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陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

無機質なメモ乱筆の古手帳

2009-12-11 20:14:01 | Weblog
2010年版 U-CANのケア実用手帳
ユーキャン学び出版実用手帳研究会
自由国民社

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2010年度版をもらった。私の好きなみかん色だ。
1年間経過した2009年度版は紫。
手帳が随分と膨らんで汚れているのに驚いた。
記憶が危ない分、手帳が命。予定、覚え書き、なんでも書き込んである。
随分と使い勝手が良かった。

1月20日から仕事に就いた。
どうやら転職癖もストップしたかな?

働き盛りで亡くなった友達の夫君の事がショックで、どうしても気持ちが後ろ向きになる。
ブログの過去記事を振り返っては、あの日あの時の私がどうだったか確認作業をしている。
今日でブログの開設から1904日だそうな。勝手に編集画面には日数が出るようになった。
仕事手帳と真逆がブログか?余計な事しか書いていない。

「今年の漢字」は「新」(読売新聞) - goo ニュース

私にとっても「新」が一番しっくりくる1年だったかもしれない。
新しい職場そして息子の就職と一人暮らしの始まり。
ふぃんふぃんの替わりに新顔にゃんこも来た。

2009年1月31日
引き継ぎ10日目をぼやいている。
この1年もいろいろあったわ~
そして2004年9月ブログ開設以来、過ぎてみれば一番今が凪いでいる。
バチあたりにも退屈もしているが、確かにいつまで続くか分からない安定期に居る。

やすらかに お眠りください

2009-12-11 00:29:24 | Weblog
「僕の胸でおやすみ」山田パンダ


去年5月、黒川温泉に一緒に行った友達から喪中はがきが届いた。
親介護年齢だから、亡くなった方は当然そ方面だろうと思った。
11月下旬、ほんのちょっと前に亡くなったのはご主人だった。
二人は大学の同級生おない年。56歳。
いったい何があったの?

私が夫を失くしてまだ1年経たない時に、
夫と二人で行くはずだった沖縄を一人で訪ねた時のこと。
転勤族のこの夫妻がたまたま沖縄赴任中。
宿をとるという私をどうしてもと誘ってもらい夫妻のマンションに泊めていただいた。
ちょっと酔ったダンナ様はフォークギターを抱いて歌い出した。
なんの歌だったけか?
けっして上手くはなかったけど、奥さんと友達でもダンナ様とは初対面。
彼女がいなければ喪失感真っただ中の私がひとり行く気にはならなかったと思う。
言葉でなくあったかさに随分慰められた。

人の良い、本当に人の良いご夫婦。
何年かに1度は私が赴任先を追っては出かけてしまう。
空白の時間が嘘のみたいに楽しい飾らない時間を過ごさせてくれる人。
彼女を知っている共通の知人が言った。

  純粋培養の人

神様は意地悪だと思う。辛いのは私にだけで充分。
8つ違いの夫が亡くなった時は55歳だった。
50の坂を越えられない働き盛りが多いような気もする。
なにごとも永遠に続くとは限らない現実。

できれば、
彼女がいっぱい私にしてくれた事へのお返しが出来たらと思うのだけど、
かける言葉も見つからない。
飛んで行きたくて社宅を出ただろうハガキの住所から地図を調べた。
家電のナンバーが記されてなかったから、携帯にかけたが出ない。

山田パンダ風な歌い方だったような?
お会いしたのはあの1回だけだった?
後は彼女が語る夫像のイメージ。
彼女は家族は一緒に居るべきだと一緒に移転して行った。
夫は単身赴任させない主義だった。
ゆく先々で自分をスキルアップさせ、家庭を壊さない程度の仕事に就いていた。
転勤の度にすべてぶち壊しと嘆いていたけど、
すべての中心が夫ではなかったか?

私は当初はどの慰めも余計悲しくなったし、どうしようもない喪失感に嵌り込んでいた。
「がんばって」のひとことが一番残酷だった。
私はおどけて、
   『失恋と失業を一辺にしたの』と言っていたっけ。

遠方から飛んできた先に寡婦になった友が居た。
今の私みたいに逡巡して居ても経ってもいられなかったに違いない。