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健康長寿:怖かないゾ認知症 NO4

2024-07-29 06:29:29 | 日記
食生活と人との交流

 加齢に伴い忍び寄る恐怖の認知症。
そんな手ごわい敵と戦うには相手を知らねばなりません。
それでシリーズの初回のテーマは「相手を知る」でした。
 翌週のテーマは忍び寄る気配を如何に早く察知するか、そこで「認知症
を認知する」を探りました。
 続く3回目は家族もしくは自分に認知症の気配が見えた時にどうするか。
どんな医療機関に相談し、介護にどれ程の費用を覚悟するか。
それが先週のテーマの「認知症の対応策」でした。
 4回シリーズの最終回の今週は「どうやってこの嫌な相手を遠ざけるか」です。

 そんな方法があれば是非とも知りたいもの。
万人が思うことですが認知症の予防は突拍子もない事じゃありません。
健康長寿を維持するために思いつくことがそのまま予防に繋がるのでした。
 大まかに言うならば食習慣と人とのコミュニケーション、そして適度な
運動がキーワードだそうで。
 先ずは食習慣から。
<糖質の取り過ぎは体脂肪として蓄積し、血糖値の上昇に繋がり肥満や
糖尿病を招く。
これらの症状は認知症をきたし易い。
そこで「糖質制限」が有効。
またタンパク質バランスも重要。
肉だけでなく豆腐などの大豆製品や魚をバランスよく摂取する。
魚には脳の機能を高めるオメガ3脂肪酸も含まれる>

 次いで人とのコミュニケーション、脳の活性化に繋がります。
<他人と話すことは最大の予防法>
他人の表情を読み取りながら会話をすることでしか「社会的な脳」は鍛え
られないそうで。
<年齢を重ねても仕事や趣味などを通じて他の人と交流を持つことが重要>
とありました。

足し算引き算

 3つ目のポイントは適度な運動。
<有酸素運動は認知症予防に良いと考えられている。
ジョギング、サイクリング、エアロバイク、水泳などが挙げられるが特に
有効なのがウォーキング。
1回20分ほど、少し汗をかくくらいに歩く>
 どうせ歩くならばひと工夫を。
歩きながらできる認知症の予防がありました。
<101、102などの数字から声に出して「7」を引き算し続ける。
7以下になったら終了>
1回5分を目安に行うのが良いそうで。
 ウォーキングと算数を足し算した、引き算しながらのウォーキング。
これ、時々やっています。

 認知症を遠ざける色々な予防法を紹介しましたが、何より大事なのは
「地道で日常的な努力」
<認知症は突然なるわけではない。
20年くらいかかって徐々に海馬が萎縮していく>(引用は全て 信濃毎日新聞 より)
 早めの予防が20年先の発病を少しでも先送りできると信じて、私、今日
も歩きます。
歩いた末に「ここは何処、私は誰?」とならぬ様に。

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