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雑草の日:このにおいは?

2023-05-23 06:29:59 | 日記
極少数派の意見

 毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、ムラサキ科 キュウリグサ属 キュウリグサ です。
 先々週がキャベツ、先週はレタスを話題にしたので、今週も野菜繋がり
にしようかな。
そんなことを考えながら歩いていたら、道端に淡い青色の小さな花。
いいタイミングでキュウリグサに遭遇しました。
 <秋に発芽しロゼットで越冬、春早くから花を咲かせる越年草。
花は淡青色で径2mm。>(身近な草花 より)
 特徴的なのは花序の形。
つぼみの時には先端が丸まっていて、開花が進むにつれてまっすぐな姿に
変わります。
多くの図鑑では「サソリ型花序」と表現され、時に「巻散花序(けんさん
かじょ)」とも呼ばれています。

 もうひとつ特徴的なのは名前の由来になったにおい。
大抵の図鑑には、葉っぱを揉むとキュウリのにおいがすると書かれています。
でも私には微かにもそんなにおいを感じたためしがありません。
 「釣ったばかりのアユにはメロンの香りがする」と聞いて実体験した時の、
「ホント驚きました」の感慨がありません。
だから多くの方のご意見に首を捻ります。
 ネット検索して出て来た情報の大多数は肯定派。
<和名は葉を揉むとキュウリのにおいがするため。
英名もcucumber herb(キュウリの草)。>(胡瓜草 より)
 少し疑問を挟むのは<葉っぱを揉むと青臭い。
キュウリと言われればキュウリぽいかな?>(blogオルシニア より)
 私に賛同してくれる極少数派は<試してみたけれど、う~んという感じ。
典型的な草のにおいとしか言いようがない。>(長野周辺の山歩きと山野草 より)
 毎年の事ながら今年もキュウリグサを鼻に押し付け首も頭も捻ります。

3年で評価が変わる

 キュウリグサから、話題はキュウリのにおいに移ります。
生のキュウリのあの独特なにおいは我が身を守るための武器だそう。
<ニオイ成分はスミレ葉アルデヒドとキュウリアルコール。
キュウリの細胞組織が害虫の食害で壊されると酵素が反応して臭気成分を
生成する。
これが害虫に対する忌避効果となり身を守る。>(野菜のこと より)
 あのにおいは人間界でも嫌われそう。
でも2014年から2022年までの年次別嫌いな野菜ランキングを見ると
それは間違った思いかも。
ランクに顔を出すのは2019年の大人の部門で9位、子供の部門で10位。
他の年では10位以内に出てきません。

 かと言って好きな野菜ランキングにも1回しか出てきません。
<2022年に大人部門と子供部門で8位にランクイン。>(タキイ種苗調査 より)
2019年には嫌われていたキュウリが3年後には好かれる野菜に変化、
この間にいったい何があったのだろか?


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