月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

京都のビストロ シトロンブレ

2017-11-06 00:31:34 | 京都ごはん







フランスの小さなビストロを思わせる隠れ家的な雰囲気、ワインのおいしい店をみつけた。


(フランス人と日本人のカップルのささやく、フランス語をBGMにしていたので、ちょっぴり旅情的な気分で食事をいただいた)

この日は「山羊のチーズをつかった温かいサラダ」に
「北海道十勝ハーブ牛ランプステーキとポテトフライ100g/¥2400〜」など。

私はオクノタ(奥野田)ロッソという山梨県産の赤ワイン(850円)、
Nはスパーリングワイン(900円)をオーダーする。



まずは乾杯だ。

スモーキーな風味のなかに、ミネラル分をたっぷり含んだナチュラルな赤ワイン。ぶどうの鮮度を感じた。

温かい山羊のチーズをのせた軽い前菜と見事にマッチしている。
最高のマリアージュや









続いて、メーンの十勝産十勝ハーブ牛のランプステーキ。
しっかりと仕込みの届いた熟成牛だ。
岩塩をたっぷりかけて、外側はカリッと香ばしく、噛むごとに雄々しい肉質と旨みが口の中にパッと広がる。

熟成牛はおいしい! これは何ヶ月くらい寝かせているのだろう。

アメリカで食べた豪快なステーキを彷彿したが、
さすがは十勝牛それより繊細。青々とした牧草とハーブを食べた北海道のお肉はサッパリとして爽やか。

次は、ワインを軽くいただきながら、いくつかの前菜と肉の煮込み料理などで再訪してみたい。




●「シトロンブレ」
京都府京都市中京区麩屋町通四条上ル桝屋町514 コリスアルタス1F
075-708-6664