雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

鍔とアイヌ

2017-09-07 00:08:15 | 不思議...パワスポ寺社
「鍔=つば」と呼ばれるものです。これ。
レプリカですけど。



刀の刃と柄(つか)との間についている鉄製の平らなパーツ。
剣闘の際に刃から握り手を守るためにつけられたもの。
なので真ん中にはカタナの刃を通すための刃形の穴が空いていたりします。
こんなものが最近になって我が家の片隅にポツリ......と、
置かれているのです。

なぜ?

こんなものが?

と。

僕もそう思うのですが......

実は、コレ、

アイヌの神様の「お守り」でもあるそうなのです。

アイヌ民族の、
という言い方のほうが正しいかもしれません。
昔、アイヌの皆さんは、
この「刀の鍔」を魔除けやお守りがわりに首に下げたり、
持ち歩いていたりしたそうで。
そんなこと、当然、
僕など全く知らないことだったのですが。
それを少し前にアイヌの神々から教えて頂きつつ、
北海道の東の方の地で「見えない贈り物」として有難く頂戴もして......
その僕の中にあるイメージと同じようなモノを
最近探し出して買ってみた......
というのが冒頭の鍔のレプリカ......
ということなのです。



久々のポンチキ話のスタート!



です。(●´ω`●)ええ。ええ。



気分が優れない方は、どうか、
お飛ばし遊ばしますよぉーにぃぃ......
何とぞー......
と。
それで、少し前のお話となるのですが。
アイヌの神様のコトが
妙に気になってしまう時期というのがありまして。
それがあまりに強く、長く気になってしまうので、
「コリわ例によって何かあるんだろーなぁ、、、」
と。自らの心の内に響くカンと対話をしながら、
ある日、僕は北海道の東方にある湖へと向かったのです。



先ず辿り着いたのはコチラ!
摩周湖!(^^)



ましゅうこ。
霧で有名ですけど。
だいぶ晴れ晴れとした感じで。
ええ。ええ。
神々から頼まれていたお酒もシッカリと持って行きまちて......
北海道の東の山奥にこんなもの持ってくる奴なんて、まぁ、
頭おかしいだろーなぁ......と。
でも、祝詞と共に捧げた瞬間、スゲーっす......
湖面に映るアマテラスさん......



スタートはやっぱり太陽の神様から......
なのでしょうか。
人形してるし......
感激のウルウルで立ちすくんじゃいましたの(T 。T)ぶぇ



続いてコチラ!
屈斜路湖(くっしゃろこ)。
噂のクッシーさんを探さねば!と。



「おおおオーーーイ!! (*゚ノO゚)<!
クッシーーーさぁーーーーんん!」



この辺の湖は全て火山の噴火口に水が溜まって出来る
典型的なカルデラ湖なので、
湖の近くには今も噴煙が立ち昇る、
こんな「硫黄山」というところがあったり。



そんな場所ですから、
近くには川場温泉という有名な温泉があったり。
その辺を流れている小川がそのまま温泉だったり、と。
湖の畔り(ほとり)でも、もう、
どこを掘っても簡単に温泉が湧いてきちゃいます。
簡単すぎて、
砂浜を掘ってもすぐ温泉になっちゃったりして。
こちらは有名な「砂湯」と呼ばれるところですが。



足湯ぐらいは誰でも簡単にできちゃいまする。
プライベート足湯ですな。
ええ。ええ。
サイコーで(^^)



こちらは「コタン温泉」
女性が見当たらず!残念!



そして!
和琴半島というところにある......





屈斜路神社(くっしゃろじんじゃ)さん。



村の鎮守さん的な質素で簡素な佇まい。
でも、気は鋭いっす。(@ 。@)隙無し!
この不思議な空気感を漂わすクッシー!?みたいな石塔が......
実は今回、とても大事なキーとなるのです。ええ。
口元に!?シッカリとお酒を注がせてもらいました。





神社の入り口には天然の露天風呂、
和琴温泉がありまする(^^)
写真をよーく見れば!
ヌードなオヤジがいるのです。
またもやレディースがいないのです。無念!



有名な美幌峠(みほろとうげ)からの景色も
クッシーが出そうなくらい神秘的で。



ということで、次の目的地というか、
今回の最重要ターゲット地!
阿寒湖(あかんこ)へと向かいまする。
どーも今回は屈斜路湖とコチラに呼ばれているのですね......
ヒシヒシと。
ヒシヒシ......



着いたけどーーー......先ずはこちらにご挨拶ですな。
阿寒岳神社(あかんだけじんじゃ)。
この後のヒントを何か貰えるかもしれないし......





ふーむ、ふむふむ.......
なるほど......
もう一つあるのですな。
重要な神社さんが......
ここなのね!(゚ω゚)稲荷神社。



ツーか、ここ......タダの稲荷さんではないのですな。
奥に、龍神さんがいる感じで......
そんな境内に登ってみたら!
なんと!
お祭りの日!
毎度毎度のタイミングに驚かされもしますが......



なるほどー......ここなのかなぁ......
でも宮司さん達が慌ただしく準備に追われている感じで、
奥宮にはちょっと行きづらいですなぁ......空気的に。
でも......この奥なんだよなぁ......

ああっ!(*゚0゚)

コッチだ!コッチ!

行ってみるのだ!



「ボッケ」と呼ばれる
現役バリバリの泥火山があるトコロみたいですが......



硫黄(いおう)の匂いが立ち込める中、
その更に奥の方へと進んで行くと......

「イタァァァァ!!!
ココだ!
ずっと呼ばれてたのわ!」



「(°◇°;)んんん!?!?
な、なんだ!?
.りゅ、龍さんの頭が......体が......埋まってる......
な、こりゃ......」

辿り着いてみると、
そこはお祭りをやっていた稲荷神社と
白龍神社のある山の真裏ぐらいに位置する場所。
「阿寒湖畔エコミュージアムセンター」
なる建物の横の散歩道を奥へ奥へと歩いて行った先にあって、
湖に突き出た半島の鬱蒼とした森の中。
龍さんが埋まっていたのはその森の中で、
一部視界が開けて湖も見渡せる小高い場所。
ボッケから先、この辺りまでは人は殆どやって来ません。
一帯は火山の地熱で熱気が立ち込めています。
その熱気が蒸気となって立ち昇る場所の一角に
「危険!立ち入り禁止!」という柵で覆われた場所があり。
その柵で囲われた所の真ん中にポコっと突き出た岩があり。

それが......

この龍神さんの頭!?なのです。

地中に埋まった龍神さんがいるのです。

龍神さんはジッと身動きもせず......
いや、ワケあって動けない様子でしたが。
そのままの姿で湖を眺め、この地を守ってもいました。
その岩を目にした瞬間、
僕には辺りの景色がそんなふうに感じられ。
下の写真は龍神さんの頭の後ろから撮った写真なのですが、
龍神さんが長い間ずっと、
地中から湖を見守って来た風景に見えて......
なんか、泣ける......(´ω`。)グスン



僕がココに辿り着いた時は、
辺りの噴煙活動は既に大分落ち着いて来ている様で、
「立ち入り禁止」の柵も古くなり、
一部朽ちて、壊れてもいて。



ソコから危険地帯に入れる様にもなっていました。
もちろん辺りにはダーーーーーレもいません。
つーか、来ません......

そこに!

アホか!

のタイミングで!

横浜のプリリンねーさんから奇跡の電話!が!......

「あー、もしもしぃぃ。
このタイミングで......かけるかね。しかし。あなた。
ええ。ええ。」

「あれ?そう?ダイジョーブ?
今龍神さんとこでしょ?違うの?」

「そーでございまつ。
ええ。ええ。
さすがでんな」

「その岩でいいみたいよ。
そこに埋まってるんだって」

「そーですか。そーですか。よーーく分かりまするよ。
今、目の前に埋まってますよって......
これからヒト仕事するでやんす」

「そう。よかった。頼むって。
◯◯◯の神様も、虹龍さんもみんな集まってるみたいよ」

「ええ。ええ。
上空はえらい騒ぎになってるでやんすから。
大丈夫っす。安心す。頑張るっす」

と、そんなポンチキトークを交わした後、
僕は電話を切り、イザ!
壊れた柵を乗り越え、まだ火山の硫黄臭が立ち込める
暖かい地面の一帯に入って行きました。

「今噴火したら死んじゃうんだろーなー。。」

この時、僕はそんなことを考えていました。
僕はこの龍神さんの為に
屈斜路湖の石塔から繋いで来たお酒を用意して。
その龍神さんの頭の形をした岩に同じ様に注ぎ、捧げ。
アイヌの神様から言われていた祈りと
アマテラス祝詞を奏上しました。
すると、辺り一帯が強烈な渦を巻き出し。
地面が......大きく......揺れました......
おそらく......僕の感覚の中だけ?かもしれませんが......
僕は倒れない様に足を踏ん張って、
懸命に頑張っていました。

「出れた......のか......な......」

この時、
僕の心にはなんだかとても嬉しい気持ちがこみ上げて来て。
その感覚でもって、やっと、
アイヌの神様からお願いされていたコトが果たせた!?
ような気もして。

「よかったのか?な?」

と。
一通りの出来事が静まった後、僕はそんなふうに思いました。
心にはなんだかとても満たされた
温かい気持ちが湧き上がって来ます。

そして、最後にもう一つ。
業務終了!の御挨拶をしに、
この地域のアイヌの神様の本拠地であろう、
阿寒湖(あかんこ)の真ん中に浮かぶ小さな島へと
向かうことにしました。
その島の名は「ヤイタイ島」
そこには小さな石の社(やしろ)が一つだけ、
ポツンとあります。
先程の稲荷神社の奥宮である白龍神社さんの元となっている御宮。
言わばこの地の「元宮」。
アイヌさん達が長年守り通して来た小さな島の小さな社。
僕はこの日、その島に渡った時に、
ワケもわからないまま刀の「鍔=つば」のイメージを
強く見せられることになったのです———————

—————続く(^^)


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