愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

エコポイント詐欺

2009年06月12日 23時01分21秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 ヤフーの自分のブログより転載。





「オレオレ詐欺」、「振り込め詐欺」、「還付金詐欺」、「定額給付金詐欺」など、世の中にはあの手この手の悪質な詐欺がいくつもあります。ここに列挙した以外に大規模かつ悪質な詐欺があります。とくに悪質なのが、政府と財界が一丸となって国家権力を最大限に使って引き起こされた詐欺事件であるということです。その名も「エコポイント詐欺」です。
 日本共産党が発行する「しんぶん赤旗」の調査によりあきらかになりました。液晶テレビ、プラズマテレビの年間消費電力が実際の半分程度に表示されて販売されているというのです。以下、問題を報じた記事をここに紹介します。




2009年6月12日(金)「しんぶん赤旗」

液晶・プラズマテレビグリーン家電 真っ赤なウソ
消費電力・電気代 表示の2倍


 液晶テレビ・プラズマテレビの年間消費電力量・年間電気代が実際の半分程度に表示され、販売されていることが本紙の調べで明らかになりました。「エコポイント」をつけて、「グリーン家電」「電気代 おトク!」と、政府、業界あげての買い替えキャンペーンは、消費者を欺くものです。(中東久直)

本紙調査

 電気代を安くみせかけていたのは、実際にテレビを視聴しているのとまったく違う方法で消費電力量を測定するなどしているためです。液晶・プラズマテレビの場合、白、黒、カラーバーなどの静止した画面、付加機能類のスイッチを切るなどの条件で測定していました。この測定方法は、経済産業大臣が制定するJIS(日本工業規格)によるものです。

メーカーは正確な情報を

 NPO法人の消費者団体「コンシューマーズ京都」理事長の原強さんの話 今回のエコポイント制度は、家電業界の商品の動きを活発にする景気対策で、本来の環境対策とはいえない。高いポイントをつけて、わざわざ電気消費量の多い大型製品に誘導するのでエコに反する。実際の使用で本当にエコになっているのか、なにがエコな商品なのかをメーカーは正確な情報を開示すべきだ。



転載元:液晶・プラズマテレビ グリーン家電 真っ赤なウソ 消費電力・電気代 表示の2倍

日記@BlogRanking

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2 コメント

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そうですね (ARABO)
2009-06-16 09:52:19
待機時の消費電力もかなり大きいはずです。ハイブリッドカーについても同じですね。
実走行燃費は17~19km/lがせいぜい。低速走行時に蓄電をするためエンジンにモーターの負圧がかかるからです。バッテリーとモーターで100kgはありますし。ハイブリッドカー以外はどんどん大型化・重量化が進められています。
パーツ交換時には「アッセンブリー」。正常に稼動する部位も全部まとめてポイ!専用バッテリーのリサイクルシステムも未確立。
この「エコポイント」にしても「エコカー減税」にしても業界の売上増には貢献するものの、「環境対応」ということを一過性のブームとしか考えていない、非常に底の浅いものに思えます。
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訂正 (ARABO)
2009-06-16 09:54:59
この燃費は新型プリウスの場合。低速走行の低速→「定」速です。すみませんでした。
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