台風の雨も営業開始と共に落ち着き、お客様の途切れることがない、嬉しい1日となりました。
本日、在廊してくれたのは、鶯窯の海老澤希衣子さん
鶯窯の名は、工房のある地名から付けられていて、鶯谷と聞いていたので、台東区の鶯谷だと思っていたら、渋谷区の鶯谷町でした。
渋谷で作陶していると思っていませんでした。
ビルの6階テラスに轆轤や絵付け場があり、1階に窯があるとのことで、1階から6階を行き来しながらの製作だそうです。
ニューヨークでの作陶を経て、鍋島焼 酒井茂治氏の元でも勉強されたそうです。
今回は、5寸、6寸、6.5寸のお皿(プレート)のみの出品となります。
麦穂や竹の花などの初夏から朝顔や波の真夏を感じさせてくれるうつわです。
他にも、蕪や大根の野菜柄も人気です。
唐草模様の一種として、想像上の植物をかたどった宝相華も見事です。
しっかり描かれた柄に目が行きますが、鍋島焼の特徴でもある、平皿というよりも皿鉢的な、丸みのあるフォルムも美しく、しっかりとした高台とのバランスも使い勝手の良さを想像させてくれます。
同柄、同サイズでも個体差があります。
22日までに長い会期ですので、お時間を見つけて、ご覧になりに来てください。
夏のわすれもの
8/7(土)~8/22(日)
11:00 ~18:00(最終日16:00)火・水 定休
オンライン展示 8/13 (20:00)~8/22(16:00)
※ コロナ感染対策にご協力ください
ギャラリー樟楠