月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

冬の甘味といえば、梅園の「粟ぜんざい」です。

2014-03-07 22:54:16 | あぁ美味礼讃


今週は先週の予想どおり、ずっーーと原稿を進めるということに専念しています。

ここのところ長編もの(1案件2万文字原稿とか、冊子もの、全サイト記事。長いだけでメジャーな案件というわけじゃない)が固まってきているので、
全て2週間くらいの時間を頂戴し、
それら2つ3つ、1日のうちに平行して仕事をしています。
1日単発で仕上げるよりは、ずいぶんラク。少しずつ微調整や修正を加えながら、自分ペースで出来ますから。(などと脳天気なことをいわないように気をつけるべし)


今日は、移り気なお天気であるな~、などと窓の外を眺める。
雪が斜めからブリザードしていたかと思いえば。
真っ青な大空に、ゆったりと丸い雲がぽこぽこと、のんびりと過ぎていって。
ほーっと。窓の外の景色には癒やされ、また原稿に集中する日々です。


癒やされるといえば、昨日の打ち合わせのあと、錦市場で和の食材(今晩の肴)をいくつか見て、
それから立ち寄った甘味処の「梅園」(京都河原町から徒歩10分)さんも、よかった。



先々週と続けての来店となります。

昨日は、この時季ならではの「粟ぜんざい」(単品850円)を愉しみました。

「粟ぜんざい」。



ふっくらと蒸してついた粟とひえの餅に、アツアツの漉し餡をたっぷりと。

この熱さがたまんない。「ふーふー」と口をすぼめて息を細く吐きたくなる。
ひえと粟はモチッチリとして雑穀の苦みもあって、素っ気ないほどに素朴でありながら、どっしりと安定のある味。
上からかぶさったアツアツの餡は実に丁寧な手仕事の結晶。上品で甘すぎない。
季節ならではの甘味だなーと思う。

昨年も頂いたのだけど、今年も食べられてよかった。

ちなみに、先々週にいただいたのは名物の「みたらし」とぜんざい。ほうじ茶。






これまた、おいしかった。梅園らしい定番である。
特に「みたらし」の甘辛いタレはいくら多くかかっても、くどさをしらない。
団子の味わいを、引き立てることに徹している。

だけど、この時季なら、やっぱり「粟ぜんざい」に、旗!

あー、書いているだけで、口のなかがほっーと。うーん。冬の京都に旅立った。
あー日本に生まれて、愉しいな。

さあ、また原稿に戻ろう

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心まで満たされますね~ (しろくま)
2014-03-09 05:26:24
いつもながらに食べたくなるような記事。
アンデルさんもかなり甘いもの好きですねっ!
寒い季節に仕事を終えて
やっとたどり着いたあったか~い善哉!
ほんとにおいしそう~
気持ちよくわかります!
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そう、好きです。 (アンデル)
2014-03-16 19:12:16
甘いもの、というよりも。和の甘さ、大好き。あんこ系が好き。ぜんざいとか和菓子とか、和パフェとか。
おいしいケーキもそうですが。
最近はイギリスのクッキーにはまっています(Nのおみやげ)。
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春の新風! (しろくま)
2014-03-17 07:17:54
待ちわびたNさんの帰還
持って帰ってきた新風に、
アンデルさんも逆にいろいろと教わることが多かったりして!
良かったね!
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毎日クッキー (アンデル)
2014-03-18 10:49:23
そう、ずっと待っていたのに。1日のうちに合計1時間くらいしか話せないほど。今は仕事が混んでいるわ。
いろんな種類のクッキーと紅茶をどっさり買ってきてくれて。それを食べながら仕事するのが愉しみで。
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