「dignity」という言葉が好きです。
手元の英和辞典によれば「尊さ、尊厳、気品、品位、威厳」
メイおばさんにとっての「dignity」とは
これだけは失いたくないもの、これを失ったら自分ではなくなるもの。
良い意味での自尊心。
たとえば決して真実ではない誹謗中傷をふりまかれて
傷ついて、苦しんで、泣いて
「じゃあメイ、悪口をふりまいている側に変わりたいかい?」
「おまえを苦しめているあっちの人と、苦しめられているこっちのおまえを今すぐに交換してあげようか?」
と神様に聞かれたら
考える間もなく「いいえ、けっこうです。自分でいいです。」
と答えてしまうだろう心の在り方。
それが私の「dignity」
だから
2012年に突然亡くなってしまったホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の
「The Greatest Love of All」が大好きなのです。
凹みそうになると聞くようになってからもう20年以上がたちます。
「I decided long ago
Never to walk in anyone’s shadow
If I fail, If I succeed,
At least I will live as I believe
No matter what they take from me
They can’t take away my dignity」
(もうずいぶん前に決めたこと
失敗しようと成功しようと自分が信じるままに生きていく。
誰かが私から何を奪おうと、私のdignityだけは奪えない。)
ところで今朝、年下の友からこんなLINEが入りました。
「母の死で学んだこと、主人のクリニックで患者さんとそのご家族に接して学んだこと。それが活動の扉を開いてくれました。尊厳死や平穏死についてたくさんの方と考えていきたいと思っています。法制化に向けてまだまだ乗り越えないといけない壁があります。」
友の決断は、BRAVO! と叫びたいぐらいに素敵です。
パチパチと手を叩きたくなるぐらいに応援したくなります。
ところでこの「尊厳死」ですが、英語では「Death with dignity」と言います。
オレゴン州、ワシントン州、モンタナ州、バーモント州に続いて
一昨年、カリフォルニア州が5番目の「死ぬ権利」を認める州となりました。
つまり、「Death with dignity」を認めたのです。
ここでその是非を問うつもりはありませんが
ただひとつまっすぐ前を向いて言いたいことは
何があっても、どんな苦しみの中でも
私は私のdignityを失いたくないという思いです。
読んでくださってありがとうございます。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。 ↓
↓
ライフスタイル ブログランキングへ
海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
3月28日:ハワイ島でチョキチョキ
3月26日:アエロガーデン(室内菜園)いる?
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan