パリへの旅行のブログを3日分ほど、書き溜めて予約送信したあと、
20〜23日まで東京へ行っていた。
仕事の人と打ち合わせした後には、蒲田の羽根つき餃子のお店で中華を食べて、翌日は築地で寿司。
暮れの銀座を味わうために、デパートを2件はしごして、銀座シックスで
食料品を買い、ピエールマルコリーニで休憩のパフェ。
そのまま表参道へ流れて、ちょっとアンティークの店や雑貨をみた後でピッツァリア サバチィーニ青山でイタリアン。
翌日は横浜の海沿いを散策して、横浜中華街から赤煉瓦倉庫の
クリスマスマーケットなどをみてまわり、ご機嫌で関西に戻ってきて。(笑)
クリスマスの24日には、意気揚々と買い物へ行って、
おいしそうなごちそうをこしらえている最中に寒気と吐き気、頭痛がマックスになり、そのまま26日まで寝込んでしまった。
クリスマスイブに寝込むのは二年目だ。
おそらく、仕事が一段落したのでそろそろ体が内へ内へと閉ざしたくて、
「陰の気」に満ちてしまったのかもしれない。
ようやく、今日くらいから回復してきて、
昨日は友人と予定していたので、リーガロイヤルホテル大阪で友人4人と食事会。今日、なんとか年賀状の投函へと持ち込んだ。
病に伏すと、いつものように思うのは、なにげない普段の毎日を過ごせることの幸福だ。
本を読んだり、DVDで映画をみたり、夕方お風呂に入った後に食事をこしらえて、それをビールやワインとともに味わう至福。
特別にどこへ行くでも、驚くようなハプニングなんかなくとも
「人生は普通が楽しい」。
もちろん、ちょっぴり特別な日も楽しいけれど、自然のゆるやかな恩恵の一部の中に自分がいて、
普段どおりの毎日が始まっていく、というだけで実はそれはとても特別なことなのだと思う。
突然。降ってわいたような戦争や被災や、体調不良や不慮の…アクシデントにもしあったなら、
こうはならないのだから。何もない一日というだけで実はとても恵まれていることなのだと思う。
体調ガ思わしくないと、しみじみと健康のありがたさが身にしみる。
だけど、私のようなすぐに「いい気になって楽観的に生きてしまうやつには、
時々はこうして立ち止まる一日というのも必要なのだ、きっと…。
あぁ世の中は一番良いように最善の状態で流れていくと信じて、今日も眠りにつこう。
朝がくれば大晦日だ。