月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

午後4時半のお風呂。

2014-04-22 23:58:59 | 今日もいい一日



最近、家におこもりして、ひたすら仕事ばかりという日が続いている。
どこかに逃れたい。気分転換がしたいと思っても、
どこへ行くあてもなし。
そんな時に思い切って行ってしまうのは、お風呂である。
「夕方4時半のお風呂」は特別でよろしい。
洗い場にいる時はさすがに小窓を閉めるが、
バスタブに浸かっている時は、小窓を開け放っている。
オレンジの光と夕暮れ時の風の匂い。
虫の鳴き声や近くの鳥や雀の騒ぐ音など。5月になると虫の鳴き声などが、お風呂に流れ込んでくる。
皮膚から毛穴から、じんわり伝わってくるお湯の感触。
このお湯があって、あったかい。
あったかいー、という事がこれだけ幸福なこと、と気付く瞬間である。
阪神淡路大震災の時には熱いお湯が、何週間も出なかった。
手術後、抜糸するまでもお風呂には10日間入れなかった。
だから。というわけでもないが。お風呂のお湯があったかい。ということは日々平安の象徴のようなものである。

バスタブの中で足をグイッと持ち上げて、リラックスをしていると。
さっきまでは手足も、肩も、お腹も、そして心さえも。
硬直した緊張感の中にいたのだなぁと改めて知るのである。
夕方のお風呂の中で見るシャンプーの色など。あーーなんてキレイな色と
感動するのはちょっと妙というか不思議。(Nの椿のシャンプーの朱色)。完璧にお風呂の魔術(紗)にやられてしまっているのだ。

少しだけ本を読んで、上がった。

バスタオルには、微かにラベンダーの匂い。
そこで始めて、お塩にラベンダーの原液を7滴ほどいれて、バスソルトを作ったのだいうことを気付く。
夕方のお風呂に長くはいない。長風呂は深夜だけ。
日常と日常の間の、ほんのちょっとの贅沢な時間。
わが家にある、ほんの一角の小さなリゾートである。
一時。というのがたまらない至福だ。もちろん、缶ビールなどは飲まない。まだ夕方なのだから。
さあ、もうひとがんばりです。


(本日のアメニティ)

●岩塩、ラベンダーアロマ(デュランス)
●ジョンマスター イブニングPシャンプー
●ジョンマスター L&A インテンシブコンディショナー
●レスレクション ハンドソープ(マンダリン、アトラスシーダー、ローズマリー、オレンジ、ラベンダーほか)










「愛猫だけが見ていた人気脚本家の涙」(向田邦子)を見て

2014-04-18 00:27:56 | 今日もいい一日




先日、夜10時には仕事を切り上げて、テレビの前へ。
BSプレミアム「愛猫だけが見ていた人気脚本家の涙」という向田邦子さんの記録を偲ぶ番組をみる。



途中、娘のNから「駅に車でお迎えに来てよーー」というメールがあったり、
パパが早めに帰ってきて、「ごはんはまだ…?」というような顔でこちらを何度もみたが、お構いなし。
朝ドラ以外はめったにテレビを見ない私なのだからどうぞ許して…と。無視を決め込み、画面をくいるように見つめて泣いた。

番組では、吾輩は猫であるのごとく、
愛猫の光るまなざしを通して、向田さんが颯爽と駆け抜けた人生が描かれていた。

向田さんに興味をもったのは、30代の半ばである。
編集教室時代の友人Nさんが、奈良の大宇陀を書いた2本目のルポを読んだ時にふと漏らした。
「私、向田邦子さんの文章が好きなんだけど、なんだか判らないけどこれ読んで思い出したわ」
こんな恐れ多い言葉をくれたのがきっかけ。それから、遅ればせながら向田文学を読み漁った。昭和が好きなせいもあって、
「想い出トランプ」をはじめ、いくつかの脚本やエッセイの全てを一気に読んだ。

人間の裏側や弱い部分を、つぶさに観察し、
それらを愛情とユーモアと、執着心をもって1枚1枚のトランプのように「毅然」と静かな文体で描写していく、独得の筆運びに惹かれた。
嫁姑の許されない男女の、ドロドロとしたシーンであっても。
彼女の本には、「生きる覚悟」のようなものが滲み出ていて。
登場人物を愛するがゆえの、あたたかい言葉が胸に迫ってきた。

私は向田さんの強く生きようとする姿勢というか
人生を貪欲に楽しもうとする「覚悟」のようなものにめちゃくちゃ惹かれた。
向田さんの美意識が織り込まれた暮らしぶりにも惹かれた。
彼女の人生、生き方そのものにも。
向田さんの妹さんである和子さんの本や料理本のレシピなども再現してみた。
特に「常夜鍋」は自分のうちでの定番になった。簡単でお財布にやさしくて、ホントにおいしい。

(材料)
豚肉(豚しゃぶ用)
ほうれん草
しょうが
にんにく
日本酒(上等酒のほうがいい)
レモン
大根おろし

(作り方)
土鍋に、日本酒と水を4対6(3対7でも可)で。にんにく1かけ、しょうが1かけを入れて、火にかける。

しょう油に大根おろしをすり、レモンを絞りいれた、たれを用意する。

沸騰したら弱火にして豚肉をいれ、ささっとたれをつけ食べ豚肉を食べきったら、ほうれん草を入れ、たれをつけ食べる。それを繰り返す。



妻子ある(別居中)カメラマンの方との許されぬ恋と突然の恋人の自殺。
(「向田邦子の恋文」。妹の和子さんが書いた本に詳しい)

その後、向田さんはNHKの和田勉ディレクターとの会話のシーンで、
「私はセックスが書きたい!」と言われたそうだ。
「性行為というより、男女のいわく言い難い性を毒を込め、ありのままを描きたいのよ」。
そうして生まれたのが、『阿修羅のごとく』である。

秘めた恋をようやく乗り越えた末に
余命半年といわれた自身の乳ガン手術だ。
術後は手が上がらなくて効かない左手で万年筆を握られる練習をし、本を書いていらした。

病巣の本を何冊も買い込み、ただ一人黙々と読み、家族にまで隠し通してこられたという。
その間、もちろん書くことを決して休まなかった。まさに向田さんの言葉を借りれば、「書き飛ばして」生きてこられたのである。

そして直木賞受賞(50歳で受賞)。
そのたった1年後に、
台湾旅行中での飛行機墜落事故に遭う。
番組では、旅立ちの時は縁起をかついで片付けないのに、その日に限って青山マンションの部屋をきれいに片付けてからスーツケースをもって愛猫のマミオに手を振ったと、描いていた。
向田さんの沢山の涙を、葛藤を、つぶさにみていたのは、このマミオだけだった。

あれほど、颯爽と。あれほど強く。
常に上を向いて、ひたすら明るく真剣に生きながら。
なぜ。そこに居合わせてしまったのか。神様の存在さえも疑いたくなる、ため息をつかずにはいられない。

これほどの才能のある方の命がなぜ、突然に失われ、
向田さん本人は、どんなにやるせない無念な思いだったことか。想像するにあまりある。
あれほど才能があって希望の未来を見つめていらした人があちら側の世界にいってしまわれ、
私達のような遅々したものが今を生きているのだ。ホントに自身のちっぽけな悩みなど虫けらのようで何をあくせくもがいているの、ってなものだろう…。

最後に。わたしが向田邦子さんが素晴らしいと思うのは、どんな哀しみの淵にいながらも、
友達を呼んでは料理を振る舞い、思いやりを忘れず、いつも気丈に明るく振る舞い、書き通してこられたところである。
何があっても俯かずに、自分の人生を貪欲に愉しんでこられた、潔さだ。

向田さんが、「夜中の薔薇」に書いている、こんな一節がある。

以下は著書より抜粋ーーー

この頃になって、格別の才能もなかった私が、物を書いて暮らしていける原点-。
もとは何だろうかと考えてみますと、この20代のあの地団駄にあるのではないかと思います。
あの頃、私なりに本も読みましたし、人にものも習いました。しかし、実ったのはその部分ではなく、焦り、切望し、自分に腹をたて、
やり場のないなにかを、さてどこへぶっつけていいか判らず爪をかんでいた、あのわけのわからないエネルギーではないかと思うのです。

(中略)

私は、どちらかといえば負け犬が好きです。
人も犬も、一度くらい相手に食いつかれ、負けたことのある方が、思いやりがあって好きです。時にしても同じです。
一時間単位、二時間単位で時間を使ったとしても、
それはせいぜい、時計を有効に使ったということにすぎません。
(中略)

若い時の、「ああ、今日一日無駄にしてしまった」という切望は、人生の大時計で計れば、ほんの一秒ほどの、素敵な時間です。
恐れと、むなしさを知らず、得意になって生きるより、それはずっと素晴らしいことに思います。
どんな毎日にも、生きている限り「無駄」はないと思います。
「焦り」、「後悔」も、人間の貴重な栄養です。
いつの日かそれが、「無駄」にならず「こやし」になる日が、
「あか」にならず、「こく」になる日が必ずあると思います。真剣に暮らしてさえいればーーです。

「(1978年 夜中の薔薇より)」



まるであの声で朗読されているようだ。
時々私はベッドの中で、向田邦子さんの朗読や講演の録音を聞きながら寝ることがある。



(追記)
木曜日からはじまった「最後から2番目の恋」の中で、
「とっくにおわっている昭和の恋、あんたは向田邦子か」と小泉今日子にいわせるシーンがあった。
颯爽と駆け抜けた昭和の人の生き方と言葉が、今もって全く色あせていないと思えるのは私だけ……?







夜。コンビニに桜のアイスクリームを買いに行って思ったこと。

2014-04-13 02:33:59 | 今日もいい一日

夜。突然、アイスクリームが食べたくなってコンビニまで、レクサスを飛ばしていく。

本当にあの車は、乗っているだけでなぜあんなに気分をよくしてくれるのだろうか。自分が上級者になったような、背筋がしゃんと伸びて、風景まで美しくみえるほどであった。
見事に気分がよくなった。桜の外周を遠回りして、いつものように駐車場にいれる。そして限定品の桜のアイスを食べながら、ふと思う。





この世の中に、ごく普通のものと、特別なものが確かにあるのだ。
このアイスであっても然りである。
100円のアイスと280円の限定アイス。
食べた後の満足感が違うのかな。うん。このアイスは桜餅のような後味。桜のはちみつに似た香りがする。

既製品と、ちょっと特別なもの。手づくりの心のこもった品と。

おいしいものだって、普通においしいものと
魂の入った涙が出るほどの完璧な食べ物がある。

文章だって、もしかしたら…。いやもしかしなくても…。
ごく普通にするするっーと読めてしまう文章と、たったの1行であっても、書き手の肉声がこもった文章というのが存在するのである、事実。

完璧なものなんて、当然求めはしないけれど。
無駄なものが一言だってない。シンプルなものがどうしてできないのかなー。

長く仕事をしていても、私はどうもいつも迷ったような。ああでもない、こうでもないと、悶々としたものがつきまとう書き手であるなあと情けなくなるなぁ。
(時に奇跡のようにスルスルっと整理される時があるけれど)。

料理の時は、冷蔵庫をみるだけですぐさまメニューが浮かぶし、
迷うことなくスパッと1回で調味料を入れ、
味見などほぼしなくて1発勝負で仕上げるのに…。うーむ。

真実の言葉がすーと見えてくる。明晰で、クリアな視界と思考。
それらを日常化したいけれど。
特にコピーというのは、面白いけれど悩むなあ。
ま、その手前のところにいてはただくるしいだけ。




2014年「花休暇」京都七条通りのホテルと三十三間堂。

2014-04-10 22:44:28 | どこかへ行きたい(日本)


そろそろ桜が散ってしまう季節です。
今年は、私、風邪をひいて鼻水ぐすぐす、咳きと熱に4日くらい悩まされておりましたが、どうやら快方にむかってきたみたい…。
そして、明日。ようやく治りかけたらさっそく終日取材のため商品倉庫にお籠もり。それまでに手持ちの原稿を進めなくてはいけない状況で、それでも
どうにかメドがたちました。


さて、桜休暇のこと。

毎年春には、郷里で一人暮らしの母を招待して旅行に誘っているのですが、今年はNの大学をみたいという母のたつての希望で、
京都へ桜見物という あんばいになりました。その折りのお話を少し…。


JR京都まで迎えにいき、それから「お昼」ということ。
日曜日で、どこも満席のようだったので、
グランヴィア京都1階の天ぷら屋さん、「京林泉」へ。

朱塗りのカウンターがステキでした。

油は「ゴマ油」だけでなく、素材によって「綿実油」と使い分け、
海老や京都の野菜ものを中心に、カチッと揚がった天ぷらをいただきました。
この揚げたてを、すぐに。というのが一番のごちそう。




天紙に油が残らなかったし、値段もお手頃。
出だしからの好スタートとなりました。


お宿は、京都で朝食がおいしい!と評判の「ハイアットリージェンシー京都」。ここ、京都駅から近いのに、あまり大きなホテルでもないし、高層でもなくて。
外国人からみた古都のイメージなのかなと。(外資系なので)。






少し調べてみたら、旧京都パークホテルを改修してのものだとか。
元は2階建ての小さなホテルで、客室3室を2室に改造されたそう。私達が宿泊したデラックスツインは十分に広かった。

それに、この静けさ。土地のもつ雰囲気。
なんか違うなーと思えば、ナント平安時代には、後白河天皇の院御所だったというでは…!!三十三間堂が近いばかりではなかったのでした。

部屋のカーテンを開けると
ガラス窓から竹藪と、砂利の敷かれた日本庭園。
大きな桜の木が望めました(まだ6分咲き)。




眺めもさることながら、さっそくバスルーム!

ゆったりと深さのある四角い白いバスタブ。
独立したウエットエリア(洗い場)を備えた御影石のバスルーム。 水圧の強いシャワー環境。
ま、バス環境が最適であれば私の場合は半分以上は「よし!」という感じ。


レストランも和風(地階)とイタリアン(2階)とメインダイニング(1階)のみ。趣味のいいダイニングが3つです。

この日は、2階のダイニング「トラットリアセッテ」へ、散歩がてらに足をのばし、あまりの心地よさと景観に、
お茶までしてしまう贅沢さ。









あとは部屋でゆっくりし、夜は母の希望でタクシーにて祇園へ。
健全に8時にはホテルへ戻り、
10時にはバスタブにおりました。











朝のビッフェは、日本庭園を望むダイニング「THE GRILL」へ。








一番驚いたのは、あまりの外国人滞在者の多さ。海外かと間違うくらい。

ガラス張りのダイニングは、真っ白な桜の花々や緑の美しさがいやでも目に入る。今日はいいお天気になりそう。キラキラした光がダイニングに差し込み、
庭園の緑が鮮やかでした。

お料理は、一晩かけてスモーク した特製レッグハムや自家製のクロワッサンやスコーンや焼きたてパン20種、完熟サラダなどなど。
ごく当たり前のお料理ながら(しかも種類は多くないのに)、
野菜は完熟のものを冷やして提供するというような当たり前のことが細部まで届いていて、おいしい満足のいく朝食でした。




サービスとしては「?」のところも(まだ残っていても、どんどん皿を下げてしまう)。Nはインターコンチネンタルホテル大阪でアルバイトをしているので、
いちいち、サービスをチェックし、コメント……!!
でも、慌ただしくないし、可能ならいつでもリピートしたい気持ちいいビッフェでした。

ホテルへ出るとさっそく、お隣の「三十三間堂」。






桜がきれいに咲き始めた頃で、月曜日なので人も少なくて
ゆっくりと1001体のご本尊、十一面千手千眼観世音、阿修羅像や、好きな仏像をとくと拝観することができました。
奈良の浄瑠璃寺と、なぜか似ている心地がしたのはどうしてだろう…。
誰もいない雨の日に、心静かに、ぽつりと一人で訪れてみたい気も。

このあとはNの大学や京都御苑、河原町界隈を案内。
いつもの、あそこにも立ち寄って、有意義な花休暇を過ごしたのでありました。













女3世代の旅は、いつまで続けられるやら。
きっと想い返せば、ものすごく貴重な2014年春の1日だったような気がします。

こういった、日常のなかのある特別な1日。確かにこんな親孝行もありとは思いますが、
毎日365日何をみて、何を食べて、誰と話すかが年長者には一番大切なはず。
特に商売をやめてしまった母は仕事も、家族もなく、24時間がとてつもなく長いに違いなく…。
同居がもしくは、おみそ汁の冷めない距離で近くに住まうことができたら一番お互いに安心するのだけど…などと。
とくと考えてしまった、4月の桜休暇なのでありました。







2014年、醍醐の桜。祇園白川界隈へ。

2014-04-06 22:14:06 | どこかへ行きたい(日本)



(写真は醍醐寺と八坂さん、祇園白川、高瀬川の桜)


毎年見る桜というのがあります。
同じように、今年はじめてみる桜というのも愉しみにしています。
ああ、この年にはここへ行ったなーなんて。桜の写真をみて、その年の自分を振り返ってみたり…。

桜。サクラ。同じ木であっても、その年の心情によって毎年違うように見えるのは面白い。
今年は、花が白く日本画で描かれた絵のように刹那的に迫ってきます。


また桜というのは、ごく当たり前に咲いている花と、特別な色香を匂わせる木というのがあって。
なぜなのかなとずっーと不思議に思っていたりしたのですが。
もしかしたら桜という木が見てきたものの違いじゃないかと。
(木はただ黙ってじっと何もかもをみている。見守ってくれているのですよね)
ハッと目が覚めるほどの妖艶な桜には
名木というのではなく、
風土や歴史が刻まれたところが多いから。

また、ごく普通の木なのに、おっ!と声がでてしまうほど美しい木にも出会います。
おそらく、その近くには、
ステキな人たちの毎日毎日の営みがあるのでしょう…。


ひとも、同じようなこといえるのかもしれませんねー。


醍醐寺には午前中に仕事をして、夕方4時くらいに到着したので、
少し寂しい写真になりました。





「三宝院」表書院と庭園。

真っ白な壁づたいに咲き誇る桜や、五重塔付近から見上げる青松とのコラボレーション。幽宝館のしだれ桜。
かわづ桜、しだれ、ソメイヨシノ、
山桜、八重ザクラ、金堂わきに大山桜。
池に映った桜も美しかったです。














このあとで、毎年訪れる(そして2日前にも訪れた)祇園白川の
粋なる桜や八坂神社の桜も、ことしもちゃんと倒壊することなく、咲き誇っていてくれるだろうかと、足をのばして。











夜は白川沿いの「とり新」で焼き鳥のコースを堪能。(串8品2000円)







「水炊き専門店の老舗・「鶏新」さんのお隣。
同じ鶏を使用されているとあって、新鮮でピキピキと身が引き締まってとてもおいしい焼き鳥でした。
〆のとり雑炊が最高でした。

付き合ってくれたお友達のデザイナーさん、どうもありがとう。


さて。私、風邪をひきました。
熱は38度6分。
信じられない。気合いがたりないのですね。きっと。
原稿も2本ほど抱えていますし、来週はまた別の取材もあるのに。
困った。困った。
ぼーとした頭で今桜の写真を眺めております。


桜って木の色も美しいのですが。この2枚は花の美しさをフォーカス!






来週にはだいぶ散ってしまうのですねー。
花冷えだから、もう少し持ってくれるのかな。
ガサッと。ハラリと。散っていく花びらが目に浮かぶようです…。