ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

2/3 刀水AC講習会

2007-02-03 22:09:00 | ナンバ・古武術・動き
明日は別大の他、青梅・三郷・浦安・守谷・丸亀など全国的に市民マラソン大会が多数開催。
お世話になっている刀水ACのメンバーもほとんどがレース前日なので、きょうはFコーチを囲んで座学中心の講習会であった。

日頃の練習会で実地に指導いただいている内容を、改めて「言葉」としてまとめておさらいできて、大変よかった。

とくに強調された点や、脳裡に強く刻み込まれたポイントをランダムに列挙すると、

★1991年の世界陸上東京大会以前は、「速く走るには」という根本テーマへの科学的アプローチがないまま、伝統的な指導に終始していた。ももを高く上げる、強く蹴る、など。

★世界のトップ選手の走りを解析することから、現在の体幹重視のようにバイオメカニクスに基づくトレーニングがようやく定着しつつある。

★しかし、時間的制約から絶対的に練習量不足が宿命ともいえる市民ランナーの間では、依然として漠然としたドンブリ勘定的なトレーニングが目につく。結果として故障につながるケースも少なからず見受けられて非常に残念。せっかくのトレーニング、100%全部が身につくようでなければ、もったいない!!

★刀水ACでは、個々人それぞれのさまざまな目標達成をサポートするために、この3年余、走る土台になる基礎、体づくり・動きづくりを優先的に心がけて実践してきた。そのためか、以前よりも故障がグンと減ってきているようだ。

★とりわけ、実力以上に速いペースに巻き込まれがちな「集団インターバル走」と「駅伝」はリスクが高いので要注意。その意義や面白さは充分わかるが、速く走れば、その分衝撃は急増して故障につながりやすい。

★競走馬はゆっくりした歩きからレース終盤の全力ギャロップまで歩様・走様がスピードに合わせて自然に変化する。体躯を見ると、大きな筋肉が肢上部にがっちりついて、下に行くほど細くなる。ウマの研究・観察、トレーニング方法やケアなどを知ることはランナーにとって非常に有意義といえる。(競馬を奨励するわけではないが)

……他にも盛りだくさんの指導話だったが、明日の青梅30km (NO.985)に備えて、本日はこれにて。

講習会後、春日部ウィング周辺のジョギングコースを3kmほどルンルンペースでジョグ。
コメント (2)
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