ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

杉﨑良子 東影智裕 二人展(立体)はじまりました。

2013年06月06日 15時33分24秒 | 企画展・立体
 
 
杉﨑良子 東影智裕 二人展(立体)はじまりました。

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あるぴいの銀花では、めずらしいタイプの作品です。
 
 
動物の顔ばかり作り続けている、東影智裕(ヒガシカゲ トモヒロ)さんは
エポキシパテを使い、少しずつ付け足すように作品を作っていきます。

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実物のような毛並みまで再現していますが、造形に関しては、ある程度の
資料を参考にしながら、想像力を豊かに、製作されています。

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東影さんは、ご夫婦で作家活動をしていて、奥様の美紀子さんは現在、
大宮高島屋の地下一階にある、アルピーノお菓子やさんで銅版画の作品展を
開催中
です。一駅となりですが、合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。
 
 
 

東影さんは、2度目の展示ですが、新聞紙恐竜の杉﨑良子さんは初登場です。

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大きな作品ではないのですが、存在感が強く、迫力を感じます。
着色はしていません。新聞のカラー面を切り取り、貼り付けています。

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表面に出る文字の配し方も魅力的で、時に地方新聞も登場します。

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最近は恐竜に限らず、昆虫類も作られています。

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でもね、ナイショの話なんですが、杉﨑さんは昆虫が苦手なんだそうです。
細かい所まで作りたいらしいのですが、観察する事が・・・・
 
 
会場内には、製作の説明コーナーもあり、挑戦したい方は必見です。

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小さな羽は、ピンセットで千切り、そのまま貼っていくそうで
新聞にある景色などが、恐竜の柄になります。
 
 
基本的に作品は触れないのですが、説明用の「ひらき」と「輪切り」は
手に取っていただけます。展示作品共々 楽しんで下さい。
 
 
 
 
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杉﨑良子 東影智裕 二人展
2013年6月6日(木)~6月17日(月)
11:00 ~18:00(最終日16:00まで)6/11(火)休み


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東影智裕 HIGASHIKAGE Tomohiro
在廊日:6/6・7・8・9・14・15・16・17 作家HP
 
 
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杉﨑良子 SUGIZAKI Ryoko
在廊日:6/6・9・16・17 作家HP
 
 
素材やテーマの違う二人が作る立体作品。杉崎さんは、普段とは違う新聞紙の「すがた」を求め、東影さんは物質としての存在感を超えようと製作する。
それぞれの想いを形にするための技法と技術。 空間に、時の中に佇む様など、今回の展示を楽しむ要素はたくさんあるのだが、過程にある苦悩や生まれる痛みも感じてほしい。そして僕が出会った時の驚きを、慶びを、知ってほしい。

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