黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

濃厚な脳の病院

2010-03-11 21:23:42 | よもやま
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先週末に酔っ払って転んで怪我をしたのは、日記に書きましたが、今日になって、にわかに頭の方が心配になりだした。ちょうど、仕事が一段落したので、午後過ぎから休みをとって、脳神経外科に行こう。とにかく会社の近所ということで向かった病院は雑居ビルの一階。70を過ぎたスポーツマンの院長ひとりの診療所。受付で待つ人もなく、問診表を記入して早速入った診察室…。診察室というより骨董屋のような様相です。やば~失敗したかな…。
ちょっと不安になりながら、椅子に座って覚えている範囲の当時の状況を話す。
記憶がなかったのは、酒のせいか、頭を打ってからかと聞かれて、そういえばお酒で記憶を失っていることは殆どなく(無い訳ではなく)だんだん不安になってきた。
じゃあ、これからいつまらない質問をします。と始まった、様々な質問。3桁の数字を読み上げて、じゃあ逆からといわれて、一瞬すっと出てこなかったり、(その次は四桁)100から7を引くと?じゃそこから7をひいて、さらに7を引いて…とまさに頭のテストのような項目があったり、音叉を額に当ててどちらかに強く聴こえますか?なんて項目もありました。ちなみに、音叉は悪い方に偏って聴こえるらしい。延々と問診が続き、顔の左右を刷毛で撫ぜられたり、左右の手も念入りに刷毛でチェックしたり、ツボ押したり、握力の左右の違いを図ったり…なんだか左右のマッチング特性を図られているような…。最後はバランス検査で、目をつぶって歩いたり、バランスとったり、左右の手を親指を外に向けて目をつぶって待つこと三分。検査を全て終えるまでにおよそ40分ほど。さらにそこから、ぼろぼろになった本を取り出してきて、検査項目のそれぞれ目的を交えながら、脳についての講座がさらに50分程度。最後には血流の流れを良くする体操まで教えてもらって、さらに世間話も続いて全部で2時間近く経過。いやはや、ちゃんと見ていただけるのはありがたいですが、帰りに新宿でも出てレコードあさろうかという予定はすっかりお釈迦。一応異常なしで、なんら症状がないのでMRIの必要もなかろうという結果を頂きました。しかし、最後の親指を外に向けて三分間のテストときどきやってみて、左右の落ち方に大きく違いが出るようならば直ぐに来なさいという指示でした。まあとりあえず一安心。それにしても濃いい病院でした。濃厚な脳病院ですね。
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