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愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

人身売買、児童売買春の根絶を

2008年10月17日 01時57分05秒 | 貧困根絶をめざす
 私のブログを拝見している方は、お分かりでしょうが、サイドバーに「闇の子どもたち」という映画のリンクバナーを貼り付けています。この映画は、一言で言うと、人身売買や児童売買春、臓器売買など貧困がもたらす最悪のものを題材にしています。私は映画を見てはいませんが原作(幻冬舎文庫・原作者は梁石日:ヤン・ソギル)を読みました。あまり詳細をここで書くとネタばれになってしまうのでここでは書きません。ただ、ここで一言だけ言わせていただくと作品の登場人物そのものはフィクションでありますが、人身売買、児童売買春、臓器売買は貧しい国において実際に行われていますし、日本は、人身売買の受入国としての役割を果たしているとして国際社会から非難を浴びています。そういう意味では映画や原作で描かれている「闇の子どもたち」は資本主義社会の残酷さをオブラートに包むことなく抉り出しています。

 古代社会じゃあるまいし、人間が人間に値札をつけるようなことが本当にあるの?信じられないと思う方が少なくないでしょう。しかし、現実の問題として人類社会の重罪として存在している以上は目をそむけることなく多くの人に知っていただきそして、このような悲劇を世界から根絶するにはどうするのかをともに考えていただきたいと私は願うしだいです。バナーを貼っているのは、自分でもすぐにできることの一つとして行っていることです。

 児童ポルノや児童売春を子ども兵士とならんで児童労働のなかで最悪の形態と国際労働機関(ILO)は、位置づけて根絶に取り組んでいます。
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/ipec/facts/worst_forms/4prostitu/01.htm
なぜ、児童労働を根絶しなければいけないのか、とくに子ども兵士、児童ポルノ、児童売買春が児童労働の中で最悪の形態なのか、さまざまなことが実証的な研究に基づいて書かれています。知ることは誰にでもできることです。多くの人にまずは真実を知ることから始めていただきたく、私は願います。


 蛇足ながら最後に申し上げますが、ブログのトップの写真の表題に「貧困との戦いに国境はない!」と掲げているのは貧困を根絶するということが全世界的に取り組まれなければならないからです。革命家チェ・ゲバラが世界から貧困をなくそうと最後まで戦い抜いた、この志をふまえました。
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