ハワイを飛び立ってシアトルに帰る日
娘は前の晩にお米をといで
明け方に炊き上がるように炊飯器に入れました。
そしてまだ暗い朝に
炊き上がったお米をせっせと握ってはラップにくるみ
「はい、これ、空港で食べてね。」と
先発つ私に持たせてくれました。
その昔、彼女がまだ小さな子供だった頃に
私がしていたことを
いつのまにか今度は彼女が私にしてくれるようになりました。
たった二つのお握りでしたが
ありがたくて嬉しくて
食べるのがもったいなくて
結局シアトルまで持って帰ってきてしまいました。
そして
カバンの中でつぶれてしまったお握りを
翌朝、噛みしめながら食べました。
母なんていうのはそんなものです。
読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。
ライフスタイル ブログランキングへ
海外旅行 ブログランキングへ