ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

位置について

2007-05-28 23:16:37 | ことば・歌
土曜の早朝、小5息子の運動会当日。
体操しながらラジオを聴いていたら、「きょうは何の日?」というコーナーで面白い話が。

昭和3年(1928年)のこの日5/26に東京・神宮で開催された全国陸上競技大会で、スタートのかけ声として「位置について」「用意」……ドン!が用いられ、現在に至っているのだそう。もう80年近くになるわけだ。
それ以前、明治時代には「いいかー、ヒー、フー、ミー」や、「よろしいか」「したくして」などが使われ、定型化されていなかったらしい。
大正デモクラシーの時代になると、"On your mark! Get set! Go!!"と英語そのままも。

そういえば今年の本屋大賞受賞作『一瞬の風になれ』全3巻の各巻サブタイトルは、それぞれ「イチニツイテ」「ヨウイ」「ドン」だった。

本日走休、体操とその場運動のみ。
夕方、土曜運動会の代休で囲碁特訓中(今週末に重要大会予定) の小5息子を迎えに行く。100m走「1位記念」でバッティングセンターに寄って特打ち。

★セラティ・きょうの言葉 ⑳

私の初期の研究は、動物に関するものであった。
幾年間も優秀な競走馬のわきにつき添って観察を続け、名馬の骨格を研究したものである。

競走馬の研究から学び取ったことは、まず何よりも、馬は皆同じ身体の動かし方をするということ。
すなわち、疾走している1頭の馬のシルエットは、そっくりそのまま他のどの馬のシルエットにも重なるということであった。

もうひとつ興味のあったことは、猛烈な勢いで駆けている時にも、馬の体幹部は頭と背中のところで非常に小さい波を見せる程度のリズミカルな動きしかしていないので、小柄な人間がその上に「あぐら」をかいて乗っていられそうなくらいに安定していることだった。
コメント (2)
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