理想の動物
自分を動物にたとえるならば何だろか?
百獣の王ライオンは似ても似つかない。
アリの一穴みたいに人知れず黙々と作業するタイプとは正反対。
かといってナマケモノでは無いし。
でもビーバーみたいに巨大な成果は残せない。
該当する生き物が見つからないので、なりたい動物に設問を変えました。
あれこれ思案して出てきたのは「鷹」。
そう「能ある鷹は爪隠し」、そんな生き方が良いじゃないですか。
毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週は「和光同塵」を学びます。
鷹が武器になる爪をひけらかしていれば、獲物となるウサギたちは警戒
の目を怠らない。
すると狩りをしても餌にはありつけない。
だから優れた鷹は爪を見せつけるようなことは決してしない。
そんな戒めを込めた警句ですが、我が身を振り返ると随分と生きる姿勢
が違います。
むしろ真逆な虚勢を張るタイプと言ってもいいかもしれません。
動物にたとえるならば「張り子の虎」あるいは「虎の威を借る狐」です。
狐にならずに鷹に近づくためにはどうしたら良いだろか、そこで出て来た
のが「和光同塵」です。
難解な熟語
あまりお目にかからない言葉ですが、これぞ鷹の生き方。
読み方は「わこうどうじん」で意味するところは、自分の才能や徳を隠して
世俗の中に混じって慎み深く目立たない様に暮らすこと。
<和光は才知の光を和らげて隠すこと。
塵はちりを意味するが転じて俗世間のこと。
同塵とは俗世間に合わせること、交わることを意味する。>(goo辞書 より)
仏教では、教えを受けいれない人を救うために仏が姿を変えて人間界に
現れることを指す言葉でもあるそうで。
類義語はいずれもとっても立派そうで賢そう。
先ずは<大智如愚(だいちじょぐ):優れた賢い人はひと目見たくらい
では愚かな人に見えるの意味。
才能を見せびらかさないを意味する。>
語感は正に「ナイスジョブ」です。
次は<内清外濁(ないせいがいだく):心は清潔を保ちながら、外見は
汚れたように装い世俗とうまく付き合う処世術。>
何となく「清濁併せ呑む」を連想してしまいました。
次は<被褐懐玉(ひかつかいぎょく):優れた才能を持っているが表面
には出さないこと>(引用はいずれも 四字熟語辞典 より)
これらの熟語こそ我が生き方の規範、今日からは狐の生き方とはお別れだ。
そう思うのでした。
「失礼な、ワシら狐は逞しい生き物。
飼い犬の様なぬくぬく暮らしのあんたと一緒にすな!」
そんな反論を頂きそう。
「しかもあんたはやたらと騒ぎそう」
だから動物にたとえた答えを教えてあげよう、と侮蔑を込めて言われます。
「弱い犬程よく吠える」
自分を動物にたとえるならば何だろか?
百獣の王ライオンは似ても似つかない。
アリの一穴みたいに人知れず黙々と作業するタイプとは正反対。
かといってナマケモノでは無いし。
でもビーバーみたいに巨大な成果は残せない。
該当する生き物が見つからないので、なりたい動物に設問を変えました。
あれこれ思案して出てきたのは「鷹」。
そう「能ある鷹は爪隠し」、そんな生き方が良いじゃないですか。
毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週は「和光同塵」を学びます。
鷹が武器になる爪をひけらかしていれば、獲物となるウサギたちは警戒
の目を怠らない。
すると狩りをしても餌にはありつけない。
だから優れた鷹は爪を見せつけるようなことは決してしない。
そんな戒めを込めた警句ですが、我が身を振り返ると随分と生きる姿勢
が違います。
むしろ真逆な虚勢を張るタイプと言ってもいいかもしれません。
動物にたとえるならば「張り子の虎」あるいは「虎の威を借る狐」です。
狐にならずに鷹に近づくためにはどうしたら良いだろか、そこで出て来た
のが「和光同塵」です。
難解な熟語
あまりお目にかからない言葉ですが、これぞ鷹の生き方。
読み方は「わこうどうじん」で意味するところは、自分の才能や徳を隠して
世俗の中に混じって慎み深く目立たない様に暮らすこと。
<和光は才知の光を和らげて隠すこと。
塵はちりを意味するが転じて俗世間のこと。
同塵とは俗世間に合わせること、交わることを意味する。>(goo辞書 より)
仏教では、教えを受けいれない人を救うために仏が姿を変えて人間界に
現れることを指す言葉でもあるそうで。
類義語はいずれもとっても立派そうで賢そう。
先ずは<大智如愚(だいちじょぐ):優れた賢い人はひと目見たくらい
では愚かな人に見えるの意味。
才能を見せびらかさないを意味する。>
語感は正に「ナイスジョブ」です。
次は<内清外濁(ないせいがいだく):心は清潔を保ちながら、外見は
汚れたように装い世俗とうまく付き合う処世術。>
何となく「清濁併せ呑む」を連想してしまいました。
次は<被褐懐玉(ひかつかいぎょく):優れた才能を持っているが表面
には出さないこと>(引用はいずれも 四字熟語辞典 より)
これらの熟語こそ我が生き方の規範、今日からは狐の生き方とはお別れだ。
そう思うのでした。
「失礼な、ワシら狐は逞しい生き物。
飼い犬の様なぬくぬく暮らしのあんたと一緒にすな!」
そんな反論を頂きそう。
「しかもあんたはやたらと騒ぎそう」
だから動物にたとえた答えを教えてあげよう、と侮蔑を込めて言われます。
「弱い犬程よく吠える」
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