ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

高知展 下本一歩(竹のカトラリー)

2014年07月25日 12時53分11秒 | インポート
 
 
高知展の作家紹介もラストです。
自宅でも 箸やおたま、トング等を使っている 下本一歩さん。
 
 
一歩と書いて「かずほ」さんなのですが
高知の仲間からは「いっぽ」さんと呼ばれています。
 
 
元々は、竹炭職人(現在も焼いています)で、立派な炭窯があります。
その炭窯で、高知の山で3年以上育った竹を燻し
完全に水分を抜いてから加工して「竹のカトラリー」を制作されています。
工房を訪ねた話はコチラ。
 
 
Photo

取っ手に四方竹という四角く育つ竹(筍は10月中旬に出てくる)を使った「おたま」

Photo_2

節を 素敵に使って おたまの掬(すく)う部分にされています。
使わない時は、壁にかけておいても趣がありますね。
穴あきもタイプの穴は、雫型に切り抜かれていて
こころをくすぐられます。
 
 
スプーンも3タイプ届きました。

Photo_3

他にコーヒーメジャーや、茶匙も。
しゃもじも 燻された竹の雰囲気が残り、使い込んで行くと
自分のモノになって行く、その変化が楽しめそうです。

Photo_4
 
 
一歩さんの作品で一番のお気に入りは「箸」です。
はじめて使った時に、こんなに食べ物が取り易い箸があるのかと
ビックリしたのを 良く憶えています。

Photo_5

ふたつ並んだ箸の 色が薄い方は4年間 毎日使っている箸です。
色が薄くなったり、先端が 丸まってきていますが、これが
自分のモノへ変わって行った変化です。
変化と言っても、一切 歪む事無く、綺麗にピタッと揃います。
 
 
長く お付き合いしていく為に、注意している事は
使った後に、水に漬けず、直ぐ洗って水気を拭き取るだけです。
 
是非 一度、この使い易さを実感していただきたいです。
 
 
高知展 ~その3~ 海と山と、土佐の風からうまれるもの
2014年7月18日(金)~8月4日(月)
11:00~18:00(最終日16:00まで) 火曜休み
 
あるぴいの銀花ギャラリー
330-3835 さいたま市大宮区北袋町 1-130
TEL 048-647-2856
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



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