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健康長寿 めざしましょう

ウォーキング、歩き過ぎは害?

2016-02-29 07:00:29 | 日記
思わず引き込まれたワイドショウ

 最初はぼんやり見ていた朝のワイドショーでしたが、思わず夢中になるほど
引き込まれました。
テーマは「歩き過ぎてはいけない」
これには興味が引かれます。
普段は見ないこの時間帯のテレビに、気が付けば夢中になってしまいました。

 毎週月曜日はウォーキングを通じて健康長寿を考えていますが、今週は
「歩き過ぎは良くないのか、ウォーキング」です。

 2月24日のモーニングバードでの東京都健康長寿医療センター研究所の
青柳医学博士のプレゼンです。
主な内容を以下に紹介しましょう。

「厚労省が掲げる1日1万歩は、余分に摂取したカロリーを消費する為の歩数で
あって健康維持の為の歩数では無い。
無理して歩いていると膝や腰の痛みを発し、免疫力も低下してしまう。
更に動脈硬化のリスクも高まり、健康を害する事が多い。

 健康の為に必要な歩数は1日8000歩、時間ならばおよそ70分、距離ならば
6kmになる。
更にその内の20分は速歩をすると良い。
大股で何時もより少し早く歩くのが速歩で、会話を続けるのが少しきつい程度が
その目安。」でした。

 更に毎日の歩く距離と予防できる症状について次のような説明がありました。
「5000歩では脳卒中、心疾患、認知症の予防。
7000歩では骨粗鬆症、動脈硬化の予防。
8000歩では高血圧、糖尿病の予防。
これを見て分かるのは、歳を取って歩数が少なくなるにつれて予防できる症状が
重篤化している事。
つまり年齢に応じて歩いていればその時に発症しやすい症状の予防が期待できる。」

自分で判断するのが大事

 良いと言われれば余り考えずにやってしまう、私は典型的な日本人です。
やってみたら思った以上に効果があって、更にウォーキングにのめり込みました。
しかしどんな物事にも表があれば裏がある。
過ぎたるは及ばざるが、の弊害は予想されて当然です。
 ウォーキング礼賛が広まる中、やり過ぎたら問題はあるのかな、漠然と抱いていた
不安に丁度答えてくれた今回の話、面白い内容でした。
 
 現在の日本ではウォーキング人口が1848万人にも上ると言われています。(笹川スポーツ財団調査)
街中でも郊外でも、晴天の下でも悪天候の日でも、若い人もお年を召した方も、多くの
人々がウォーキングに夢中です。
 しかも日本人の生真面目さ故に、中途半端はいけない徹底的に取り組もうとの雰囲気が
どこかに感じられます。
そしていつの間にか「歩けば歩く程健康になる」と喧伝されて、それが真実だと誰もが
信じて疑わない状況も出来上がっています。
 どの程度が自分にあったペースなのか、考える良いチャンスです。
たまにはそんな目線で歩くのも必要です。
 そう考えながら、さて今日も出発しましょうか。
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