キャリコンまっちゃんのホッとひと息

キャリアコンサルティングの合間にホッとひと息。
その日に感じたことや起きた出来事などを
日記形式でつぶやきます。

販売士資格2ヶ月前につき

2006年11月27日 | 資格試験
11月もあっという間に終わりが近づき、2月中旬に受験する販売士1級試験日まで
残すところ2ヶ月あまりとなりました。

とはいえ、まっつあんは試験対策についてはほぼ終えてしまったため、現在は
自分で作成したノートや予想問題集に時々目を通しながら、過去問を繰り返し
解いています。

今回は、残り3科目の受験であり、この3科目は関連が深い科目であるため、
シナジー(相乗)効果というか1度で2度おいしい効果的な受験勉強となって
いるので、時間の節約がうまく出来ています。

おそらく今回の試験でまっつあんは、この試験を取得できることになるのですが、
いったいこの資格を取るとどうなるのか?というところが、皆さんにとっては
いささか疑問ではないでしょうか。

そもそも、販売士という資格試験すらご存知ない方も結構おみえになることかと
思います。

しかしながら、販売士の受験者数は全体で約53,000人、3級が一番多く約38,000人、
2級約14,000人、1級は約1,000人と、意外に受験人数は多いのです。
ちなみに、3級は1年間に3回、2級・1級は1年に1回の開催です。

合格確率は3級:約61%、2級:約55%。トップレベルの1級は約:11%なので、1級は
かなりの難関といえるということです。(H17年度)

まっつあんが思うに、この資格のもっとも厳しい条件は、試験日が必ず水曜日だと
いうことです(つまり平日の昼間)。

販売士ということで、水曜日休みが多いからということが主な理由でしょうけど、
これは販売業以外の企業にお勤めの方にとっては結構辛い条件ではないでしょうか。

そして、受験対策ということで学校へ通学しようにも、授業を実施する予備校が
少ないこともこの試験を難しくしていると思います。

さらに、販売士の公式テキストである「ハンドブック」は、独学で勉強する方に
とっては難解な内容であり、理解するのにとても時間がかかってしまう読み物とも
いえましょう。(理解できると、とても面白い内容なんですけどね…)

たとえば、テキスト全般に登場する重要キーワードとして、GMROI、交叉比率、
百分率変異法、基準在庫法、経済的発注量(EOQ)という用語がありますが、
この言葉を知らない方にとって、計算式や使い方を理解することは並大抵のこと
ではありません。

ましてや、マーチャンダイジング・サイクルなどについても、具体的な実施ステップを
理解することは、実際に販売業に従事している方でないとイメージしにくい分野とも
考えられ、厳しい内容であろうと思われます。

まっつあんの場合は、小売業に従事した経験をもっているので、多少は大丈夫なのですが、
それでも、上記のキーワードを活かしたような業務には従事した経験がないので、
「仕入における百分率変異法を使用した月初適正在庫高を算定せよ」といわれても、
それがどういう意義を持つのかが、意外と説明出来なかったです。

※ちなみに、この意義は、日用品のような高回転商品の売上変動を柔軟に吸収できる、
ということなんですけどね。
 ただ、これについては、算定式を持って説明しないと、なかなか理解できないので、
ここでの説明はやめておきます。

 話を元に戻します。
 この資格を取ったら何が出来るのか?という疑問ですが、これについては販売士
協会のホームページを引用してみたいと思います。

以下は、販売士協会ホームページからの抜粋です。http://www.hanbaishi.com/

 販売士はプロの販売員のあかし。小売業の健全な発展に寄与し、消費者に満足のいくサービスを提供できるプロフェッショナルです。
プロは常に自己の資質と、技術を磨く努力を怠ってはなりません。

 販売士協会は、各地の販売士が商工会議所の支援を受けて設立した団体で、社会的にも重視されている販売士有資格者の資質向上、能力の開発、技術の練磨を図るための場となっています。
 
 販売士の資格を持つあなたも、さっそく加入して、志をともにする仲間と、情報の
交換からプロとしての研鑽、同志との親睦を通じて「販売士制度」の一層の発展に
力を貸して下さい。

 それは、あなた自身の個人的な価値を高めるだけでなく、あなたの企業、あなたの
地域の発展にもなるのです。

○社会は販売士に何を求めるのか?

■消費者の信頼を集めるプロの販売員に

 販売士は消費者に直結した販売のプロなのですから、消費者のニーズを満足させることが
できなくてはいけません。

 しかも、消費者のニーズは個性化、多様化、高級化しております。「物離れ」時代とも
いわれるむずかしい時代です。

 プロの小売業従事者は自分の扱う商品について「地域生活文化のリーダー」でなければなりません。
 消費者があなたのファンになってこそ、固定客が増え「儲け」も生まれてくるのです。

■プロの販売員は時代の変化にも強い新しい発想の持主に

 現代は変化の時代です。変化を予知し対応できるのもプロです。
 消費者の欲求・ニーズの変化、生産技術の変化、経営管理技術の変化など、これらの
変化にプロの販売員は常に対応しなくてはなりません。

■不断の研鑽と交流を販売士協会で

 消費者の信頼、変化への対応のため、プロらしい不断の研鑚が大切です。
 そのために各地の販売士協会を活用して下さい。

ということです。
なんかわかったかわからないような話ですが、要するに小売業に従事する者として
何らかの形で地域発展に積極的に関わってください、ということではないでしょうか。
何らかの形というのは、具体的には販売員であったり、小売業の経営者であったり、
コンサルタントであったりと様々です。
まっつあんの住む岐阜県でも、スポーツ用品を販売する「ヒマラヤ」という店では、
新入社員は3級を半ば義務的に取得するような制度になっていると聞いています。
あるいは、2級を取得しないと、管理職になれないという企業もあると聞きます。

また、中小企業診断士の方で販売士を取得する方も結構いるようです。
取得目的は違えど、私たちの周りには意外に販売士を取得している方はいるようですよ。




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旧友と親交がある、ありがたさ

2006年11月27日 | 他愛もない話
まっつあんには、中学高からの仲のよい友人「O」君がいまして、
時々連絡をとりあっては、お互いに情報交換を続けています。

先日も、このO君から連絡が入り、年内に一度会おうということで意見が
一致し、とても嬉しい話だと思っています。

そんなO君から、「まっつあんのブログを会社のPCのお気に入りに登録して、
時々みているよ。わかりやすくていいね」と、嬉しい言葉がありました。

時々、こうした声を聞けることはまっつあんにはとても励みになりますし、
本当にありがたく思います。

これからも、みなさんにとって参考になるような情報を時々提供していきたいと
思いを新たにする、旧友であり大親友O君との交流でした。

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