愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

日本共産党第6回中央委員会総会決定

2008年07月17日 01時32分31秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 社会を変革すべく、政治を変革すべく、貧困をもたらす体制(システム)を撃て!
             

 日本共産党とチェ・ゲバラとがどのような関係があるのかって?別に関係ないです。冒頭のように大上段な文章を書いてみたら、チェ・ゲバラの写真を使ってみたくなったわけです。私がチェ・ゲバラのファンであるのと今年は、チェ・ゲバラ生誕80年ということでもあるのでそういうことも意識しているのです。

 いきなり、わが党と関係ないことを持ち出して恐縮ですが、7月13日に第6回中央委員会総会が開かれました。詳しくは、後日おいおい述べるとして、今回の中央委員会総会で印象に残ったことは、資本主義限界論が世界の情勢、論調などから今まで以上に(私が入党して以降)正面から語られていることです。私が日本共産党に1994年に入党してからここまで資本主義の限界を中央委員会総会で述べられたことが少なくとも記憶の限りはありません。いいえて妙だったのがケインズ主義が破綻して今では新自由主義が事実上の破綻をきたしてから資本主義を擁護する立場からの"指導的理論"というのが提唱されていません。

 新自由主義は、市場原理をなによりも重んじる考え方ですが、アダム・スミスが生きていた時代と違い、現在の科学技術とこれにともなう巨大な生産力のもとでは、利潤追求第一主義により、科学の成果がゆがめられた使われ方をすると人類の存亡にかかわる事態になります、否、なっています。
 先日、洞爺湖サミットが開催されましたが、残念なことに期待が失望に変わる到達点です。地球の温暖化を防ぐために二酸化炭素の排出量を下げるための中期の数値目標すら打ち出せずにサミットが終了しました。ある程度予想はしていたものの一番足を引っ張っていたのがアメリカです。日本は、相変わらず対米従属で議長国としてのイニシアティヴを発揮できませんでした。この根本には、利潤追求第一主義があります。アメリカは国内資本の権益を守ることを世界の全人類の利益の上に置いたのです。

 率直に言って、今の世界において世の中を悪くするガンは新自由主義です。日本は、世界で有数の経済大国にして対米従属の国です。それだけに世界に与える悪影響というのは、アメリカに告ぐものがあります。ですから、日本において新自由主義と対米従属を打ち破り、国民本位の日本を創るべく政治革新を成し遂げることは、人類存亡を賭けた戦いになります。

 かつてチェ・ゲバラは、「第二、第三のベトナムを」でラテンアメリカを全人類解放のための大舞台である旨を語っていました。私は、これにあるひとつのことを21世紀の世界を踏まえて補足しておきましょう。

 日本におけるアメリカの覇権主義の野望を打ち砕くための戦いは、全人類を解放するための一大決戦としての意味合いを持ちます。

 日本共産党の躍進をかちとり、日本を国民本位の方向で変革していきましょう。


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