失敗しない選択とは

まっちゃんは、「失敗しないためにはどういう選択をするべきか」について時々考えて
います。
実際、まっちゃんの職業生活について、時々「成功しているのですか？失敗しているの
ですか？あるいはまっちゃんさんは人生の勝ち組ですか？それとも負け組ですか？」と
いうような質問を投げかけられることがあります。
こういう質問をされると、回答するのにとても窮するのですが、まっちゃんはあえて
「客観的にみて明らかに失敗とはならないよう、あるいは負けにくい瀬戸際の勝負を
続けている」という回答をすることにしています。

とてもズルい言い回しかもしれませんが、実際のところ、そうだと思っています。
そもそも、成功や勝ち組についての定義があいまいですよね。
たとえば、年収○○万円以上が勝ち組や成功者だと言われたら、おそらくまっちゃんは
負け組であり失敗者の部類に入る可能性が高くなります。
でも、実際にはそういう明確な定義は存在していないんです。
存在していないということは、自分の人生に対する満足度によって勝ち組・負け組を
判断するより仕方がないと思うのです。
そこで本日のお題であるところの、「失敗しない選択」という考え方と戦術が登場する
のです。
とても抽象的で漠然としていますので説明しづらいのですが、なんとか説明を試みます。

たとえば、ある資格試験を受験するとします。
１００点満点中、７０点以上が合格として、勝とうとする人は最高得点を取るくらいに
猛勉強することでしょう。
でも、まっちゃんは７０点を取ることに専念します。
つまり、７０点をとれば合格だという事実がある限り、７０点取ろうが１００点取ろうが
合格は合格なのです。
したがって、３０点以上取りこぼしがないよう、学習のスタイルを転換するのです。
言いかえれば、落ちにくい学習方法を選択するということです。

失敗しない選択とは、絶対に成功するぞっ！という呪縛から解放され、自分のスタイルの
まま物事にアプローチする効率的で効果的な手段です。
その位置づけは、「成功とは決して言い切れないんだけど、かといってまったくの失敗だとも
言いきれないよね」という微妙なゾーンです。
昔、何かで「勝とうと思うな、思えば負けよ」というフレーズを聞いた記憶がありますが、
まさにその境地です（間違っていたらごめんなさい）。

落ちにくい、負けにくいというゾーンを狙っていくことは決してたやすいことでは
ありませんが、この戦術が意識的に選択できるようになったとき、あなたの人生は大きく
様変わりするかもしれませんね。