黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

なんともコンパクトなディスクだ

2010-03-15 22:51:45 | 音楽・ソフト
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通常オフ会の後って、持ち込んだディスクを再確認したくなることが多いのですが、今回は聴かせて頂いたディスクもしくは、その関連のものを聴きたくて仕方なくなってしまいました。自分の持ち込みディスクの印象がこれほど薄いオフ会は珍しいですね。おそらく比較してとかという聴き方では全くなかったようにおもいます。手ぶらで人の家のオフ会に向かうという日も案外近いかもしれません。というわけで今日はアルヴォ・ペルトを聴いています。Aionさんのところで聴かせて頂いて手に取った、アナログ盤とはうってかわって、CDはあまりにもコンパクト…。表題のタブラ・ラサは白紙、空白という意味だそうですが、アナログ盤のジャケットのとくに裏面ではその意味がわかりますが、コンパクトディスクでは空白といわれても…ピントもスンともこないデザインです。中の解説も含めて作りこまれたパッケージ音楽ソフトだと思いますが、コンパクトディスクになった瞬間から、パッケージの終焉は予定されていたのか…といった気になって、しました。未来は意外に少し前に予定されているのでしょうね。
でも、この日本盤のCDにもいいところがあって、1984年11月に書かれた故 黒田恭一さんの解説がまたいいですね。こうした解説がパッケージメディアからなくなったのも、寂しい限りです。
「…ペルトの音楽にあるのは、いわゆる『現代音楽』と呼ばれる音楽の多くが忘れてしまった、音楽への熱い思いである。」
書かれた時代背景も含めて、なかなか面白いですよね。現代音楽と現代の音楽に置き換えてみる
のもまた一興ですね。
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濃厚オフ会

2010-03-15 07:27:03 | オフ会(アウェイ)
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今日はひさしぶりのオフ会。ヒジヤンさんとAionさんのお宅に訪問してきました。
前回の訪問が一昨年の四月でしたからほぼ二年ぶり、その前に伺ったのはさらに4年前。私にとってオーディオでの知り合いでは最古参になります。
リビングには以前と同じくアンサンブルプリマドンナが鎮座していました。しかし、送り出しがSONYのSACD、プリアンプはクロのJEFってあれれ、これは前回までリスニングルームで使用してた機材です。アレレ…ということは…というわけで、二階のリスニングルームに入ると、スピーカーは前回と同じくCelloのスピーカーですが、それ以外全て入れ替わってます。システムは基本的にスペクトラムに置き換わって、ケーブルも大半がMIT。さらにターンテーブルもsotaのターンテーブルにアームがeminentが導入されています。御田さんのところのおなじみの組み合わせですね。以前からのロクサンのターンテーブルもちゃんと機能して、二台を使い分けのご様子です。
さらに驚きは、パラメがなくなっています…。パラメを通じて知り合ったようなものですから少し寂しい気もしますが、パラメについては我が家もこのところ繋がってこそいますが、スルーですのであまり人のことをいえた義理ではありませんね。選曲はBjork/Voltaから始まって、佐藤聰明作曲、演奏篠崎史子(ハープ)による「春愁歌」 。現代曲、クラッシク、古楽を織り交ぜた曲目でした。曲の趣向性は近いものがあるので、気になるディスクがてんこ盛り。とりわけ印象的だったのはピリオド楽器を使ったJordi Savall によるベートーベンEROICA。こりゃ探さないでか、かえってネットで検索するも何もひかからず…。気長に探さないといけませんね。音の重なりや、楽器それぞれのギリギリ具合など含めて、現代楽器のベートーベンとは全くの別物です。アナログではArvo Pärt/Tabula Rasa からFratres 。CDでは持ってますが、アナログの持つ当時これを出した意気込み見たいな気迫はCDではあくまで希薄…。これもアナログで探しなおさないといけませんね。
オーディオ的にはエスプレッソマシーンのように、高圧をかけて音楽を抽出したような、濃厚な味わいと、奥に広がる空間感が印象的でした。
オフ会後は駅前のそば屋での、音楽談義。(オーディオ話はちょっと少なめ)相変わらず、ネットでは、とても書けない過激な話がてんこ盛りでした。
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