今年の仙台が終わって3日。
不完全燃焼で結果を出せなかったこともあり、一時的意気消沈状態にあるオヤジである。
とはいっても、日常はいつもどおり動いており、感傷に浸っていられるわけではないが。
そこへ絶妙のタイミングで、仙台の先輩ランナーからDVDが届いた。
地元のテレビで中継されたレースを録画してくださったもの。なんと、ありがたい。
持つべきは心やさしい先輩である。
走っている時は自分が走るのに精一杯で、自分の範囲内のことしか体験できない。
こうして中継カメラを通してレースを見ると、まったく違う仙台国際ハーフを追体験することができる。
小5息子とあれこれおしゃべりしながら次元の異なる超ハイレベルのトップレースを観戦しているうちに、おのずから自分自身のレースを自分なりに総括できた (ような気がする)。
今回、実際にレース前半をペースメイクしてくださったFコーチから、ゴール直後に来年への課題として提示されたのが<上り坂>への対応強化であった。
終始ほとんど同じリズムでパワフルに力を爆発させ、弾むように突き進む野口みずき選手のすばらしい走りを見せられると、やはりもっと筋力、とくに上体の筋力強化が重要だと改めて思い知る。
懸垂がまともに5回もできないというのは、いかんせん筋力不足と言わざるをえまい。
坂道の走り方にはもちろん技術的要素も大きいだろうが、何よりもパワーをつけることが大前提だろう。
最近、Fコーチが強調される「走る筋トレ」を継続し、いずれは坂に強いランナーに変身する自分を夢みるオヤジである。
朝、走休。踏み台30分、心拍99。
夜、小5息子とバッティングセンターへ。まだまだ父子ともに、ド素人のスイングである。
★セラティ・きょうの言葉 ⑭
自分の身体を一個の抵抗体(負荷)として利用する。
われわれは、堅い路面の上を走らずに柔らかい所を走ることからトレーニングを始め、冬のトレーニングの大部分をオーストラリアの海岸の柔らかく、乾いた、目の細かい砂の上で行なっている。
勾配の急な砂丘の斜面をかけ上がったり、都市に出てきたときには公園や街路の一番急な傾斜面を選び、全力を出して走り登るのである。
*気分一新で壁紙張り替えてみたが、ちと文字が読みづらいか。