
「メイ、シアトルは今△時になったから、そろそろ電話してみようか。」

ところで話はガラリと変わりますけれど
これ、今朝起きて一番に目にしたメール。
アマゾンさんからなんですけれど
ちょっと腑に落ちないことが、、、、、


「HELLO メイ、
 Here are personalized recommendations for you
based on items you purchased or reviewed.
Click here to see why these items were recommended.」

つまりはこんなこと。

「これまで君が買ったもの、これまで君が検索したものを
 ぜ〜んぶ知ってるもんね。まあ、とにかくクリックしてごらん。
 欲しいものが出てくるよ。」

ああ、とうとうこんな時代になりました。

隠せやしない!
逃げられやしない!

便利なんだか、不自由なんだか、、、、、

ところでそんな「お見通しアマゾンさん」が
本日、メールでメイおばさんにお勧めしてくれた本やCDは、、、、、、


1。NINJA
  (忍者? どうして、どうして?)

2。Japanese Hiragana and Katakana Flash Cards
  (日本語の平仮名と片仮名カード?
   あの〜、わたし、いちおうは日本語知ってるんですけれど。)

3。Fredy Mercury: The Great Pretender: A life in Picture
(フレディー・マーキュリー 写真で見る人生)
   うっ、惹かれる、どうしよう、、、)

4。Speak Japanese in 90 Days
  (90日で日本語を話せるようになろう、って
   わたし、もう何十年も話してるつもりなんですが。)

5。QUEEN
  (お勧めありがとう、はい、もちろんもう持ってます。
   日本の家にもアメリカの家にも置いてありますよ〜。)

6。QUEEN in 3-D
(まずい、ちょっと心惹かれる!)

7。Freddie Mercury
   (持ってないわけ、ないじゃないですかア!!)

8。600 BASIC JAPANESE VERBS
   (基本の日本語動詞600語?
    あの〜、わたし、日本語はもう十分知ってるつもりなんですが。)

9。Is This the Real Life? The Untold Story of Freddie
   (誰も知らないフレディー・マーキュリー
    まずい、かなり惹かれる! どうしようかなあ、、、)

面白いもんですねえ、こんな時代になったなんて。
とは言え、困ったもんですねえ、こんなにお見通しだなんて。


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あれから何とン10年 まさかのワシントン暮らし

2019-06-27 04:29:10 | ライフスタイル
ここ、アメリカの首都ワシントンDCには
「モール」と呼ばれる一角があります。

東は国会議事堂、西はポトマック川の緑豊かな公園地帯には
たくさんのミュージアムがあります。
東西の距離は4キロメートル。

ガイドブックによれば

「DCの心臓部であり、いつも多くの観光客で賑わっている所でもある。」

メイおばさんの家の窓からもモール一帯が
そしてその左端には
空に向かってそびえ立つオベリスク(石柱)が見えます。

これを見るたびに、ちょっと大げさですが
「人生の不思議」を思います。

その昔、メイおばさんがまだまだ若かった時のこと
大学を卒業して就職した職場で、まだ一年もたたないと言うのに
突然、こんなことを言われたのです。

「これを急いでワシントンに持って行くように。
 とにかく着いたら『May Flower』と言うホテルに行くこと。
 予約はすでにしてある。

 着いた日の翌朝に●●と言う人が君を訪ねるからこの書類を
 渡すように。」

まあまあ、まるでスパイ映画のようですけれど
実はこれ、結構大変な任務だったのです。

時は、オイルショックの時代。
航空会社は、飛行機を飛ばすための燃料を確保するのに大変でした。
航空会社勤務のメイおばさんが本社から託されて持って行ったのは
燃油調達のためのアメリカ政府への陳情書でした。



いっくら書類を渡すだけと言ったって
そんな大役、23歳になったばかりの新入社員のメイおばさん
緊張して当たり前。

結局、着いた日は
枕を抱えて、あちこちをウロウロ。
最後には大きなバスタブの中でまで
寝ようと試みたりもしたのですけれど
結局、一睡もできずに朝を迎えてしまいました。

昨日、メイおじさんとワシントンのダウンタウンを歩いていたら
突然メイおじさんが言いました。

「メイ、ここだよ、このホテルだよ。


 
昔、君が一人でワシントンにやって来て
 枕を抱えて一晩中ウロウロしたのは。」

そう言えば、メイおじさんと出会ってすぐに
そんなことも笑い話の一つとして話したのでした。

偶然にもそんな思い出のホテルの前を通って

「ああ、あれから何十年がたったのだろう。
 ああ、あの頃はまさか自分がアメリカ人の夫とワシントンに暮らすことに
 なるなんて思ってもみなかった、、、」

そんな思いが渦巻いて、ちょっとばかりか
かなり感傷的になったのでした。

人生、いろいろあったけれど
あり過ぎるぐらいあったけれど
そして気づけばこんな年齢になってしまったけれど
歩き続けて来てよかったなあ、、、

晩年も悪くはないよ、などと呟きながら
さ、まだもう少し歩くかな、、、

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