ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

狐の夜祭2013

2013年10月14日 18時22分43秒 | 日々
 
 
昨日は、加藤さん、小沼さんの在廊日だったのですが、ちょっと時間をいただいて
新潟県柏崎市高柳で開催された「狐の夜祭」へ行ってきました。
 
 
昨年は、途中参加の途中退席だったので、今年はじっくり見学しようと意気込んで
いたのですが、新潟の山間は、とても寒く、心が折れそうでした。
 
 
高柳市の栃ヶ原地区と漆島地区の合同祭りで、栃ヶ原で開催される昼の部で
畳一畳ほどの大油揚げを作り、漆島で開催される夜の部へ狐に扮した子供たちが
大油揚げを担いで山を下ります。
 
 
参加したのは、夜の部。
会場の入り口から、灯篭が灯り、気持ちが高揚してきます。

Photo_5


Photo


Photo_2  Photo_3


Photo_4


会場内は、地元の食材を生かしたお店も出ていて、おこわや豚汁をいただいたのですが、昨年は売り切れてしまっていた狐の饅頭を早い内に求めました。

Photo_6
 
 
夜の部のスタートは、黒姫山太鼓。

Photo_7

里山に響く太鼓の音は。室内で聞く音とは違って、パワーをもらいました。
 
 
しばらくすると、栃ヶ原からの山道を大油揚げを担いで下りてくる灯りが見えはじめました。

Photo_8

見える範囲では、20分程の時間で下って来たのですが、実は1時間位かけて3キロの山道を下ってくるそうです。

Photo_9
 
 
やがて、漆島会場に大油揚げが届きます。

Photo_10


Photo_11


Photo_12

油揚げの角を切り落とし、お稲荷様にお供えして、来年の農作の予想を
お狐さんにお伺いします。(今年と同じ豊作の予報でした)

Photo_13
 
 
その間に、大油揚げをカットしていきます。

Photo_14


Photo_15


Photo_16

畳一枚なので結構時間がかかります。
カットし終わると、生姜醤油のタレに付けて、まずは子狐役の子供たちから

Photo_17

その後、大人狐、一般の方と順番に振舞われます。

Photo_18


Photo_19


Photo_20


Photo_21

その後、祭りはクライマックスの「狐の踊り」へ
子供たちが下って来た山から、狐の灯篭が宙を舞って下りてきます。

Photo_22

まずは一匹の狐が様子を確認し、その後他の狐たちも集まって踊りだします。

Photo_23


Photo_24


Photo_25


Photo_26


Photo_27


Photo_28


Photo_29


Photo_30


Photo_31

幻想的な踊りを見せ、狐たちは山に帰ります。

Photo_32
 
 
出店が並んで、騒ぐだけの祭りではなく、「藤五郎きつね」という民話をモチーフに、
平成元年から続く、ストーリーのあるお祭りです。
来年の秋の連休、どこに行こうか迷った方は、是非、高柳の「狐の夜祭」を
おすすめいたします。
おいしい地の食べ物と酒、本物の祭り。
 
 
 
 
 
ラストの歌謡ショーは見ませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 植物と陶の「秋のはなし」 | トップ | 10月16日(水)在廊情報 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。