一つ前のエッセーで書いたことにも通じますが、人間とは少しずつ自分の関心や世界を拡げていく方がよいように思います。
子どもが急にインターネットを使うようになると、あまりにも膨大な情報に触れるようになり、基本的には有害かと思います。
我が家でも子どもたちが少しずつそういうお年頃になってきておりますので、たまに不満を聞きながら、たまに話し合いながら、SNSやインターネットとの付き合い方を試行錯誤しております。昨夜は、長女と結構話し合いました。話し合ったきっかけはインターネットだったのですが、結局話は日常の生活の様々な悩みの話になり、それを聞いているうちに長女の部活のバスケットボールのディフェンスの話になり、最後は二人でマイケルジョーダンのディフェンスや、シカゴブルズ時代の最後の3分間のプレーを私のスマホで見ておりました。いろいろと悩みを抱えていたようですが、多少すっきりしたようです。何事も、適切に話し合うことが大事です。
昨日の夕方は、私が最若手のある打ち合わせに出席していました。岡村甫先生、那須清吾先生、小澤一雅先生、沖大幹先生らの大先生方の打ち合わせに呼ばれて同席して聴いておりました。SSMSという社会マネジメントシステム学会、で2019年9月に第12回の国際シンポジウムを発祥の地である日本で開催することになり、私もorganizing chairpersonの小澤先生をサポートする立場で声をかけていただきました。このような仕事も、10年前であれば重荷でしかないと思うのですが、少しずつ少しずつ拡がってきた現在では、お役に立てるように感じます。
当然に、学内での役割も少しずつ拡がっていくかと思いますが、一気に拡がらない方が結果的に長続きするし、拡がる役割に対応するためのモチベーションや実力も適切に備わっていくように思います。10年くらい前は自分自身や研究室を何とかすることで精一杯でした。
たまには大きな環境の変化や、大きなショックも人間には必要かと思います。それは私も何度か経験してきました。
でも基本的には人間は少しずつの変化に、日々適切に対応していく生き物であるかと思います。
今日はものすごく暑い一日で、6月最後の平日ですが、夜は19:30からお台場のナイトマラソン(7km)に出場します。国内のマラソンレースに出場するのは初めてです。
7月は相当な数の国内出張が予定されており(現時点ですでに、仙台、鞆の浦、神戸、豊橋、十和田、つくば、大阪、宮崎、熊本、那覇、水沢江刺、函館)、熱い夏になりそうですが、とにかく体力勝負なので、今夜のマラソンもそのための1ステップとして楽しみです。