Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

愛は自然に、憎しみはあとから

2016-11-30 21:10:10 | 言葉
最近出会った好きな写真。


LOVE COMES NATURALLY
HATE IS LEARNED

愛は自然にやってくる
憎しみはあとから身につける

これもとっても好き。

待ち受け画面にしたいぐらい。


そしてこれ。
誰と誰の手でしょうか。
答は明日、明かします。


どうか憎しみよりは愛を選択してください。
その方がずっと心地よい。
その方がずっと幸せ。
一度きりの人生ならば、絶対その方がお得です。

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すでにTRAMPだったお花見の季節

2016-11-28 20:00:14 | ワシントンDC
3月最後の土曜日の、あの光景を思い出しています。
あの日、ワシントンDCは青空とお日様に恵まれて
70万人もの人たちがお花見に繰り出したと翌日の新聞で報道されました。

私たちもタイダルベイスンと呼ばれる池のまわりを
そしてダウンタウンを歩きました。


華やかな桜が咲き誇る中、そこここで
華やかさは全く不釣り合いの光景が見られました。

いつもは旗竿のてっぺんで
威風堂々と赤と白のストライプを風になびかせている旗が
どこもかしこも途中で止まっているのです。



弔意を表す半旗です。
ブリュッセルでのテロの犠牲者を悼むためでした。

かたやペンシルベニア通りでは
遠くからでもこんな大きな文字が目を引きます。


選挙キャンペーンではありません。
ホワイトハウスと国会議事堂の間の
アメリカの首都140年もの歴史を持つ美しい建物
『Old Post Office』(郵便局)が
19世紀の美しい装飾を保存しながら
263室の優雅で豪華なホテルに変身しようとしていたのです。


その工事現場の看板です。

新しい名称は「Trump International Hotel Washington DC」
トランプ・インターナショナルホテル・ワシントンDCです。

アメリカ政府がトランプ氏率いる会社に所有権を委託したのが2013年。
トランプ氏が大統領選に出馬表明をしたのが2015年6月。
どこまでが計画のうちかは素人には図る余地もありませんが
この大きな字幕は、とりわけ選挙戦を控えたあの時期には
大きなインパクトをもって目に焼き付きました。

良くも悪くもさすがトランプ、いえ失礼、トランプ大統領(to be)!

さてさてこれが3月末の話なら、以下は後日談です。

トランプ・インターナショナル・ホテル
2016年9月に、ホワイトハウスと連邦議会議事堂を結ぶ首都ワシントンのペンシルベニア通り沿いにオープンした。ペンシルベニア通りでは来年1月、新大統領がお披露目のパレードを行う。ホテルは1899年に完成した歴史的建造物「オールド・ポスト・オフィス」を改築したもので、派手好きなトランプ氏らしく、新大統領のパレード当日は1泊10万ドル(約1000万円)の部屋もある。ホテル前では、トランプ氏に対する抗議デモが行われた。写真【EPA=時事】(2016年09月12日)


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ドトールで拝まれた美しい日

2016-11-25 22:55:13 | 言葉

他の言語圏との間を行ったり来たりするようになってから
言葉、とりわけ母語に対して敏感になったような気がします。
単に私が時代の波に乗っていないだけなのかもしれないのですが。

今日一日だけをとったって
あれ?とアンテナにひっかかってしまった言葉がいくつもありました。

ある店に予約をしていた品を取りに行ったらこう言われました。

「お名前様は?」

クリニックの待合室で看護婦さんに話している人がいます。

「昨日はちゃんと食べれたんですけれど。」

こんな会話も聞こえます。

「順番が来たらお呼びしますから。」
「はあ~~い。」
「どうぞお座りになっておまちください。」
「はあ~~い。」
「途中で外にお出になる時は一声かけてください。」
「はあ~~い。」

と、およそすべての言葉に「はい。」ではなく「はあ~~い。」と答えます。
明るい「はあ~~い!」ではなく、やけに沈んだ声で「はあ~~い。」

こんなメールをいただきました。

「昨日はお会いできてとても嬉しいでした。」
「ご紹介いただいた本は素晴らしいでした。」

相変わらず「ら抜き言葉」は耳にひっかかります。
帰ってくるたびにますますひっかかるようになったのは
単にメイおばさんが加齢とともに融通が利かなくなったからなのでしょうか(笑)。

「お肉食べれる?」
「スーパームーン見れなくて残念だったね。」

ドギマギしてしまうのは言葉だけではありません。

ふらりと入った「ドトール」で
「ジンジャー照り焼きチキン ハニーマスタード」を注文したら
とても感じの良い物腰の女性がこう言いました。

「申し訳ありません。食材を切らしておりまして。」

そしてメイおばさんに向かってカウンターの向こうから
両手を合わせてお辞儀をしたのです。
わたし、なんだかお参りされたみたいで(笑)。

言葉は生き物、表現も生き物
生き物ならば当然成長も変化もするでしょう。
たまに留守をするとつくづくそんなことを感じる
時代遅れのメイおばさんです。

昨日の雪もすっかり溶けて
足元の落ち葉さえもが美しい日となりました。


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「感謝祭」から「黒い金曜日」へと

2016-11-24 20:18:39 | びっくり!

今日24日の木曜日はアメリカではクリスマスと並ぶビッグな祝日「Thanksgiving」(感謝祭)です。

もともとは17世紀初め、ヨーロッパからアメリカへ移民として渡って来た人たちの新天地での実りと収穫への感謝に始まった宗教的行事だったとか。

けれども、今ではそんな宗教色も影をひそめて
「Thanksgiving」と聞いてすぐに浮かぶのは
七面鳥が乗ったテーブルを囲む家族や友人たちの笑顔。
家族がいて友がいるという、その暖かさ、感謝の気持ち。

さて、そんな祝日の翌日の明日は?
と聞かれてすぐに「○○の金曜日」と口をついて出てくる人は
相当のアメリカ通(笑)!

答えは「Black Friday」つまり「暗黒の金曜日」?「黒い金曜日」?
ブラックなんていうと、ねえ、いいイメージは全くありませんけれど。

ほら、ブラック企業、ブラックアイスバーン、、、、
1987年に世界を襲った史上最大の株価大暴落の日だって「Black Monday」という名で歴史に残ってしまったぐらい。

カラー占いだってこんな言葉が並びます。

不吉、冷酷、絶望、孤独、陰気、拒絶、、、、、、

けれども明日の「ブラック」はとても浮き浮きするのです。
メイおばさんのところにも
この何日かでこんなメールがたくさん届きました。

30%に驚いていたらまだまだ。

50%だってまだまだ。

とうとう先ほど70%が来ましたよ(笑)。


感謝祭の翌日の金曜日は「Black Friday」と呼ばれて
まさに買い物の日なのです

いえいえ、こればかりではありません。
続く月曜日は「Cyber Monday」(サイバーマンデー)と呼ばれる
またしても特別な日。

なんとオンラインショッピングで沸き立つ日なんですって。
なぜかしら、とアメリカ友に聞いてみたら

「ほら、感謝祭のバケーションが終わってみんな仕事に戻るじゃない。
するとねえ、会社の高速回線を使って仕事の合間にネットでバーゲンセールの買い物をする人たちが多いらしいのよね。」

Really?

と、ここまで書いてさあアップしようと思ったら
たった今、着信音がしてこんなメールが届きましたよ。

やりますねえ、「Black Friday」(暗い金曜日)を逆手に取って
「Bright Friday」(明るい金曜日)ですって。
50%オフの上に送料無料!

メイおばさんの好きな
バッグの「Vera Badley」です。
見逃すわけにはいきません(笑)。


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シアトルのストリートパフォーマー

2016-11-23 23:24:40 | シアトル
懐かしく
そしてセンチメンタルに思い出すのは
シアトルのストリートパフォーマーたち。


大人も子供も
男も女も。


ずいぶん寒くなったことでしょう。
どうしていらっしゃることでしょう。


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「縁切り榎」の御利益(ごりやく)って?

2016-11-22 14:16:05 | メイの教訓
あたりまえですが
日本にいれば日本でなければできないことがあり
アメリカにいればアメリカでなければできないことがあります。

この「○○でなければ」の○○の部分には
どんな国の名、どんな町の名を入れることだってできるでしょう。

もし
「○○にいようが、××にいようが、、、、、」を「グローバル」とするならば

「○○にいなければ、××にいなければ、、、、」はさだめし「グローカル」(笑)。

グローバルとグローカル、両方あっての世界です。

メイおばさんが期間限定でいることを知った友から
こんな頼みがきました。

「お願い、一緒に行って!」

どうやら一人で行くのを臆しているようなのです。
まあ、行き先を聞けばちょっとなるほどなのですが(笑)。

メイおばさん
そんな場所があることも初めて知ったものですから
興味津々、二つ返事で答えました。

「いいよ、一緒に行こう!ついでにどこかでランチしようよ。」

どこだと思います?
なんだと思います?

東京のある場所にひそかに伝わるある特別な場所が!
などとまるでその手のテレビ番組のリポーターみたいですけれど(笑)

ある場所というのは東京の板橋本町。

特別な場所というのは「縁切り榎」(えんきりえのき)。
その名の通り、切りたい縁を切ってもらうところ。


友は長い間、切りたくとも切れない縁に苦しんできたのです。
そうした霊験あらたかな場所があることを聞いて
ひとりでは心細くて、能天気なメイおばさんに付き添いで
行ってもらおうとしたのでしょう(笑)。

これはまあ、なんというか、、、、、
メイおばさんにとってもきわめて「unusual」(めったにない)経験でしたよ。

切りたい縁が切れなくて困っている方々のために
ざざっとお話しいたしましょうね。

板橋本町にある「縁切り榎」様(様をつけますね。)の右手に
古い店構えのお蕎麦屋さんがあります。
ここで絵馬を買うのです。
たしか千円ぐらいだったかしら。


購入した絵馬に「願い」を書きます。
聞くところでは、具体的に誰との縁を切りたいかまで。
サインペンはお蕎麦屋さんが貸してくれます。

これをお賽銭箱もない小さなお社の脇に結び付けるのです。

中には裏側を向けている絵馬もあって
そこに書かれている言葉が見るともなしに目に飛び込んできます。


いやあ、まさしく具体的!
驚くほどに具体的!

この混雑ぶりを見ると
世の中、いかにたくさんの人たちが
困った縁に苦しんでいるのかがわかります。

さてさて1週間後に悩める友に聞いてみたら

「ねえ、メイ、不思議なんだけれど気持ちが軽くなっちゃった。
 なんかあんなことで苦しんでいたのが馬鹿らしくなってきて
 もうどうでもよくなっちゃった。」

なるほど、これが御利益(ごりやく)なんでしょうね。
要するに、縁を切りたい相手を変えることではなくて
縁を切りたいと苦しんできた自分が変わること。

実に面白い経験でした。
日本ならではのね(笑)。



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11月21日:季節が移ろいオリーブが、、、、、

忘れ物の嬉しいおまけ

2016-11-20 11:39:35 | メイの教訓
こんなこと、ちっとも自慢になりませんけれど
実はメイおばさん、忘れ物の名人です。

元いた場所へとちゃんと帰れるように
石やパン屑を点々と置いて歩いた
ヘンゼルとグレーテルのように
メイおばさんの足跡をたどるのはきっと簡単(笑)。

ロンドンでもやってしまいましたよ。
準備万端、あっちもこっちも何度も何度もチェックして
家を出たはずなのですが
バッグに入れずに、ぎりぎりまで手に持っていたある物を
置いてきてしまったのです。

それを知ったのは空港へと向かうタクシーの中でした。
UBERのドライバーの携帯電話に家族から連絡が入ったのです。

そこで初めて気が付きました。

「あっ、ない!!!」

と言ったって、もう戻るわけにはいきません。
大慌てのメイおばさんの耳に届いたのは

「明日、国際郵便で送るからね!」

突然不安になりました。
知らず知らずのうちに、いかにあんな小さな物に頼っていたのか、、、、
朝起きてはまずベッドの中で開いて
夜寝る直前までベッドの中でまるで本を読むように、、、、、

これってほとんど依存症?と思うほどに
その忘れ物がすっかり世界に繋がる道具になっていたのでした。

けれども、面白いことには
日一日と指折り数えて待っているうちに

「なあんだ、別になくたってやっていけるじゃないの。
 そりゃ多少不便だけれど、PCもスマホもあるし、、、」

と太っ腹になって来たのです(笑)。

さて、その後どうなりましたかって?
はい、1週間後に無事に手元に届きました。

こんな分厚い台紙のついた封筒の中に

こんな風にプチプチでしっかり包まれて。



しかも嬉しいプレゼント付き。


おちびちゃんが忘れ物名人のグランマのために
ピンクのウサギさんと

水色の象さんを描いてくれていたのです。


この封筒、メイおばさんの宝物になりました。
忘れてよかった!(笑)

(などと思うからいけないんですよね。)

ところで、時代はここまで来たかと思うのは
荷物のトラッキングがネットで簡単にできるのです。


「ママ、今イギリス出たから。」
「ママ、明後日あたり川崎に着くから。」
「ママ、今川崎にあるよ。」
「ママ、たぶん月曜日ぐらいに届くよ。」

こんな具合です。
これでメイおばさん、ますます安心して忘れ物ができます。

(などと思うからいけないんですよね。)

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11月19日:潮風の食欲増進効果
11月18日:減る日本食材と増える温泉のもと

そのまんまいなくなっちゃって、、、

2016-11-17 22:07:15 | 

先月、ロンドンで受け取ったグループメールのタイトルは
それまで行き交っていた「秋の蓼科(宿泊予約とカレー) 」でしたけれど

続く文面は旅行の計画の詰めでもなければ、みんなで一緒に作ることになっていた特製カレーのことでもなく、、、、、

「○○の長女▽▽と申します。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、実は父が10月XX日に秩父での登山中に心筋梗塞で他界いたしました。
生前お世話になった方々にご連絡を差し上げようと父のパソコンのメールを確認していましたところ、
皆様とのメールを拝見しご連絡させていただきました。」

18歳の時以来、長い長い友情で結ばれてきた友の
突然の死を告げるものでした。

今年もまた、毎年恒例の八ヶ岳旅行の計画が進んでいる最中でした。
私もそれに合わせてロンドンから帰りの便を予約していました。

誰が信じられるというの?
またいつもの冗談でしょう?

と、強気を装ってはみても、その後に続くのは
喪主のお名前と、お通夜と告別式の時間と場所です。

最後に書かれていた一行

「父のお財布の中から八ヶ岳行の切符が出てきました。」

を目にした時には、とうとうこらえていたものが溢れ出してきて、、、、、
泣きました。

そして、動揺しながらも、お通夜にもご葬儀にも参列できない非礼を詫び

「落ち着かれた頃にどうかうかがわせてください。」

と申し上げたのでした。

今日、ようやくお約束が叶いました。

不思議な気持ちです。
私たちはいくら青春時代を共に過ごし
ここまでの長い年月を共に歩いてきたとはいえ
年がら年中一緒にいたわけではありませんから
なかなか「不在」の実感が湧きません。

けれども、ご家族にとってはどれほどの喪失感でしょうか。
朝までそこにいて、「じゃ、行ってくるよ」と出かけていった人が
いつまで待っても帰ってこないのですから。

奥様がお別れ間際にぽつりと放った言葉の重みと哀しさを
いったいどう受け止められましょう。

「そのまんまいなくなっちゃって、、、、」


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11月17日:人参姫?レディーキャロット?
11月15日:ピザに胸キュン

ヒラリーとレディー・ガガ

2016-11-16 22:42:45 | アメリカ

ノンポリなメイおばさんが、
と書いてふと気づきましたよ。

「ノンポリ」と聞いてすぐに意味がわかる方は
若い世代にはおいでにならないかもしれませんね。

メイおばさんが大学生をやっていた頃には
「学生運動」という言葉、そして現象がありました。

そして学生たちが二つのカテゴリーに分かれていました。
政治に関心を持ってそれを行動にまで持っていく「ポリティカル」か、
あまり、あるいはほとんど、あるいはまったく関心のない「ノンポリティカル」です。

メイおばさんは他に大きな関心ごとがあったものですから
どちらかと言えばノンポリでした。

それがいまだに続いているような所もありますが
さすがに今回のヒラリーvsトランプからは目が離せませんでしたし
まさかの結果にも、とてもがっかりしています。
つまり今回ばかりはノンポリ然としてはいられなかったわけです(笑)。

ところで
最終的な結果が出た後のヒラリーの「敗北演説」に
心を揺り動かされた人は多いでしょうが、
メイおばさんも、もちろんそのひとりでした。

日本の新聞に掲載された日本語訳がとても素晴らしく
何か所かで涙腺がかなり緩みましたよ。
演説というよりは、次世代の人たちへのメッセージです。

「自分が正しいと思うことのために戦う価値を、どうか信じ続けてほしい。それは、本当に素晴らしいことなのですから。」

「私たちはいまだ、最も高く、硬いガラスの天井を破ることができていません。でもいつか、誰かが成し遂げてくれるでしょう。私たちが思うより早く、そんな日が来てほしい。」

「そしてこの戦いを見ている小さな女の子たちにも伝えたい。あなたの価値と力を、そして世界には追い求めるに値するチャンスと、叶えるべき夢があることを疑わないで。」

メイおばさんは、もはや「小さな女の子」ではありませんが、もしもまだ許されるならば、自分の価値とチャンスと夢を信じていたい。

ヒラリーが言うように、うんざりさせたり、傷つけたりする以外に
私たちがやるべきことについて考え続けたい。

もうひとつのレディー・ガガの言葉「LOVE TRUMPS HATE」の日本語への誤訳騒動については、もういろいろな所で取り上げられていますから、メイおばさんが書くまでもありませんけれど、ちょっと、いえ、かなり恥ずかしいレベルです。

「トランプ大嫌い」ではガガさんの粋なウイットが丸つぶれ。

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見えなかったスーパームーンの翌朝に

2016-11-15 12:07:39 | アメリカ

限られた日本暮らしの中でしかできない
メイおばさんのささやかな贅沢のひとつは
起きてすぐに郵便受けに朝刊を取りに行き
小さな庭に面したガラス窓のこちら側にぺたりと座って
時間をかけて紙面を読むことです。

もちろんアメリカにはアメリカの新聞がありますが
いくら慣れたつもりでいても
日本語のようにはすらすらと、早く深くは読めません。

東京では雲に隠れて見えなかったスーパームーンが
こんなに美しく見えた所もあったことを報じる今朝の新聞もまた
トランプ、トランプ、またトランプ。


週刊誌の広告もまた
トランプ、トランプ、またトランプ。


アメリカの友人たちからアメリカの将来を憂いながら届くメールも
トランプ、トランプ、またトランプ。

そんな中でも今朝開いたシアトルからのメールには
メイおばさんの心もとりわけ憂いに覆われました。

これからの世界を、これからの未来を担っていく若い人たちが
故国を離れてアメリカという国で理想を抱いて学ぶ若い人たちが
こんなに落胆しているのです。

I have got a bit emotional since Trump got elected. Here in Seattle, people are frustrated, angry, and weeping over his winning the election. I also distanced at least one friend because of their vocal support for Trump. I finally got to feel what is like to live in a deeply divisive society.

10年も前に一人っ子政策の中国を離れ、親元を離れ
頑張って、頑張ってアメリカの大学院で勉学を続けている
とても優秀な若者です。

彼女の夢は、アメリカの永住権を取って
二つの国の架け橋、そして世界の平和のために働くこと。
けれども今、理想に燃えていたはずの
メイおばさんのように小柄な彼女が、こんなことを書いてくるのです。

さくっと言えば

「シアトルでは今、たくさんの人たちがトランプの勝利に対し、怒り、嘆き、フラストレーションを抱えています。私自身もトランプを支持していた友人との間がぎくしゃくしています。深く分断された社会に住むということがどういうことなのかがやっとわかるようになりました。」

日本への飛行機に乗る私を朝早く迎えに来てくれて
空港までの車の中で未来を語る彼女の目の輝きを想いながら
メイおばさんは今、せつなくてたまりません。

そんな中でのヒラリーの敗北演説には心を揺さぶられます。
そして、レディー・ガガが発した言葉「LOVE TRUMPS HATE」の意味を
あきれるほどに取り違えた日本の一部のマスコミには
深い失望をしています。

ヒラリーとレディー・ガガのメッセージについてはまた次回!

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