Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

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誰もがマイノリティーの心地よさ@ハワイ

2015-01-16 04:10:49 | ハワイ


今回のハワイは
ベビーが新入りで加わったものですから
これまでのようにあちこちへと遠出ができません。

けれどもまあ
先回の家族ハワイの時に
ウミガメにもイルカにも会いましたし
ノースショアからサウスショアまでけっこうぐるぐるまわりましたから
こんな風にのんびりと、「旅」ではなく「生活」をするのもまた嬉しいことです。

以前にも触れたことなのですけれど
もう一度書いておきたいことがいくつかあります。
そのひとつが「マイノリティー文化」についてです。

アメリカの大統領と言えば
1789年の初代大統領ワシントンに始まって
現在のオバマさんは44代目。

彼のご両親は
ハワイ大学のロシア語クラスで知り会いました。
その後、紆余屈折の後で
母に連れられインドネシアへ渡った6歳の彼は
10歳でひとりハワイへ戻って
18歳までの思春期を祖父母と共に暮らします。

彼が通っていたプナホウスクールの理事長は
ハワイをこんな言葉で表しています。

「ここには、マジョリティー(多数派)はいない。
誰もがマイノリティー(少数派)なのです。」

マジョリティー文化では、同じ価値観と世界観があり
その中にさえ居れば安心で、居心地も良いことでしょう。
その半面、そこに属さないマイノリティーを
無意識のうちに排斥してしまうことがあるかもしれません。

けれども、マイノリティー文化では、摩擦もあるでしょうが
一人一人が違っていて当たり前という居心地の良さがあります。
ですから異なるものを排斥する必要もありません。

オバマさんは言います。

「互いに尊重しあう風土のなかで、多様な文化を経験する。
そんなハワイでの経験が、私の世界観の一部となり、
そして、なにものにも代えがたい価値観となっている。」と。

「誰もがマイノリティー」と言うプナホウスクールの理事長の言葉。
そして、「尊重しあう風土の中での多様な文化経験」と言うオバマさんの言葉。

どちらも心に留めておきたい言葉です。


読んでくださってありがとうございました。
どうぞ良い一日をお過ごしくださいね。

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